※異世界ですが戦いはそんなにしません。
※チート能力が苦手な人は気を付けてください。
ペット禁止のマンションに住んでいる大上萌花(おおかみもか)がなんかいろいろあって異世界に転移。
長年ペットを飼いたいと思っていた萌花の願いを察した神様?みたいなのが、魔物などをペットにする能力を萌花につけた。
よく考えたら最強のスキルをもらった萌花が、よくわからない異世界で日常のような日々を過ごす。
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目次
異世界転移とペットスキル
パソコンのアプリで書いたもの(非公開)をもとにして作った作品です。
1話でネタが尽きるような気がします。
誤字脱字多いのでそこは許してください(´・ω・`)
あと、これからの投稿予定日は気まぐれです。
よろしくお願いします。
「ペット欲しいペット欲しいもふもふに癒されたーい!!」
アタシは萌花、親が勝手に決めたマンションに住んでいる。ちなみに金は頑張って働いてギリギリである。
できれば引っ越したい。引っ越してもふもふのペットに癒されたい。
今の会社、50回くらい面接受けてやっと受かった会社なんだけど、クッソブラック。
給料少ないしサービス残業めっちゃあるしー。でも有給はちゃんととってくれるからグレーかな。
あ、そうだ、ほかの会社の面接めちゃ受けて受かったら今の会社辞めればいいんだー。
「アタシって天才☆となればさっそく外に出るぜっ!」
ウキウキとした気分で着替え、歯も磨いて外に出た。
「求人募集の張り紙ないかなー。」
日曜日に外に出たの何か月ぶりなんだろ。会社以外の道を忘れていないといいけど。
そんなことを考えつつも、適当にふらふらと歩いていた。
転がっていた空き缶につまづき、転んでしまった。
「いたぁっ・・・ってなになになにこれ!!」
突然道に、謎の光が出てきた。よくある魔法陣のような形。なにこれ怖い。
「これって、異世界転移?でもそんなのあるはずないよね、漫画の読みすぎっしょ」
自分で壮大なフラグを立ててしまった。
その直後、アタシのフラグは速攻で回収された。
---
「ココハドコデスカ」
マジで状況が整理できない。たぶん、ここは異世界。てことはアタシ死んだ!?
いやいや、空き缶につまづいただけで死ぬとかそんな貧弱じゃないし。
「大上萌花。23歳。職業はOL。間違いないですか?」
「ウワァァァーーーーーーーー!!!!!」
急に後ろから声かけてくんなよ・・・ビビるじゃんかよ・・・。
「失礼しました。僕はモヌルス。ここで異世界転移した者を案内する仕事をしています。」
今めっちゃ可愛い男の娘いる!!きゃわぁぁぁ!!!
「モヌルスきゅん!!アタシの家に来て!別に変なことしないからさぁぁ」
モヌルスきゅんが変な目でこっちを見てくる。
「ごめんって。ちょっとした冗談だって。」
本当は冗談ではないけども。
「萌花さんには、異世界に行ってもらいます。そこには魔王がいるので討伐してきてください。」
魔王・・・討伐・・・アタシの嫌いな言葉トップ10にはいる。
戦争とか戦いとか、そういうの嫌いなんだよ。のんびりしたい。
「これって、討伐しなくてもペナルティとかつきませんか?」
「特にありません。のんびりしててもかまわないですが、できれば討伐してほしい。冒険ギルドに貼ってある依頼のようなものです。」
異世界もの興味なかったんでそういわれてもピンとこないです。
「萌花さんには、神様からあるスキルを授けるようにと言われています。」
「あるスキル?」
できれば戦闘力系じゃない方がいいな。
「魔物を簡単に手なずけることができる、通称ペットスキルってやつですね。さっそく付与しますよ。」
魔物を簡単に手なずけることができる・・・これってアタシの長年夢見たもふもふにたどり着けんじゃん!
「スキルの詳細はステータス画面から確認することができますよ。あと、困ったことがあったら僕じゃなくて神様に伝えてください。はいこれ、神様への電話番号です。ステータス画面からその他を開いて電話を選択すれば、電話が開くはずです。では、さようなら。頑張ってください。」
なるほど、「僕じゃなくて神様に伝えてください。」で察したぞ。たぶんマヌルスきゅんは面倒ごとを対処するのが面倒なんだ。だからって神様に頼むかなこれ・・・。
なんにせよ、幸せ異世界生活が始まった!
最後まで読んでいただき本当にうれしいです。
次回は萌花がある魔物をペットにします!
さらにペットスキルの詳細も明らかに!
次にいつ投稿するかわかりませんが、楽しみにしてください!
(でもまあ・・・裏切られたとき期待の2倍以上の絶望が襲うっていうし・・・)
2話 詳細と実践
あらすじ
異世界転移した萌花。魔物をペットにできる通称“ペットスキル”を手にして異世界へレッツゴー!
「いてて・・・」
もうちょい優しく異世界転移させてくれないかな神様よ。
なんかきれいな自然だな。ブラック企業のことを忘れさせてくれる。
アタシのところ、田舎じゃないけど都会でもない微妙なところなんだよな。交通量は普通なのに自然が全然ない。謎に駐車場だけ多くて、いつみてもどこか5つくらい空いている。公園でも作れよ。
「とにかく、まずはもらった30万で暮らしていけるよう宿でも取りますか。」
異世界とかよくわからないので適当に歩いていく。
「ちょっとまって、まずは身分証明書的なカードを作らなきゃなのでは?じゃあ冒険者ギルド?に行くか!」
冒険者ギルドの方が商業ギルドよりいいと思うんだよね。知らんけど。
でも冒険者ギルドどこだよ。
とりあえず、直感で進んでいった。歩かないよりは進展があるからね。
---
1時間くらい歩いたら、希望(家)が見えてきた。
「よっしゃーーーー!!!はいアタシ勝ち組ぃ☆」
何を独り言言ってるんだろうか。(賢者タイム)
村に入り、ギルドのところまで行く。
「門番とかいないのか。防御ガバガバじゃん。魔王がいるってのに。」
アタシは魔王なんか倒さないから知らないよーだ。
---
ここがギルドか。ゲームでやったような感じだな。
人混んでる。ギルドにいる人って若い人とか女を見下す習性が多いから絡まれないようにしなきゃ。
「ギルドカードの作成お願いします」
「はい、ではこの契約書に名前、年齢、誕生日を記入ください」
誰にも絡まれなくてよかった。
この後はさーっと終わって、ちゃちゃっと説明された感じだった。
結構短かったな。短い方がいいけども。
最初はアイアンランクから始めるらしい。
ランクの上がり方は
アイアン→ブロンズ→シルバー→ゴールド→プラチナ
だそうです。
プラチナランクは全然いなくて、2人いるかいないからしい。ゴールドも10人いたような気がするくらい。
シルバーになれば一人前っていう意識が強いね。
まずはブロンズ目指しますか!
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次は宿だね。
ペットができたとき用に魔物連れOKの宿を予約しておくか。
まずは10日間ですな。お試し期間で慣れたら8日目くらいで土地を購入。
土魔法を優先的に覚えて、土で家を建てて、でかいペット用の小屋も作って・・・!!
妄想がどんどん膨らんでいく。
宿にレッツゴーだぜ!
---
「はい、はい、わかりました。食事は朝9時昼12時夜7時の部屋でお願いします。」
よっしゃー!いい宿が取れたぞ!!
まずは部屋に行ってスキルの詳細確認だな。
---
「what!?」
なんだこのスキル!!
簡単にスキルの詳細を説明すると
1.レベルが上がっていくごとに手なずけることのできる魔物のランクが上がっていく。
2.手なずけた魔物は念話、許せば日本語での会話も可能。
3.異世界から来たので能力は通常より高めに設定されている。特に念話の部分。
4.異世界から来たので見ただけで手なずけるかどうかがわかる。
ということらしい。
異世界やっぱTUEE!!!
詳細も確認したことだし、外で魔物を手なずけておきますかね!!
待ってろアタシのもふもふライフ☆
---
外に出て、魔物を探す。
可愛いのとかっこいいのが欲しいな。
ウルフとかは大歓迎☆犬みたいで好きだぁ。
適当にふらふらと歩いていると、矢が道にたくさん刺さっていた。
「なにこれ・・・襲撃・・・?」
そのまま歩いていくと、一匹の角生えた兎がいた。
「矢が刺さってる・・・これって抜いたら痛いよね・・・。病院行くか・・・!」
この世界はよくわからない。常識が通じないこともある。
でも、この子を助けたい。でも病院がどこかわからない。病院がない可能性もある。そしたらポーションをかけるだけだ。
よく見てみると、「手なずけ可能」と頭に書いてあった。
助けたら手なずけよう。
---
やっと病院に着いた!
「この子を助けてください!」
「わかりました。今空いてるのでこちらにどうぞ。」
言われるがままに奥の部屋に行き、兎を医者に預ける。
「これならさっと矢を抜いて、中級ポーションをかければ治りますね。」
治ると聞いてとても安心した。
「はい!!中級ポーションっていくらですか?」
高くてもあと20万くらいは自由に使えるからな。10万円は宿代とかいろいろで使えないけど。
「動物用なので2000円くらいですね。」
「はい、どうぞ。」
そして、宿に帰った。
手なずけ方はめっちゃ簡単で、名前を付けて「君は今からペットだよ」といって少し魔力を込めて、対象に向けてビームを出すようにすればペット可成功!
さっそく試してみる。
「君はアロー。矢が刺さってたからアロー。君は今からペットだよ」
魔力を込めると、少しアローが光って「ご主人様?」って言ってきた。
「ペット可成功!!!」
そして、アローを抱いてベットにもぐりこんだ。
最後まで読んでくれてありがとうございます。
今回はいつもより長かったな。多分その反動で後の方サボるぞ。
最近「【推しの子】」とか「この素晴らしい世界に爆焔を!」とか「カワイスギクライシス」にはまりすぎて投稿頻度落ちると思います。(学校もだるいし。)
カワイスギクライシスとかオススメなんでよろ ヾ(•ω•`)o
3話 レベル上げは戦い以外で
前回までのあらすじ
異世界転移して魔物を簡単に手なずけることができるスキル“ペットスキル”をもらった萌花。
ツノラビットをペットにし、アローと名付けベットに入り寝た。
やっと3話です!よくネタ尽きなかったなぁ(笑)
これからも頑張ります(=^・^=)
ピピピピピピピ・・・
ピピピピピピピ・・・
「目覚ましかけてないのに・・・なんd・・・えっ!?!?なんで鳴ってんの!?」
夜にかけたわけでもない目覚ましが鳴っている。
でも、目覚ましは見当たらない。
そうこうしているうちに鳴りやんだ。
「なんなんだよ一体!!あ、アロー起きちゃった?ごめごめ」
アローがぷるぷる震えている。
ちょっと宿の人に何が起きたか聞いてみよう。
「すみません、目覚ましかけましたか?」
「あ、すみません。それ、この辺で放し飼いにしている魔物です。安心してください、人に危害は加えませんから。それに、ツノラビットやスライムなどの魔物を食べるんで、宿では代替放たれてますね。」
宿の人は、冷静に美しく答える。
「あ、ごめんなさい。アタシのペット、ツノラビットなんです。アタシの言うことをよく聞くので暴れたりとかはしません。」
「そうでしたか。魔物に知らせておきますね。」
そういい、宿の受付の人が外に出ていった。
てかピピピって泣く鳥が兎食べるとか。小鳥みたいなやつは果実でも食ってろ。
---
「そろそろレベル上げしないかアロー。レベル上がったら強い魔物狩れてアイテムボックスにしまって、解体してもらって素材買い取ってもらえば、お金ザックザクだよ!そしたらエサも高いの買えるし」
『じゃあレベル上げします。ご主人様。』
そのご主人様呼びやめてほしい。ペットは家族なんだから。アローは妹。もか姉ちゃんって呼んでほしい。
それにご主人様呼びはアローの姿に合ってない。「ねーちゃん」って呼んでる感じ。
『・・・もか姉ちゃん!レベル上げてお金稼いできて!』
「アロー!!!めちゃかわいい!!!」
そして、シスコンになりそうな姉と種族の違う妹は冒険者ギルドに向かった。
---
--- 冒険者ギルドにて ---
『(念話)アロー、戦いたくないから、植物採取に行ってくるね』
『(念話)もか姉ちゃん、戦いたくないってのは僕が弱いから?』
『(念話)違う違う。アタシ自身、戦争とかは好きじゃないの。自分が負けたら悔しいし相手が負けたら罪悪感。いいことないんだよな。』
というか、アローの一人称が僕なんだけど。ボクっ子すきなのバレたのかな。
そういえばモヌルスきゅん元気かなぁ?仕事頑張ってるかなぁ?キモいやつに絡まれたりしてないかなぁ?
『(念話)僕が男の娘じゃないばかりに・・・』
心を読んだのか、アローが哀しい目でこっちを見てくる。やめて。そんな目で見ないで。
「アローはアローでいいんだよ。そんなことより依頼依頼~」
慌てて話を逸らす。ごめん。アタシがこんなに気持ち悪いショタロリコンで。
で、肝心の依頼は・・・お、キノコ採取あんじゃん。
場所は・・・ナイタルノース山脈か。魔物も少ないって書いてあるし安全そうだな。まあアイアンランクだし。簡単なものばっかりだよね。
ためしにゴールドランクの依頼を見てくる。
「ジャイアントゾンビ討伐」「ビックライトクラーケン討伐」「ヒンディナイタルダンジョン走破」・・・
え、やばくね?
さすがゴールドランク。聞いたことない魔物の名前がザックザクです。
でもアタシは今から依頼を受けて、報酬の金とスキルアップポーションザックザクだよ♪
「アロー、いくよ。」「キュウ!」
鳴き声かわぁ・・・
なんか倒れそうになったが、今後の報酬を考えたら1秒でも無駄にできないのでなんとかなった。
---
--- ナイタルノース山脈にて ---
アローが寒そうに震えている。
「はい。店で買ってきたでっかいバック。こん中に毛布入れてあるからあったかいよ。」
アローは「キュウウ・・・」と鳴いてバックに入る。入ったら暖かそうに寝た。
「きゃわいいいいいい(起こさないよう超小声)」
ぶっ倒れた。
10分くらいたったと思う。やっと意識を取り戻した。
「あ、キノコ採らなきゃ!!」
20分後
「とり終わった!!!」
凍死しないようにさっさと山を駆け下りた。
駆け下りているときにアローが楽しそうにするので、凍死より先に尊死しないか少し不安だった。
うちの子が一番きゃわいい。
---
--- 冒険者ギルドにて ---
「依頼達成ハァハァ・・・しましハァハァ・・・たハァハァ・・・!」
息切れがつらい。受付も心配している。
「なるほど、たしかにノースマッシュですね。では報酬です。お受け取りください。」
やったぁぁ!!初めての依頼達成っす!
「では最後に、ギルドカードをお見せください。」
ギルドカードを提示する。
なんか、成功回数と失敗回数を記録するらしい。
成功回数や失敗回数などは実力にかかわってくるので大事らしい。
「はい、ありがとうございました」
「ありがとうございました~。」
なんか疲れた~。でも、ポーションが手に入った!
でもポーションとかよくわかんないんで、宿に帰って寝たらにしまーす。
---
宿に帰ってきた。
ベットにアローを寝かせると、アローがすごい勢いで寝た。
アローもつかれたんだな。
そして最後に、いらん言葉を付け足す。
「おやすみ、我が妹。」
最後まで読んでいただき本当にうれしいです。
やっと3話いきました!そして間が空きました。
内容1つしかないのに無駄に話が長い。でも断捨離できない。
これじゃファンとか全然作れないね。ファン出来たら将来の夢小説家とかも考えたけど。
では4話でお会いしましょう( •̀ ω •́ )✧いつになるか知らんけど。
そういえば今日は推しの誕生日じゃん!最強!!
追記
しばらくこのシリーズ休むと思います