ここはなないろ学園!なないろ学園に通う雨模様 雨音は、今日もお友達の胡桃、牡丹、あざみ、楠と一緒にほんわか・カオスな学園生活を今日も送っていくよっ!
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目次
入学式!
雨音ちゃんは俺っ娘です。
今日はなないろなないろ学園の入学式。俺_雨模様雨音は、今日、晴れて中学一年になる。初めての中学ということで担任教師はいいやつがいいんだが…。そんなことを思いながらクラス名簿を渡された。俺の名前は_。
あった。1ーA組。もちろんこの学園に俺の知り合いなどいないからまあ別にどこでも良かったのかもしれない。俺は一階にある1ーA組に入った。黒板には入学おめでとう!と下手くそな字で書かれている。俺が席に着くと隣の女の子が声をかけてきた。茶色いおさげをしたきゃしゃな女の子だ。茶色い瞳はツリ目だった。
?「こんにちは〜。ボクは安沢胡桃。キミのお隣だよ!キミはなんていうの?」
かわいらしい高い声だ。やべえ。俺の意地悪そうな声が恥ずかしい。
雨音「お、俺は…雨模様雨音だ…。よろしく…な」
胡桃「雨音!素敵なお名前だね!一年間よろしくねっ!」
雨音「おうっ」
なんだか胡桃と話してると楽しいぜ…。ワイワイ話していると先生が入ってきた。青いショートカットをして、目は俺と同じの水色だ。…コイツがteacherか。
瑠奈「私がこの教室の先生を担当する雨雲瑠奈よ。今日は入学式ね。どう?仲良くできそうな子はいるかしら?」
みんなはモゴモゴ頷いた。なんだ、先生がいない時はあんなに叫んでいたくせに。
瑠奈「明日からは早速授業が始まるわよ。明日の荷物はもらったスクールバッグに筆記用具、紙を入れれるものを持ってくること。以上」
なんだ、気に食わねえ先生だぜ…。なんだか俺と気が合わなそうだ。そうして入学式は終わった。終わって瑠奈やろうが出ていった瞬間、みんなは話し始める。俺も胡桃と楽しそうに喋っていた。そんな時俺はふと教室の隅で寂しそうにしている少女を見つめた。変なことにそいつの頭には兎の耳がついていた。髪はボブで桃色。目もアーモンド型の桃色。メガネをつけていた。そんな彼女に気づいたのか?胡桃が話しかける。
胡桃「ねえ,キミはなんてお名前?」
牡丹「…兎耳牡丹」
胡桃「兎のお耳素敵だねっ!」
それを聞くと牡丹は驚いたようだ。そしてなぜか笑った。
牡丹「…フフッ」
今日からは学園生活が始まるぜ!しかもここは寮暮らし!