瑠音の色例え小説を集めたモノです!
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目次
ブラック&レッド
闇と炎
どうしてそんなにつながりたい
真っ暗闇をただ歩く
それに意味はあるのかな
いつか道は開けるのかな
道を作る
赤い道を
時には数十本の赤い道
それで闇が燃え盛る
炎で闇は隠れる
なくなったわけではない
赤い道はその場しのぎ
未来に何の貢献もしない
それになにがある?
どんな意味がある?
赤い道を行くことはできない
作って終わり
自分で作ったくせに消えることを願い
また作り
|黒《ブラック》と|赤《レッド》のハーモニーは
永遠となくならない
お互いが繋がろうとするから
明るい道は開けない
|白《ホワイト》をどうやって作る
黒に何を混ぜたら白になる?
わからない
そんなのない
見つけることすら放棄して
また赤い道、作るんだ
---
「解説」
真っ暗闇をただ歩く
辛い人生生きてることに意味はある?
いつかは解放されて楽しい人生になる?
傷を作る
赤い傷を
時には数十本の傷
それで病みが痛みとともにふわふわに
傷をつけたから病みは封じられる
まだ病んでいる
傷をつけるのはその場しのぎ
未来に何の貢献もしない
リスカして何がある?
どんな意味がある?
傷をたどってっ先に進むことはない
傷つけて終わり
じぶんで傷つけたくせに早く消したいと願い
また傷つけ
病みと自傷痕のハーモニーは
ずっとつながろうとする
お互いが繋がろうとするから
明るい道は開けない
光をどうやって作る
病みにどうすれば光ができる?
わからない
そんなのない
見つけることすら放棄して
またリスカをするんだ
読んでくれてありがとうございます、
病み系ばっかでごめんなさい
溶けゆくピンク
今回は人物視点です
ーーーーーーーーーーーー
あんなに好きだったのに。
誰にも負けてないと思ってた。
-しょうもな-
私には好きな子がいた
その子はモテた
でも勝ってると思ったんだよ
一番というくらいに一緒にいてくれてさ
LINEも数時間してさ
でもだんだんそんな甘いピンク色の風景は溶けていった
少しずつ、風景は自分を蝕むように溶けていった
目の前ではふわふわに接するのに
影では尖った矢を放つ
矢は、時間が経って私に刺さる
風景は私の悲しみを包むようにピンクを溶かした
私はピンクに包まれた
風景色が灰色に変わったことに気づく
包んでいたピンクを剥ぐ
刺さっている矢を全て抜いて折る
新しい矢を放つ
もう嫌い
大っ嫌い
的を射たのかはわからない
どうせ向こうもまた新たな矢を放つ
もう刺さらない
ピンクの盾であんたから自分を守る
---
「解説」
私には好きな子がいた
その子はモテた
でも誰よりも私が好かれてると思ってた
一番というくらいに私と一緒にいてくれてさ
LINEも数時間してさ
でもだんだんその楽しくてわくわくな時間は消えていった
少しずつ、楽しさは自分から身を潜めるように消えていった
私が好きだった子は私の前では優しく接して
私のいないところでは陰口を言い
楽しさは今の私の「悲しさ」をこんがらがらせる
私は以前の短い思い出にこんがらがらされた
私の感情が哀れさに変わる
私は楽しかった感情をなくそうとする
言われた陰口を心の中で抜き出して言い返す
私だって言われっぱなしはやだからって陰口を言う
もう嫌い
大っ嫌い
好きだった子に届いたとかはわからない
どうせまたその子も陰口を言う
楽しかった思い出をお前との壁にするね?
読んでくださりありがとうございます
わかりにくかったらすみません
「私」も陰口言ってるんですね…
藍色が救う
全国の辛い人への手紙
辛い時は海へ行こう?
空を見上げよう?
青い地球は、どんな時もずっと回ってる。
黒に青を混ぜる。
黒が勝ちますか?
もしまだ黒で埋め尽くされてしまうのなら
もっと青を混ぜよう。
だんだん藍色に近づくんじゃないの?
空を見上げる。
青いでしょ、ほら。綺麗な青が広がって。
その青を占領するかのように照らしつける太陽。
太陽に光が私が踏み締める地面に降りてくるまでに、
残った光の色、青。
それが綺麗に海の水面に映るね。
この地球にはこんな美しさがある。
ね、もう少し、生きてみよう?
この地球で生きていこう。
病んでる色、黒。
君の人生の白いキャンバスが、真っ黒に染められた。
乾いてからじゃなきゃ新たな色を塗れない。
もし新たな色を塗れても、少し汚くなっちゃうよね。
ならもっと沢山の美色を塗ろう。
藍色。それが表すのは。
「信頼」
人からの信頼さえ得ればたくさん支えられるよね。
人を頼ればいいんだよ。
だから海へ。
海へ行こう。
黒に染まっちゃった白いキャンバスを、
白紙にする必要はない。
新たな色に塗り替えればいいんだから。
海へ行って空を見上げろ。
---
「解説」
これは、辛い人への手紙です。
人生は、白いキャンバスのよう。
真っ白じゃ楽しくない、面白くない。
でも、その白いキャンバスは
時に真っ黒に。
真っ黒になったら元に戻すのは難しい。
「自殺」で真っ白に戻す?
いいえ。それはキャンバスを破壊するのと同じ。
だから海へ来い。空を見上げろ。
美しさでキャンバスは青が混ざり藍色に近づくであろう。
藍色が持つイメージとして「信頼」が挙げられる。
人から信頼されたら
きみは助けを求めやすくなるだろ?
そういうことだ。
だから海へ行って空を見上げろ。
どうでしたか?
読んでくださりありがとうございます♪
描いてて楽しいー
オレンジに染まる空
空の上から夕日を見よう
だんだん夕日が落ちていく。
午後5時。
今日はらい君といれてよかったな。
「なぁ、ふう。俺らの仕事って無くても心地悪いわけじゃねぇんだな。」
「そうですね…。」
この夕日が落ちる頃にはお互い帰らなくちゃいけないんだ…
「あ、あのぉ…夕日、綺麗ですね。」
「あぁ。きっと今夜は月が綺麗だな。」
私、ふうはらい君と手を繋いだ。
落合雷×伊吹風
昔撮ったプリクラに書いた文字が頭に浮かぶ。
---
「解説」
今回はなぜか風神と雷神のお話でした笑笑
恋愛
「夕日が綺麗ですね」というのは、貴方の気持ちが知りたい
「今夜は月が綺麗だろう」というのは、好きということです。
2人が手を繋いだということで両思い♡
なんかおめでたい話ですね
読んでくださりありがとうございます
人生という名の白いキャンバス
人生は白いキャンバスのよう。
生まれた時から広大なキャンバスを持っていて、
そのキャンバスに色を塗っていく。
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一度真っ黒になってしまったら、乾くまでは上から塗るなんてできない。
キャンバスに描いた絵を途中で終わらすなんていけない。
完璧に描く?
そんなこと誰だってできない。
誰しも一回は暗い色を塗り、
思ってもいない色を塗る。
キャンバスに終わりが来たら、その絵を眺めて、笑えるといいね。
人々はそう願い、少しずつその絵を描いていくのだ。
---
僕はキャンバスの今描いてる部分は、ほとんどが黒。
黒の奥には透き通る|氷水《なみだ》がひそんでいる。
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---
「解説」
人生は白いキャンバスのよう。
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人生を途中で終わらすなんていけない。自殺したらいけない。
完璧に生きる?
そんなこと誰だってできない。
誰しも一回は辛い時があり、
思ってもいないことが起こる。
人生に終わりが来たら、振り返って笑えるといいね。
人々はそう願い、1日1日を生きていく。
🙇♀️
重ね塗り
「んあぁっもうやだ!!」
上手く絵が描けない。
重ね塗りを繰り返す。
最近、私の絵は下手になった
上手いとか下手とかいう問題じゃなくて
発想力を失ったとか
人からどう見られるかを気にしすぎたとか
そういう問題
こんなに広いキャンバスに絵を描くのって、難しい
思うような色すら塗れなくて
ずっと重ね塗りするんだよね
認めてもらいたいとかいう気持ちなんて捨てればいいのに
そればっかりで
自分の絵に集中できてない
ピンクに塗りたいって思ったって
間違えて
結局グレーとか黒に染まる
もう、諦めて投げ出したいね
---
「解説〜」
最近、私はうまくいかないことばかり
いいことがある、悪いことがある、とかの問題じゃなくて
目標がわからないというか
人からどう見られるかを気にしすぎたとか
そういう問題
こんなに長い人生を生きるって、難しい
思うようにいかないことがほとんどで
ずっと同じとこばっか見つめてるんだよね
誰かに認められたいとかいう気持ちなんて捨てればいいのに
そればっかりで
人生に集中できない
恋愛したいって思ったって
そこでミスをして
結局後悔したり悲しんだりする
もう、諦めて投げ出したいね
読んでくださりありがとうございます
キャンバスの裏側(小説編(解説編は別))
人生という名のキャンバスにたくさんの色を塗って生きていく。
キャンバスの裏側を想像したことはありますか。
本当にあったことばかりが描かれるわけじゃない。
描いた絵は他人に見られることも、ある。
そのキャンバスの裏側なんて誰も、よっぽどのことがないと見ない。
キャンバスの裏側は、実はほとんどの人が持っている。
こんなこと、人に見せるもんか。
辛い時、強がって隠した傷。
傷ついた自分が嫌いで、笑顔色で隠した。
辛いことを隠さない、そんな人は
ちゃんとキャンバスの表に描く。正直に描く。
だけど、私のような弱い人間は隠そうって裏に描く。
合ったことは全部、キャンバスに描かれるから。
仕方なく裏側に描くんだよね。ダメだってわかってても。
それでまた、自分が嫌いになって傷ついて。
真っ赤な血の色に裏を染めたり。
でも裏側には限りがある。
あんまり裏側に吐き捨て、描き過ぎれば
いずれ表に出てしまう。
悲しいようで、それは当たり前のこと。
人間、人生、そういうもの。
それを解らない私は、弱い人間。
勉強ができようが、美人だろうが、
キャンバスの裏側には限りあることを知ってないといけない。
堂々と表に出して見せればいい。
誰しも、表にそんな絵があれば振り返ってくれるわけではないけど
自分から助けを求め続ければ
信じていれば
救いが来るから。
結局は表に描いていたほうが得だ。
解説編はまた今度。