此処は、とある資料室。
その資料室の中に収められた資料の一つ──資料番号186には、この様な文言が書かれている。
曰く、此れらの資料はヨコハマで起こった異能事件の真相の一部である。
曰く、此れらの物語は異なる人々の作り出した、奇跡の世界を描いた一部である。
──と。
迷ヰ犬怪異談に出てきたオリキャラ等々についてまとめています
私がごちゃごちゃしちゃう人なので、自分でまとめる意味もあるのですがσ^_^;
また、コラボ作品もこちらです。
……なんかこのシリーズ名の設定が某文豪と錬金術師の図書館ぽい……いろいろ収まっている図書館という点が……
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目次
藤夢編のキャラクターと流れ
ネタバレ注意
藤夢編のネタバレを含んでいます
・
藤式部(初出藤夢)
本名 藤原香子(かおるこ)※成人にあたり自身でつけた名前が藤式部、名乗っていた偽名が蝶壺。
年齢 27歳
誕生日 不明
容姿 艶やかな、腰まである長い黒髪に藤色の瞳。藤色の着物を着ている。
一人称…私(わたし)と吾(あ)
二人称…貴方
性格 賢く、実は子供好き。基本は優しく、世話好きなのだが、プライドが高い一面がある。
能力 『ゆかしき悲喜こもごも』
ターゲットに、その人にとって現実的かつ幸せな夢を見せる異能。触れることにより発動。
ただ、その人が夢から帰ることを望む、『幸せな夢』に出てくる現実の者がターゲットが欲する言葉を伝える、の二つを満たす状況にならない限り、ターゲットは夢に囚われ続け、やがて死ぬ。異能無効化の場合は、本人にはかからないが、すでにかかったものを無効化するのは不可能。
経歴
幼少期 与謝野の友人
終戦後 生家が寂れ、裏社会に流れる(与謝野さんの実家と関わりがあったため、とばっちりを受けた)
とある悪いお偉いさんに異能をみとめられ、そこの屋敷に軟禁される
屋敷の命令通りに人を異能にかけ続ける
数年前 “蝶壺”の人格が生まれる
二ヶ月前 屋敷から抜け出す(物語内では一ヶ月と書いていますが、準備&屋敷側の捜索期間に一ヶ月有)
一ヶ月前 占い師として活動を始める
数週間前 蝶壺が自分の消滅を察知、去るための舞台を整えることを決意
〜ここから本編〜
0日目 敦とぶつかる 敦、眠る
1日目 逃亡中(以下、暫く占い師をしつつ逃亡中)
2日目 中也、眠る(探偵社、マフィアに協力打診)
3日目
4日目(協力関係が築かれる)
5日目(太宰聞き込み 賢治からメール)
6日目(会議が開かれる 太宰、芥川、自覚)夕方、太宰&芥川とエンカウント
乱歩たちとも会う 蝶壺の自白と消滅
7日目 異能特務課に引き渡される
元ネタ
・彼女のモデルは紫式部さんです。異能力は作品『源氏物語』の内容から。“心惹かれる喜劇と悲劇が合わさった”という意味です。
・事件、そして裏社会での通り名であった『夢浮橋』というのは、源氏物語の最終帖の名前から。
・本名の藤原香子は、紫式部の本名ではないかと言われている名前です。定かではありませんが。
・また、藤式部というのは実際に使われていたものです。言い忘れていましたが、藤式部はふじしきぶと読みます。ふりがなを失念しておりましたm(_ _)m
・与謝野さんとの関係は、史実の与謝野晶子が源氏物語の現代語訳を二度も手掛けたことからです。
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設定たち
◯異能を解除するのに必要だった言葉(二人が欲していた言葉)は、
中也……太宰からの好意の言葉
敦……芥川からの相棒であることを認める言葉
◯作品内で描ききれなかった敦の心情
・芥川の信頼が欲しい
・“太宰さん命”な芥川を見て、結局自分は敬愛する太宰さんからの命令の存在でしかないのだと思ってしまう
・不殺の約束を律儀に守り続ける芥川に申し訳ない気持ちがある
・如何頑張っても旧双黒(太宰と中也)のようになれない自分への劣等感
・隣を認めてくれない(少なくとも敦はそう思っている)芥川への諦めと、心の空虚感
中也さん夢見ないでしょ問題
→異能だから! “夢”というもの自体が異能とでも思っといてください だって太宰さんは異能にかかってくれないじゃん! そうでもしないと眠り姫産太中はくっついてくれなかった!
ありがとうございました!
眠り姫