堕天使カナタの小説!(短編集ではなく列記としたシリーズ小説さ)
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目次
Prologue
人それぞれいいところがある。
周りの人は、よくそれを言っている。
けれど、私には理解できない。
1ミリもわかんない。才能があるなんて、一部の人に使う言葉でしょ?
才能なんてどうせあるわけない。
この世界は、まがい物に溢れてる、って私は思う。
だけど、私は知っている。みんなの**嘘**を。
だって全て、書いてあるんだもの。
このノートに。
このノートに嘘はない。私はいつでも君をみてるよ?
君だってほら、何を言っても無駄だよ。
お見通し。
君も、このノートをめくってみて。そのうちわかるから。
さあ、とっても愉快な旅の始まりだよ。
君だってわかる。この世界は約束なんて、守れない。
完全に誠実には無理でしょ?ね、そう思わない?
まあ理解不能でもいいけれど。
わからないから。まだ未熟なあなたには。
1ページ目
嘘・・・。つかないことはない。
あ、あくまでこれ、私の思考じゃないからね?
episode1
足音、が聞こえる。
多くの人が走っていく、音がするな。
私は、星乃瑠夏。小学六年生。
クラス替えだ、私の親友、美亜ちゃんと同じクラスになれるかな、、?
こういって、クラス替えの紙を恐る恐る見てみた。
「っ!ぅぁあっ!」
その結果は絶望。やばい、やばい、やばい、、。
前同じクラスだった人も、苦手だった人かあんまり話したことない子ばかり。
終わった。今年の生活。
6年4組か。
ん、、6年4組、、って転校生が来るクラスだって去年先生に言われたことを思い出した。
そしたらなんか少しだけわくわくしてきた。
転校生、どんな子だろ。
柚月ちゃんみたいな子がいいな。
柚月ちゃん・・・。私、頑張るから、見ててね。
「6年4組は、ここか。」
ここは、知らない人が多いし、話したことがない人もいっぱいいる。
馴染むのには結構かかるな。
私の席は、窓辺だ。窓目の1番前。
隣は、空席。転校生の子でも座るのかな。
準備が終わってみんな、友達を作っている人もいたり、絵を描いたり自由気ままに過ごしてる人もいる。
友達できない予感しかしない。
どうしよう。
そう思ってたら始業式の放送が始まろうとしてた。
この緊張感の中どうやって、打ちとければいいの?
はぁ。そして校長先生は言った。「4月内にクラスのみんなと友達になれたらいいですね」だと。
私には無理に決まってるんだってばぁ!
そうして先生紹介か。げぇっ,この先生新しい先生だししかも若い大学出たばっかりの男性!
相談とかできないしぃ。
「こんにちは。今日からみなさんの担任になりました。岡野大樹と申します。」
よくいる名前。
「では,転校生を紹介したいと思います」
まず先生について言え!
「如月さんこちらへ」
美人。黒髪の背が高くて目も黒い。スタイルがいい。
よくある転校生っってやつ?この人、クールな性格なんでしょうね。アニメや漫画ならの話だけど。
さぁ、どんな子、なのかな。
「自己紹介よろしくね」「如月萌亞です。よろしく。なるべく迷惑のかからないようにするから、私に関わらなくて大丈夫ですので。席はどこ?」「そこの、右から2番目の席で。」
「そうですか。配慮しなくていいのだけど。」
ドライな感じの人。とっつきにくいとしか思わないな。だから私は、いいや。
今日は教科書配っておしまいだし。
「星乃さんってあなたでしょ?」「え、あ、はぁ。」「そうなのね。星乃さんいえ、瑠夏。あなたは、この1年間、私に付き合ってくれるかしら?」
いきなり何言い出すの!?アニメでよくあるやつ!
「付き合うって、、」「私の行動に。できないならいいわ。あなた、エンパシーが強いのよね?間違いなくて?」「間違い、、?ないんじゃ、、、」「あ、星乃だけずっりいよ、如月さん!星乃になんかつとまらないから、アタシが引き受けてあげるわ!」「いいの。これは瑠夏じゃないとできないことだから。蟹江さんにはつとまらない。」
蟹江さんの名前、、知ってる?
何者、なの?この人。
「疑問に思う気持ちはわかるわ。私はあなたに興味と関心があるから。全てにおいて**このノート**に記されているのだから。」
ノート?