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目次
あの夏の後悔
この小説は「少女レイ」を自己解釈して作ったものです
踏切に立つあの子
?¿「ふぅ、、、、」
__カーンカーンカーンカーン__
?¿「楽しい人生だったな」
__カーンカーンカーンカーン__
?¿「じゃあね。____ちゃん」
?¿「ありがとう」
__グチャ__
---
キーンコーンカーンコーン
放課後のチャイムが鳴る
__モブ「あっははっww」__
空き教室から聞こえてくる笑い声
__モブ「ほんっとうに惨め〜ww」__
__モブ「こいつの顔カッターで切ってみる?ww」__
__モブ「めっっちゃ名案じゃーんww」__
__「やぁ゛めッて、、、、よ、」__
__モブ「|零《せろ》になんか拒否権あるわけないじゃぁーん?」__
__喪物「それな〜ww」__
僕は笑い声と呻き声の混じる教室から離れ,家へと帰った
---
翌日、また、あの子に会う
零「あ、、、、おはよう」
「おはよう、零、これ大丈夫そう?」
零「平気、」
「そっか、はい、」
零「、、、?ハリネズミのキーホルダー?」
「買っちゃった、ほら,お揃い!」
零「かわいい、、、、ありがとうニコッ」
あぁ、やっぱり僕が|カノジョ《零》を|守り切る《愛してる》んだ
こんなにも繰り返す,だってこれが日常だから
零「ゔっ、、、、がっ、、、、はっ」
虐げられるのを見ては
「おはよう、零」
零「あ、おはよ」
挨拶をする
零「わっっ、、、、」(転ぶ)
「大丈夫?零」(手を差し出す)
「あぁ、、、、大丈夫自分で立てるから」
僕の手を掴んでよ,
君には|此処しかない《居場所なんてない》はずだ
ミーンミーンミーンミーン
蝉がよく響く夏、
私達の絆は永遠に離れない
僕はカノジョに取り憑かれているのだろうか
---
キーンコーンカーンコーン
「今日から九月!がんばろ、」
零「そ、だね」
「ガララッ、おはようござい____」
|カノジョ《零》の机には花瓶が置かれていた
彩り豊かな花
スノードロップ、彼岸花、黒百合、黒の薔薇、スイレン、、、、、
花言葉は知る余地もないね
零「なに、、、、これ」
「は、」
絶望する余裕もなく
することですら嘘に等しい
だって
**仕掛けたのは僕だから____**
__零「えぇ、、、、なん、で」__
だって君が悪いんだよ、
僕だけを見てくれないから
零「い゛っ、、、、」
モブ「気分はどぉ?ばか零、」
君が苦しんでるのも、僕の助けが欲しいからなんでしょ?、、、、
零「もぉ、、、、やだぁっ、、、、(泣」
零「あ゛ぁっぁぁぁあああ゛(泣」
涙に溺れる君の手に
「チュッ」
「大丈夫、僕が守る」
そっと|口吻《Kiss》をした____
モブ「ドガッあっははwいい様ね〜!!」
零「いぁ゛っ、、、、あ゛ぁ、がッ゛」
モブ「あっははw」
モブ「存分にw痛めつけてあげる♡」
モブ「あっははwぁ」
モブ「爪で顔引っ掻いてみるぅー??」
モブ「天才じゃん〜wwやろ〜w」
ザグッ(爪で引っ掻く)
零「あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙ッ゙あ゙あ゙あ゙っ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙」
「おぉ、、、、」
扉の隙間からみるカノジョ
夏の静寂を切り裂くような悲鳴が
教室に谺する
窓を見れば青空だった____
---
零「ねぇ海行こ〜」
「え、、、、?今九月だよ?」
零「八月行けなかったから」
どこか清々しい、
「まぁ、、、、いいよ」
*海*
「おぉ〜海だ〜」
「遊ぼ〜零____」
__カーンカーンカーンカーン__
零「、、、」
「え?零?なんで、、、、踏切立って、、、、」
「てか、電車来る電車!!」
「早く出て____」
零「じゃぁね。___ちゃん。」
「!!」
零「__ありがとう__」
__「ちょっっ、、、、まって、、、、!!」__
零「君は友達」
**`グチャ`**
---
「パチッ」
「なんだ、、、、夢か」
「!!零、」
零「おはよ」
「、、、、」
零「?、、、、あ、」
零「ねぇ、ずっと友達だよね、、、、?」
「ビクッ、、、え?そうだよ?!ずっっと零の友達だよ!」
零「だよ、ね、よかった」
まぁ、君が居なくちゃ僕の居場所はないと言っても過言じゃない
僕と一緒に違うきれいな世界で
|友達だったらな《愛し会えたら》____
---
`零`**「**`繰`__り__**返**__す__`」`
---
医者「あ、起きましたか」
「はぇ?」
医者「貴方は、ときみ駅の踏切で倒れていたのですよ」
---
*零*__「__`君`__は__**友達***」*
---
あの時の言葉が脳裏を掠める
あれは、、、、あれは夢ではなかった
「え、、、、?」
「ねえ!!まって、、、、零は!??零!!」
__ミーンミーンミーンミーン__
蝉の音が煩い
零は、零はどうなったのか
医者「貴方以外には誰もいませんでしたよ,」
「は、、、、?」
僕以外いなかった、、、、?
どういうこと,零は?
もう|いなくなった《二度とは帰らない》、、、、?
医者「後、こちらを回収してます」
医者の手にあったのは
「____ハリネズミのキーホルダー」
医者「ハリネズミの顔部分に傷がついてしまってますけど」
__ミーンミーンミーンミーン__
ミーンミーンミーンミーン
ミーンミーンミーンミーン
**ミーンミーンミーンミーン**
20XX年
九月の夏、
愛しく可愛いカノジョは
消え去ってしまった
そんなカノジョに
いつ取り憑くのを辞められるのだろうか
最後に。
透明な君は、
僕を指さして言った
透明な君「じゃぁね。|玲《蟆大・ウ繝ャ繧、》ちゃん」
透明な君「ありがとう」