今夜、○○で___。
編集者:ノエル
皆が笑顔で事件もなく、平和で明るい世界。
その世界で暗い顔をし、何かを決意した男がいた。
男は所謂"裏社会"の者だった。
とある目的のために同じ組織の奴と協力し、裏社会に染まっていく___。
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目次
参考用主人公設定(追加あり)
名前 : 辻村 司
よみがな : つじむら つかさ
コードネーム : 殺戮の獣
年齢 : 18
性別 : 男
好きなもの : 映画鑑賞・お茶
嫌いなもの : 騒がしいところ・酒・自分
敵or味方 : 味方
担当 : 殺し担当
ランク : S
一人称 : 俺
二人称 : お前、○○(下の名前を呼び捨て)
三人称 : アイツ
サンプルボイス
「自己紹介なんざ必要ねぇ。コードネームで呼び合うのが普通だろ。」
「映画見てんだよ。音聞こえねぇから黙ってろ馬鹿。」
「…お前か。俺の作戦通りに動く。足引っぱんじゃねぇぞ。」
「黙れ屑。俺の名前を気安く呼ぶんじゃねぇ。そんなに死にてぇのかよ。」
「俺は目的のためなら全てを捨てる男だ。俺の味方につくんだったら俺の邪魔だけはするな。」
「おっ前…マジ死ね!!!」
絡み台詞 : (一キャラにつき一つ書いていきます)
「おいミオ。今夜は外に巫狩りがいる…言いたいこと、分かるよな。」
「チッ、…クソ白夜。コイツらが次のターゲットだ。明後日までに出来るだけ多く情報集めとけ。」
「葉っぱ…あ?木の葉と葉っぱなんざ違いねぇだろ、いちいちうるせぇな。」
「無慈悲な華…いっつもニコニコしてんなお前。殺すときもニコニコはサイコパスじゃねぇか。」
「チッ、引っ付くな紅月!!!俺らは敵同士だ…ハッ、そうだな。submariaの情報を吐けば引っ付いても良いことにしてやるよw」
「サクラ…ん。スイートポテト、今日殺した奴が持ってて勿体ねぇから食べとけ。」
「おい東、頬を引っ張るの止めろ、どうやろうと表情筋が死んでるから笑わねぇって。」
「…ターゲットに毒を使いたい。被験体、これでよければやる。利用価値のなくなった奴だから好きに使え。」
「同じ世界で生きてる人間、か。ハハッ、そうだな。submariaの情報を聞く時は別の奴にしてやるよ。」
「骨折したのは今日殺そうとした奴が変に暴れたせいだ。俺は必死に押さえ込んでたし。」
「ハッ、位置特定?後方メインの担当かよ。殺し屋として、お前それでいいわけ?」
「おい起きろ。朝飯お前のせいで遅れてんだよ…起きないと今日お前の分の任務、俺が勝手にいくからな。」
「見ればわかんだろ、映画について話すことはねぇ。つか、話したところで理解できねぇだろ、アズ。…馬鹿にはしてねぇ、事実を述べただけだ。」
「エンペラー、ランク上げ頑張ってるようだな。…努力したって、認めらねぇのは辛ぇよな。努力は大事だし損はねぇけど無理すんな。倒れたら迷惑だ。」
「そんなエンペラーに近付いてねぇよ…近寄らねぇのはお前が嫌われてるだけだろ。俺はどうやら尊敬されているようなので。…尊敬されるような人間じゃねぇのに ボソッ」
「つっじー…って、なんだその呼び方。…あー、はいはい、呼び方とかなんでもいいよもう。敵だから懐に入ろうってか?俺は騙されねぇぞ。」
「死ねなんて思ってねぇよ。ただ…消えればいいのにな、って。どんな性格でも敵なら嫌いだ。…お前なんでメンタル強ぇのにこんな殺し屋やってんだよ。」
「はいはい、妹は傷つけませんよー(棒)。…あ、コイツの情報収集を白夜と協力でもなんでもして出来るだけ多く集めろ。」
「殺しとハッキング…な。お前を任務で使えるときは使う。…BOSSは俺だ、誰に何を言われても俺に従え。」
「ほうじ茶と抹茶か。俺は…は?ミルクティ?お前話繋がってねぇぞ。ちょっと頭の病院行け。」
「お茶の葉くれんのか…別に、嫌じゃねぇ。あ、ありが、とう…だぁぁぁ!やっぱ感謝とか慣れねぇよ、 ボソッ」
容姿 : 黒髪ショート・身長は182・黒のパーカー・白と黒のスニーカー・紺のズボン
なぜ組織に入ったのか : (ネタバレのため伏せます)
裏社会に入った経緯 : (ネタバレのため伏せます)
恋愛 : なし (片思いされるのはOKです)
希望 : 主人公なんで特になし
その他 : 主人公です。
大体冷たい対応になってますが、本当は優しい子です。
ほぼほぼ無表情。たまに顔がひきつったりする以外は表情に変化がない。
・昔から体が弱いです。昔は走ると呼吸困難になるくらい弱かったが、成長して、
少し動くのは平気だけど無理すると頭が痛くなったり、耳鳴りが起きたりなどの症状が出る程度になった。
症状が出ると部屋にある薬を飲まなきゃ落ち着かない。
第一話
第一話 「白夜と殺獣」
【殺戮の獣 Saturikuno Kemono】
「…最後に言い残したことでも聞いてやるよ。言いたいことがあれば言ってみろ。」
【モブ Mobu】
「ッ、うるせぇ!お前なんか兄貴が殺してくれんだよ!!!」
【殺戮の獣 Saturikuno Kemono】
「兄貴?…はっw、もしかして、その兄貴とやらはコイツか?」
ペラッ… (写真)
【モブ Mobu】
「なっ、!?兄貴!!お前、兄貴に何をした!!!」
【殺戮の獣 Saturikuno Kemono】
「知りたきゃ兄貴に聞きな。今からお前も同じところに送ってやるよ。」
バンッ!!!… (発砲音)
---
【辻村司 Tuzimura Tukasa 】
「…。」
ザザッザー… (ノイズ音)
【辻村司 Tuzimura Tukasa 】
「…なんだ。」
【朝霧心咲 Asagiri Misaki】
「借金取り殺した?」
【辻村司 Tuzimura Tukasa 】
「雑魚なら潰して死体は高層ビルの屋上から落とした。」
【朝霧心咲 Asagiri Misaki】
「ビルから落としたら騒ぎになるじゃん。…はぁ、注目されちゃうね。」
【辻村司 Tuzimura Tukasa 】
「うるせぇんだよ。どうしようが俺の勝手だ。勝手に入ってきて味方ぶってるお前が命令すんな。」
【朝霧心咲 Asagiri Misaki】
「私、味方認定されてないんだ。」
【辻村司 Tuzimura Tukasa 】
「俺は誰だろうが信じてねぇ。」
【朝霧心咲 Asagiri Misaki】
「あーあ。嫌われるタイプだ。」
【辻村司 Tuzimura Tukasa 】
「そんな下らねぇ話しに連絡寄越したのかよ。」
【朝霧心咲 Asagiri Misaki】
「あぁ、違う。今日このあとの任務は〔緑の男巫〕…〔緑巫〕と一緒になったから。」
【辻村司 Tuzimura Tukasa 】
「は?勝手に決めてんじゃねぇ。」
【朝霧心咲 Asagiri Misaki 】
「一人じゃなきゃ殺しができないのかな?〔殺獣〕くん。」
【辻村司 Tuzimura Tukasa 】
「うるせぇな、クソ〔白夜〕。足手まといになるからいらねぇだけだ。くだらない勘違いすんじゃねぇ。」
【朝霧心咲 Asagiri Misaki 】
「はいはい、そうですか。…ま、これだけだから。じゃあね。」
ブチッ (通信が切れる)
【辻村司 Tuzimura Tukasa 】
「チッ、クソが。一回帰らなきゃじゃねぇかよ。」
第二話
第二話 「男巫と初任務」
【辻村司 Tuzimura Tukasa 】
「おい、帰ってきたぞ。」
【久織浘嗚 Kuori Mio】
「あ、司さん。今日はよろしくお願いします。」
【辻村司 Tuzimura Tukasa 】
「…準備はできてるのか。」
【久織浘嗚 Kuori Mio】
「はい、準備完了です、!」
【辻村司 Tuzimura Tukasa 】
「ならもう行く。…さっさと来い。足引っ張るんじゃねぇぞ。」
---
ザザッザー (ノイズ音)
【緑の男巫 Midorino Otomiko】
〔あ、あー、こちら緑の男巫。今敵の組織内に侵入しました。〕
【殺戮の獣 Saturikuno Kemono 】
「殺戮の獣。只今敵幹部と殺し合い中。」
【緑の男巫 Midorino Otomiko 】
〔えぇ!?ちょ、ゆっくり行くんじゃなかったんですか!?〕
【殺戮の獣 Saturikuno Kemono 】
「なんかバレたんだよ。緑巫も好きに動け。」
【緑の男巫 Midorino Otomiko 】
〔でも…いいえ、分かりました。俺、自由に動いちゃいますから。〕
【殺戮の獣 Saturikuno Kemono 】
「いつも通り関係のない奴は巻き込むなよ。」
【緑の男巫 Midorino Otomiko 】
〔了解。〕
ブチッ (通信が切れる)
【敵幹部 Tekikanbu】
「おいお前、随分と余裕そうだな。余程自分に自信があるのかよw」
【殺戮の獣 Saturikuno Kemono 】
「俺はランクSだからな。力に自信はある。」
【敵幹部 Tekikanbu 】
「…は?ちょっと待てよ、この辺でランクSなのは…ッ!?お前、〔殺戮の獣〕かよッ!?」
【殺戮の獣 Saturikuno Kemono 】
「あぁ、その通りだが?なんだ、絶望でもしたのかよw」
【敵幹部 Tekikanbu 】
「チッ、絶望なんかするかよ!!!」
バンッ!!! (発砲音)
【殺戮の獣 Saturikuno Kemono 】
「…よっわ。どこ狙ってんだよ雑魚。掠りもしてねぇけど?」
【敵幹部 Tekikanbu 】
「ッッッ!うるせぇ!!!」
バンバンッ!!! (発砲音)
【殺戮の獣 Saturikuno Kemono 】
「…ざぁーこざぁーこ♡」
【敵幹部 Tekikanbu 】
「なッ!?お前、その台詞…!?」
【殺戮の獣 Saturikuno Kemono 】
「お前が好きとか言ってる罵り系メイドカフェの奴が言ってる台詞だろ、これ。…気持ち悪ぃ。」
【敵幹部 Tekikanbu 】
「お前…ノノアちゃんを馬鹿にするなぁぁぁぁぁ!!!」
バンバンバンッッッ!!!!! (発砲音)
カチッカチッ
【敵幹部 Tekikanbu 】
「あ、あれ…」
【殺戮の獣 Saturikuno Kemono 】
「弾切れかよ。張り合いのねぇ奴。」
カチャッ… (頭に銃を押し付ける)
【殺戮の獣 Saturikuno Kemono 】
「死にたくなければ〔|submaria《サブマリア》〕について知ってることを一つ残さず話せ。」
【敵幹部 Tekikanbu 】
「sub、maria…!?それって、裏社会最強組織のか…!?!?!?」
【殺戮の獣 Saturikuno Kemono 】
「それ以外にどのsubmariaがあるんだよ。早く話せ。」
【敵幹部 Tekikanbu 】
「し、知ってることなんてねぇよ!最強組織って事以外、こんな弱組織は知らねぇし!こんな、こんな…!」
【殺戮の獣 Saturikuno Kemono 】
「…そうかよ、使えねぇ奴。」
バンッ!!! (発砲音)
---
【辻村司 Tuzimura Tukasa 】
「…」
【久織浘嗚 Kuori Mio 】
「あ、獣くん。俺は終わったよ。幹部も一人残らず消しといた。」
【辻村司 Tuzimura Tukasa 】
「こっちもとっくに終わってる。…submariaについての情報は?」
【久織浘嗚 Kuori Mio 】
「全然。裏社会最強の組織とかいう当たり前の情報しかでなかった。」
【辻村司 Tuzimura Tukasa 】
「そうかよ。…帰るぞ。」
【久織浘嗚 Kuori Mio 】
「|yesboss《イエスボス》。」
第三話
第三話 「(多分)敵と遭遇?」
コツ.コツ.コツ… (足音)
【辻村司 Tuzimura Tukasa 】
「………チッ、最悪。」
【久織浘嗚 Kuori Mio 】
「?どうかしましたか?」
【辻村司 Tuzimura Tukasa 】
「あー…なんでもねぇ。先帰っとけ。」
【久織浘嗚 Kuori Mio 】
「え…もしかして新たな敵ですか!?だったら俺も戦力に___」
【辻村司 Tuzimura Tukasa 】
「いらねぇ。いいからさっさと失せろ。」
【久織浘嗚 Kuori Mio 】
「ぁ…わ、…yesboss。」
タッタッタッタ… (走り去る)
---
【久織浘嗚 Kuori Mio 】
「ただいま帰りました~…」
【朝霧心咲 Asagiri Misaki 】
「…どうしたの、元気ない。」
【久織浘嗚 Kuori Mio 】
「司さんが誰かと出会ったっぽいんですけど…先帰っとけって言われちゃって…」
【朝霧心咲 Asagiri Misaki 】
「あぁ…アイツかも。」
【久織浘嗚 Kuori Mio 】
「え?アイツ?とは?」
【朝霧心咲 Asagiri Misaki 】
「敵なのに異様に司に付きまとってる男の事だよ。」
---
【???】
「あっれれ~?司きゅんじゃないですか~♪お元気してる?」
【辻村司 Tuzimura Tukasa 】
「うっせクソ〔紅月〕。黙ってその辺で死ねばいいのに。つかその呼び方やめろ。せめてコードネームで呼べ。」
【雛鳥朱鳥 Hinadori Asuka】
「はいはい、分かりましたよ〔殺戮の獣〕くん♪今日はどんな奴を殺したの?」
【辻村司 Tuzimura Tukasa 】
「テメェに話す気はねぇ。…知りたきゃsubmariaについての情報を寄越せ。」
【雛鳥朱鳥 Hinadori Asuka】
「それは無~理♡って、何度も言ってるでしょ?俺はbossに気に入られてる身だから組織を売れないってば♪」
【辻村司 Tuzimura Tukasa 】
「じゃあ興味はねぇ。失せろ。」
【雛鳥朱鳥 Hinadori Asuka 】
「ひっど~い!もう少しくらいいいでしょ~?」
【辻村司 Tuzimura Tukasa 】
「うるせぇな、触んじゃねぇ。」
【雛鳥朱鳥 Hinadori Asuka 】
「もぉ~いつからこんな無愛想な子になったのかな~?昔はあんなに可愛かったのに…ま、どの〔殺戮の獣〕きゅんも可愛いけどね♡」
【辻村司 Tuzimura Tukasa 】
「過去の話を出すな。殺すぞ。」
【雛鳥朱鳥 Hinadori Asuka 】
「君ったら本当に連れないな~…やっぱり、誘いがいがあるよ♪」
【雛鳥朱鳥 Hinadori Asuka 】
「ねぇ〔殺戮の獣〕きゅん?やっぱり、MikaLews捨ててsubmariaに来る気ない?来たらいいこといっぱいあるよ♪」
【辻村司 Tuzimura Tukasa 】
「何度言ったらわかんだよ。俺はsubmariaを潰したいんだ。誰が入るかよ。」
コツ.コツ.コツ… (足音)
【雛鳥朱鳥 Hinadori Asuka 】
「あらあら、ざんね~ん…♪」
第四話
第四話 「次の任務まで」
【水無瀬日麻莉 Minase Himari】
「あ、司やん。任務帰り~?」
【辻村司 Tuzimura Tukasa 】
「さっきまでクソ鳥に絡まれてた。次会ったら殺して食ってやる。」
【水無瀬日麻莉 Minase Himari】
「荒れてんなぁ~wそんなに嫌いなん?」
【辻村司 Tuzimura Tukasa 】
「逆に葉っぱは俺がアイツを好きだと思うのかよ。」
【水無瀬日麻莉 Minase Himari】
「思わへんけど?ていうか、葉っぱちゃうし!〔木の葉〕やって言うてるやんな!?」
【辻村司 Tuzimura Tukasa 】
「〔木の葉〕も葉っぱも変わらねぇだろ、うるせぇな。」
【水無瀬日麻莉 Minase Himari 】
「はぁ!?なんやそれ!?大体〔木の葉〕っていうのは___」
【???】
「お二人とも、声が大きくて目立ちますよ。」
【辻村司 Tuzimura Tukasa 】
「…〔無慈悲な華〕か。」
【山吹雪山茶花 Yamahubuki Sazanka 】
「どうも、お久しぶりですね。」
【水無瀬日麻莉 Minase Himari 】
「潜入捜査終わったん?」
【山吹雪山茶花 Yamahubuki Sazanka 】
「えぇ、つい先程。組織を滅ぼしてきました。」
【辻村司 Tuzimura Tukasa 】
「よくやった。…submariaについての情報は?」
【山吹雪山茶花 Yamahubuki Sazanka 】
「いいえ、何も出てきませんでした。」
【水無瀬日麻莉 Minase Himari 】
「ていうか、なんでそんなにsubmariaについての情報集めてるん?」
【辻村司 Tuzimura Tukasa 】
「潰したいんだよ、あの組織を。…いや、あの組織のbossを殺したいんだ。」
【山吹雪山茶花 Yamahubuki Sazanka 】
「私達も同じ目的ですのでお手伝いしますが、いつかは何故殺したいのかお話ししていただきますね。」
【辻村司 Tuzimura Tukasa 】
「ハッ、黙って俺に従ってればいいんだよお前らは。」
【水無瀬日麻莉 Minase Himari 】
「酷~い!」
---
【朝霧心咲 Asagiri Misaki 】
「あ、帰ってきた。」
【東 Azuma】
「両手に花状態やん!wパリピ仲間やんな~!」
【辻村司 Tuzimura Tukasa 】
「うっせ、途中であっただけだっつーの。」
【櫻乃田冴依 Sakuranoda Sae】
「〔獣〕、〔無慈悲な華〕、〔木の葉〕、帰ってきてたんだ。お帰り。」
【辻村司 Tuzimura Tukasa 】
「…あぁ。」
【藍沢悠輝 Aizawa Yuuki】
「〔木の葉〕さん、〔無慈悲な華〕さん、〔殺獣〕くん、おかえりなさい。丁度この前頼まれてた新しい映画のDVDが届いたよ。良ければ見る?」
【辻村司 Tuzimura Tukasa 】
「見る (即答)。部屋の前に置いといてくれ。」
【藍沢悠輝 Aizawa Yuuki】
「部屋の中じゃなくていいの?」
【辻村司 Tuzimura Tukasa 】
「いい。中には入るな。」
【藍沢悠輝 Aizawa Yuuki】
「…分かったわ。部屋の前に置いておくね。」
【東 Azuma】
「にしても、山茶花帰ってきたん久しぶりやんな~!元気しとったか~?」
【山吹雪山茶花 Yamahubuki Sazanka 】
「えぇ、元気にしてましたよ。潜入先の|彼方《あちら》の組織もまんまと騙されてくれて…フフッ」
【東 Azuma 】
「お、おぉ…良かったなぁ!、」
ザワザワザワ… (話し声)
【辻村司 Tuzimura Tukasa 】
「チッ、るせぇな。部屋戻る。」
【東 Azuma 】
「おー、なんか連絡来たら呼びいこか?」
【辻村司 Tuzimura Tukasa 】
「頼む。」
タン.タン.タン… (階段を上る)
【山吹雪山茶花 Yamahubuki Sazanka 】
「〔Shadow joker〕さんは〔殺戮の獣〕さんに気に入られているようですね。」
【東 Azuma 】
「んー?そうかいな?仲良さげに見える?」
【久織浘嗚 Kuori Mio 】
「見える!なんであの誰に対しても適当返事の司さんが、東さんにはちゃんと返事してるんだし!」
【東 Azuma 】
「まぁな~相棒的立ち位置やし?」
【久織浘嗚 Kuori Mio 】
「相棒…いいなぁ。」
【東 Azuma 】
「んまぁ、相棒言うても、任務中だけの相棒関係や。日常とか、任務終わったらただの同じ組織の奴になるんよ。」
【久織浘嗚 Kuori Mio 】
「じゃあ俺達とあんま変わらないじゃん。」
【東 Azuma 】
「そんな…!あぁいやそうかも!?」
www (笑い声)
---
www (笑い声)
【辻村司 Tuzimura Tukasa 】
「…はぁ。」
下の階がうるせぇ。
大人しく任務の作戦たてるとか出来ねぇのかよ…。
【辻村司 Tuzimura Tukasa 】
「ッ、はぁッ、ッッ、ぁッ、」
頭痛ぇ、少し無茶したか。
【辻村司 Tuzimura Tukasa 】
「くッ、薬、はッ、」
足がふらつく。視界がぐるぐるして、
【辻村司 Tuzimura Tukasa 】
「ッ、ぐッ、ぅッ、」
動けねぇ、足がたたない、視界がぐるぐるする、
耳鳴りがヤバイ、頭が痛い、割れる、
【辻村司 Tuzimura Tukasa 】
「ッ、ぅ、」
…駄目だ、薬飲まなきゃ。
【辻村司 Tuzimura Tukasa 】
「ふッ、ぅ、 フラッ」
あそこの引き出しの中に薬が…
バタンッ (倒れる音)
【辻村司 Tuzimura Tukasa 】
「ッてぇ…ッ」
体が痛ぇ、耳鳴りヤベぇかも…
あこれヤバイやつだわ。視界が暗くなってきて…
【辻村司 Tuzimura Tukasa 】
「ぁ…」
あぁ、やべ、かも…
敵組織のboss紹介
コードネーム : 殺戮の神
年齢 : 21
性別 : 男
好きなもの : 一口○○ (一口チョコとか一口キャンディーとか?...)
嫌いなもの : 自分の周りのもの全て。
敵or味方 : 敵
担当 : 基本全部 メインは殺し
ランク : S
一人称 : 俺
二人称 : お前 / コードネーム
三人称 : 雑魚共
サンプルボイス
「触んじゃねぇよ雑魚。お仲間ごっこがしたいなら別の組織に移れ。」
「失せろ馬鹿。俺は絶対にMikaLwisを潰さなきゃいけないんだ。近いうちに行動を起こす。作戦立てとけ。」
「submariaは俺が育てたも同然だ。テメェら雑魚が楽に呼んでいい組織じゃねぇ。」
「殺戮の獣?ハッ、聞いたこともねぇな。つーか名前似すぎ。獣より神の方が上だと証明しなきゃだな。」
「うぜぇし役にたたねぇなお前。なんのために生きてんだよ、死んだ方が社会貢献だな。」
容姿 : 髪は金髪・目は青・黒のお洒落なジャケット・黒のダメージジーンズ・黒のブーツ
組織に入った理由:親の組織を継いだ
裏社会に入った理由:物心ついた時から親の組織に入っていたから
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その他:親が組織のbossだった頃は弱組織だった。
殺戮の神がbossになってから裏社会最強組織になった。
第五話
第五話 「貴方との忌ましい記憶」
『司、門から外に出てはいけないよ。』
『どうしてダメなの?』
『外に出たら司が急に体調悪くなっちゃっても助けれないんだ。苦しいのは嫌だろ?』
『うーん…わかった!お外でないね!』
『うん、いい子だ。』
『門…少し、外の景色を見るくらいなら…』
『司!どうしてそこにいるんだ!』
『えッ、あ、えっと、外の景色をみたくって…』
『駄目だ!戻ってこい!』
『ッ、ぅ、ん』
『司、体調は大丈夫か?』
『うん、平気だよ。今日も大丈夫。最近は元気なときが多いんだ。』
『そうか、それなら安心だよ。』
『だからね、あの、』
『どうした?欲しいものがあるのか?』
『…そ、外に、出たいんだ。』
『…外に?』
『うん、もう、倒れることも無くなってきたし、外に出ても平気かなって___』
『駄目だ。』
『な、なんで、!』
『駄目つったら駄目なんだよ!!…お前は、ここで俺の帰りを待っててくれればいいんだ。分かったな。』
『…うん。』
『ねぇ、いつも何処に行ってるの?』
『…どうして気になるんだ?』
『俺、外出れないし、でもいつも縺翫↓縺�■繧�sは外に出てるじゃん?何処、いってるのかぐらい、縺翫→縺?→として知りたいな…って。』
『そうか、…俺は、いつも仕事にいってるんだ。』
『仕事?蜊∝�謇�なのに?』
『蜊∝�謇�からでも仕事は出来るんだぞ、司。それより、今日もアイツを呼んでおくから勉強しとけよ。』
『分かった。…仕事、気を付けてね。』
『…あぁ。』
『あ、縺翫↓縺�■繧�s!お帰り、…大丈夫?顔色が悪いよ?体調悪いの?』
『____て_だよ。』
『…え?』
『雪降ってんだろ、今。なんで外でてんだよ、しかもそんな薄着で。』
『薄着じゃないよ、この下にセーター着てて___』
『いいから部屋に戻れ。風邪引いて困るのはお前だけじゃねぇんだよ。』
『お前、だけじゃない?、』
『まだ分かってねぇのかよ。お前が風邪引くと俺も困るんだ。仕事休めまなきゃいけねぇしアイツに借りは作るしで最悪なことしかない。』
『ぁ…ご、ごめんね、今すぐ戻るから、』
『司、大丈夫か?』
『ぁ…うん、平気だよ。風邪引いてないし体調も悪くない。』
『そうか、ならいいんだ。…じゃあ、仕事いってくるから。』
『…いってらしゃい。』
『…外に出ようとするんじゃねぇぞ。事故にでもあったら大変だ。』
『分かってるよ、縺翫↓縺�■繧�s。…外に出ようなんて、もう言わないから。』
『…』
『…あ、どうも。』
『司…だけ?縺ソ縺ョ繧�はいないのか?』
『?うん、縺翫↓縺�■繧�sは仕事だよ。』
『仕事…そうか。じゃあ、お前とゆっくり話せるな。』
『…話す?』
『なぁ司。外の世界に興味はないか?』
『外の、世界?』
『あぁ。この門を通って、ずっと開放的な世界に、興味はあるか?』
『…ある、けど、縺翫↓縺�■繧�sが困るからいかない。』
『…でも、興味はあるんだろ?』
『…うん。』
『じゃあ行ってみようぜ。縺ソ縺ョ繧�に内緒にしとけばバレねぇよ。』
『…外の、世界に…』
『んなこと許すわけねぇだろ。』
『げ、縺ソ縺ョ繧�、』
『あ、縺翫↓縺�■繧�s。おかえりなさ____』
『…』
『ぇ…ぁ、ちょっと待ってよ縺翫↓縺�■繧�s!』
『…』
『ねぇってば!縺翫↓縺�■繧�s!』
『…』
『ね、ちょっと、!』
『…』
『縺ソ縺ョ繧�!ゲホッ、ゴホッ、ま、って!』
パシッ (手を叩く音)
『触んじゃねぇ。』
『え…?』
『…いいか、二度と俺の事を縺翫↓縺�■繧�sとかクソみたいな呼び方すんじゃねぇぞ。』
『ぁ、いや、外に出ようとか、本気で思ってない___』
『黙れ馬鹿。…お前はもう、俺の縺翫→縺?→でも、俺の縺九◇縺�すらねぇ。縺ゅ°縺ョ縺溘↓繧�だ。』
『縺ゅ°縺ョ縺溘↓繧�…?』
『おい、それはどう考えても言い過ぎだろ!』
『言ってろ。俺が言うことは間違ってない。体が弱ぇ癖に無理して役に立とうとかして、真逆の結果で体調崩して迷惑かけて、それの繰り返しばっかだ。外に出るなっていっても理解しねぇ。』
『だから、外に出ようっていったのは俺で___』
『乗ろうとしてただろ、司。』
『ち、が、』
『はぁ…もうどうでもいいわ。お前も、司も。』
『どうでも、いい…』
『二度と俺に触るな。近寄るな。喋りかけるな。外に出たきゃ勝手にしろ。後悔しても知らねぇからな。』
『ッッッ!』
『あ、ちょ、司!』
『お前はこれから何やっても無能のままだ。なんの才能もねぇよ、お前。』
第六話
第六話 「speedだけはSランク」
【???】
「____、殺獣くん!」
【辻村司 Tuzimura Tukasa 】
「ッ!」
ガバッ (起き上がる音)
【辻村司 Tuzimura Tukasa 】
「は…?」
【藍沢悠輝 Aizawa Yuuki 】
「あ、ごめん、魘されてたから声かけちゃった。」
【辻村司 Tuzimura Tukasa】
「…いや、気にしなくていい。それより、なんで俺は休憩室に?」
【藍沢悠輝 Aizawa Yuuki】
「…覚えてないの?あの後、二階から何かが倒れる音がして、見に行ったら殺獣くんが倒れてたんだよ。それでここに連れてきたの。」
【辻村司 Tuzimura Tukasa】
「…そうか。迷惑かけたな。」
【藍沢悠輝 Aizawa Yuuki】
「迷惑じゃないよ。やりたくてやってるだけ。とにかく、今の君はしっかり休むのが大事で___」
【辻村司 Tuzimura Tukasa】
「もう十分休んだ。仕事してくる。」
【藍沢悠輝 Aizawa Yuuki】
「ちょ、ちょっと待って___」
バタン (ドアが閉まる音)
【藍沢悠輝 Aizawa Yuuki 】
「…はぁ、君ってば人の話何にも聞かないなぁ…。」
---
【辻村司 Tuzimura Tukasa 】
「ケホッ…はぁ。」
『何やっても無能のままだ。』
うるせぇな、今更夢に出てくんじゃねぇ。
…まだ引きずってんのか、俺。
弱ぇな、…まだ俺は上に行ける。
アイツを潰すまでは、俺は、死んでられねぇ。
---
【辻村司 Tuzimura Tukasa 】
「………」
シュッッッ (??が横切る音)
【殺戮の獣 Saturikuno Kemono 】
「…またかよ、〔無音〕。」
【無音 Muon】
「またって、殺せるまで襲い続けるんだけど。」
【殺戮の獣 Saturikuno Kemono 】
「じゃあ諦めてくれよ。お前に俺は殺せねぇだろうから。」
【無音 Muon 】
「!…うるさいなぁ、我だって、獣くんに一撃くらい食らわせれるわぁ!!!」
キンッッッ (剣がぶつかる音)
【殺戮の獣 Saturikuno Kemono 】
「ッ!?」
【無音 Muon 】
「驚いたでしょ、私お得意のコピー術を使ってみたの!」
【殺戮の獣 Saturikuno Kemono 】
「お前、まさか今コピーしてるのって…」
【無音 Muon 】
「…たぶん想像してる通り。私達の"BOSS"だよ。speed以外をコピーしてみた。」
【殺戮の獣 Saturikuno Kemono 】
「ハッ、本当にお前、speed"だけ"はSランクだな。」
【無音 Muon 】
「なにそれ、褒めてんの?貶してんの?」
【殺戮の獣 Saturikuno Kemono 】
「好きな方で受けとれば?」
【無音 Muon 】
「じゃあ、褒め言葉として受けとるね。」
ガンッキンッッッザザザッ (戦ってる音)
※先程の会話の間もずっと二人は戦っていました。
【無音 Muon 】
「なんか弱くなった?獣くん。」
【殺戮の獣 Saturikuno Kemono 】
「んだそれ、Bランクが何言ってやがる。」
【無音 Muon 】
「残念でした~もうすぐAランクに昇格の話も出てきてま~す!」
【殺戮の獣 Saturikuno Kemono 】
「でもSランクよりは下だなw」
【無音 Muon 】
「ッ!speed"だけ"はSランクだって、さっき褒めてくれたよねぇ…だったらッ」
ガッッッ (剣を振り上げる)
【殺戮の獣 Saturikuno Kemono 】
「…何しようとしてるか見えてんだけど」
【無音 Muon 】
「本当に?このあと起きることが分かってるの?」
【殺戮の獣 Saturikuno Kemono 】
「当たり前だろ。こんな剣を振り上げてたらこのあとの行動はひとつ___!?」
ボキッッッ (骨が折れる音)
【無音 Muon 】
「剣ばっかに集中してるからだよ!、私のもう片方の手が何処に行くか見てなかった、!」
【殺戮の獣 Saturikuno Kemono 】
「チッ、」
【無音 Muon 】
「獣くんの武器は左手を使う武器。でも、今の私の攻撃で左手は折れている…逃げても私なら追い付ける。殺せる。」
【殺戮の獣 Saturikuno Kemono 】
「…」
【無音 Muon 】
「絶体絶命…獣くんはここで私が殺すッッッ!」
ザザッザザザッ (通信機の音)
【無音 Muon 】
「ッ!…ど、どうしましたか、"BOSS"。」
【殺戮の神 Saturikuno Kami】
『紅月が怪我して帰ってきた。戦力が減る前に治療しとけ。』
ブチッ (通信が切れる音)
【無音 Muon 】
「…私は帰らなきゃいけないから。今日の戦いは私の勝ちでいいね?」
【殺戮の獣 Saturikuno Kemono 】
「チッ、次はお前の腕を折る。」
【無音 Muon 】
「…」
タッタッタッタ… (走り去る音)
【殺戮の獣 Saturikuno Kemono 】
「…」
【辻村司 Tuzimura Tukasa 】
「いってぇ…粉々になってんじゃねぇのこれ。」
【藍沢悠輝 Aizawa Yuuki 】
『今の君はしっかり休むのが大事で___』
【辻村司 Tuzimura Tukasa 】
「…アイツに殺されるかもな、俺。」
第七話
第七話 「殺戮の神」
【藤村心 Huzimura Shin】
「ただいま戻りました。〔無音〕です。」
【雛鳥飛鳥 Hinadori Asuka 】
「お~心ちゃんじゃ~ん!任務お疲れさまぁ!」
【藤村心 Huzimura Shin】
「任務お疲れさま…じゃないよ!あと一歩で獣くんを殺せたと言うのに…!」
【雛鳥飛鳥 Hinadori Asuka 】
「え~ごめん♡ていうか、司きゅんと会ってたの?」
【藤村心 Huzimura Shin 】
「BOSSの命令で殺しにいってた。誰かさんが怪我して帰ってきたせいで片腕折るだけの結果になったけど…」
【雛鳥飛鳥 Hinadori Asuka 】
「それはごめんじゃ~ん!」
【藤村心 Huzimura Shin 】
「別にいいよ、もう。怪我してるでしょ、早く見せて。」
【雛鳥飛鳥 Hinadori Asuka 】
「ほ~い。」
【藤村心 Huzimura Shin 】
「足が切り傷だらけ…何したらこうなるの」
【雛鳥飛鳥 Hinadori Asuka 】
「ん~?頭殴って殺したつもりだったんだけど、なんか生き残っちゃってて足をナイフで切られまくった~。そのあとちゃんと腕切り落として帰ってきたけどね~♡」
【藤村心 Huzimura Shin 】
「君ってば…あ、証拠隠滅は…」
【雛鳥飛鳥 Hinadori Asuka 】
「ん?証拠隠滅?」
【藤村心 Huzimura Shin 】
「してないね。はぁ、仕事が増えて___」
【閖上るぅ Yuria Ruu】
「ここで何してんだお前らぁ?」
【雛鳥飛鳥 Hinadori Asuka 】
「え~怪我の治療中~♡」
【閖上るぅ yuria Ruu 】
「あっそ。つか、怪我しすぎじゃね?」
【雛鳥飛鳥 Hinadori Asuka 】
「別に、勇敢な証みたいな?✨」
【閖上るぅ yuria Ruu 】
「…なに話してたんだ?」
【藤村心 Huzimura Shin 】
「あ、死体の処理してない…証拠隠滅をせずに帰ってきたの。」
【閖上るぅ yuria Ruu 】
「ふーん…じゃ、誰かに死体処理頼んできてやるよ。」
【藤村心 Huzimura Shin 】
「!…ありがとう。」
【雛鳥飛鳥 Hinadori Asuka 】
「あ、俺の話も聞いて~!」
コツ.コツ.コツ… (足音)
【雛鳥飛鳥 Hinadori Asuka 】
「あらら…俺の話興味ない系~?」
【深瀬海音 Hukase Kaito 】
「そうだと思うよ~?」
【藤村心 Huzimura Shin 】
「あ、海音くん。」
【深瀬海音 Hukase Kaito 】
「はぁ…今璉は何してるんだろう…今日も勧誘したけど断られてしまったし…。」
【雛鳥飛鳥 Hinadori Asuka 】
「うーん…嫌われてるってことでOK?」
【深瀬海音 Hukase Kito】
「ぐっ…酷いね…おや?」
【阿蘇野つばめ Asono Tubame】
「あれ、戻ってきちゃった。」
【雛鳥飛鳥 Hinadori Asuka 】
「お~お帰り~!」
【藤村心 Huzimura Shin 】
「え、戻ってきたってどう言うこと?」
【阿蘇野つばめ Asono Tubame】
「さっきここからね、BOSSの部屋目指して移動したんだけど、戻ってきちゃった。」
【藤村心 Huzimura Shin 】
「…なんでBOSSの部屋目指してたの?」
【阿蘇野つばめ Asono Tubame 】
「作戦立てたの、次の組織潰す作戦。だから渡そうと思った。」
【雛鳥飛鳥 Hinadori Asuka 】
「…ん?ありゃ、迷うって他に着いてった子いたんじゃないの?」
【阿蘇野つばめ Asono Tubame 】
「いたよ、置いてきちゃったけど。…私が迷っただけで皆はもう着いてるんじゃないかな。」
【???】
「あ、見つけた。」
【朝霧暁 Yozakura Akatsuki 】
「後ろ見たら急にいなくなってるの心臓に悪い。行方不明みたいじゃん。」
【巴俥八千花 Haguruma Yachika】
「何も言わずにいなくなるのはいけないこと、次からは一言残してから消えてくださいな。」
【阿蘇野つばめ Asono Tubame 】
「あ、二人とも~、ごめん。」
【朝霧暁 Yozakura Akatsuki 】
「別に、見つかったからもういいし。」
【深瀬海音 Hukase Kaito 】
「璉はどこかな~今何してるかな~♪」
【巴俥八千花 Haguruma Yachiyo】
「ちょっと、少々私語を慎みなさい。あの御方の気配がします。」
【阿蘇野つばめ Asono Tubame 】
「あの御方の気配?…んー?」
【巴俥八千花 Haguruma Yachiyo】
「…この裏社会のトップでありsubmariaの頂点でもあるあの御方…BOSSです。」
【殺戮の神 Saturikuno Kami 】
「よくわかってんじゃねぇか。」
ザッッッ (全員姿勢を正す音)
【KING 】
「BOSS、お久しぶりです。」
【殺戮の神 Saturikuno Kami 】
「あぁ、お前とは暫く会ってなかったか。」
【殺戮の神 Saturikuno Kami 】
「おい閃光の隼、作戦が届いていない。早くしろ。」
【閃光の隼 Senkouno Zyun】
「すみません、道に迷ってしまいまして。…こちらです。」
【殺戮の神 Saturikuno Kami 】
「いい加減道歩くの慣れろ。…把握した。結構日は明日だ、全員準備しとけ。」
【全員】
「承知しました / 承知 / りょうか~い 」
【殺戮の神 Saturikuno Kami 】
「…あ"?おいお前ら、ついでに聞く。〔猟奇の音楽家〕と〔るぅーるぅ〕はどこいった。」
【紅月 Kougetu】
「〔るぅーるぅ〕は証拠隠滅・死体処理に向かいました。」
【殺戮の神 Saturikuno Kami 】
「〔猟奇の音楽家〕は?」
【天花 Tenge】
「恐らくいつもの通りかと。」
【殺戮の神 Saturikuno Kami m】
「…いつも通りだと?」
〈 「ギャァァァァァァァァァァ!!!!!!」
〈 「いい悲鳴だ!!!もっと聴かせてくれよ!!!さぁ!!!」
【殺戮の神 Saturikuno Kami 】
「…はぁ、アイツが戻ってきたら俺の部屋に来るよう伝えとけ。」
【無音 Muon 】
「承知しました。」
【殺戮の神 Saturikuno Kami 】
「…最近、鬱陶しい奴が噂になっているらしいな。」
【蒼朝 Soutyou】
「え?…鬱陶しい奴とは、一体どいつの事でしょうか。」
【殺戮の神 Saturikuno Kami 】
「〔殺戮の獣〕…名前が似ている、不愉快だ。」
ズキッ
『俺、縺翫↓縺�■繧�sの事、一番大好きだよ、!』
【殺戮の神 Saturikuno Kami 】
「ッ…」
【閃光の隼 Senkouno Zyun】
「…BOSS、どうかしましたか?」
【殺戮の神 Saturikuno Kami 】
「なんでもねぇ。それより、〔猟奇の音楽家〕が戻ってきたらさっきの事を伝えとけ。」
【閃光の隼 Senkouno Zyun 】
「…承知。」
【殺戮の神 Saturikuno Kami 】
「部屋に戻る。」
ザッ…ザッ…ザッ…ザ…
第八話
第八話 「治療」
【藍沢悠輝 Aizawa yuuki 】
「‥これは酷い骨折だね。殺獣くん、無理したでしょ?駄目だよ。うーん‥ちょっと固定させてね。」
グググ…
【辻村司 Tuzimura Tukasa 】
「ッいってぇ…!?」
【藍沢悠輝 Aizawa Yuuki 】
「我慢してよ、君が無茶したのが悪いんだし。」
【辻村司 Tuzimura Tukasa 】
「‥あれは俺が仕掛けたんじゃない。不意打ちだったから仕方なくだ。」
【藍沢悠輝 Aizawa Yuuki 】
「君ってば‥いい?君はリーダーなんだよ?君が私達の中心で、私達が従うべき相手。君がいなくなったら、私達は…」
【辻村司 Tuzimura Tukasa 】
「俺がいなくなったら東がリーダーになる。それでいいだろ。」
【藍沢悠輝 Aizawa Yuuki 】
「‥わざとその言葉には触れないでおくけど、私達は"リーダー"が欲しいんじゃない。"辻村司‥殺戮の獣"が欲しいの。」
【辻村司 Tuzimura Tukasa 】
「‥そう、か。俺が欲しいのか。」
【藍沢悠輝 Aizawa Yuuki 】
「そうだよ。‥まぁ、一応腕固定したけど、暫くは任務禁止だから。」
【辻村司 Tuzimura Tukasa 】
「…あぁ。」
【藍沢悠輝 Aizawa Yuuki 】
「もう行ってもいいよ、安静にするならね。」
【辻村司 Tuzimura Tukasa 】
「安静にするに決まってるだろ。そんで早く戦闘に行く。」
【藍沢悠輝 Aizawa Yuuki 】
「ちゃんと安静にしてね、復帰するのは味方いるし急がなくても平気だよ?」
【辻村司 Tuzimura Tukasa 】
「いろいろ心配だろ、アイツら。主に記憶喪失にハッキング要員、黒猫とか。」
【藍沢悠輝 Aizawa yuuki 】
「あ〜‥なんとなく分かるかも‥」
【辻村司 Tuzimura Tukasa 】
「だろ‥さっさと回復しねぇとこの組織潰れる可能性大なんだよ。だから治さねぇと‥」
【藍沢悠輝 Aizawa Yuuki 】
「その為には?」
【辻村司 Tuzimura Tukasa 】
「‥安静にする。」
【藍沢悠輝 Aizawa Yuuki 】
「うん、平気だね。部屋に戻っていいよ。」
【辻村司 Tuzimura Tukasa 】
「‥」
ガチャ‥バタン
【藍沢悠輝 Aizawa Yuuki 】
「‥さて、何日で治るかなぁ…」