少女と骨の幻想戦争
編集者:カバヤ
小6になってUNDERALEとAUサンズオタクになった男の駄文です。こんな自分の作品でも読んでくれる人がいたら嬉しいな(笑)現在12歳♬受験生なんで不定期更新になると思う。
―――むかしむかしあるところに、対立している二人のスケルトンがいました―――
―――その二人のスケルトンの対決は、いつもマルチバースを震わせました―――
―――その二人は・・・
ある日突然消えました―――
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目次
幻想郷をまるごと巻き込んでインクとエラーのオールスター戦争 第一話 プロローグ
記念すべき1話目!プロローグ〜〜〜〜!
「プロローグ」
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「はぁ、はぁ」
※二人の戦う声が何もない空間「Anti-void《アンチボイド》」に響く
床に飛び散ったインク。どこからか張られた糸。それらはこの戦いが以下にひどいものだったかを示す。そして、二人はまばゆい光に包まれる―――
「「何だ!?」」
-------------------------------------------------------------------------------------------------------------
※???周辺
?「いてて・・・あれ?僕の知らない時間軸?」
※???周辺
?「あ?なンだここハ?フム・・・なるホどな。」
そして始まる、世界を巻き込んだ戦争が・・・!
ど・・・どうやったら文字数が増えるんだ・・・?頑張りましょー!後々AUサンズ50人以上が参戦したオールスター戦争を書こうかなと思います!
番外 キャラクター説明
第二話♬主なキャラクターを紹介するヨ☆
|Ink!sans《インクサンズ》
性格
非常に明るく、ポジティブな性格。また、物忘れがひどく、3秒前に自分が話していたことを忘れてしまうほど。エラーとは原作よりも仲が悪い。人を助けたいと願うような人格者で、がんばっている人を必死に応援しているというようなただただいいやつ。幻想入りしたことによって元々使える能力とプラスで新たな能力を使える。
能力:み※※※※が※に※る程度の|能力《ちから》
|Error!sans《エラーサンズ》
性格
インクとは違い非常にネガティブで、いろんな場面において頭が切れる。また意外と編み物が好きで、暇なときは自分の糸を使って人形や※※※※に送るためのセーターなどを編んでいる。自分の過去から、自分含めるすべてのタイムラインの生物が壊れてしまえばいいと思っている。インクと同じく幻想入りしたことによって元々使える能力とプラスで新たな能力を使える。
能力:な※※※こ※※程度の|能力《ちから》
|博麗霊夢《はくれいれいむ》
性格
喜怒哀楽が激しく、単純で裏表の無い、人間・妖怪を問わず惹き付ける不思議な雰囲気の持ち主。強い妖怪には好かれるが、やや問答無用が過ぎる部分があるため弱い妖怪からは恐れられている。
ちなみに霊夢は周りにさほど興味はないとのこと。そのためか傍若無人に見える言動も多い。
誰に対しても優しくも厳しくもなく、誰かと行動していても仲間として見ない非常に平等な性格。 実は冷たい人間なのかもしれない、と評される。だが、霊夢自身が何もしなくても妖怪や人間が自然と集まってくるので常に「みんなの中心」にいる。ただ好意を持たれること自体は悪く感じてはいないようで、※※※※※に対して、神社の近くの大木に住むことを正式に認めている。大体は原作と同じです。こっから|インクサンズ《ひとたらし》によって心を開くかも?
能力:空を飛ぶ程度の能力
|八雲紫《やくもゆかり》
性格
・うさんくさい
・一応幻想郷の賢者
・おばさn(パァンチ(○〝_〝)=O))))))))))’∀`)イタァィ
能力:境界を操る程度の能力
うああああああああああああやっとこさ完成!番外編で後も労力を使うものか。
やっと次から1話目です。さて、2人はどこに落ちたのか。
本当の第一話「奴らの幻想入り」
タイトルに第一話って打とうとしたらすでに第一話あったわ(笑)
ということで、2人(人という単位なのか?)は幻想郷のどこに落ちたのか。そして某コシヒカリ博士はどのように関わっているのか。お楽しみに〜〜〜!
改定 2023年7月22日:本文の一部分を改定しました。理由は第五話と合わないと思ったからです。
「奴らの幻想入り」
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✕✕周辺にて
?「あれ〜ここどこだ?僕は確かエラーと・・・戦ってたはずだけど。」
館周辺にて
?「ア?あいツどこいッた?ここは・・・フム・・・?ゲン・・ソウ・・キョウ?」
霊「これは・・・面倒くさいことになりそうね。」
数時間前とある魔法使いの家にて
?「なあ霊夢〜〜〜暇だ〜〜〜なんか面白いこととかないのか?」
霊「無茶言わないで魔理沙、あるわけ無いでしょ。だいたいそんなこと私が探してるわよ。」
その時、無空間にて
紫「これは面白いことになりそうね。」
?「❄︎☟︎✋︎💧︎ ✋︎💧︎ ☝︎⚐︎✋︎☠︎☝︎ ❄︎⚐︎ 👌︎☜︎ ✋︎☠︎❄︎☜︎☼︎☜︎💧︎❄︎✋︎☠︎☝︎📬︎」
時は進み今
インク視点
ここはどこだ?僕の知らない時間軸だ。平行世界線・・・というわけでもなさそうだし。タイムパラドックスくんにでも来てもらえればわかりそうだけど・・・知らない場所でむやみに能力を使用すると危ないってフレッシュに言われた気がするしなぁ。まあとりあえずここがどこの世界か知るのが先決だね!見たところここは・・・人が住んでいそうだけど。あれ?僕ここに何しに来たんだ?あ!危ない危ない、マフラーに書いておこうっと!
モブ1「お、お前は誰だ!」
イ「僕はインク。君は?」
1「近づくな!この妖怪!」
イ「妖怪?僕はスケルトンだけど。」
1「それを妖怪と言うんだ!」
イ「おかしいな・・・僕の世界線じゃそんなこと・・・」
1「ほらやっぱりなんかボソボソ言ってるし!企んでる!」
イ「待ってこれは誤解」
1「霊夢さーーーーーーーーーん!」
逃げていった・・・霊夢さんって誰だろう・・・棟梁的な存在なら一度会ってここがどこだか聞きたいな・・・
霊「あんたがさっきの人が言ってた妖怪?めんどくさいことになりそうと思ったら・・・あんたは人に害をなす妖怪?それとも人と一緒に生活している妖怪?まぁいいわ。退治されなさい!」
イ「妖怪じゃないって・・・しかもここがどこかもわからないし!」
霊「とにかく退治されなさい!」
イ「退治?もうよくわかんないや。とりあえず戦って勝ったら話聞いてくれる?」
霊「私に条件を提示しているの?そして私に勝てると思っているの?いいわ。その条件、飲んであげる。勝負!」
そうして、よくわからない僕と霊夢の「勝負」がはじまるのだった・・・
ハイ終わり〜〜〜!誰がなんと言おうが1話の終わりです!2話?そんなもん明日にでもなれば上がってるやろ!
?「早クオレの部分書ケよ。」
すまん。頑張るわ。ということで次回は霊夢vsインク!弾幕ごっこ?今はまだ知らんな。小6パワー発動!勘弁して〜〜〜!
第二話「霊夢vsインク」
第二話〜〜〜
さーてインクはいいけど霊夢のスペカどうしようかな〜〜?
スペルカードって何って?弾幕ごっこって何って?そんなもんpixiv百科事典見りゃわかるだろ!
「第二話 インクvs霊夢」
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※ガキン、ガキン!
※木のお祓い棒と木の筆が金属のような音を散らしている。
霊「あんた、いつになったら倒れるのよ。。。」
※そこには服がボロボロになった巫女と、まるで悪魔のような|Deamon ink sans《そいつ》がいた。
数時間前
そうして、僕と霊夢のよくわからない「勝負」が始まるのだった―――
霊「まずはこっちから!霊符『夢想封印』!」
イ「なんっだ?これ?玉が・・・追尾してくる!」
※寸前のところですべてを避けきった
霊「これを避けきるってね。少なくともそこらへんの雑魚じゃなそうね。」
イ「次は僕のターン!」
霊「なんでターン制になってるの?夢戦『幻想之月』!」
イ「えぇぇぇ!そんなの反則だって!」
※そう言いながらもさっきのよりは楽だと思いつつあなたはすべてを避けきった
霊「とか言いつつも全部避けてるじゃない・・・!(残り枚数はあと2枚・・・これを避けられたら・・・最悪|あれ《夢想天生》を使うしかなくなってしまう・・・!興味がないとはいえ殺すのは避けたい・・・!頼む!これで堕ちてくれ!)
霊「宝符『陰」
イ「今度は僕だよ!〈FIGHT ACT ITEM MERCY〉⇒FIGHT」
霊「骨!?・・・とインク?」
※あなたは少しだけ霊夢を傷つけた
霊「いてて・・久しぶりに傷をつけられた・・・あと1枚使うつもりだったけど・・・思い切ってここで使っちゃおう!『夢想天生』!!!」
イ「何だこれ!?何故か霊夢にさわれない!くっ・・・助けてフレッシュ!」
?「hey,hey 陽気なブラザー?な~んでこんなとこにいるんだい?」
この世界線ではダメージを与えようが逃がせばEXPは入りません。異議は認めません。
次回はもう一回霊夢戦があって、その次はエラー回!口調的に書くのが大変であり、なおかつわかっている方もいるかも知れませんが、次は館組との対戦・・・!そしてこれまた悩んでいるのが、インクとは違ってエラーはなんだかんだ言って強いので、どの館組とも接戦になる情景が思い浮かばない・・・!次回もよろしく〜〜!
第三話「形勢逆転」
暇だ!土日は学校はないッ!よって書けるッ!っしゃぁぁぁぁぁぁぁぁ!(崩壊)
第三話「形勢逆転」
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?「hey-hey,陽気なブラザー?なーんでこんなとこにいるんだい?」
霊「!?(こいつに似たのが二人?どういうこと?にしてもかなり身長が高いわね・・・)」
イ「フレッシュ!早速で悪い。急いでるんだ。事情は後で!とりあえず力を貸してくれ!」
フ「?‐?」
フ「なるほどね〜〜いいよ。要はそこの変なニンゲンから事情を聞けばいいわけね?」
イ「(指パッチンをしながら)さすがフレッシュ!話が早いね!でもあの巫女さん、なんか話聞いてくれなさそうなんだよねぇ〜。攻撃が通らなくなったし。」
フ「あれ?インク使ってないの?」
イ「フレッシュが言ったんでしょ?知らない場所でむやみに能力を使うと危ないって。」
フ「な〜にこんな状況でもオイラのいったことを守るなんてねぇ。」
イ「だって僕と違ってフレッシュ賢いもん!」
フ「とりあえず今は使ってもいいYO?」
霊「作戦会議終わった?こっちは急にでかいのが出てきて混乱してるんだけど。」
イ「この子は僕の親友!フレッシュ君で〜す!」
霊「まためんどくさそうなのが一人増えたわね・・・」
イ「確認だけど能力使ってもいいんだよね?フレッシュ。」
フ「まだ気にしてんのか兄弟?いいぜ。使っちまいな〜〜」
イ「せっかく来てもらったフレッシュ君には悪いけど、ここは僕一人で行けるよ。」
霊「あんまり舐めないでほしいわね。」
イ「舐めてるわけじゃないよ?ただ・・・|能力《インク》が使えるってだけさ。」
霊「インク・・・?」
イ「形勢逆転!undertale Gサンズ、undeefell フェルサンズ!」
G「よう。」
fell「どこだよここ。」
霊「また増えた・・・」
イ「早速で悪いけど、そこの巫女さんやっつけちゃって!殺さないでいいよ!」
2人「了解!」
霊「さっき夢想天生使っちゃったからもうこれしか残ってない!」
霊「宝符『陰陽宝玉』!」
2人「甘い」
霊「瞬間移動・・・して!?」
2人「ブラスター!」
霊「そっちこそ甘いんじゃないの?」
2人「え?」
イ「危ない!」
※あなたは急いで2人を元の時間軸に戻した
霊「私をあまり舐めないほうがいいわよ?」
イ「そうみたいだねってえぇ!」
※あなたはその弾幕をモロに受けてしまった
※あなたは意識を失った
霊「はぁ・・・手こずったわね。にしてもこの妖怪、何だったのか。レミリアみたいに話が通じる妖怪だったぽいからねぇ。事情を聞くのもありだったけど・・・まあいいか。」
※そうして霊夢は去ろうとした。すると・・・
霊「!?」
※霊夢が振り向くと・・・インクが倒れたはずの場所にはインクはいなかった。その代わり強烈な殺気を感じた
?「ア・・・ガ・・・」
霊「あの妖怪?」
霊「っ!?」
※霊夢は壁まで吹き飛ばされた
そんな感じで今に至る
霊「あんた、いつになったら倒れるのよ。。。」
※そこには服がボロボロになった巫女と、まるで悪魔のような|Deamon ink sans《インクの悪魔》がいた。
※あなたは意識が朦朧としている
※あなたはあるサンズを呼び出した
《Last breath sans》
※あなたはやれと指示した
霊「うぎゃぁぁぁぁぁ」
※霊夢に10を超えるほどのたんこぶができた
※霊夢はLast breathがトラウマになった
※倒すと同時にあなたも地面に倒れ込んだ
※それを偶然見つけた人間が2人を✕✕神社へ連れて行った
※それを見ていた不気味な人物は気持ちの悪い笑みを浮かべた
「❄︎☟︎✋︎💧︎ ✋︎💧︎ ✋︎☠︎❄︎☜︎☼︎☜︎💧︎❄︎✋︎☠︎☝︎📬︎︎」
※そして「彼」も動き出す・・・!
キャラクター紹介
フレッシュサンズ〈fresh!sans〉
パリピ。詳しくはPixiv百科事典様を見ろ!
ちなインクはインクで作り出さずにモノホンのサンズを時間軸から呼び出せる設定です。呼び出したやつは元の時間軸に返せます。だって元の時間軸の名前と座標がはっきりしてるからね。インクとエラーは「なにもない空間」から飛ばされたから座標も名前も分からずに帰れない、という設定でございます。
終わりだ。次回エラー回。一話に一人(もう人で単位を統一していようと思います。)サンズ出せたらいいな。
第四話「5分で滅ぶ✕✕館」
第四話ッッッッッッッッッッッッッッッッッッッ!
エラー回!どう頑張っても接戦になることはなかったので、5分でぱぱっと滅ぼして、さっさと白黒魔法使いに預けよう!本格的な対決は紅霧異変までお預けで!ちな春雪異変まで終わったら地霊殿組と某フラワーマスターにその他諸々と合流してコシヒカリの見守る中オールスターバトル始めます!
第四話「5分で滅ぶ✕✕館」
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--- インクが霊夢に出会っていたその頃同時刻、紅魔館周辺で ---
?「ここは何ダ?」
※そして|エラー《そいつ》は時間軸操作画面を開く
エ「ゲン・・ソウ・・・キョウ。時間軸番号は・・・【取得不可】?マルチバース個体名【不明】、生息種族【多種多様】、総合戦力・・・【150000】!?通常Undertaleでも総合戦力100なのに・・・注意人物【個体名:博麗霊夢】,【八雲紫】,【|一桟《にのまええつり》】てかなんダこれ。ほとんドわかんネぇじゃねぇカ・・・ン?なんだ?赤イ・・・館?とりあエずここがどこか聞いておかないとな。」
?「zzzzzZZZ・・・」
エ「門番寝てやがる・・・仕事ニなってねェだロ。」
?「すみませんね。うちの美鈴が。」
エ「!?」
エ「オ前ハ誰ダ?(コイツ・・・気配ガシナカッタ?)」
?「失礼。私はこの紅魔館のメイド、十六夜咲夜と申します。こっちは門番の美鈴。よろしくお願いします。」
エ「ナンか礼儀正しイな・・・というかさっキ気配ガしなかッタのはナんデだ?」
咲「秘密です。それよりお嬢様に御用ですか?」
エ「お嬢様?」
咲「正確にはレミリア・スカーレットお嬢様。この紅魔館の主にして500年以上も生きる吸血鬼です。」
エ「吸・・・血・・鬼?なんだそリゃ。」
咲「知らないのですか?人間の血を吸うんですよ。」
エ「ニンゲン?ココニハ、ニンゲンガイルノカ?」
咲「(とてつもない殺気・・・!この方は人間に恨みでもありますの?)」
咲「えぇ・・・いますよ?人里もあるくらいですから。」
エ「今スグソコニ向カワセロ。」
咲「何をするかによりますね。」
エ「言いたくないナ。」
咲「殺すならば止めます。止めなければ私が博麗に怒られますからね。」
エ「博麗・・・?マァ、止めるなら殺るマデだ。」
咲「では・・・勝負!」
2分後
咲「なんであなたはそんなに・・・」
エ「知ルかそんなモン」
?「さ・・・咲夜・・・?」
エ「ダレダ?」
レ「私はこの館の主・・・レミリアよ。咲夜をこんな目に合わしたのはあなたね?」
エ「ソウダガ?」
レ「許さない・・・!絶対に許さない!」
エ「そうカ。勝手にしろ。」
レ「死になさい!」
1分後
エ「おいおい・・・あの時止め女のほうがきつかったゾ。」
レ「なんで・・・運命が・・・|見えない《・・・・》?」
【活動報告・・・紅魔館・・・メイド・主制圧完了・・・活動時間計5分】
※それから少しエラーはとある森をさまよっていた
?「ん?お前誰?」
エ「ア?」
エラーは弾幕ごっこじゃなかったら大体のキャラに勝てます。幽香と一「にのまえ」には勝てんかも。
一(にのまえ)くんはオリキャラです。ウワーキャラクター紹介に入れとけばよかったーと思ったのはまた別の話。ちなみに「一」は名前は伏せるけどあの人の小説から取っております。名前は出せないけどありがとうあの方!
エラーは起こったり感情が高ぶると全てがカタカナになります。ヒャッホーイ書くのが楽ぅ〜〜!
次回、霊夢。謝罪会見。デュエルスタンバイ!
第五話「で、ここどこなん?」
霊夢、全力謝罪会見ッッッッッッッッッッッッッ!
スペカとは何か、それを知るのだ!ちな白黒魔法使いとの出会いは紅霧異変までお預けである。
あと主はさ、「それは遡ること数時間前」とかいう演出がめちゃくちゃ好きだから、多用すると思うな〜
第五話「で、ここどこなん?」
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霊「本っ当にすんませんしたァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!」
それは遡ること数時間前
人間3「だ、大丈夫っすか霊夢さん!そして何だこの化け物は!と、とりあえず霊夢さんは運ぶとして・・・この妖怪をどうするか。客人だったときが怖いし、一応|博麗神社《・・・・》に運んどこう・・・」
霊「ん・・・ん?ここは・・・|神社《うち》?」
3「気づきましたか!?もう・・・!心配しましたよ霊夢さん・・・!道端でそこの変な妖怪と一緒に倒れ込んじゃってて・・・急いで2人をここまで運んだんです。」
霊「そう・・・ありがとう。もう行っていいわよ。」
3「わかりました・・・そこの妖怪に関しては任せましたよ・・・!」
霊「はいはい・・・」
イ「ん?」
霊「あ」
イ「あ」
2人「あ」
2人「ああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!」
霊「なんでいるのよ!ストーカー!?」
イ「そっちこそ!てか結局ここはどこなんだよ!」
数十秒後
イ「落ち着いた?」
霊「ええ・・・」
イ「で?結局ここはどこ?」
霊「え?」
イ「え?」
霊「あなた、妖怪じゃないの?」
イ「逆に、妖怪って何?」
霊「もしかしてあなた、外来人?でも妖怪?」
イ「外来・・・?」
霊「これはだめだわ・・・っていうかそれならなんで戦う前に言わなかったのよ!」
イ「何回も言ったよ!」
--- 回想 ---(「本当の第一話」より)
霊「あんたがさっきの人が言ってた妖怪?めんどくさいことになりそうと思ったら・・・あんたは人に害をなす妖怪?それとも人と一緒に生活している妖怪?まぁいいわ。退治されなさい!」
イ「妖怪じゃないって・・・しかもここがどこかもわからないし!」
霊「とにかく退治されなさい!」
イ「退治?もうよくわかんないや。とりあえず戦って勝ったら話聞いてくれる?」
霊「私に条件を提示しているの?そして私に勝てると思っているの?いいわ。その条件、飲んであげる。勝負!」
そうして、よくわからない僕と霊夢の「勝負」がはじまるのだった・・・
「妖怪じゃないって・・・しかもここがどこかもわからないし!」
|「妖 怪 じ ゃ な い っ て ・ ・ ・ し か も こ こ が ど こ か も わ か ら な い し ! 」《・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・》
--- 現実 ---
霊「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
イ「ね?」
※そして今に至る
霊「本っ当にすんませんしたァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!」
イ「本当だよ、もう。何回も聞くけど、ここは一体どこなの?」
霊「ここは、幻想郷。」
----------------------- 少女説明中 -----------------------
イ「へぇ〜〜なるほど・・・」
霊「今度はこっちの番よ。あなたは妖怪?どういう世界にいたの?」
-----------------------骨説明中----------------------------
霊「なんか・・・特殊ね。過去は?」
イ「それに関してはあまり伝えたくない。」
霊「(悲しみの声色・・・聞かないほうが良さそうね。)わかったわ。」
霊「じゃあ・・・しばらくここに居候していく?どうせ行く宛もないんでしょ?」
イ「いいの?やったー!」
霊「挨拶代わりのお賽銭入れていきなさい。」
イ「いや金持ってないし。」
霊「チッ・・・」
イ「今舌打ちした!舌打ちしたよ!舌打ちだ!いけないんだ!」
霊「してないわよ。」
イ「いいやしたね!僕の耳は音を逃さないのさ!」
霊「音逃してどうすんのよ。」
イ「この〜〜〜!」
そうして僕と霊夢の平穏な生活が始まった。
――――――――――はずだった。
幻想郷はどこかと思ったそこの君!詳しくは
「https://www.weblio.jp/content/%E5%B9%BB%E6%83%B3%E9%83%B7」
このURLをコピペして見てくれ!詳細まで詳しく書いてあるぞ!
インクサンズについて詳しく知りたいと思ったそこの君!
「https://dic.pixiv.net/a/Ink%21sans」
このURLをコピペして見てくれ!詳細まで詳しく書いてあるぞ!
ただしインクに関しては過去に関するネタバレもあるから注意するんだぞ!
次は白黒魔法使いととあるバグのお話。それが終わったらいよいよ紅霧異変編に突入!
第六話「白黒魔法使い」
第六話!これが終われば紅霧異変に突入だZE☆
なんか一つの区切りみたいになっております今回はエラー回!うっし頑張るぞーー!
第六話「白黒魔法使い」
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インクと霊夢が同時に倒れたその頃
?「ん?お前誰だ?」
エ「ア?」
?「特殊なやつだなぁ・・・お前妖怪か?」
エ「妖怪ってなんダ?」
?「知らないのか?もしかしてお前は外来人?」
エ「外来・・・人じゃねェとおモう。そもソもお前誰ダ?」
魔「私か?私は霧雨魔理沙。ただの通りすがりの魔法使いだぜ!」
エ「ニンゲン・・・じゃないノか?」
魔「一応人間・・・だけど魔法使いだ。」
エ「何が違うんダか」
魔「ちげぇよ!普通の人里に住んでる人間はな、寺子屋に行ったり、各々店を開いたり、普通の人間の生活をしているんだ。ただし!魔法使いはな、魔法が使えるんだ!」
エ「こういうことカ?」
※あなたは魔理沙に向かって「あおこうげき」をはなった
魔「うわっち!なにすんだよ!?体が重い?」
エ「お前の[ソウル]に重力ヲかケただけダ。」
魔「そうる?何だそれ。」
エ「知らないのも無理はないな。」
エ「てか結局コこはドコなンだ?」
魔「ここは幻想郷。数多の種族が住まう土地だ。」
--- 少女説明中 ---
--- バグ骨説明中 ---
魔「へぇ!おもしれぇじゃん!そのインクってやつは霊夢と気が合いそうだ!」
エ「ケッ。勝手にしロ。ん?霊夢?【個体名:博麗霊夢】のことカ?」
魔「霊夢を知ってるのか?」
エ「知っテるも何モそいつ、強イんダろ?」
魔「あぁ。それよりさ、家に来ないか?どうせ行く宛もないんだろ?」
エ「そうだな・・・宛が見つかルまでそこデ隠れさセてモラう。」
魔「そうと決まれば早速ゴーだぜ!後ろに乗りな!」
エ「ホウキ?なんでだ?」
魔「いいから乗れ!飛ぶぞ!」
エ「分かっタ。」
※その様子を見ていたとある新聞記者は、記事を書かずにその場をあとにした
―――胸のワクワクを抑えながら。
エラーって何?幻想郷って何?って思ったそこの君!前の話のあとがきを見るんだ!
序章終わりでござんす!結構期間空かしたので、これからは頑張りまーす!
紅霧異変編では、ニノマエが少しだけ出ます!どんな能力なのか。紅霧異変編をお楽しみに〜〜!
報告係:影分身した主
主が今度偉大なる呪術廻戦様の小説を書くそうです?まあ主にかかれば東方は参戦決定なので。
主の中二病の発散の場として、こっちはほんとに「不定期」で投稿していくそうです。
ではでは〜〜
第七話「骨の日常」
うん。わかるよ?お前投稿遅くね?って言いたいんだろ?わかるぜ?でもな、世の中には夏休みというものがあってだな・・・(殴ゴフゥ)
書こう!と意気込んだものの、やっぱ紅霧異変書くのめんどくね〜〜ということで1話先送りに!
ここでは霊夢✕インク、次回は魔理沙✕エラーの掛け合い、スペルカード、仕事探し、友情を描くZE☆
なので軽く2000字は超えるかも!途中で飽きるなよ!それでは私は術式を考えるぜ!じゃあな!
霊「あ、逃げた」
第七話「骨の日常」
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霊夢✕インクサイド
霊「ねぇインク。」
イ「何?」
霊「あんたちっとはお賽銭入れた?」
イ「だーかーら!ぼくはここでのお金なんて一銭も持ってないし!そもそもお金を稼ぐ方法もないんだって!」
霊「はぁ〜〜〜これだから妖怪を住まわせるのは好きじゃないのよね〜〜〜」
イ「だーーかーーら!!妖怪じゃないってーーーー!はあ。じゃ、どうやってお金を稼ぐかだけ言って。」
霊「人里で店を開くとか、絵の展覧会をするt」
イ「絵!?」
霊「絵の話になった途端にがっつくわね。」
イ「そりゃそうでしょうよ!絵は僕の生きる道だよ!?」
霊「はいはいわかった。それでやるの?やらない」
イ「やる!!!!!!!!!!」
霊「ほんとにがっつき始めたわね・・・」
イ「ねぇ霊夢!どこに行ったら展覧会って開ける?」
霊「そうね・・・ま、一番手っ取り早いのは人里でしょ。」
イ「じゃあその人里?に連れてってよ!」
※あなたは霊夢に詰め寄った
霊「(ほんとにグイグイくるわね・・・ここまで来られたのは・・・魔理沙以来かしら。)」
霊「わかったから!離れなさい!」
イ「はぁい」
霊「(なんかこいつしょんぼりしてない?めんどくさいわね・・・)」
※なぜか霊夢のイライラが募った
霊「とりあえず乗りなさい。送ってあげる。そしたらあとは自分で行けるんでしょ?」
イ「うん!ありがとう霊夢!」
---------------少女移動中---------------
霊「着いたわ。」
イ「ここが人里・・・!初めて・・・ではないね?霊夢さん?」
霊「その節は本当にごめんなさいね・・・」
イ「いいよいいよ!僕あんまり根に持つタイプじゃないし!何ならすぐに忘れちゃうから!」
霊「なんだ。気使って損した。」
イ「いや、そこは使おうよ!というか使ってよ!」
霊「はいは〜い」
イ「ちょっとぉ!?」
霊「展覧会を開くなら色々と準備が必要だわ。絵は自分で描くから問題ないとして・・・会場費とか、紹介する人とか、設備費用とか、リハーサルとか・・・」
イ「会場費はツケで。紹介する人は霊夢でいいじゃん。」
霊「はぁ!?私がそんなのやるわけ無いでしょ!?」
イ「売上の半分を君に渡す、と言ったら?」
霊「ありがたくやらせていただきます、インク様。」
イ「本当にお金に目がないね霊夢は・・・」
霊「で?あたしは何をすればいいわけ?」
イ「とりあえずソッコーで絵を50枚ぐらいとビラを描くから、今から霊夢はソッコーでビラをばらまいてきて!」
霊「了解」
3分後
イ「これでいいか!」
霊「じゃあ配ってくるわ。」
5分後
イ「お、帰ってきた」
霊「とりあえずばらまいてきた。今はめっちゃ話題になってるわよ。」
イ「よーし明日は頑張るぞー!」
霊「え?明日するの?」
イ「うん。ビラ見てないの?」
霊「興味ないし。」
イ「え〜そこは見ようよ!」
そんなこんなで作業をしていたら、一日はあっという間に過ぎていき、翌日になってしまった。
イ「いや〜いよいよ今日だね。」
霊「繁盛しなかったら自腹だからね。」
イ「その時はツケで。」
霊「それが通じると思ってる?」
イ「じゃあ最初の戦闘の貸しを使おうか。」
霊「用意周到ってわけね。」
イ「備えあればうれしいな、と言ってくれたまえ。」
霊「殴っていい?」
イ「ダメ。」
霊「あと備えあれば憂いなし、ね。」
イ「殴っていい?」
霊「ダメ。」
イ「僕も殴らないから、そっちも殴らないでね。」
霊「OK殴る。」
イ「なぜそうなった!?」
1時間後
霊「賑わってるわね〜」
イ「僕も正直ここまでとは思ってなかったよ。」
?「Oh〜賑わってるねブラザー!」
イ「フレッシュ!」
霊「ゲッ。」
フ「おいおいそこの嬢ちゃん〜〜?ゲッ。ってそりゃねぇぜ〜?」
フ「ってよく見たらこの前やられてた子じゃん!」
霊「じゃん!じゃないわよこの背高骨!」
フ「にしてもよくここまでの大行列ができたね〜展覧会で。」
イ「フフン、すごいでしょフレッシュ!」
霊「じゃあそろそろ帰ってくれる?」
フ「オーケーまた来るぜ〜〜」
霊「来んなアホ!」
イ「落ち着いて、」
霊「はぁ、はぁ、はぁ」
イ「ま、それはともかくもうちょっとで終了時間だね!」
霊「そうね。さあ金額はどんなもんなのか・・・!」
終了後
受付「はい、集計終わりました!合計で百万円です!」
2人「ええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええ!?」
イ「5000万$・・・バタッ」
霊「円!?銭じゃなく!?」
受付「そんなに驚かれることですか?展覧会はこれで中くらいですよ?」
2人「え!?そんなに儲かるの!?」
霊「ちなみに・・・大きいときで何円・・・?」
受付「まあ大体・・・1000万円ぐらいですかね。」
霊「いいいいいいいいいっいいいいいいいっ一千万!?」
霊「インク。」
イ「はい。」
霊「今すぐ展覧会を開きなさい。」
イ「え?でも今」
霊「早く!!!」
イ「えぇぇぇぇぇぇぇぇぇ」
その後神社にて
霊「そういえばあんたさ、スペルカードってないの?」
イ「あぁ、あのちょっと前に霊夢が言ってた殺さないための技?」
霊「そうそう。」
イ「ないかなぁ。自分には前の戦闘スタイルのほうがあってるし、そもそもどうやって作るかもわからないし?」
霊「あ、じゃあちょっと待ってて。」
数十秒後
霊「はいこれ。」
イ「何これ?白い紙切れが10枚も。」
霊「それが、スペルカードの素。」
イ「これが?」
霊「それに感情とか、こんな技にしたいな〜とか具体的な構想を込めたら、その紙が具現化してくれるの。別に紙自体に魔法を発動させる妖力がこもるわけじゃないけど、不意打ちとか、そういうので殺されるのを防ぐために、その【スペルカード】を宣言して使用するの。」
イ「へぇ〜〜」
霊「でも、あなたの体にもいずれ能力が発言するわ。それまではその生まれ持った能力で戦うことになるでしょうけど。」
イ「そんなもんなんですか・・・」
霊「まあとりあえずやってみなさいよ。」
イ「・・・・・・・・・」
※あなたは心の底で何かがひらめいた音がした
イ「よし!できた!」
霊「どれどれ・・・もう5枚できたの?」
霊「【戒符 最後の審判】・・・あんた中二病?」
イ「違うよ!これは・・・職業柄ね。。。」
霊「わかったわ。作り方のコツを教えてあげる。これはね・・・」
a few moments later
2人「できた〜〜〜〜〜〜!」
霊「なんか達成感あるわね。」
イ「・・・・・・・・・・」
霊「インク?」
イ「zzzzzzzzzzzzzzzzzzzzZZZZZZZ!」
霊「寝てるし・・・」
霊「まいっか!私も寝ようっと!」
※霊夢はあなたに|友達として《・・・・・》好感を覚えた
ハイ。主が「術式反転ッ!零!お前はいつから俺を倒したと錯覚していたッ!」とか言いながら自分の部屋にこもったので前回も出てきた影分身の自分が喋りますね。え〜長かったですね。多分そのせいでこんなにも投稿が遅れましたね主は戦闘面書きたいよ〜〜とか言ってごねてたのにこういう部分だけアホほど進むんだから・・・そろそろ2人が出会いますね。なに、そんな気がするだけです。・・・!そして違う世界線の「歯車」も動き出したみたいですね。主は頑張ってて何よりです。さて、私はそろそろ失礼します。これからも主の応援を宜しくお願いします。
第八話「紅霧異変〜序〜」
最初に魔理エラの絡みを入れて、ひと悶着あってからの紅霧異変。異論は?ない?OK!レッツラゴー!
第八話「紅霧異変〜序〜」
---
魔「なあ。」
エ「ア?」
魔「お前って好きなものとかあるのか?」
エ「好キな食べ物はチョコレート。好きなコとは裁縫ダ。」
魔「へぇ〜!お前裁縫できるのか!私より女子力高いな!ていうかお前、その体でどうやって消化してんの?」
エ「知らん。そんなことは作者にで――――」
ーこのメッセージは削除されましたー
エ「チッ」
魔「なあエラー、作者って誰d―――」
ーこのメッセージは削除されましたー
魔「あああああ!何だこのメッセージうざってぇなぁ!」
エ「フッ。」
魔「あ。笑った。」
エ「笑ッテネェ。」
魔「いーや笑ったね!私の耳は音を逃さん!」
エ「音逃してドウすんダよ」
魔「この〜〜〜〜〜〜!」
エ「へッ。どっかの誰カさんと同ジこと言ってラァ。」
その頃
イ「ハックション!」
霊「へぇ〜骨でもくしゃみってするのね。え?風邪引いた?」
イ「いや〜そんなことないと思うけど・・・」
霊「誰かが噂してたり?」
イ「だとしたらエラーぐらいしかいないけど・・・」
霊「ああ、例の破壊者さん?」
イ「まあいいよ!それよりついに展覧会だよ!のこり30分、きっちり仕上げるよ!」
霊「そうね。」
場面は戻り
魔「で?結局なんの話ししてたんだっけ?」
エ「もう良い」
魔「にしてもお前金稼ごうとか思わねぇの?」
エ「思わなイな。使ウことナいし」
魔「えぇ〜稼ごうぜ?」
エ「イヤダメンドクサイ」
魔「えぇ〜〜〜〜〜〜?」
エ「やらねぇヨ?」
魔「えぇ〜〜〜〜〜〜?」
エ「いやイや」
魔「えぇ〜〜〜〜〜」
エ「分かッたヨうるセぇな!」
魔「イェーーーーーーーーーーイ!」
魔「で?で?どうやって稼ぐ?」
エ「マぁ一番簡単なのハ裁縫で作ったものを売ルとか?」
魔「よし!それに決定!じゃあ早速作って」
20分後
エ「できタぞ。」
魔「おお!すげぇなエラー!セーターに人形・・・ニット帽に手袋まで!お前こんな可愛らしいもの編めたのか!」
エ「まあな。」
魔「よーしあとは私に任せとけ!出店開いて稼いでくるぜ!」
エ「オーう」
1時間後
魔「いやー儲かった儲かった」
エ「あ、帰っテきた。」
魔「お!エラー!いやー儲かったぞ!」
エ「どのくらい?」
魔「えーっと・・・ざっと百万。」
エ「!?」
魔「いやーすげぇよな。」
エ「・・・」
魔「エラー?」
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魔「うっわやべぇ!こいつフリーズしていやがる!」
A few HOURS LATER
エ「ハッ!?」
魔「あ、起きた。」
魔「お前数時間はフリーズしてたんだぜ?」
エ「そりャそうダろ!?百万って」
魔「そんな大金か?」
魔「っていうかこの大金何に使うんだ?」
エ「ああ、半分はお前にやルよ。好きに使っテいい」
魔「まじで!?ありがとうエラー!」
エ「元々はお前ガ出した店だカらな」
魔「じゃあお言葉に甘えさせていただくぜ!」
魔「それとさ、お前スペルカード作ったか?」
エ「あノ白い紙切れのコとか?それなら結構前に終わっタゾ。」
魔「おお!見せてみろよ!・・・【線符 瓦解散裂】・・・おまえ破壊にしか能がないのか?」
エ「うルセェな・・・職業柄ダ。」
魔「ま、いいんじゃねぇの?」
魔「あ、そうそう。そういえば人里に出店だしてる時な、退屈でこっそり抜け出しちゃって。それで見て、まあ同一人物かはわからないんだが、インクってやつが人里で絵の展覧会を開いてたぞ。そいつもお前と似たような骨だったが、なんかもう一人背が高いカラフルなやつもいた。」
エ「!?」
エ「ソレハホントウカ?」
魔「逆に私が嘘をつくと思うか?」
エ「今ノとコろはナいな。」
エ「(|インク《アイツ》ガ・・・コノ世界ニイル?)」
----------その頃一方神社では----------
霊「そうそうインク。」
イ「なぁに?」
霊「そういえば展覧会の時に人里を回ってたら、【エラーの裁縫販売店】って店があったわよ。」
イ「!?」
霊「ま、あんたの言う破壊者さんかどうかはわからないけど。休憩中なのか店番がいなかったしね。っていうか破壊者のくせに裁縫好きなの?」
イ「・・・」
霊「インク?」
イ「・・・」
霊「おーい」
イ「・・・」
霊「おーーーーーーーーい!」
イ「うわぁ!なんだよ霊夢!」
霊「なんだよ、じゃないわよ。一人で黙って考え込んで。そんなに真に受けなくていいのよ?本人がいたわけでもあるまいし。同一人物かだってわからないんだし。」
イ「そ・・・そうだよね霊夢。(|エラー《あいつ》が・・・この世界にいる?まさかな・・・)」
霊「しっしっし・・・これで私もしばらくは生活安泰・・・」
イ「ププッ。」
霊「何よそんなにおかしい?」
イ「いや?むしろ霊夢らしくて可愛いなって。」
霊「ブッ!?」
イ「どうしたの霊夢?顔が赤いけど。」
霊「うるさいわねっ!喋ってる暇あったらさっさと稼いできなさい!」
イ「はいはい。」
?「勝手に2人でアオハルしないでくれる?私寂しいんだけど?」
霊「あ!KUSOBABAA!」
?「ア゛ア゛ン゛?」
霊「スイマセン」
イ「いやいやいやいや!誰!?」
霊「このクソバ」
?「よしOK殴る。」
霊「うわあああああああああああああああああああああああ」
紫「改めまして私はこの幻想郷の賢者・八雲紫よ。以後お見知りおきを。」
イ「は・・・はぁ、ご丁寧にどうも。(すっげぇうさんくさい!でもそれを言ったら悲しむだろうなぁ・・・)」
霊「で?あんた何しに来たわけ?」
紫「いや?話題のインクさんにご挨拶をと思っただけよ?」
イ「話題?」
紫「あら知らないの?今あなた人里で『すごい絵描きがいる』って話題になってるけど。」
イ「そうなんですか?」
霊「ま、いいわ。さっさと帰ってくんない?めんどくさい。」
紫「はいは〜いまた来るわね〜」
霊「来んな!」
--- ブオン ---
イ「!?」
霊「・・・!」
魔「!」
エ「・・・?」
紫「フフッ。」
?「✋︎ ❄︎☟︎✋︎☠︎😐︎ ✡︎⚐︎🕆︎🕯︎☹︎☹︎ ☝︎☜︎❄︎ 💧︎⚐︎💣︎☜︎ ✋︎☠︎❄︎☜︎☼︎☜︎💧︎❄︎✋︎☠︎☝︎ 👎︎✌︎❄︎✌︎📬︎」
?「さぁ、始めるわよ。私達がこの幻想郷を・・・支配する!」
モブ1「なんだこれ・・・空が・・・
赤い?」
いや普通裁縫で百万も儲かるか?と思った方々!君らの思考が正しいぜ!
次回、最強、登場!デュエルスタンバイ!
書いてる人にしかわからないと思うけど「区切」を今回から使い始めました!気づいたかな?いや~便利やね〜以上!!
ソロソロジュジュツカイセンカカナイトヤバイカモ・・・
第九話「紅霧異変〜中〜」
前回のまえがきにある通り、今回は「最強」が登場します。
んーまぁ大体の強さで言えばGodverseのキャラ+Alphataleが総出で戦ってやっといい勝負みたいな感じですか。UAファンにとっては「やべぇだろそいつ」というのがわかりますでしょう?
それでは波乱の第九話、どうぞ~!
追記:8/9 本文修正
第九話「最強登場」
---
?「私達がこの幻想郷を・・・支配する!」
?「そうは言ってもお嬢様・・・・どうなさるおつもりで?」
?「いまパチェの魔法で赤い霧を出したわ。」
?「それで?」
?「私達吸血鬼は陽の光を浴びられない・・・だったらその日の光をなくしてしまえば私のこの圧倒的な力に誰もがひれ伏す!そういう算段だ。」
?「ですがお嬢様・・・ご存知でしょうがこの幻想郷には・・・」
?「そうだ。|あいつ《・・・》がいる。くそ・・・あの化物さえいなければより完璧な計画になっていたというのに・・・」
?「|一《にのまえ》のことですか・・・」
?「私は確信している。幻想郷中の猛者たちが全員で奴にかかっても、1分もかからずに返り討ちにされる。」
?「私はあったことがないのですが・・・そんなにお強いお方なのですか?」
?「ええ。そういえば咲夜はあったことなかったわね。」
?「はい・・・」
?「まあいいわ。じきに会えるでしょう。それより今はこの計画を遂行することが先よ。」
?「はい、お嬢様。」
---霊夢・インク視点---
イ「ええええ!?なにこれ!?なんか空が急に・・・赤いよ霊夢!なにこれなにこれ!?今から世界は終わるの!?ねぇ霊夢なんとか言ってy」
霊「うっさいわね!こちとら今から原因を探る気じゃぁ!」
イ「スイマセン」
霊「とりあえずこれは・・・異変ね。」
イ「異変・・・なんだっけそれ?マフラーマフラーっと。あ!これか!『異変:博麗の巫女が異変と認めたとき初めて「異変」と認定される。その異変は博麗の巫女が責任を持って仲間とともに解決させねばならない。』だって。へ〜〜!そんなのもあるんだね〜」
霊「あなたって本当に忘れっぽいのね・・・」
霊「今から私は原因を探りに行くけど・・・あなたも来る?」
イ「行く!」
霊「分かったわ。ついてきなさい。」
A few hours later
イ「着いた〜〜〜紅いね〜〜〜この館。」
霊「私の勘的にここが元凶だと言っている。」
イ「・・・ん?」
霊「なに?」
イ「・・・勘?」
?「あのー。」
霊「うん。」
イ「なんで?」
霊「私だって完璧に異変の元凶が分かれば苦労しないわよ!」
イ「なんかごめんね?」
?「あのー?」
霊「それが逆に女の子を傷つけてたりする。」
イ「・・・」
霊「ま、いいわ。さっさと行きましょ?」
?「あのー!」
霊「なによさっきからうっさいわね!」
?「すみません、私一応ここの門番なんですけど。」
霊「じゃああれか。退治される存在というやつだ。よしOK退治する。」
?「早い早い早い!せめて自己紹介ぐらいさせてくださいよ!初登場なのにここまでの出番が少な」
ーこのメッセージは削除されましたー
ゴッ。ズドォン!パラパラパラ・・・ガクッ。
なんか可哀想な人だったな。そんなことを思いつつ、霊夢さんの強さに怖さを覚えながらも、僕はその門をくぐり抜けるのだった・・・
エラー・魔理沙視点
魔「うわぁエラー!これなんか空が赤いよ!どうすうればいい!?」
エ「俺に聞くナよ!お前のほうガコこニいるだロうが!」
魔「いやでもぉ・・・こんなことは初めてだし!」
エ「とりあえず霧を辿っていけば現況にタどり着けルんじゃナイのか?」
魔「よし!そうだな!ということで乗れエラー!出発だ!」
エ「これは鱗滝さんもびっくりの判断の速さ」
※作者は「まぁエラーメタいからね」と済ませた
エ「よーシ撮影終ワったら地獄の果テマで追いカケてやる」
※作者は「撮影とか言わないの!」と言った
エ「チッ」
魔「ほらエラー、ついたぞ。」
エ「禍々しいナ・・・」
魔「まぁ、異変の元凶はこうでなくっちゃな!」
エ「なんか門がフッとばサれテルんだが・・・」
魔「大方先に霊夢がついたんだろ!」
エ「コんナに暴力的な感じなのか?」
魔「まぁ、霊夢は割と私以外には傍若無人な感じがあるからな・・・」
魔「吉、幾三!」
エ「なんカ・・・空ノ赤の色が薄まっテ・・・寒くなっタヨうな」
魔「ん?」
エ「・・・ナンデモナイ」
ー霊夢・インク【紅魔館中枢到着】ー
霊「・・・」
イ「!」
霊「いるのはわかってるわよ。さっさと出てきたらどう?」
?「さすがですね。博麗の巫女。」
霊「で?あんた誰?」
?「私はこの紅魔館の主・レミリア・スカーレット様に仕えるメイド・十六夜咲夜でございます。」
霊「ご丁寧にどうも!」
咲「それではやり合いましょうか・・・博麗。」
霊「インク、あんたは先に行きなさい。」
イ「そこで僕!?」
霊「先に行って、私が来るまでできるだけ粘ってほしい。」
イ「分・・・分かった!」
※あなたは走り出した
ーエラー・魔理沙【紅魔館高層到着】ー
魔「で?こっからどうする?」
エ「思いっキリ最上階の窓突キ破って入ッたくセに何モ考えてネえのカヨ」
魔「えぇ〜だってラスボスって最上階にいるイメージあるじゃんか?」
?「ご名答ね。」
魔「誰だ!?」
レ「私はこの館の主・レミリア・スカーレット。要はこの異変の元凶よ。暗くてよくみえないけど、あなたの後ろにも一人いるわね?そいつもまとめてかかってきなさい。」
エ「あいツは・・・!」
魔「(小声で)お前は先に行け、エラー。お前という戦力は隠しておいて損はない。」
エ「分かっタ。」
※あなたは走り出した
レ「あら?逃げたのかしら。1対1であなたが私に叶うのかしら?魔理沙。」
魔「ま、いうなれば霊夢が来るまで時間稼ぎをしたら私の勝ちだ。やらせてもらうぜ。レミリア!」
レ「ふふっ。いい度胸ね。ならお望み通りやらせてもらうわ。」
ーインク【紅魔館???到着】ー
イ「こ・・・ここどこだ?なんか最上階に行ってると思ったらいつの間にか階段下がって行ってるけど・・・」
イ「・・・なんだここ?ここだけ異様な雰囲気が漂ってる。。。よし!行ってみよう!」
※あなたはその扉を|開けてしまった《・・・・・・・》
イ「!?」
※あなたはその異質な気配に違和感を覚えた
?「勝手に人の部屋に入って何するつもり?」
イ「・・・君は?」
フ「私はフラン。レミリアお姉様の妹。」
イ「そう。で?君は今から何をするの?」
フ「私ト一緒ニ遊ボウヨ!」
イ「そうだね・・・何をして遊ぶの?」
フ「イッパイイーーッパイアソビマショ!」
イ「うん・・・分かったヨって危ない!何を言ってるんだ僕は!」
フ「アレ?惜シカッタネ」
イ「とりあえず・・・僕が君を狂気から救ってみせる!」
フ「救ウ・・・?アナタハナニヲイッテイルノ?」
イ「遊んであげるよ・・・君がその狂気から開放されるまでね。」
フ「イイノ!?ヤッター!」
2分後
フ「ねぇねぇお兄ちゃん!今度は何で遊んでくれるの?」
イ「うーんそうだねぇ・・・今度は絵を描いて遊ぼうか!」
フ「やったー!楽しそう!」
イ「ふふっ。良かった。」
イ「(よかった・・・一時はどうなることかと思ったけど・・・これから先フランちゃんは狂気に支配されることはないだろう・・・それよりも・・・上でなにか大きな音が聞こえた・・・行ってみよう!)」
フ「えーもう行っちゃうのお兄ちゃん!」
イ「ごめんね。絶対また来るから!」
フ「えー?じゃあフラン一緒に行く!」
イ「ははっ。分かった!じゃ行こう!」
フ「うん!」
イ「でもちょーっとだけ待っててね!」
フ「はぁ〜い」
※あなたは走り出した
ーその頃一方エラー紅魔館【大図書館】到着ー
エ「ここドコだ?」
?「ここは大図書館。そしてあなたは誰かしら?ゴホッゴホッ。」
エ「誰ダ?」
パ「私はこの大図書館の管理者、パチュリー・ノーレッジよ。」
小「そして私は使い魔の小悪魔です!」
エ「そうカ。じゃあな。【糸符 操糸顕縛】」
パ「【火符 アグニシャイン】」
エ「打ち消された・・・?」
パ「私をあまり舐めないで頂戴。」
エ「そゥみたイだな。」
エ「【線符 瓦解散裂】」
パ「【水符 プリンセスウンディネ】」
エ「【壊符 研鑚蹲蹲】」
パ「チッ。」
エ「なンだ?エネルギー切レか?」
パ「うっさいわね・・・」
1分後
グッ・・・バタッ
エ「ハァ・・・割と時間かかッタな。サテと、そろそろ魔理沙に合流シナきゃナ。」
ーその数十秒後ー
イ「はぁ・・はぁ・・割とこの階段疲れるな・・・」
※ガチャリ
イ「なん・・・だよこれ・・・」
※そこには荒れ果てた図書館と、壁に寄りかかって気絶する主、地に伏した使い魔がいた
イ「大丈夫ですか!?・・・返事がない!大変だ!きっと霊夢はもう上にいるはず!フランを連れて霊夢のところに行かなくちゃ!」
※あなたはその場をあとにして、フランを連れ階段を駆け上がった
ー霊夢vs咲夜ー
霊「幻想郷ではあんたみたいなやつ珍しくないわ。本気でやったときは、|それ《・・》はなんの意味もなくなる。」
--- ブオォン ---
咲「!?」
咲「・・・動けるはずないのに!」
霊「はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」
咲「グッ・・・・・・・・・・!」
霊「やっと終わったわね。インクはちゃんと最上階につけたのかしら?まあ何にせよ行ってみましょうか。」
ー魔理沙vsレミリアー
魔「マスタァァァァァ・・・スパーーーーーーーク!」
レ「【紅符 不夜城レッド】!」
2人「やるな・・・(わね・・・)」
霊・イ・フ・エ「レミリア・スカーレット!」
全員「は?」
霊「魔理沙!!?」
魔「霊夢?」
エ「テメェ!」
イ「お前!」
フ「お姉様?」
全員「・・・(どういう状況?)」
A FEW HOURS LATER
霊・イ「よくわかんないけど、要はそこの二組蹴散らせばいいよね(わね)!」
魔・エ「よくわからねぇが、とりあえず全員倒せばオッケーだな(だぜ!)。」
レミフラ「よくわかんないけど、私達以外を倒せばいいのよね?」
※そうして三つ巴の戦いが始まろうとしていた・・・!
?「そこまで」
全員「!?」
ガキン
その音がしたとき、僕らはすでに動けなかった。いや、|透明な何か《・・・・・》に囲まれていると言ったほうがいいのかもしれない。普段は楽観している僕でも、こいつだけはやばいと一瞬で分かった。それはエラーも、霊夢も魔理沙も姉妹二人も同じのようだった。
霊「桟・・・」
魔「一・・・久々見たと思ったら随分と苛ついてるじゃねぇか。どうしたんだ?」
レ「一・・・」
その他3人「どなた?」
一「そらそうだろ。知らねぇ奴もいるが、急に空が赤くなって来てみりゃ、随分とバチバチしてんじゃねぇか。」
一「ここは俺の名を立てる。全員速やかに手を引け。レミリアもこの赤い霧を止めろ。そこの似たような骨二匹は後でじっくりと話し合え。ひとまずはそれで解決だ。」
レ「でも」
一「い い な ?」
レ「グッ。」
霊「あんた普段はあんなに変なのに、なんでこんな時ばっか覚醒すんのよ・・・」
一「お前もお前だ、霊夢。何変な骨連れて親友と敵対しようとしてんだ。魔理沙もだぞ。そしてお前らは誰だ?俺ですらこの状況を見て理解なんてできなかったぞ。」
魔「それは・・・」
一「とりあえずスカーレット除いた4人は後で神社集合。宴会はその後だ。」
霊「わかったわ。」
一「じゃあな。」
ヒュン
イ・エ「消えた・・・?」
霊「あんたら、その顔からしてお互い因縁の関係の奴を見つけたみたいだけど、あいつだけはやめときなさい。あの化物とは敵対しちゃだめ。まぁ、あんなのでも普段はおちゃらけてて私や魔理沙のところに茶々を入れに来るぐらいなんだけどね。」
2人「あれが・・・?」
霊「(そう・・・あれが幻想郷”現”最強。私達主力陣が彼と戦っても5分と持たなかった化物・・・「|一 桟《にのまええつり》」よ・・・)」
あとがき
※すみません。
作「ハイなんでしょう」
※なんか最近私の出番少なくないですか?
作「いやでもなんか最近は人の心情とかを書く場面が多いんですよ」
※口答えをするでない
作「スミマセン」
※これからは私の出番も増やすように
作「ハイ。善処シマス。」
ということで一くんいかがでしたでしょうか?
一つだけヒントを言っておくと、一に関しては、ですが現在投稿中の
「能力至上主義の世界で「無能力者」の俺が突如覚醒した」
という小説が非常に関わってきます。そちらの方も読んでいただけると、最後の方で物語がつながる・・・かも?期待するなぽよ?
※てめぇ自分の小説売りたいだけだろボケが
作「すみませーーーーーーん」
※許さん
作「でも大きな伏線があったり物語がつながる予定なのは本当なんですーーー!」
※だとしてもだ
うわああああああああああああああああああああああああああ!
※それでは皆さん、こんなアホですがこれからもどうぞよろしくお願いします。ではじかいもおたのしみに。
作「お楽しみに〜〜!」
※オイ。
作「うわああああああああああああああああああ!」
殴殴殴殴殴殴殴殴殴殴殴殴殴殴殴殴殴殴殴殴殴殴殴
作「殴られました。」
どうでしたか「一」は。強いでしょう?ちなみに文字は4798文字!多い!
第十話、GISUGISU!デュエルスタンバイ!
ちなみにネッ友からキャラクターをいただきました!
ありがとう!構成と出場場面決まったのでこれからも頑張りま〜す!
第十話「紅霧異変〜完〜」
はい。今回は意外と雰囲気があれな会です。
覇王の説教の次は2人の親睦会を兼ねた宴会があります!
それでは、レッツラゴー!
(誰かァァァァァァァァァァァ!悩み事がオオスギルゥゥゥゥゥゥゥゥ!)
続きは後書きで。日記にも書くかも。
第十話「紅霧異変〜完〜」
---
ー全員が神社到着ー
一「で?なんでこんな事になったわけ?霊夢からおもろい奴が来たとは聞いていたが・・・おもろいと迷惑は違うんだぞ?」
イ「あの・・・僕が言うのもなんですが・・・」
一「最初からそんな事言うぐらいなら黙っとれ」
イ「はい・・・(正論・・・)」
霊「とりあえず帰ってくれる?これから私達宴会の準備があるから。」
一「そこの二人に宴会の説明もなしにか?」
霊「うっ・・・」
一「だいたいお前が悪いんだろ?そんな人に帰れ!はないだろ?」
そんなこんなで話は進んで、僕たちの間で条約・・・というものを決めた。それはこんなもの。
--- 1.よほどのことがない限りお互いの間で干渉しあわない ---
--- 2.異変のときは喧嘩しない ---
--- 3.和を以て貴しとなす ---
イ「待って!最後の方変なのあった!」
一「なんのことだwww?」
イ「霊夢の言ってたことがわかった気がする・・・」
一「本人のいない場で悪口を言うとは博麗の巫女も感心しないなぁ?霊夢?」
霊「あんたにだけは言われたくないわ。」
エ「とりアエず色々トヤべー奴なのはワかった」
一「なんで俺勝手に初対面のやつから引かれてんの?」
魔「私の影が時が進むに連れ薄くなっている気がする・・・」
一「しょうがない!無い影は増やせばいい!」
魔「それができたら苦労しねぇんだよ!」
霊「とりあえずは話は終わりでしょ?だったらあんたも宴会の準備手伝いなさいよ桟。」
一「お前らは宴にしか興味がねぇのか。」
霊・魔「そうだけど?」
一「終わりだよ、この世界。」
骨2人「なんか色々とめんどくさい人に関わってしまったかもしれない・・・!」
うわああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!
「おいてめぇ今日文字数すくねぇなと思ったでしょ?」私ね、3000文字くらい書いてたの!宴会終わって色々と後の絡みも書いてたの!それが・・・クロムの強制再起動で・・・全部消えたああああああああああああああああああああうわあああああああああああ!許してくれ!次の話に書くわ!
ごめんねネッ友!名前出してたんだけどね!消えたわ(笑)
もう書く気力がない・・・今日はこれでおしまい。
悩み事は別記で日記に書くわ。じゃあね。
第十一話「宴会」
☆完☆全☆復☆活☆!
ハイ。頑張りましょー!
あん?「お前もしや3回ぐらい1000文字の文章消えたな」って?
そういうのは気づいたところで言わないのが賢い生き方ってもんだよ(堕姫)
それでは宴会へレッツラゴー!
第十一話「宴会」
---
ー宴会準備中ー
一「ヤハリドクショハイイモノダナーココロヲオチツカセテクレル」
エ「お前性格的ニ読書なンてシねぇだロ。さっサと手伝ェ」
霊「桟!あんたも宴会の準備手伝いなさいよ!」
イ「みんなでやってみると色々と楽しいですよ?」
魔「そうだぜ!自分だけ楽しようなんて思うなよ!道連れにしてやる」
一「なんか一人私怨こもってるやついたな?」
魔「おまえ、前私の家から魔導書盗んだことを忘れたとは言わせないぜ?」
一「お前も似たようなことしてんだろ」
霊「いいからさっさと手伝いなさい!」
一「ういうーい」
イ「新手の返事!?」
霊「無視しなさい」
ー準備終了ー
早「・・・で💢」
霊「ハイ」
早「宴会をするとは聞かされていましたし、実際私達も宴会は楽しいと思っているので参加はさせていただくことにしました。」
霊「ソウデスヨネ」
早「それでですが」
霊「ハイ」
早「なぜ私達の神社でやることになってるんですか?」
霊「スミマセン」
早「あーもう!さっきからなんであなたは片言なんですか!」
霊「ダッテオコラレルトオモッタシゴニフェウウエッレウイギエ」
早「はぁ。しょうがないですねぇ。仕方ないので今回だけは|守矢神社《うち》で開催することを認めましょう。」
霊「っし!」
早「 ハ イ ? 」
霊「アリガタクヤラセテイタダキマス早苗様」
早「よろしい」
イ「なんか・・・怖い人だね。」
一「おかしいな・・・普段はあんな怖くないはずなのに」
早「そこで盗み見してたら私の神様から制裁を受けますよ?」
一・イ「やっべバレた!」
一「じゃあな!あいにくと俺は|なんでも《・・・・》できるんだ!」
イ「ちょっとぉーー!」
--- ヒュン ---
イ「消えた!?」
--- ブオン ---
?・?「うちの早苗に危害を加えようとして言うのはお前かね?」
イ「うわぁーーー出たーー!」
?・?「逆だよ!」
イ「ゴファ!」
神「私達は神。お化けとは真逆の存在なんだよ!」
諏「そうだよ!不敬罪で二度と歩けないようにしてやろうか!」
イ「どこいったんだよあのインチキは・・・」
一「そうかそうか。お前はそういう事を言うやつだったんだな。」
イ「一さん!?」
一「そうかそうかそうか。お前そういうやつだったんだな。あー俺傷ついちゃうかもなー」
イ「そんなこと思ってないですって!」
神達「あんたも共犯だね?」
一「戻ってくるんじゃなかった・・・」
イ「なんとかできないですかね?この状況・・・力業とか力業とか力業とか・・・」
一「なんで俺のことを悪く言うやつに力を貸さなきゃいけねぇんだよ」
イ「今度ホットドッグ奢るんで!」
一「よしやろう」
イ「ちょろい」
一「覚悟しろよ。。。俺にはここ一ヶ月の食費の安全がかかってるんだ・・・今の俺は・・・」
--- ちっとばかし強いぞ? ---
神「!?逃げろ諏訪子!」
一「逃さねぇよ」
諏「【開宴 二拝二拍手一拝】!」
一「【契合 ”零”】」
諏「打ち消され・・・!?」
一「遅いな」
神「危ない!【神祭 エクスパンデッド・オンバシラ】」
一「はぁ・・・だからお前らは遅いんだよ。そうやって能力頼りになる。鍛錬をしていない証拠だ。【最封 |宇宙創世記《始まりの爆弾》】」
---------------------------------ゴゴゴゴゴゴッゴゴゴゴゴ--------------------------------------
イ「隕石!?」
一「まあめんどくさいしな。一撃でやったほうが楽だ。」
イ「それ絶対僕も巻き込まれるやつだって!」
一「だって巻き込むつもりでやってるし。」
イ「え!?」
他3人「うわあああああああああああ!」
ーその頃一方霊夢たちではー
霊「はぁ、はぁ、やっと早苗から開放された・・・」
魔「元はと言えばお前が悪いんだろ?」
エ「まア確かニあの緑ノ奴の言ってルコとのホうが正しいㇱな。」
霊「痛いところをつくわね・・・」
早「ま、過ぎたことはいいんですよ。早めに宴会の準備を終わらして楽しみましょう!」
魔「本当に早苗がいい人で助かったぜ・・・」
エ「!?」
魔「どうしたエラ・・・って隕石!?!?」
霊「こんな事ができるのは・・・」
早「やっぱり・・・」
魔「あいつしかいないもんな・・・」
エ「なンとナく分かった気がスる」
霊「止めに行きましょう!」
ー到着ー
一「はぁー終わった終わった。」
イ「あの・・・あんまり気絶してるとこ指でつつかないほうが・・・」
一「馬鹿、起こすためにつついてるんだよ。」
神「ハッ!?」
一「お、先にでっかいのが起きた。」
霊「ちょっと桟!何してんのよ!」
早「神奈子様!?諏訪子様!?」
霊「あんた何したの?」
一「別に。早苗に盗み見がバレてコイツらが襲いかかってきたから返り討ちにしてやった。所詮神もその程度か・・・」
魔「お前は絶対に悪役が似合ってるぜ・・・」
早「まあうちの神様のことですから勝手に勝負を挑んで勝手に負けたんでしょう。そういうのを止めるのがいつもの諏訪子様なのですが・・・相手を見ずに勝負を吹っ掛けるとは・・・」
イ「一さんの名前は幻想郷中に知れ渡っているもんじゃないんですか?」
霊「逆に考えてみなさいよ、こんなバケモンがいるとわかったら村人は安心して生活もできやしない。」
イ「確かに・・・!」
一「サラッと二人から化け物呼ばわりをされてるんだが?」
霊「実際バケモンでしょ。どうやったらフツーの人間が地の神2人を返り討ちにできるっていうのよ。」
一「それはたまたまいい所に拳が入って、たまたまホコリが落ちてたから拾ったらたまたま攻撃を避けてたってだけだ。」
霊「じゃあどうやったらフツーの人間が隕石を降らせるの?」
一「ナンノコトデスカ」
霊「はぁ・・・もういいわ。とりあえず宴会の準備を終わらせましょう。早く酒を飲みたい」
一「博麗の巫女がそんな体たらくでいいのかよ」
霊「あんたに言われる筋合いはないわね」
ー神社集合・準備終了ー
一同「終わったぁ〜〜〜〜〜!」
霊「やっぱ神様の人手力半端ないっすわ!」
魔「おい、口調がおかしくなってきてるZE。」
イ「あーつかれた。もう戻ろう。ナイトメアでもいいからこの際なんでも呼んでAnti-voidに戻ろう。」
エ「俺モ乗セテケヨ。」
一「はいお疲れ〜。解散解散。」
魔「しねぇよ!?」
早「じゃああとは人を集めるだけですね。そこは椛と文屋にでも任せましょう。第一村人が来るまで私達はぐったりしてましょう。」
ー全員到着ー
霊「それでは・・・紅霧異変の解決と新入りの骨+一人の幻想入りを祝して・・・」
--- 「カンパーイ!」 ---
ガヤガヤガヤヤヤヤ
魔「なあ桟、そんな事があってだな・・」
一「はいはい、分かったから・・・・・ッ!!」
--- ヒュン ---
--- ガキィン! ---
※全員が静まり返った
霊「!?」
魔「なんで」
?「お前は・・・!」
一「よぉ、神夜。突然だが今俺達は宴の最中なんだ。水を差すようなことはしないでくれるか。」
イ・エ「神夜!?」
?「日本刀を手で受け止めるとか・・・どういう神経してんだよテメェは・・・!」
一「さぁな。悪いが俺は今少しばかり怒ってるんだよ。大事な宴の時間を奪うとか・・・お前こそどういう神経してんだ?」
?「チッ・・・」
一「はぁ・・・体型はいいんだけどな・・・お前その性格もうちょっと直せなかったか?」
?「無理な相談だな。お前こそいつまで日本刀握ってるつもりだ?痛えんじゃねぇのか?」
一「お生憎様俺は|なんでも《・・・・》できるんだ。だから俺が痛くないって言ったら痛くないんだよ。」
?「ガキかよ。」
早「なんでこうなってるんですか?」
レ「神夜がねぇ・・・」
--- そして、二人の戦いが始まろうとしていた・・・ ---
さぁ!どうでしたでしょうか!
おいてメェ宴会って話のくせに宴会要素ねぇじゃねぇかと思ったそこのあなた!
そういうのは気づいたところで言わないのが賢い生き方ってもんだよ(2度目)
ネッ友はこれで許してくれるのかな!?
消えた4回(もう自分で言ってんじゃねぇか)では書く気分じゃなかった一の戦闘シーンを書かせていただきました〜〜
自分ここにたどり着いたのが確か7月始まってからだったので、初めての再起動◯ねと言う出来事を体験しました。
さぁ、突然現れた神夜、一体どの立ち位置であり、どんな人なのか?そして神奈子で使ってしまった「神」の名前(わかるかな?霊夢で言えば霊「〜」の「霊」の部分)。神夜の分はどうしよう・・・!(知らねぇよ)
次回は確定として、その次の回は・・・予定ないなぁ。とりあえずいろんなサンズ紹介シーンかな。なんかナイトメアだけハブられそう。ドリームは自分で来れるけど、ナイトメアに関しては2人が幻想郷にいることすら知らんので、どう頑張ってもたどり着けんような気が・・・いやーでもナイトメアいないと戦力差が・・いや。そういえばあの子がいたな。私自身じゃ思いつくことのなかったあいつが。あいつを闇にぶっこもう!以上!ということで2〜3話は日常編に突入!あとね、春雪異変とオールスターの間にもう一異変はさみます。私が作ったオリジナルの異変です。というより私が諏訪さんとマミ爺が好きなんで、そこ関連にします。ということで次回お楽しみに!
第十二話「覇王の実力と能力の暴走」
こ こ で 業 務 連 絡
八坂神奈子=神,暁神夜=暁とする。
こ こ で 時 間 軸 整 理
時間軸的には現在7日は経っています。
【インク・エラー幻想入り】1日目
【インクvs霊夢〜倒れて神社に運ばれる、そこで夜になる】2日目
【夜になった頃、エラー紅魔館襲撃・エラー魔理沙家に宿泊】3日目
【インク・エラー幻想郷入り自覚・説明】4日目
【準備日】5日目
【インク展覧会・エラー裁縫店・スペルカード】6日目
【紅霧異変・宴会・神夜登場・一戦闘・???】7日目
それでは!レッツラゴー!
第十二話「覇王の実力と能力の暴走」
---
一「で?幻想入りして間もないお前が、楽しい楽しい宴会中に一体何のようだ?歓迎会のくせして自分が呼ばれてないのになんか苛ついてんのか?」
暁「別に?」
一「そろそろ狩るか・・・♤」
暁「どっかのハンターピエロが言ってそうなセリフだな・・・」
一「さ〜てなんのことでしょうかね〜」
暁「チッ。【壊符 無双ショット】!」
一「霊夢!紫!」
霊「分かってるわよ!【反則結界・散】!」
紫「[結界術:凧]」
一「ありがとさん!それじゃあ神夜・・・」
--- 死んでも、文句言うなよな? ---
暁「ッ!?」
一「【契合 零】」
その瞬間、彼は私の目の前まで来て・・・!
暁「ストーーーーーーーーーーーーーーーーーーップ!」
一「自分から仕掛けといて、待ったとは感心しないな?」
彼の拳は、私の心臓の前1mmで止まっていた。
暁「やっと束縛が解けた・・・!」
一「束縛?」
暁「分からないかもしれないが、聞いてくれ。私には今、能力の暴走という現象が起こっていた。」
一「能力の・・・暴走?冗談なら今ここでやめといたほうがいいぞ。そしたら半殺しで済むかもしれないし。」
暁「冗談だと思うならそれでいい。ただし、|私から《・・・》お前への攻撃の意志は一切なかった。」
・・・・・・・・・スッ
※一は拳をおろした
暁「・・・信じるのか?」
一「お前は利口なやつだしな。紫にすら勝てないのに俺に単騎特攻するわけない。」
暁「お前は本当に嫌味を言うのがうまい輩だな・・・」
一「はて?なんのことだかな?それにしても能力の暴走・・・か。面白そうだな。ちょ」
霊「調査に出たい、なんて言わないでよ?」
一「えーいいじゃないか霊夢。最強の俺が調査に出ると行っているんだぞ?」
霊「逆に考えてみなさいよ。もし神夜のはなしが本当だとして、|最強の《・・・》あんたが行って能力が暴走して、さっきみたいに自我をなくす、なんてことがあってみなさいよ。それこそ本当に幻想郷が滅んでしまうわ。私達もあんたの能力が何なのかはわかんないけど、あんたが理性を保っているからいいものの、|能力《それ》が暴走したら手がつけられなくなってしまう。だからあんたはやめときなさい。」
一「大丈夫だ。俺ならなんとかなる。それに対策ももう練ってある。ほら。」
※一は霊夢に何かを投げた
一「それは俺の力で作った『停止剤』だ。もしものときは俺にそれをぶっ刺せ。そうしたら暴走は収まるだろう。ぶっちゃけ能力が暴走しようがしまいが今の俺の方が数段強い。戦いは理性だ。血迷って敵に単騎特攻するやつが一番最初に倒れる。な、神夜?」
暁「うるせーな」
一「あ、そうだあとお前の日本刀痛かったから後で治癒費出せよ〜」
暁「やっぱ痛いんじゃねぇか!」
一「別に治癒魔法的なこともできるけど、めんどいから医者行くわ。他人の金で行くやきに・・・ゴホンゴホン。病院はいいぞ?」
暁「焼肉って言ってんじゃねぇかぁぁぁぁぁぁぁ!」
一「うわあああああああああああああああああああ」
魔「色々と強いのに抜けてる奴らだな〜」
霊「仕方ない。ま、これはこれで宴会も捗るでしょ。」
※霊夢は立った
魔「どうした霊夢?どっか行くのか?」
霊「いや、これから酒のんでなくしたときが一番困るから、停止剤をババアに預けに行こうと思って」
紫「頼むやつの態度じゃないよねぇ?」
霊「モウシワケアリマセンユカリサマコレヲヒキトッテクレマセンカ」
紫「よろしい。」
オホホホホホホホオ〜〜〜〜と、そんな胡散臭い笑い声が隙間に響き渡るのだった・・・
一「ハァ、ハァ、どうせ、だから、お前も、飲んでけよ、」
暁「そうだな、ちょっと、酒飲んで、すべてをわ、すれるわ。」
一「勇儀〜〜!」
勇「おう、なんだ桟!また腕相撲でもしに来たのか?」
一「いや、今日はこの女と三人で酒を飲みに来た!」
勇「そうか!それはいいな!飲もう!」
暁「ムグッ!?」
勇「ところでこいつはお前のガールフレンドか?」
一「いや、こいつはなんか・・可哀想なやつだ。ガールフレンドじゃねぇよ。だいたい性格が腐っていやがるからな。ガールフレンドにするにはもうちょっとまともなのがいいな。」
暁「そうなのか・・・?グスン私はみんなと一緒にいちゃ駄目なのか?グスン」
一「お前泣き上戸か!?」
勇「ハハハハハハハハハハ!」
魔「賑わってるな〜」
霊「そりゃそうでしょ。一応これでも大異変が解決したのよ?」
魔「ま、そうだな〜」
フ「ねえねえお兄ちゃんお姉様〜〜〜遊んで遊んで〜〜」
レ「・・・フランはいつからあなたにこんなにも懐くようになったの?」
イ「知りませんよ!」
ーエラー場面ー
エ「ナァ。」
魔「ん?どうしたエラー?誰が一番美味そうに酒を飲むか大会に参加したくなったか?」
エ「逆に誰がやッテるんだよソれㇵ・・・」
魔「んーにとりに、勇儀と、、、あとむりやり神夜が入って目回してるわ・・・」
エ「アッ・・・(察)」
魔「・・・そういうことだ。」
一「よー少年!大志、抱いちゃってるかい?」
魔「こりゃお前完全にベロンベロンだな・・・」
一「そういう魔理沙は酔ってないみたいだが?」
魔「私は魔法使いだからな!ある程度酒には強いしそういう魔法もあるんだ!」
一「そ。でももうひとりの魔法使いさんはもうベロンベロンでございますわよ?」
パ「わ〜たしはねぇ〜あ〜の〜PAD長を〜ボッコボコのフルボッコに〜するんだぁ〜〜〜〜!」
文「やったれやったれ!」
咲「ほう?」
パ・文「あ」
咲「そうですね、お二方、わたしと外でOHANASHIしましょうか。」
2人「うぎゃあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあ」
気がついたら咲夜とその他は消えていた。まあ、気にしないでおこう。
ーインクー
イ「(なんか紫パジャマの人と記者さんがこっちに助けの目を向けていた気がしたけど。。。無視無視。)」
霊「あんたはもう飲まないわけ?」
フ「お兄ちゃん飲まないなら私に頂戴!」
霊「・・・その見た目で酒飲んだらやばいことになるわよ?・・・主に法律的に。」
フ「大丈夫!」
イ「大丈夫か・・・?」
※そして夜は更けていった
レ「・・・で!」
咲「まぁ・・しょうがないんじゃないでしょうか?」
レ「なんで私達が片付けることになっているの?」
咲「そうですね・・・首脳陣
霊夢→居眠り
魔理沙→霊夢背負って帰った
フラン→ベロンベロン
早苗→神奈子に捕まった
諏訪子→同じく
インク→フランの介抱中
エラー→色んな人から触られてフリーズ中
一→私が声をかけた瞬間に瞬間移動
・・・etcの有様ですから・・・必然的にこうなるでしょう・・・」
レ「そんなこと聞いてんじゃないわよ!」
咲「これは・・・流石に片付けましょうか・・・」
レ「ったく、しょうがないわねぇ・・・」
A few hours later
レ「終゛わ゛っ゛た゛ー゛」
咲「お疲れ様でした」
一「お、終わった終わったー?」
レ「一!あんたどこ行ってたのよ!」
一「魔理沙の家行って霊夢と3人で2次会してきた」
レ「マジで許さない」
一「勝手にしろ^_^そんじゃな〜」
ヒュン
レ「あああああああああああああああああああまっじっでうっざったい!」
咲「ご愁傷さまです」
レ「あんたまで何同情してんのよ!」
咲「・・・」
レ「・・・うー☆」
うー☆ぅ-✬ぅ-✬ぅ-✬ぅ-✬ぅ-✬ぅ-✬ぅ-✬ぅ-✬・・・・
※その日、吸血鬼がカリスマブレイクしたとかしなかったとか・・・
後日
紫「どうしましょうかね・・・」
藍「・・・あの骨たちのこと・・・ですか。」
紫「ええ。このままでいたら・・・いずれ幻想郷中を巻き込んだ戦争に発展するかもと思ってね・・・」
藍「珍しいですね、紫様がそんな事を言うなんて。」
紫「ま、一旦は経過観察で良さそうよね・・・」
?「☝︎⚐︎⚐︎👎︎ 💣︎⚐︎☼︎☠︎✋︎☠︎☝︎」
紫「誰だ!?」
終わっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっったああああああああああああああああああああああああああああああああああ!
やっと消えなかった・・・!さて、これで第一期みたいなのが終わって、ちょっとだけお休みです。で、能力至上主義に行きます。4,5話書いたら戻ってきます。あ、でも工夫をこらして番外編は書くので、そこはお楽しみに〜!
番外編「サイドストーリー:【霊夢】」
サイドストーリー!
これは完全霊夢視点での物語の進行となります。
なので見たことないストーリーもある・・・かも?
ストーリーは基本的に重なるけど、霊夢さんの感情が9.5割です(笑)
霊夢→一→魔理沙→要望があれば他キャラって感じすね。
〜紅霧異変編を霊夢視点、〜春雪異変を一視点、〜情壊忌(オリ異変)を魔理沙視点、オールスターは諦めた(笑)
オリ異変の名前が決まった!東方情壊忌!かっこいい!名前にも実は伏線があったりなかったり・・・(こういう時は大体無いやつだね。)
レッツラゴー!
番外編「サイドストーリー:【霊夢】」
---
ある日、幻想郷に2人の骨が来た。
魔「なあ霊夢〜〜〜暇だ〜〜〜なんか面白いこととかないのか?」
霊「無茶言わないで魔理沙、あるわけ無いでしょ。だいたいそんなこと私が探してるわよ。」
霊「・・・!」
魔「どうしたんだ?」
霊「これは・・・面倒くさいことになりそうね。」
魔「お!?どうしたんだ?」
霊「魔理沙、さっきの発言撤回するわ。あんたの言う「面白いこと!?」割って入るんじゃないわよ。ともかく、なんか起きそうな予感がする。」
1「霊夢さーーーーーーーーーん!」
霊「ほれ言わんこっちゃない」
1「霊夢さん!」
霊「全くどうしたのよそんなに慌てて」
1「な、何か人里に変な妖怪が!」
霊「ただの妖怪じゃないの?」
1「そ、それが・・・骨?といいますか・・・」
霊「骨?」
魔「おいおいなんだその面白そうな案件は!私が」
霊「私が行くわ。あなたはお留守番。じゃ。」
魔「お、おい霊夢!ったく、頑張れよ。」
スタッ
霊「あんたがさっきの人が言ってた妖怪?めんどくさいことになりそうと思ったら・・・あんたは人に害をなす妖怪?それとも人と一緒に生活している妖怪?まぁいいわ。退治されなさい!」
・・・確かに言われた通り・・・骨ね。
イ「妖怪じゃないって・・・しかもここがどこかもわからないし!」
妖怪じゃない・・・?いや、この手の小言は聞かないほうがいい。
霊「とにかく退治されなさい!」
イ「退治?もうよくわかんないや。とりあえず戦って勝ったら話聞いてくれる?」
こいつ私を知らないの?となると外来・・・いやないない。流石に外来で妖怪が来るとか・・・あのババアもそんなことはしないでしょ。
霊「私に条件を提示しているの?そして私に勝てると思っているの?いいわ。その条件、飲んであげる。勝負!」
霊「まずはこっちから!霊符『夢想封印』!」
イ「なんっだ?これ?玉が・・・追尾してくる!」
霊「これを避けきるってね。少なくともそこらへんの雑魚じゃなそうね。」
イ「次は僕のターン!」
霊「なんでターン制になってるの?夢戦『幻想之月』!」
イ「えぇぇぇ!そんなの反則だって!」
霊「とか言いつつも全部避けてるじゃない・・・!」
残り枚数はあと2枚・・・【宝符 陰陽宝玉】と・・・|あれ《夢想天生》・・・これを避けられたら・・・最悪それを使うしかなくなってしまう・・・!興味がないとはいえ殺すのは避けたい・・・!頼む!これで堕ちてくれ!
霊「宝符『陰」
イ「今度は僕だよ!〈FIGHT ACT ITEM MERCY〉⇒FIGHT」
・・・何だその攻撃。コマンド?
霊「骨!?・・・とインク?」
バシッ
霊「いてて・・久しぶりに傷をつけられた・・・あと1枚使うつもりだったけど・・・思い切ってここで使っちゃおう!『夢想天生』!!!」
これは私の最終奥義・・・普段は使わないけど、こんな状況になって、こいつを野放しにしておくと危ないと思った。
イ「何だこれ!?何故か霊夢にさわれない!くっ・・・助けてフレッシュ!」
?「hey,hey 陽気なブラザー?な~んでこんなとこにいるんだい?」
霊「!?」
こいつに似たのが二人?どういうこと?にしてもかなり身長が高いわね・・・
イ「フレッシュ!早速で悪い。急いでるんだ。事情は後で!とりあえず力を貸してくれ!」
フレッシュと呼ばれたそいつは、・・・見るからにポジティブマンだった。魔理沙顔負けね。
フ「?‐?」
フ「なるほどね〜〜いいよ。要はそこの変なニンゲンから事情を聞けばいいわけね?」
何故か状況理解が早い。
イ「(指パッチンをしながら)さすがフレッシュ!話が早いね!でもあの巫女さん、なんか話聞いてくれなさそうなんだよねぇ〜。攻撃が通らなくなったし。」
心の声が聞こえてしまっている・・・いや・・・無意識に出ているだけなのか?
フ「あれ?インク使ってないの?」
イ「フレッシュが言ったんでしょ?知らない場所でむやみに能力を使うと危ないって。」
なんか親みたいね。
フ「な〜にこんな状況でもオイラのいったことを守るなんてねぇ。」
ほんとに親じゃん。
イ「だって僕と違ってフレッシュ賢いもん!」
逆にあんたはバカってことで良いわけ?
フ「とりあえず今は使ってもいいYO?」
この流れで何か来るの?
霊「作戦会議終わった?こっちは急にでかいのが出てきて混乱してるんだけど。」
イ「この子は僕の親友!フレッシュ君で〜す!」
そう言われても。
霊「まためんどくさそうなのが一人増えたわね・・・」
あっ、つい心の声が。
イ「確認だけど能力使ってもいいんだよね?フレッシュ。」
出た、親パワー。
フ「まだ気にしてんのか兄弟?いいぜ。使っちまいな〜〜」
兄弟?親じゃなく?
イ「せっかく来てもらったフレッシュ君には悪いけど、ここは僕一人で行けるよ。」
呼んだ意味よ。
霊「あんまり舐めないでほしいわね。」
イ「舐めてるわけじゃないよ?ただ・・・|能力《インク》が使えるってだけさ。」
霊「インク・・・?」
なんじゃそりゃ。
イ「形勢逆転!undertale Gサンズ、undeefell フェルサンズ!」
G「よう。」
わお。
fell「どこだよここ。」
わぁお。
霊「また増えた・・・」
イ「早速で悪いけど、そこの巫女さんやっつけちゃって!殺さないでいいよ!」
お・・・親玉みたいな?
2人「了解!」
くっ、だけど!
霊「さっき夢想天生使っちゃったからもうこれしか残ってない!」
霊「宝符『陰陽宝玉』!」
これでまずは・・・
2人「甘い」
後ろ!?
霊「瞬間移動・・・して!?」
2人「ブラスター!」
・・・・・・でもそこでやられる私じゃないわ。
霊「そっちこそ甘いんじゃないの?」
2人「え?」
無慈悲なお祓い棒!
イ「危ない!」
なんか消えたし!ズルッ!
霊「私をあまり舐めないほうがいいわよ?」
一応強がりは言ってみた物の・・・よね。
イ「そうみたいだねってえぇ!」
はい、不意打ち〜
霊「はぁ・・・手こずったわね。にしてもこの妖怪、何だったのか。レミリアみたいに話が通じる妖怪だったぽいからねぇ。事情を聞くのもありだったけど・・・まあいいか。」
かえって魔理沙になって言おうかn
霊「!?」
妖気!?・・・いない。・・・・・・いない!?
?「ア・・・ガ・・・」
!?
霊「あの妖怪?」
霊「っ!?」
グッ!
はぁ、はぁ、何なのよこいつ。
霊「あんた、いつになったら倒れるのよ。。。」
なんか合図してる・・・?
《Last breath sans》
もう一体・・・
ちょ・・・ちょ何?近づいてこないで?無言って怖いよ?
霊「うぎゃぁぁぁぁぁ」
・・・何があったかは言わないでおくわ。
人間3「だ、大丈夫っすか霊夢さん!そして何だこの化け物は!と、とりあえず霊夢さんは運ぶとして・・・この妖怪をどうするか。客人だったときが怖いし、一応博麗神社・・・・に運んどこう・・・」
ん・・・もういいか。寝よう。
霊「ん・・・ん?ここは・・・|神社《うち》?」
3「気づきましたか!?もう・・・!心配しましたよ霊夢さん・・・!道端でそこの変な妖怪と一緒に倒れ込んじゃってて・・・急いで2人をここまで運んだんです。」
そいつと・・・?とりあえず帰すか。
霊「そう・・・ありがとう。もう行っていいわよ。」
3「わかりました・・・そこの妖怪に関しては任せましたよ・・・!」
霊「はいはい・・・」
って、?
イ「ん?」
え
霊「あ」
イ「あ」
2人「あ」
2人「ああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!」
霊「なんでいるのよ!ストーカー!?」
イ「そっちこそ!てか結局ここはどこなんだよ!」
知らないわよ!もう・・・何がなんだか・・・諦めよう。
数十秒後
イ「落ち着いた?」
霊「ええ・・・」
イ「で?結局ここはどこ?」
ん?
霊「え?」
イ「え?」
でもこいつ妖怪・・・・・・
霊「あなた、妖怪じゃないの?」
イ「逆に、妖怪って何?」
ん?
霊「もしかしてあなた、外来人?でも妖怪?」
イ「外来・・・?」
アッ・・・察
霊「これはだめだわ・・・っていうかそれならなんで戦う前に言わなかったのよ!」
イ「何回も言ったよ!」
--- 回想 ---(「本当の第一話」より)
霊「あんたがさっきの人が言ってた妖怪?めんどくさいことになりそうと思ったら・・・あんたは人に害をなす妖怪?それとも人と一緒に生活している妖怪?まぁいいわ。退治されなさい!」
イ「妖怪じゃないって・・・しかもここがどこかもわからないし!」
霊「とにかく退治されなさい!」
イ「退治?もうよくわかんないや。とりあえず戦って勝ったら話聞いてくれる?」
霊「私に条件を提示しているの?そして私に勝てると思っているの?いいわ。その条件、飲んであげる。勝負!」
そうして、よくわからない僕と霊夢の「勝負」がはじまるのだった・・・
「妖怪じゃないって・・・しかもここがどこかもわからないし!」
「|妖 怪 じ ゃ な い っ て ・ ・ ・ し か も こ こ が ど こ か も わ か ら な い し !《・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・》 」
現実
本当だ・・・・
霊「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
イ「ね?」
・・・じゃあ
霊「本っ当にすんませんしたァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!」
イ「本当だよ、もう。何回も聞くけど、ここは一体どこなの?」
霊「ここは、幻想郷。」
----------------------- 少女説明中 -----------------------
イ「へぇ〜〜なるほど・・・」
なんかのほほんオーラ全開ね。
霊「今度はこっちの番よ。あなたは妖怪?どういう世界にいたの?」
-----------------------骨説明中----------------------------
霊「なんか・・・特殊ね。過去は?」
イ「それに関してはあまり伝えたくない。」
霊「わかったわ。」
悲しみの声色・・・聞かないほうが良さそうね。
霊「じゃあ・・・しばらくここに居候していく?どうせ行く宛もないんでしょ?」
イ「いいの?やったー!」
はあ・・・全くこれから忙しくなるわね。
霊「挨拶代わりのお賽銭入れていきなさい。」
イ「いや金持ってないし。」
こいつ持ってないクチか・・・
霊「チッ・・・」
イ「今舌打ちした!舌打ちしたよ!舌打ちだ!いけないんだ!」
霊「してないわよ。」
イ「いいやしたね!僕の耳は音を逃さないのさ!」
霊「音逃してどうすんのよ。」
イ「この〜〜〜!」
そうやって軽くからかってみたものの、私は感じていた・・・これから起こる、
――――嫌な予感を。
その夜 インクが寝静まった頃。境内裏にて
紫「例の骨のことだけど。あなたは気づいた?霊夢。」
霊「ええ、気づいたわ。」
それを話す紫の表情はやけに真剣で、私もこれ以上ないくらい緊張していた。
霊「彼の魂には・・・」
紫「・・・感情がなかった。」
霊「それで?彼の時間軸は見つかりそう?」
紫「それが・・・」
霊「あんたが手間取るなんて珍しいわね。」
紫「いや、一応見つけたの。彼の時間軸。でも・・・」
霊「でも?」
紫「――――彼の時間軸は見えない|誰か《・・》に改竄されていた。」
霊「!?それって」
紫「ええ。異常なことよ。彼には今後探りを入れる。彼の過去には・・・何かある。」
霊「そうね。」
紫「それに最近・・・変な気配があるの・・・こう・・・謎の気配が。私と藍以外は誰もいるはずないのに。」
霊「わかった。彼は・・・こっちで安全にする。調査を入れるのはあなたがして。」
紫「了解。」
朝明けて
霊「ねぇインク。」
イ「何?」
霊「あんたちっとはお賽銭入れた?」
イ「だーかーら!ぼくはここでのお金なんて一銭も持ってないし!そもそもお金を稼ぐ方法もないんだって!」
まあ・・・そうよね〜
霊「はぁ〜〜〜これだから妖怪を住まわせるのは好きじゃないのよね〜〜〜」
基本的に誰も住まわせないんだけどね。安全にするってババアに言っちゃったしね・・・
イ「だーーかーーら!!妖怪じゃないってーーーー!はあ。じゃ、どうやってお金を稼ぐかだけ言って。」
そうねえ・・・
霊「人里で店を開くとか、絵の展覧会をするt」
イ「絵!?」
わお。
霊「絵の話になった途端にがっつくわね。」
イ「そりゃそうでしょうよ!絵は僕の生きる道だよ!?」
霊「はいはいわかった。それでやるの?やらない」
イ「やる!!!!!!!!!!」
・・・ある意味の愛ね。
霊「ほんとにがっつき始めたわね・・・」
イ「ねぇ霊夢!どこに行ったら展覧会って開ける?」
どこって・・・どこぞの吸血鬼の館でそんなもんが開けると思う?
霊「そうね・・・ま、一番手っ取り早いのは人里でしょ。」
イ「じゃあその人里?に連れてってよ!」
ほんとにグイグイくるわね・・・ここまで来られたのは・・・魔理沙以来かしら。
霊「わかったから!離れなさい!」
さっきからインクの匂いがしてうっとおしいのよ!
イ「はぁい」
なんかこいつしょんぼりしてない?めんどくさいわね・・・
霊「とりあえず乗りなさい。送ってあげる。そしたらあとは自分で行けるんでしょ?」
魔理沙用に作った二人乗りのシートだけど、こんな用途で使う日が来るなんてね・・・
イ「うん!ありがとう霊夢!」
・・・単純なんだか天然なんだか。
---------------少女移動中---------------
霊「着いたわ。」
イ「ここが人里・・・!初めて・・・ではないね?霊夢さん?」
気を使ったほうがいいわよね?
霊「その節は本当にごめんなさいね・・・」
イ「いいよいいよ!僕あんまり根に持つタイプじゃないし!何ならすぐに忘れちゃうから!」
チッ
霊「なんだ。気使って損した。」
イ「いや、そこは使おうよ!というか使ってよ!」
霊「はいは〜い」
イ「ちょっとぉ!?」
軽口を叩きつつも、こいつには一切の感情がこもっていない。そのことを不思議に思いつつ、
霊「展覧会を開くなら色々と準備が必要だわ。絵は自分で描くから問題ないとして・・・会場費とか、紹介する人とか、設備費用とか、リハーサルとか・・・」
イ「会場費はツケで。紹介する人は霊夢でいいじゃん。」
霊「はぁ!?私がそんなのやるわけ無いでしょ!?」
イ「売上の半分を君に渡す、と言ったら?」
よしやろう。
霊「ありがたくやらせていただきます、インク様。」
イ「本当にお金に目がないね霊夢は・・・」
あったりまえだろ!こちとら一ヶ月の食費が50円あればいいほうじゃあ!
霊「で?あたしは何をすればいいわけ?」
イ「とりあえずソッコーで絵を50枚ぐらいとビラを描くから、今から霊夢はソッコーでビラをばらまいてきて!」
霊「了解」
3分後
イ「これでいいか!」
これをばらまくわけね。
霊「じゃあ配ってくるわ。」
5分後
イ「お、帰ってきた」
霊「とりあえずばらまいてきた。今はめっちゃ話題になってるわよ。」
イ「よーし明日は頑張るぞー!」
うん。意気込みはいい。・・・ん?
霊「え?明日するの?」
イ「うん。ビラ見てないの?」
霊「興味ないし。」
忘れてたー☆
イ「え〜そこは見ようよ!」
翌日
イ「いや〜いよいよ今日だね。」
安定の能天気ぶり。
霊「繁盛しなかったら自腹だからね。」
イ「その時はツケで。」
霊「それが通じると思ってる?」
イ「じゃあ最初の戦闘の貸しを使おうか。」
チッ。
霊「用意周到ってわけね。」
イ「備えあればうれしいな、と言ってくれたまえ。」
間違ってるけどなんかムカつく。
霊「殴っていい?」
イ「ダメ。」
霊「あと備えあれば憂いなし、ね。」
イ「殴っていい?」
フッ。
霊「ダメ。」
イ「僕も殴らないから、そっちも殴らないでね。」
霊「OK殴る。」
イ「なぜそうなった!?」
フフッ。何かからかい甲斐のあるやつね〜
30分後
イ「ハックション!」
霊「へぇ〜骨でもくしゃみってするのね。え?風邪引いた?」
イ「いや〜そんなことないと思うけど・・・」
霊「誰かが噂してたり?」
イ「だとしたらエラーぐらいしかいないけど・・・」
霊「ああ、例の破壊者さん?」
イ「まあいいよ!それよりついに展覧会だよ!のこり30分、きっちり仕上げるよ!」
霊「そうね。」
更に30分後
その展覧会は、予想以上の繁盛ぶりだった。これじゃツケを使われることなんてなさそうだ。
霊「賑わってるわね〜」
イ「僕も正直ここまでとは思ってなかったよ。」
?「Oh〜賑わってるねブラザー!」
うわっ
イ「フレッシュ!」
やっぱり。
霊「ゲッ。」
フ「おいおいそこの嬢ちゃん〜〜?ゲッ。ってそりゃねぇぜ〜?」
しょうが無いでしょこちとらトラウマもんじゃあ!
フ「ってよく見たらこの前やられてた子じゃん!」
霊「じゃん!じゃないわよこの背高骨!」
フ「にしてもよくここまでの大行列ができたね〜展覧会で。」
話題変えやがった。
イ「フフン、すごいでしょフレッシュ!」
霊「じゃあそろそろ帰ってくれる?」
あんたがいるとトラウマが蘇るったらありゃしない。
フ「オーケーまた来るぜ〜〜」
霊「来んなアホ!」
イ「落ち着いて、」
霊「はぁ、はぁ、はぁ」
疲れる〜あいつ桟と会ったら意気投合しそうね。
イ「ま、それはともかくもうちょっとで終了時間だね!」
霊「そうね。さあ金額はどんなもんなのか・・・!」
終了後
受付「はい、集計終わりました!合計で百万円です!」
・ ・ ・ ・ ?
2人「ええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええ!?」
イ「5000万$・・・バタッ」
霊「円!?銭じゃなく!?」
受付「そんなに驚かれることですか?展覧会はこれで中くらいですよ?」
!?
2人「え!?そんなに儲かるの!?」
霊「ちなみに・・・大きいときで何円・・・?」
受付「まあ大体・・・1000万円ぐらいですかね。」
・ ・ ・ ・ ・ ・ ・(省略 ・ ・ ・!
霊「いいいいいいいいいっいいいいいいいっ一千万!?」
霊「インク。」
イ「はい。」
霊「今すぐ展覧会を開きなさい。」
イ「え?でも今」
霊「早く!!!」
これは稼ぎどきよ〜〜〜!
イ「えぇぇぇぇぇぇぇぇぇ」
その後神社にて
霊「そういえばあんたさ、スペルカードってないの?」
イ「あぁ、あのちょっと前に霊夢が言ってた殺さないための技?」
霊「そうそう。」
イ「ないかなぁ。自分には前の戦闘スタイルのほうがあってるし、そもそもどうやって作るかもわからないし?」
霊「あ、じゃあちょっと待ってて。」
数十秒後
霊「はいこれ。」
イ「何これ?白い紙切れが10枚も。」
霊「それが、スペルカードの素。」
イ「これが?」
どうやって説明すればいいかしら。
霊「それに感情とか、こんな技にしたいな〜とか具体的な構想を込めたら、その紙が具現化してくれるの。別に紙自体に魔法を発動させる妖力がこもるわけじゃないけど、不意打ちとか、そういうので殺されるのを防ぐために、その【スペルカード】を宣言して使用するの。」
イ「へぇ〜〜」
霊「やってみ。」
イ「・・・・・・・・・」
イ「よし!できた!」
霊「どれどれ・・・もう5枚できたの?」
・・・ナニコレ。
霊「【戒符 最後の審判】・・・あんた中二病?」
イ「違うよ!これは・・・職業柄ね。。。」
なんの職業よ。
霊「わかったわ。作り方のコツを教えてあげる。これはね・・・」
a few moments later
2人「できた〜〜〜〜〜〜!」
やっと終わった!
霊「なんか達成感あるわね。」
イ「・・・・・・・・・・」
霊「インク?」
イ「zzzzzzzzzzzzzzzzzzzzZZZZZZZ!」
霊「寝てるし・・・」
フフッ。
霊「まいっか!私も寝ようっと!」
こういうときだけ寝顔が可愛いんだから・・・
そう呟いた霊夢の横には、すやすやと眠るインクがいた・・・
翌日
霊「そうそうインク。」
イ「なぁに?」
霊「そういえば展覧会の時に人里を回ってたら、【エラーの裁縫販売店】って店があったわよ。」
イ「!?」
霊「ま、あんたの言う破壊者さんかどうかはわからないけど。休憩中なのか店番がいなかったしね。っていうか破壊者のくせに裁縫好きなの?」
・・って。顔が・・・やはり因縁の相手?みたいなもんなのかな・・・
イ「・・・」
霊「インク?」
イ「・・・」
霊「おーい」
イ「・・・」
霊「おーーーーーーーーい!」
イ「うわぁ!なんだよ霊夢!」
霊「なんだよ、じゃないわよ。一人で黙って考え込んで。そんなに真に受けなくていいのよ?本人がいたわけでもあるまいし。同一人物かだってわからないんだし。」
イ「そ・・・そうだよね霊夢。」
まだ考え込んでる。。。にしても・・・展覧会で・・・分前50万・・・
霊「しっしっし・・・これで私もしばらくは生活安泰・・・」
イ「ププッ。」
霊「何よそんなにおかしい?」
イ「いや?むしろ霊夢らしくて可愛いなって。」
!?
霊「ブッ!?」
イ「どうしたの霊夢?顔が赤いけど。」
霊「うるさいわねっ!喋ってる暇あったらさっさと稼いできなさい!」
そういう事はズバズバと言うもんじゃありません!
イ「はいはい。」
?「勝手に2人でアオハルしないでくれる?私寂しいんだけど?」
霊「あ!KUSOBABAA!」
?「ア゛ア゛ン゛?」
ア.
霊「スイマセン」
イ「いやいやいやいや!誰!?」
えっとね。
霊「このクソバ」
?「よしOK殴る。」
霊「うわあああああああああああああああああああああああ」
強烈なデジャヴが―――――ミ☆
紫「改めまして私はこの幻想郷の賢者・八雲紫よ。以後お見知りおきを。」
イ「は・・・はぁ、ご丁寧にどうも。」
霊「で?あんた何しに来たわけ?」
紫「いや?話題のインクさんにご挨拶をと思っただけよ?」
イ「話題?」
紫「あら知らないの?今あなた人里で『すごい絵描きがいる』って話題になってるけど。」
ああ、たしかにそんなこと村人が言ってたような?
イ「そうなんですか?」
霊「ま、いいわ。さっさと帰ってくんない?めんどくさい。」
紫「はいは〜いまた来るわね〜」
霊「来んな!」
--- ブオン ---
イ「!?」
霊「・・・!」
これは・・空が赤い?異変ね。出処は・・・私の勘が吸血鬼の館だと言っている。面倒くさいわね。あそこはキャラ濃いのが多いし。などと、私がそんな事を考えていると・・・
イ「ええええ!?なにこれ!?なんか空が急に・・・赤いよ霊夢!なにこれなにこれ!?今から世界は終わるの!?ねぇ霊夢なんとか言ってy」
・・・💢
霊「うっさいわね!こちとら今から原因を探る気じゃぁ!」
イ「スイマセン」
霊「とりあえずこれは・・・異変ね。」
イ「異変・・・なんだっけそれ?マフラーマフラーっと。あ!これか!『異変:博麗の巫女が異変と認めたとき初めて「異変」と認定される。その異変は博麗の巫女が責任を持って仲間とともに解決させねばならない。』だって。へ〜〜!そんなのもあるんだね〜」
霊「あなたって本当に忘れっぽいのね・・・」
そうだ。
霊「今から私は原因を探りに行くけど・・・あなたも来る?」
イ「行く!」
まあ人では多いほうがいいしね♬
霊「分かったわ。ついてきなさい。」
A few hours later
イ「着いた〜〜〜紅いね〜〜〜この館。」
霊「私の勘的にここが元凶だと言っている。」
うん。
イ「・・・ん?」
なによ。
霊「なに?」
イ「・・・勘?」
うん。
?「あのー。」
霊「うん。」
イ「なんで?」
霊「私だって完璧に異変の元凶が分かれば苦労しないわよ!」
イ「なんかごめんね?」
グサッ
?「あのー?」
霊「それが逆に女の子を傷つけてたりする。」
イ「・・・」
まあ、実はそこまで気にしてないんだけどね。
霊「ま、いいわ。さっさと行きましょ?」
?「あのー!」
💢
霊「なによさっきからうっさいわね!」
?「すみません、私一応ここの門番なんですけど。」
ということは、だ。
霊「じゃああれか。退治される存在というやつだ。よしOK退治する。」
?「早い早い早い!せめて自己紹介ぐらいさせてくださいよ!初登場なのにここまでの出番が少な」
ーこのメッセージは削除されましたー
【霊符 夢想封印】
ゴッ。ズドォン!パラパラパラ・・・ガクッ。
霊「・・・」
いるわね。何だこの感じ・・・何か・・・一瞬止まったような・・・
イ「!」
霊「いるのはわかってるわよ。さっさと出てきたらどう?」
?「さすがですね。博麗の巫女。」
霊「で?あんた誰?」
?「私はこの紅魔館の主・レミリア・スカーレット様に仕えるメイド・十六夜咲夜でございます。」
霊「ご丁寧にどうも!」
咲「それではやり合いましょうか・・・博麗。」
・・・
霊「インク、あんたは先に行きなさい。」
イ「そこで僕!?」
霊「先に行って、私が来るまでできるだけ粘ってほしい。」
こいつは私だけで行ける。
イ「分・・・分かった!」
行ったわね。
咲「良かったのですか?」
霊「ええ。あなたごとき、私で倒せると判断したわ。
咲「挑発がお上手なことで。」
霊「【霊符 夢想封印】」
--- ブオン ---
咲「勝てるはずありませんわ。私のこの・・・時を止める能力には。」
シュシュッ!
--- ブオン ---
!?
おかしい・・・私は確かに弾幕を放ったはず・・・
霊「なるほど・・・能力で何かをしたわね?」
咲「!博麗の巫女は勘が鋭い、という噂は本当でしたか。」
霊「大方時を止める、とか無効化、とかそんなのでしょ?」
咲「!?」
スッ
図星みたいね。
咲「確かに、私の能力は時を止める、です。ですが、それが分かったところで・・・」
--- あなたに、対抗できるんですか? ---
--- ブオン ---
咲「予想外でしたが、それでもあなたは私には勝てません。」
ガキン
咲「!?マズイ!時間切れが!」
--- ブオン ---
コツ、コツ、コツ、
やっと引っかかってくれた。あの時に仕掛けておいてよかったわね。
霊「幻想郷ではあんたみたいなやつ珍しくないわ。本気でやったときは、|それ《・・》はなんの意味もなくなる。」
--- ブオン ---
咲「!?」
咲「・・・動けるはずないのに!」
残念、結界術!
霊「はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」
【霊符 夢想封印】
咲「グッ・・・・・・・・・・!」
霊「やっと終わったわね。インクはちゃんと最上階につけたのかしら?まあ何にせよ行ってみましょうか。」
ー到着後ー
霊・イ・フ・エ「レミリア・スカーレット!」
全員「は?」
!?
霊「魔理沙!!?」
魔「霊夢?」
エ「テメェ!」
イ「お前!」
フ「お姉様?」
全員「・・・(どういう状況?)」
A FEW HOURS LATER
・・・どうしてこうなった?
霊・イ「よくわかんないけど、要はそこの二組蹴散らせばいいよね(わね)!」
魔・エ「よくわからねぇが、とりあえず全員倒せばオッケーだな(だぜ!)。」
レミフラ「よくわかんないけど、私達以外を倒せばいいのよね?」
?「そこまで」
全員「!?」
--- ガキン ---
こんな時に・・・一番来てほしくないやつが来てしまった・・・
霊「桟・・・」
魔「一・・・久々見たと思ったら随分と苛ついてるじゃねぇか。どうしたんだ?」
レ「一・・・」
その他3人「どなた?」
一「そらそうだろ。知らねぇ奴もいるが、急に空が赤くなって来てみりゃ、随分とバチバチしてんじゃねぇか。」
一「ここは俺の名を立てる。全員速やかに手を引け。レミリアもこの赤い霧を止めろ。そこの似たような骨二匹は後でじっくりと話し合え。ひとまずはそれで解決だ。」
レ「でも」
一「い い な ?」
レ「グッ。」
霊「あんた普段はあんなに変なのに、なんでこんな時ばっか覚醒すんのよ・・・」
一「お前もお前だ、霊夢。何変な骨連れて親友と敵対しようとしてんだ。魔理沙もだぞ。そしてお前らは誰だ?俺ですらこの状況を見て理解なんてできなかったぞ。」
魔「それは・・・」
一「とりあえずスカーレット除いた4人は後で神社集合。宴会はその後だ。」
ここは素直に従うが吉!
霊「わかったわ。」
一「じゃあな。」
--- ヒュン ---
イ・エ「消えた・・・?」
霊「あんたら、その顔からしてお互い因縁の関係の奴を見つけたみたいだけど、あいつだけはやめときなさい。あの化物とは敵対しちゃだめ。まぁ、あんなのでも普段はおちゃらけてて私や魔理沙のところに茶々を入れに来るぐらいなんだけどね。」
2人「あれが・・・?」
そう・・・あれが幻想郷”現”最強にして、2つの能力を持つ幻想郷の|異質《アノマリー》、私達主力陣が彼と戦っても5分と持たなかった化物・・・「|一 桟《にのまええつり》」よ・・・
ー全員神社到着ー
一「で?なんでこんな事になったわけ?霊夢からおもろい奴が来たとは聞いていたが・・・おもろいと迷惑は違うんだぞ?」
イ「あの・・・僕が言うのもなんですが・・・」
一「最初からそんな事言うぐらいなら黙っとれ」
イ「はい・・・」
フッ。正論ね。
霊「とりあえず帰ってくれる?これから私達宴会の準備があるから。」
この雰囲気だけはマズい・・・
一「そこの二人に宴会の説明もなしにか?」
霊「うっ・・・」
一「だいたいお前が悪いんだろ?そんな人に帰れ!はないだろ?」
クッ・・・正論だ・・・
--- 1.よほどのことがない限りお互いの間で干渉しあわない ---
--- 2.異変のときは喧嘩しない ---
--- 3.和を以て貴しとなす ---
イ「待って!最後の方変なのあった!」
一「なんのことだwww?」
・・・圧倒的にウザい。
イ「霊夢の言ってたことがわかった気がする・・・」
そこで私に飛び火する!?
一「本人のいない場で悪口を言うとは博麗の巫女も感心しないなぁ?霊夢?」
霊「あんたにだけは言われたくないわ。」
そう、あんたにだけは💢
エ「とりアエず色々トヤべー奴なのはワかった」
そうそう。
一「なんで俺勝手に初対面のやつから引かれてんの?」
魔「私の影が時が進むに連れ薄くなっている気がする・・・」
一「しょうがない!無い影は増やせばいい!」
魔「それができたら苦労しねぇんだよ!」
・・・ご愁傷さま。
霊「とりあえずは話は終わりでしょ?だったらあんたも宴会の準備手伝いなさいよ桟。」
一「お前らは宴にしか興味がねぇのか。」
うん。
霊・魔「そうだけど?」
一「終わりだよ、この世界。」
骨2人「なんか色々とめんどくさい人に関わってしまったかもしれない・・・!」
そうして宴会が終わり、私の色々あった夜が更けていった・・・
その呑気な私達はまだ知らなかった・・・
―――あんなことになるなんて。
ゴロゴロゴロゴロ・・・・・
ピカァーッ!
ザァ・・・・・・・・
?「なんで・・・魔理沙・・・」
?「ア・・・ア・・・」
?「・・・なんでだろうな。妙に懐かしい。」
?「そんなこと言ってる場合じゃないでしょ!?」
?「ドウしてコうなッた・・・・」
周りを取り囲んでいたのは、幻想郷に住んでいた人たち・・・
そして魔理沙・・・
そのそばには余裕そうな表情をした最強と、
どこか心が壊れている2人のモンスターがいた・・・
そしてその側に・・・
博麗の巫女「だった」存在がいた・・・・・
荒れてるね〜(笑)
はい。霊夢回でした。
最後のは情壊忌の1シーンです。荒れてるね〜(笑)
思いの外クソババアはインクを警戒してるようですね。
まあ基本的に情壊忌はインクの真相に迫る回と一がただただカッケエ回ですしね。
とりあえず能力主義のネタが浮かばない・・・!みんな学園モノってどうやって書いてるんだろ。wkrn。とりあえずインエラはこれで第一部終わりかな〜ちな、5部までやる。
はぁ〜頑張れ〜!
第十三話「マ・ジ・で!お前らなんしに来た?」
はい。気分でサンズ回。
インエラしか見てないよーって方、お久しぶり〜できれば能力主義も読んでね❤(殴殴殴殴殴殴殴殴殴殴殴殴殴殴殴殴殴殴殴殴殴殴殴殴殴殴殴殴殴殴殴殴殴殴殴殴殴殴殴殴殴殴殴殴殴殴殴殴殴殴殴殴殴殴
影「あのさあ」
作「なんすか」
影「遅くない?」
作「しゃーないでしょ。能力主義のネタばっか思いついてるんだから。」
影「あとお前さあ、ちっとはプライドってもんが無ぇのか?」
作「ちょっと影。急にキャラの印象が変わって」
影「作者だからって何言ってもいいと思うなよ」
作「ハイスイマセン」
それでは、ほのぼのの十三話、
2人「レッツラゴー!」
第十三話「マジでお前ら何しに来た?」
---
パーブパブパブロ、パーブパブパブロ
霊「今年も秋のパブロゼミがなく季節になったわね〜」
イ「・・・某インクゲームのフデ種ね。」
ピーカピカピカチュウ、ピーカピカピカチュウ
霊「それに滅多に鳴かないデンキネズミゼミも。」
イ「・・・消されるよ?」
マーリマリマリサ、マーリマリマリサ
霊「それにうるさいマリサゼミも。」
イ「もう知人にまで影響が・・・」
ミーンミンミンミンミーンミンミンミン・・・
僕たちがこうなっているのには理由がある。
そう、この異常なまでの暑さである。
一「・・・お前ら何やってんの?」
霊「あ、桟。ちょうどいい所に。み〜ず〜を〜取ってきて〜頂戴〜」
一「最強をパシリに使うなよ貧乏巫女。」
シュン
霊「瞬間移動って便利よね〜」
イ「空飛べる人が言わないでくださいよ〜」
2人「・・・」
グデ〜〜〜〜〜〜
一「ホレ。」
イ「痛っ。」
水投げられた。
霊「イテッ」
霊「ったく、何すんのよ。」
一「お前らがそこでぐーたらぐーたらしてるからだろ?そんなの見たらなんか投げちまいたくなるのが人の性ってもんだ。」
霊「どんな性よ」
一「にしても、暑いな〜もう秋だってのに。」
イ「幻想郷ではこれが普通なんですか?」
一「まあ、何十年かに一回だな〜こんなのは。」
霊「あんたは平気なの?」
一「能力で紫外線太陽光バリア貼ってるから問題無し。」
霊「そのバリア、夢想天生で無理やり剥ぎ取ってやる」
イ「奇遇ですね。僕もボコボコにしてやろうと思ってたところですよ。」
一「お、やるか?」
?「うわあああああああああああああああああああああああああああああああ」
一「あ?」
?「たああすけてええええええええ」
イ「親方、空からホモ・サピエンスが!」
霊「どんな状況よ!」
一「こういう時は・・・」
3人「無視に限る(な/わね/ね)」
?「ちょっとおおおおおおおおおお」
イ「って、なんかこの声聞き覚えない?」
霊「私はないわ。」
一「俺もないな〜」
イ「じ・・・じゃあ・・・」
ス「ちょっとインク!俺様を無視なんて酷いぞ!」
一「何だこいつものすごい純粋な予感が!」
霊「奇遇ね。私も同じことを思っていたわ。」
イ「ブ・・・ブルー・・・」
・・・やべぇ。すげぇ気まずい。
おっと失礼。キャラが崩れました。
僕はこれ・・・どうしたらいいんだ?
ス「ん?ニンゲン!?もしかしてニンゲンなのか!?」
イ「そ・・・そういうことになるね。」
一「ん?なんでこいつこんなに驚いてるんだ?」
イ「ちょーっと色々とあって人間が物珍しいんだよね・・・」
一「お前は平気なのか?」
イ「まあ僕は【|無限数時間軸創作迄ビ鑑賞責任管理者《インフィニティタイムトラベラー》】って役職があるから、その関係で時間軸の創設者と・・・」
一「あーもう分かった分かった面倒くさい!」
霊「そんな面倒くさそうな役職があるなんて・・・」
ス「無限・・・じかんじ・・・もういいや!それより!ここはどこなのだインク!」
イ「えっとね・・・・なんというか・・・」
--- 少女説明中 ---
ス「へぇ〜そんな世界があったんだな!」
?・?・?「おっす〜」
霊「誰よ・・・って一人は見覚えある。」
G「よっ。」
SC「やあ。」
USP「おう。」
イ「対ニンゲン三銃士を連れてきたよ。」
霊「対ニンゲン三銃士!?」
一「・・・(←なぜか元ネタを知っている人)」
イ「圧倒的原作本家。元祖にして最強と名高いUndertale Gルートサンズ。」
G「オイラがみんなの元ネタだぜ。」
イ「そこのスワップサンズの兄。全員の中身が入れ替わった君の名は。状態の世界線から来たちょっと大人なUnderswap パピルス。」
USP「そこの可愛いの保護者です」
イ「そして、唯一のまとも枠!クソガキの情報量はNo.1!全員の性格が入れ替わったカオス状態の世界線から来た何故かニンゲン!のStoryshift キャラ。」
SC「よろしく。」
霊「クソガキ!?」
イ「三人合わせて、Bad time trio!」
G「・・・それお前さんが言うことじゃないんじゃ?」
イ「・・・そうね。」
霊「で?なんであんたたちはここにいるの?」
G「なんかドリーム経由でお前さんが大変なことになってるって聞いてな。」
イ「じゃあドリームはどこからよ!?」
ド「ナイトメア〜」
イ「ドリーム!?」
ド「いやー本家くんとはUNDERVERSEの世界線のあと非常に仲良くなっちゃったんだよね〜」
G「そうだな〜インクくん?ニヤニヤ」
イ「・・・(←こいつ主犯)」
ジ「・・・どうしてこうなってるんだ?」
イ「ジェノまで!あなたセーブ画面から出られないんじゃ!?」
一「ああ、こいつとは昔俺がいた世界線から幻想郷に来るまでにちょっと交流があって、そのよしみで能力を使って一応保護した。」
霊「・・・私の知らないところであんた何やったらそうなるの?」
USP「・・・暑さが吹っ飛んだな。」
ブルー「・・・そうだな兄弟。帰るか?」
SC「いやー・・・どうだろう。置いてけぼり感が強いけど・・・」
3人「はぁ―――――」
一方エラーサイドでは
魔「うあー。エラー水、水持ってきてくれ〜」
エ「無茶言ゥな。俺も水が欲しイ。」
そう、俺は単純に暑い。
のだが・・・
魔理沙、現在二日酔い中である。
魔「なあエラー。たしか私って昨日霊夢背負って神社まで帰ったよな。」
エ「そノハずダが」
魔「・・・なんで私が二日酔いなんだ?」
エ「・・・俺に聞クナよ」
?「・・・エラーと、、、見るからにニンゲンが・・・まさかこれは・・・・・・」
?・?「恋!?」
?「・・・何やってんだお前」
?「腹減った」
エ「待て、情報量が多イ。とりあえず上かラ順に」
エ「マーダーキラークロス、後デ校舎裏来イ。」
エ「ナイトメア、水持ってきテクれ。」
エ「ホラー、腹減ってるナラ帰れ。」
魔「うげっ・・・キモチワル・・・」
ナ「ほら水だ。」
魔「あ・・・ありがとよ・・・って触手!?」
ナ「俺はナイトメア。」
魔「全身が黒い!」
マ「俺はマーダー。」
魔「中二病・・・ってよりなんかに取り憑かれてるって感じか?」
ホ「俺はホラーだ。」
魔「お前頭痛くないのか・・・?」
キ「僕はキラーだよ〜ん」
魔「とりあえずその物騒なものをしまえ。」
ク「ぼ、僕はクロスです!ふつつかものですがこれからよろしくお願いします!」
魔「違うぞクロス、わたしたちは結婚しないからな?」
ク「なんですかそれ?」
魔「ダメだこの子純粋にアホだ!」
エ「・・・という感ジで俺の愉快な仲間達ダ。」
魔「な、なんかみんな物騒だけどエラーの裁縫みたいに得意なことないのか?」
ナ「拷問係」
マ「虐殺係」
ホ「死体消去(物理的に)係」
キ「死体蹴り係」
ク「僕はまだ見習いです!」
エ「そんで俺が参謀役」
魔「俺はとっくに(ツッコむのを)諦めた」
エ「お前エスパーか?」
?「・・・」
魔「また新しいのがいるけど・・・」
リ「リーパー。特に喋ることはない。役職は死神。」
魔「死神・・・」
エ「ま、そウイウコトだ。余リ気にすルナ。」
魔「暑さが吹っ飛んだ・・・」
時間軸は揃って
イ・エ「で!君達(お前ら)何しに来た?」
インク方面
G「お前さんは|幻想郷《ここ》にいるから知らなかったと思うが、最近いろんなAUの俺達がいなくなってるらしいんだ。」
イ「いなくなってる?」
USP「そ。今被害にあってるのが・・・アウターにラストブレス、そして極めつけは・・・」
--- SC「アルファが、いなくなった。」 ---
イ「!?」
なんで・・・アルファは僕とエラーでも敵うかどうか怪しいのに・・・
いなくなった?
イ「そうか・・・そうだね。僕の方でも調査してみる。ここに居てできる範囲だけどね。ありがとう。」
G「お前さんが相当真剣な口調になってるな。やっぱ仕事の影響か?」
イ「いや、それとは別に・・・|彼《・》が関わってる可能性があるからね。」
ド「・・・そうだね!」
イ「こっちで調査してみる。」
一方エラー方面
ナ「それは・・・」
ク「僕から言います。・・・どうも最近・・・|あの人《・・・》が大人しいんです。それで・・・気になって調査してみたら、どうもあの人が時間軸から消えていたみたいで・・・また何かを企んでいるんじゃないかと・・・」
エ「それデ俺のトコろに来タわけカ。」
エ「・・・」
マ「どうした?お前がそこまで考え込むなんて珍しい。」
エ「いや。あいつが関わるとしたら色々と面倒なことになるからな。」
ホ「エラーが・・・いつもの変な口調じゃない・・・」
エ「変なとは何だ変なとは。」
ナ「そうか、ホラーは初めてだったな。エラーはなんか真面目になったらこんなになるんだ。」
エ「わかった。一応こっちで調べてみる。俺はあいつと違って調査できる幅が大きいからな。」
ク「僕も頑張ります!僕の時間軸のことなので!」
エ「わかッタ。じゃア解散だ!」
---
一「んじゃ、俺たちも動き始めるかねー。なーエピック。」
E「・・・そうだけどさ、なんでお前まで?Bruh」
一「仕方ないだろ。お前らの中でエピックが一番俺と仲いいんだから。腐れ縁な。」
E「いやそれもそうだけどな?なんでお前が出てくるんだって言ってるんだ。」
一「俺の勘がこの件は能力暴走にも関わっていると言っている。どうせインクが言ってた彼ってあのおっさんだろ?」
E「heh。じゃあ始めますか。」
--- 2人「調査を。」 ---
終わった!待たせたな諸君!
私はスランプを脱出したのだ!だからこれからは結構な頻度で行けると思うぞ!
あとちょっとだけ書き方を変えてみました!わかった人はコメントで〜!
今回きりで一はしばらく失踪します(笑)
いつの間にかほのぼのじゃなくなってたサンズ回でした〜
第十三話の前に一幕【1〜12話総集編】
総集編!第十三話只今執筆中〜
それでは・・・
レッツラゴー!
「プロローグ」
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「はぁ、はぁ」
※二人の戦う声が何もない空間「Anti-void《アンチボイド》」に響く
床に飛び散ったインク。どこからか張られた糸。それらはこの戦いが以下にひどいものだったかを示す。そして、二人はまばゆい光に包まれる―――
「「何だ!?」
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※???周辺
?「いてて・・・あれ?僕の知らない時間軸?」
※???周辺
?「あ?なンだここハ?フム・・・なるホどな。」
そして始まる、世界を巻き込んだ戦争が・・・!
---
「奴らの幻想入り」
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✕✕周辺にて
?「あれ〜ここどこだ?僕は確かエラーと・・・戦ってたはずだけど。」
館周辺にて
?「ア?あいツどこいッた?ここは・・・フム・・・?ゲン・・ソウ・・キョウ?」
霊「これは・・・面倒くさいことになりそうね。」
数時間前とある魔法使いの家にて
?「なあ霊夢〜〜〜暇だ〜〜〜なんか面白いこととかないのか?」
霊「無茶言わないで魔理沙、あるわけ無いでしょ。だいたいそんなこと私が探してるわよ。」
その時、無空間にて
紫「これは面白いことになりそうね。」
?「❄︎☟︎✋︎💧︎ ✋︎💧︎ ☝︎⚐︎✋︎☠︎☝︎ ❄︎⚐︎ 👌︎☜︎ ✋︎☠︎❄︎☜︎☼︎☜︎💧︎❄︎✋︎☠︎☝︎📬︎」
時は進み今
インク視点
ここはどこだ?僕の知らない時間軸だ。平行世界線・・・というわけでもなさそうだし。タイムパラドックスくんにでも来てもらえればわかりそうだけど・・・知らない場所でむやみに能力を使用すると危ないってフレッシュに言われた気がするしなぁ。まあとりあえずここがどこの世界か知るのが先決だね!見たところここは・・・人が住んでいそうだけど。あれ?僕ここに何しに来たんだ?あ!危ない危ない、マフラーに書いておこうっと!
モブ1「お、お前は誰だ!」
イ「僕はインク。君は?」
1「近づくな!この妖怪!」
イ「妖怪?僕はスケルトンだけど。」
1「それを妖怪と言うんだ!」
イ「おかしいな・・・僕の世界線じゃそんなこと・・・」
1「ほらやっぱりなんかボソボソ言ってるし!企んでる!」
イ「待ってこれは誤解」
1「霊夢さーーーーーーーーーん!」
逃げていった・・・霊夢さんって誰だろう・・・棟梁的な存在なら一度会ってここがどこだか聞きたいな・・・
霊「あんたがさっきの人が言ってた妖怪?めんどくさいことになりそうと思ったら・・・あんたは人に害をなす妖怪?それとも人と一緒に生活している妖怪?まぁいいわ。退治されなさい!」
イ「妖怪じゃないって・・・しかもここがどこかもわからないし!」
霊「とにかく退治されなさい!」
イ「退治?もうよくわかんないや。とりあえず戦って勝ったら話聞いてくれる?」
霊「私に条件を提示しているの?そして私に勝てると思っているの?いいわ。その条件、飲んであげる。勝負!」
そうして、よくわからない僕と霊夢の「勝負」がはじまるのだった・・・
---
「第二話 インクvs霊夢」
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※ガキン、ガキン!
※木のお祓い棒と木の筆が金属のような音を散らしている。
霊「あんた、いつになったら倒れるのよ。。。」
※そこには服がボロボロになった巫女と、まるで悪魔のような|Deamon ink sans《そいつ》がいた。
数時間前
そうして、僕と霊夢のよくわからない「勝負」が始まるのだった―――
霊「まずはこっちから!霊符『夢想封印』!」
イ「なんっだ?これ?玉が・・・追尾してくる!」
※寸前のところですべてを避けきった
霊「これを避けきるってね。少なくともそこらへんの雑魚じゃなそうね。」
イ「次は僕のターン!」
霊「なんでターン制になってるの?夢戦『幻想之月』!」
イ「えぇぇぇ!そんなの反則だって!」
※そう言いながらもさっきのよりは楽だと思いつつあなたはすべてを避けきった
霊「とか言いつつも全部避けてるじゃない・・・!(残り枚数はあと2枚・・・これを避けられたら・・・最悪|あれ《夢想天生》を使うしかなくなってしまう・・・!興味がないとはいえ殺すのは避けたい・・・!頼む!これで堕ちてくれ!)
霊「宝符『陰」
イ「今度は僕だよ!〈FIGHT ACT ITEM MERCY〉⇒FIGHT」
霊「骨!?・・・とインク?」
※あなたは少しだけ霊夢を傷つけた
霊「いてて・・久しぶりに傷をつけられた・・・あと1枚使うつもりだったけど・・・思い切ってここで使っちゃおう!『夢想天生』!!!」
イ「何だこれ!?何故か霊夢にさわれない!くっ・・・助けてフレッシュ!」
?「hey,hey 陽気なブラザー?な~んでこんなとこにいるんだい?」
---
第三話「形勢逆転」
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?「hey-hey,陽気なブラザー?なーんでこんなとこにいるんだい?」
霊「!?(こいつに似たのが二人?どういうこと?にしてもかなり身長が高いわね・・・)」
イ「フレッシュ!早速で悪い。急いでるんだ。事情は後で!とりあえず力を貸してくれ!」
フ「?‐?」
フ「なるほどね〜〜いいよ。要はそこの変なニンゲンから事情を聞けばいいわけね?」
イ「(指パッチンをしながら)さすがフレッシュ!話が早いね!でもあの巫女さん、なんか話聞いてくれなさそうなんだよねぇ〜。攻撃が通らなくなったし。」
フ「あれ?インク使ってないの?」
イ「フレッシュが言ったんでしょ?知らない場所でむやみに能力を使うと危ないって。」
フ「な〜にこんな状況でもオイラのいったことを守るなんてねぇ。」
イ「だって僕と違ってフレッシュ賢いもん!」
フ「とりあえず今は使ってもいいYO?」
霊「作戦会議終わった?こっちは急にでかいのが出てきて混乱してるんだけど。」
イ「この子は僕の親友!フレッシュ君で〜す!」
霊「まためんどくさそうなのが一人増えたわね・・・」
イ「確認だけど能力使ってもいいんだよね?フレッシュ。」
フ「まだ気にしてんのか兄弟?いいぜ。使っちまいな〜〜」
イ「せっかく来てもらったフレッシュ君には悪いけど、ここは僕一人で行けるよ。」
霊「あんまり舐めないでほしいわね。」
イ「舐めてるわけじゃないよ?ただ・・・|能力《インク》が使えるってだけさ。」
霊「インク・・・?」
イ「形勢逆転!undertale Gサンズ、undeefell フェルサンズ!」
G「よう。」
fell「どこだよここ。」
霊「また増えた・・・」
イ「早速で悪いけど、そこの巫女さんやっつけちゃって!殺さないでいいよ!」
2人「了解!」
霊「さっき夢想天生使っちゃったからもうこれしか残ってない!」
霊「宝符『陰陽宝玉』!」
2人「甘い」
霊「瞬間移動・・・して!?」
2人「ブラスター!」
霊「そっちこそ甘いんじゃないの?」
2人「え?」
イ「危ない!」
※あなたは急いで2人を元の時間軸に戻した
霊「私をあまり舐めないほうがいいわよ?」
イ「そうみたいだねってえぇ!」
※あなたはその弾幕をモロに受けてしまった
※あなたは意識を失った
霊「はぁ・・・手こずったわね。にしてもこの妖怪、何だったのか。レミリアみたいに話が通じる妖怪だったぽいからねぇ。事情を聞くのもありだったけど・・・まあいいか。」
※そうして霊夢は去ろうとした。すると・・・
霊「!?」
※霊夢が振り向くと・・・インクが倒れたはずの場所にはインクはいなかった。その代わり強烈な殺気を感じた
?「ア・・・ガ・・・」
霊「あの妖怪?」
霊「っ!?」
※霊夢は壁まで吹き飛ばされた
そんな感じで今に至る
霊「あんた、いつになったら倒れるのよ。。。」
※そこには服がボロボロになった巫女と、まるで悪魔のような|Deamon ink sans《インクの悪魔》がいた。
※あなたは意識が朦朧としている
※あなたはあるサンズを呼び出した
《Last breath sans》
※あなたはやれと指示した
霊「うぎゃぁぁぁぁぁ」
※霊夢に10を超えるほどのたんこぶができた
※霊夢はLast breathがトラウマになった
※倒すと同時にあなたも地面に倒れ込んだ
※それを偶然見つけた人間が2人を✕✕神社へ連れて行った
※それを見ていた不気味な人物は気持ちの悪い笑みを浮かべた
「❄︎☟︎✋︎💧︎ ✋︎💧︎ ✋︎☠︎❄︎☜︎☼︎☜︎💧︎❄︎✋︎☠︎☝︎📬︎︎」
※そして「彼」も動き出す・・・!
---
第四話「5分で滅ぶ✕✕館」
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--- インクが霊夢に出会っていたその頃同時刻、紅魔館周辺で ---
?「ここは何ダ?」
※そして|エラー《そいつ》は時間軸操作画面を開く
エ「ゲン・・ソウ・・・キョウ。時間軸番号は・・・【取得不可】?マルチバース個体名【不明】、生息種族【多種多様】、総合戦力・・・【150000】!?通常Undertaleでも総合戦力100なのに・・・注意人物【個体名:博麗霊夢】,【八雲紫】,【|一桟《にのまええつり》】てかなんダこれ。ほとんドわかんネぇじゃねぇカ・・・ン?なんだ?赤イ・・・館?とりあエずここがどこか聞いておかないとな。」
?「zzzzzZZZ・・・」
エ「門番寝てやがる・・・仕事ニなってねェだロ。」
?「すみませんね。うちの美鈴が。」
エ「!?」
エ「オ前ハ誰ダ?(コイツ・・・気配ガシナカッタ?)」
?「失礼。私はこの紅魔館のメイド、十六夜咲夜と申します。こっちは門番の美鈴。よろしくお願いします。」
エ「ナンか礼儀正しイな・・・というかさっキ気配ガしなかッタのはナんデだ?」
咲「秘密です。それよりお嬢様に御用ですか?」
エ「お嬢様?」
咲「正確にはレミリア・スカーレットお嬢様。この紅魔館の主にして500年以上も生きる吸血鬼です。」
エ「吸・・・血・・鬼?なんだそリゃ。」
咲「知らないのですか?人間の血を吸うんですよ。」
エ「ニンゲン?ココニハ、ニンゲンガイルノカ?」
咲「(とてつもない殺気・・・!この方は人間に恨みでもありますの?)」
咲「えぇ・・・いますよ?人里もあるくらいですから。」
エ「今スグソコニ向カワセロ。」
咲「何をするかによりますね。」
エ「言いたくないナ。」
咲「殺すならば止めます。止めなければ私が博麗に怒られますからね。」
エ「博麗・・・?マァ、止めるなら殺るマデだ。」
咲「では・・・勝負!」
2分後
咲「なんであなたはそんなに・・・」
エ「知ルかそんなモン」
?「さ・・・咲夜・・・?」
エ「ダレダ?」
レ「私はこの館の主・・・レミリアよ。咲夜をこんな目に合わしたのはあなたね?」
エ「ソウダガ?」
レ「許さない・・・!絶対に許さない!」
エ「そうカ。勝手にしろ。」
レ「死になさい!」
1分後
エ「おいおい・・・あの時止め女のほうがきつかったゾ。」
レ「なんで・・・運命が・・・|見えない《・・・・》?」
【活動報告・・・紅魔館・・・メイド・主制圧完了・・・活動時間計5分】
※それから少しエラーはとある森をさまよっていた
?「ん?お前誰?」
エ「ア?」
---
第五話「で、ここどこなん?」
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霊「本っ当にすんませんしたァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!」
それは遡ること数時間前
人間3「だ、大丈夫っすか霊夢さん!そして何だこの化け物は!と、とりあえず霊夢さんは運ぶとして・・・この妖怪をどうするか。客人だったときが怖いし、一応|博麗神社《・・・・》に運んどこう・・・」
霊「ん・・・ん?ここは・・・|神社《うち》?」
3「気づきましたか!?もう・・・!心配しましたよ霊夢さん・・・!道端でそこの変な妖怪と一緒に倒れ込んじゃってて・・・急いで2人をここまで運んだんです。」
霊「そう・・・ありがとう。もう行っていいわよ。」
3「わかりました・・・そこの妖怪に関しては任せましたよ・・・!」
霊「はいはい・・・」
イ「ん?」
霊「あ」
イ「あ」
2人「あ」
2人「ああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!」
霊「なんでいるのよ!ストーカー!?」
イ「そっちこそ!てか結局ここはどこなんだよ!」
数十秒後
イ「落ち着いた?」
霊「ええ・・・」
イ「で?結局ここはどこ?」
霊「え?」
イ「え?」
霊「あなた、妖怪じゃないの?」
イ「逆に、妖怪って何?」
霊「もしかしてあなた、外来人?でも妖怪?」
イ「外来・・・?」
霊「これはだめだわ・・・っていうかそれならなんで戦う前に言わなかったのよ!」
イ「何回も言ったよ!」
--- 回想 ---(「本当の第一話」より)
霊「あんたがさっきの人が言ってた妖怪?めんどくさいことになりそうと思ったら・・・あんたは人に害をなす妖怪?それとも人と一緒に生活している妖怪?まぁいいわ。退治されなさい!」
イ「妖怪じゃないって・・・しかもここがどこかもわからないし!」
霊「とにかく退治されなさい!」
イ「退治?もうよくわかんないや。とりあえず戦って勝ったら話聞いてくれる?」
霊「私に条件を提示しているの?そして私に勝てると思っているの?いいわ。その条件、飲んであげる。勝負!」
そうして、よくわからない僕と霊夢の「勝負」がはじまるのだった・・・
「妖怪じゃないって・・・しかもここがどこかもわからないし!」
|「妖 怪 じ ゃ な い っ て ・ ・ ・ し か も こ こ が ど こ か も わ か ら な い し ! 」《・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・》
--- 現実 ---
霊「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
イ「ね?」
※そして今に至る
霊「本っ当にすんませんしたァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!」
イ「本当だよ、もう。何回も聞くけど、ここは一体どこなの?」
霊「ここは、幻想郷。」
----------------------- 少女説明中 -----------------------
イ「へぇ〜〜なるほど・・・」
霊「今度はこっちの番よ。あなたは妖怪?どういう世界にいたの?」
-----------------------骨説明中----------------------------
霊「なんか・・・特殊ね。過去は?」
イ「それに関してはあまり伝えたくない。」
霊「(悲しみの声色・・・聞かないほうが良さそうね。)わかったわ。」
霊「じゃあ・・・しばらくここに居候していく?どうせ行く宛もないんでしょ?」
イ「いいの?やったー!」
霊「挨拶代わりのお賽銭入れていきなさい。」
イ「いや金持ってないし。」
霊「チッ・・・」
イ「今舌打ちした!舌打ちしたよ!舌打ちだ!いけないんだ!」
霊「してないわよ。」
イ「いいやしたね!僕の耳は音を逃さないのさ!」
霊「音逃してどうすんのよ。」
イ「この〜〜〜!」
そうして僕と霊夢の平穏な生活が始まった。
――――――――――はずだった。
---
第六話「白黒魔法使い」
--------------------------------------------------------------------------------------------------------------
インクと霊夢が同時に倒れたその頃
?「ん?お前誰だ?」
エ「ア?」
?「特殊なやつだなぁ・・・お前妖怪か?」
エ「妖怪ってなんダ?」
?「知らないのか?もしかしてお前は外来人?」
エ「外来・・・人じゃねェとおモう。そもソもお前誰ダ?」
魔「私か?私は霧雨魔理沙。ただの通りすがりの魔法使いだぜ!」
エ「ニンゲン・・・じゃないノか?」
魔「一応人間・・・だけど魔法使いだ。」
エ「何が違うんダか」
魔「ちげぇよ!普通の人里に住んでる人間はな、寺子屋に行ったり、各々店を開いたり、普通の人間の生活をしているんだ。ただし!魔法使いはな、魔法が使えるんだ!」
エ「こういうことカ?」
※あなたは魔理沙に向かって「あおこうげき」をはなった
魔「うわっち!なにすんだよ!?体が重い?」
エ「お前の[ソウル]に重力ヲかケただけダ。」
魔「そうる?何だそれ。」
エ「知らないのも無理はないな。」
エ「てか結局コこはドコなンだ?」
魔「ここは幻想郷。数多の種族が住まう土地だ。」
--- 少女説明中 ---
--- バグ骨説明中 ---
魔「へぇ!おもしれぇじゃん!そのインクってやつは霊夢と気が合いそうだ!」
エ「ケッ。勝手にしロ。ん?霊夢?【個体名:博麗霊夢】のことカ?」
魔「霊夢を知ってるのか?」
エ「知っテるも何モそいつ、強イんダろ?」
魔「あぁ。それよりさ、家に来ないか?どうせ行く宛もないんだろ?」
エ「そうだな・・・宛が見つかルまでそこデ隠れさセてモラう。」
魔「そうと決まれば早速ゴーだぜ!後ろに乗りな!」
エ「ホウキ?なんでだ?」
魔「いいから乗れ!飛ぶぞ!」
エ「分かっタ。」
※その様子を見ていたとある新聞記者は、記事を書かずにその場をあとにした
―――胸のワクワクを抑えながら。
---
第七話「骨の日常」
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霊夢✕インクサイド
霊「ねぇインク。」
イ「何?」
霊「あんたちっとはお賽銭入れた?」
イ「だーかーら!ぼくはここでのお金なんて一銭も持ってないし!そもそもお金を稼ぐ方法もないんだって!」
霊「はぁ〜〜〜これだから妖怪を住まわせるのは好きじゃないのよね〜〜〜」
イ「だーーかーーら!!妖怪じゃないってーーーー!はあ。じゃ、どうやってお金を稼ぐかだけ言って。」
霊「人里で店を開くとか、絵の展覧会をするt」
イ「絵!?」
霊「絵の話になった途端にがっつくわね。」
イ「そりゃそうでしょうよ!絵は僕の生きる道だよ!?」
霊「はいはいわかった。それでやるの?やらない」
イ「やる!!!!!!!!!!」
霊「ほんとにがっつき始めたわね・・・」
イ「ねぇ霊夢!どこに行ったら展覧会って開ける?」
霊「そうね・・・ま、一番手っ取り早いのは人里でしょ。」
イ「じゃあその人里?に連れてってよ!」
※あなたは霊夢に詰め寄った
霊「(ほんとにグイグイくるわね・・・ここまで来られたのは・・・魔理沙以来かしら。)」
霊「わかったから!離れなさい!」
イ「はぁい」
霊「(なんかこいつしょんぼりしてない?めんどくさいわね・・・)」
※なぜか霊夢のイライラが募った
霊「とりあえず乗りなさい。送ってあげる。そしたらあとは自分で行けるんでしょ?」
イ「うん!ありがとう霊夢!」
---------------少女移動中---------------
霊「着いたわ。」
イ「ここが人里・・・!初めて・・・ではないね?霊夢さん?」
霊「その節は本当にごめんなさいね・・・」
イ「いいよいいよ!僕あんまり根に持つタイプじゃないし!何ならすぐに忘れちゃうから!」
霊「なんだ。気使って損した。」
イ「いや、そこは使おうよ!というか使ってよ!」
霊「はいは〜い」
イ「ちょっとぉ!?」
霊「展覧会を開くなら色々と準備が必要だわ。絵は自分で描くから問題ないとして・・・会場費とか、紹介する人とか、設備費用とか、リハーサルとか・・・」
イ「会場費はツケで。紹介する人は霊夢でいいじゃん。」
霊「はぁ!?私がそんなのやるわけ無いでしょ!?」
イ「売上の半分を君に渡す、と言ったら?」
霊「ありがたくやらせていただきます、インク様。」
イ「本当にお金に目がないね霊夢は・・・」
霊「で?あたしは何をすればいいわけ?」
イ「とりあえずソッコーで絵を50枚ぐらいとビラを描くから、今から霊夢はソッコーでビラをばらまいてきて!」
霊「了解」
3分後
イ「これでいいか!」
霊「じゃあ配ってくるわ。」
5分後
イ「お、帰ってきた」
霊「とりあえずばらまいてきた。今はめっちゃ話題になってるわよ。」
イ「よーし明日は頑張るぞー!」
霊「え?明日するの?」
イ「うん。ビラ見てないの?」
霊「興味ないし。」
イ「え〜そこは見ようよ!」
そんなこんなで作業をしていたら、一日はあっという間に過ぎていき、翌日になってしまった。
イ「いや〜いよいよ今日だね。」
霊「繁盛しなかったら自腹だからね。」
イ「その時はツケで。」
霊「それが通じると思ってる?」
イ「じゃあ最初の戦闘の貸しを使おうか。」
霊「用意周到ってわけね。」
イ「備えあればうれしいな、と言ってくれたまえ。」
霊「殴っていい?」
イ「ダメ。」
霊「あと備えあれば憂いなし、ね。」
イ「殴っていい?」
霊「ダメ。」
イ「僕も殴らないから、そっちも殴らないでね。」
霊「OK殴る。」
イ「なぜそうなった!?」
1時間後
霊「賑わってるわね〜」
イ「僕も正直ここまでとは思ってなかったよ。」
?「Oh〜賑わってるねブラザー!」
イ「フレッシュ!」
霊「ゲッ。」
フ「おいおいそこの嬢ちゃん〜〜?ゲッ。ってそりゃねぇぜ〜?」
フ「ってよく見たらこの前やられてた子じゃん!」
霊「じゃん!じゃないわよこの背高骨!」
フ「にしてもよくここまでの大行列ができたね〜展覧会で。」
イ「フフン、すごいでしょフレッシュ!」
霊「じゃあそろそろ帰ってくれる?」
フ「オーケーまた来るぜ〜〜」
霊「来んなアホ!」
イ「落ち着いて、」
霊「はぁ、はぁ、はぁ」
イ「ま、それはともかくもうちょっとで終了時間だね!」
霊「そうね。さあ金額はどんなもんなのか・・・!」
終了後
受付「はい、集計終わりました!合計で百万円です!」
2人「ええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええ!?」
イ「5000万$・・・バタッ」
霊「円!?銭じゃなく!?」
受付「そんなに驚かれることですか?展覧会はこれで中くらいですよ?」
2人「え!?そんなに儲かるの!?」
霊「ちなみに・・・大きいときで何円・・・?」
受付「まあ大体・・・1000万円ぐらいですかね。」
霊「いいいいいいいいいっいいいいいいいっ一千万!?」
霊「インク。」
イ「はい。」
霊「今すぐ展覧会を開きなさい。」
イ「え?でも今」
霊「早く!!!」
イ「えぇぇぇぇぇぇぇぇぇ」
その後神社にて
霊「そういえばあんたさ、スペルカードってないの?」
イ「あぁ、あのちょっと前に霊夢が言ってた殺さないための技?」
霊「そうそう。」
イ「ないかなぁ。自分には前の戦闘スタイルのほうがあってるし、そもそもどうやって作るかもわからないし?」
霊「あ、じゃあちょっと待ってて。」
数十秒後
霊「はいこれ。」
イ「何これ?白い紙切れが10枚も。」
霊「それが、スペルカードの素。」
イ「これが?」
霊「それに感情とか、こんな技にしたいな〜とか具体的な構想を込めたら、その紙が具現化してくれるの。別に紙自体に魔法を発動させる妖力がこもるわけじゃないけど、不意打ちとか、そういうので殺されるのを防ぐために、その【スペルカード】を宣言して使用するの。」
イ「へぇ〜〜」
霊「やってみ。」
イ「・・・・・・・・・」
※あなたは心の底で何かがひらめいた音がした
イ「よし!できた!」
霊「どれどれ・・・もう5枚できたの?」
霊「【戒符 最後の審判】・・・あんた中二病?」
イ「違うよ!これは・・・職業柄ね。。。」
霊「わかったわ。作り方のコツを教えてあげる。これはね・・・」
a few moments later
2人「できた〜〜〜〜〜〜!」
霊「なんか達成感あるわね。」
イ「・・・・・・・・・・」
霊「インク?」
イ「zzzzzzzzzzzzzzzzzzzzZZZZZZZ!」
霊「寝てるし・・・」
霊「まいっか!私も寝ようっと!」
※霊夢はあなたに|友達として《・・・・・》好感を覚えた
---
第八話「紅霧異変〜序〜」
---
魔「なあ。」
エ「ア?」
魔「お前って好きなものとかあるのか?」
エ「好キな食べ物はチョコレート。好きなコとは裁縫ダ。」
魔「へぇ〜!お前裁縫できるのか!私より女子力高いな!ていうかお前、その体でどうやって消化してんの?」
エ「知らん。そんなことは作者にで――――」
ーこのメッセージは削除されましたー
エ「チッ」
魔「なあエラー、作者って誰d―――」
ーこのメッセージは削除されましたー
魔「あああああ!何だこのメッセージうざってぇなぁ!」
エ「フッ。」
魔「あ。笑った。」
エ「笑ッテネェ。」
魔「いーや笑ったね!私の耳は音を逃さん!」
エ「音逃してドウすんダよ」
魔「この〜〜〜〜〜〜!」
エ「へッ。どっかの誰カさんと同ジこと言ってラァ。」
その頃
イ「ハックション!」
霊「へぇ〜骨でもくしゃみってするのね。え?風邪引いた?」
イ「いや〜そんなことないと思うけど・・・」
霊「誰かが噂してたり?」
イ「だとしたらエラーぐらいしかいないけど・・・」
霊「ああ、例の破壊者さん?」
イ「まあいいよ!それよりついに展覧会だよ!のこり30分、きっちり仕上げるよ!」
霊「そうね。」
場面は戻り
魔「で?結局なんの話ししてたんだっけ?」
エ「もう良い」
魔「にしてもお前金稼ごうとか思わねぇの?」
エ「思わなイな。使ウことナいし」
魔「えぇ〜稼ごうぜ?」
エ「イヤダメンドクサイ」
魔「えぇ〜〜〜〜〜〜?」
エ「やらねぇヨ?」
魔「えぇ〜〜〜〜〜〜?」
エ「いやイや」
魔「えぇ〜〜〜〜〜」
エ「分かッたヨうるセぇな!」
魔「イェーーーーーーーーーーイ!」
魔「で?で?どうやって稼ぐ?」
エ「マぁ一番簡単なのハ裁縫で作ったものを売ルとか?」
魔「よし!それに決定!じゃあ早速作って」
20分後
エ「できタぞ。」
魔「おお!すげぇなエラー!セーターに人形・・・ニット帽に手袋まで!お前こんな可愛らしいもの編めたのか!」
エ「まあな。」
魔「よーしあとは私に任せとけ!出店開いて稼いでくるぜ!」
エ「オーう」
1時間後
魔「いやー儲かった儲かった」
エ「あ、帰っテきた。」
魔「お!エラー!いやー儲かったぞ!」
エ「どのくらい?」
魔「えーっと・・・ざっと百万。」
エ「!?」
魔「いやーすげぇよな。」
エ「・・・」
魔「エラー?」
-ERROR--ERROR--ERROR--ERROR--ERROR--ERROR--ERROR--ERROR--ERROR--ERROR--ERROR--ERROR--ERROR--ERROR--ERROR--ERROR--ERROR--ERROR--ERROR--ERROR--ERROR--ERROR--ERROR--ERROR--ERROR--ERROR--ERROR--ERROR--ERROR--ERROR--ERROR--ERROR--ERROR--ERROR--ERROR--ERROR--ERROR--ERROR--ERROR--ERROR--ERROR--ERROR--ERROR--ERROR--ERROR--ERROR--ERROR--ERROR--ERROR--ERROR--ERROR--ERROR-
魔「うっわやべぇ!こいつフリーズしていやがる!」
A few HOURS LATER
エ「ハッ!?」
魔「あ、起きた。」
魔「お前数時間はフリーズしてたんだぜ?」
エ「そりャそうダろ!?百万って」
魔「そんな大金か?」
魔「っていうかこの大金何に使うんだ?」
エ「ああ、半分はお前にやルよ。好きに使っテいい」
魔「まじで!?ありがとうエラー!」
エ「元々はお前ガ出した店だカらな」
魔「じゃあお言葉に甘えさせていただくぜ!」
魔「それとさ、お前スペルカード作ったか?」
エ「あノ白い紙切れのコとか?それなら結構前に終わっタゾ。」
魔「おお!見せてみろよ!・・・【線符 瓦解散裂】・・・おまえ破壊にしか能がないのか?」
エ「うルセェな・・・職業柄ダ。」
魔「ま、いいんじゃねぇの?」
魔「あ、そうそう。そういえば人里に出店だしてる時な、退屈でこっそり抜け出しちゃって。それで見て、まあ同一人物かはわからないんだが、インクってやつが人里で絵の展覧会を開いてたぞ。そいつもお前と似たような骨だったが、なんかもう一人背が高いカラフルなやつもいた。」
エ「!?」
エ「ソレハホントウカ?」
魔「逆に私が嘘をつくと思うか?」
エ「今ノとコろはナいな。」
エ「(|インク《アイツ》ガ・・・コノ世界ニイル?)」
----------その頃一方神社では----------
霊「そうそうインク。」
イ「なぁに?」
霊「そういえば展覧会の時に人里を回ってたら、【エラーの裁縫販売店】って店があったわよ。」
イ「!?」
霊「ま、あんたの言う破壊者さんかどうかはわからないけど。休憩中なのか店番がいなかったしね。っていうか破壊者のくせに裁縫好きなの?」
イ「・・・」
霊「インク?」
イ「・・・」
霊「おーい」
イ「・・・」
霊「おーーーーーーーーい!」
イ「うわぁ!なんだよ霊夢!」
霊「なんだよ、じゃないわよ。一人で黙って考え込んで。そんなに真に受けなくていいのよ?本人がいたわけでもあるまいし。同一人物かだってわからないんだし。」
イ「そ・・・そうだよね霊夢。(|エラー《あいつ》が・・・この世界にいる?まさかな・・・)」
霊「しっしっし・・・これで私もしばらくは生活安泰・・・」
イ「ププッ。」
霊「何よそんなにおかしい?」
イ「いや?むしろ霊夢らしくて可愛いなって。」
霊「ブッ!?」
イ「どうしたの霊夢?顔が赤いけど。」
霊「うるさいわねっ!喋ってる暇あったらさっさと稼いできなさい!」
イ「はいはい。」
?「勝手に2人でアオハルしないでくれる?私寂しいんだけど?」
霊「あ!KUSOBABAA!」
?「ア゛ア゛ン゛?」
霊「スイマセン」
イ「いやいやいやいや!誰!?」
霊「このクソバ」
?「よしOK殴る。」
霊「うわあああああああああああああああああああああああ」
紫「改めまして私はこの幻想郷の賢者・八雲紫よ。以後お見知りおきを。」
イ「は・・・はぁ、ご丁寧にどうも。(すっげぇうさんくさい!でもそれを言ったら悲しむだろうなぁ・・・)」
霊「で?あんた何しに来たわけ?」
紫「いや?話題のインクさんにご挨拶をと思っただけよ?」
イ「話題?」
紫「あら知らないの?今あなた人里で『すごい絵描きがいる』って話題になってるけど。」
イ「そうなんですか?」
霊「ま、いいわ。さっさと帰ってくんない?めんどくさい。」
紫「はいは〜いまた来るわね〜」
霊「来んな!」
--- ブオン ---
イ「!?」
霊「・・・!」
魔「!」
エ「・・・?」
紫「フフッ。」
?「✋︎ ❄︎☟︎✋︎☠︎😐︎ ✡︎⚐︎🕆︎🕯︎☹︎☹︎ ☝︎☜︎❄︎ 💧︎⚐︎💣︎☜︎ ✋︎☠︎❄︎☜︎☼︎☜︎💧︎❄︎✋︎☠︎☝︎ 👎︎✌︎❄︎✌︎📬︎」
?「さぁ、始めるわよ。私達がこの幻想郷を・・・支配する!」
モブ1「なんだこれ・・・空が・・・
赤い?」
---
第九話「最強登場」
---
?「私達がこの幻想郷を・・・支配する!」
?「そうは言ってもお嬢様・・・・どうなさるおつもりで?」
?「いまパチェの魔法で赤い霧を出したわ。」
?「それで?」
?「私達吸血鬼は陽の光を浴びられない・・・だったらその日の光をなくしてしまえば私のこの圧倒的な力に誰もがひれ伏す!そういう算段だ。」
?「ですがお嬢様・・・ご存知でしょうがこの幻想郷には・・・」
?「そうだ。|あいつ《・・・》がいる。くそ・・・あの化物さえいなければより完璧な計画になっていたというのに・・・」
?「|一《にのまえ》のことですか・・・」
?「私は確信している。幻想郷中の猛者たちが全員で奴にかかっても、1分もかからずに返り討ちにされる。」
?「私はあったことがないのですが・・・そんなにお強いお方なのですか?」
?「ええ。そういえば咲夜はあったことなかったわね。」
?「はい・・・」
?「まあいいわ。じきに会えるでしょう。それより今はこの計画を遂行することが先よ。」
?「はい、お嬢様。」
---霊夢・インク視点---
イ「ええええ!?なにこれ!?なんか空が急に・・・赤いよ霊夢!なにこれなにこれ!?今から世界は終わるの!?ねぇ霊夢なんとか言ってy」
霊「うっさいわね!こちとら今から原因を探る気じゃぁ!」
イ「スイマセン」
霊「とりあえずこれは・・・異変ね。」
イ「異変・・・なんだっけそれ?マフラーマフラーっと。あ!これか!『異変:博麗の巫女が異変と認めたとき初めて「異変」と認定される。その異変は博麗の巫女が責任を持って仲間とともに解決させねばならない。』だって。へ〜〜!そんなのもあるんだね〜」
霊「あなたって本当に忘れっぽいのね・・・」
霊「今から私は原因を探りに行くけど・・・あなたも来る?」
イ「行く!」
霊「分かったわ。ついてきなさい。」
A few hours later
イ「着いた〜〜〜紅いね〜〜〜この館。」
霊「私の勘的にここが元凶だと言っている。」
イ「・・・ん?」
霊「なに?」
イ「・・・勘?」
?「あのー。」
霊「うん。」
イ「なんで?」
霊「私だって完璧に異変の元凶が分かれば苦労しないわよ!」
イ「なんかごめんね?」
?「あのー?」
霊「それが逆に女の子を傷つけてたりする。」
イ「・・・」
霊「ま、いいわ。さっさと行きましょ?」
?「あのー!」
霊「なによさっきからうっさいわね!」
?「すみません、私一応ここの門番なんですけど。」
霊「じゃああれか。退治される存在というやつだ。よしOK退治する。」
?「早い早い早い!せめて自己紹介ぐらいさせてくださいよ!初登場なのにここまでの出番が少な」
ーこのメッセージは削除されましたー
ゴッ。ズドォン!パラパラパラ・・・ガクッ。
なんか可哀想な人だったな。そんなことを思いつつ、霊夢さんの強さに怖さを覚えながらも、僕はその門をくぐり抜けるのだった・・・
エラー・魔理沙視点
魔「うわぁエラー!これなんか空が赤いよ!どうすうればいい!?」
エ「俺に聞くナよ!お前のほうガコこニいるだロうが!」
魔「いやでもぉ・・・こんなことは初めてだし!」
エ「とりあえず霧を辿っていけば現況にタどり着けルんじゃナイのか?」
魔「よし!そうだな!ということで乗れエラー!出発だ!」
エ「これは鱗滝さんもびっくりの判断の速さ」
※作者は「まぁエラーメタいからね」と済ませた
エ「よーシ撮影終ワったら地獄の果テマで追いカケてやる」
※作者は「撮影とか言わないの!」と言った
エ「チッ」
魔「ほらエラー、ついたぞ。」
エ「禍々しいナ・・・」
魔「まぁ、異変の元凶はこうでなくっちゃな!」
エ「なんか門がフッとばサれテルんだが・・・」
魔「大方先に霊夢がついたんだろ!」
エ「コんナに暴力的な感じなのか?」
魔「まぁ、霊夢は割と私以外には傍若無人な感じがあるからな・・・」
魔「吉、幾三!」
エ「なんカ・・・空ノ赤の色が薄まっテ・・・寒くなっタヨうな」
魔「ん?」
エ「・・・ナンデモナイ」
ー霊夢・インク【紅魔館中枢到着】ー
霊「・・・」
イ「!」
霊「いるのはわかってるわよ。さっさと出てきたらどう?」
?「さすがですね。博麗の巫女。」
霊「で?あんた誰?」
?「私はこの紅魔館の主・レミリア・スカーレット様に仕えるメイド・十六夜咲夜でございます。」
霊「ご丁寧にどうも!」
咲「それではやり合いましょうか・・・博麗。」
霊「インク、あんたは先に行きなさい。」
イ「そこで僕!?」
霊「先に行って、私が来るまでできるだけ粘ってほしい。」
イ「分・・・分かった!」
※あなたは走り出した
ーエラー・魔理沙【紅魔館高層到着】ー
魔「で?こっからどうする?」
エ「思いっキリ最上階の窓突キ破って入ッたくセに何モ考えてネえのカヨ」
魔「えぇ〜だってラスボスって最上階にいるイメージあるじゃんか?」
?「ご名答ね。」
魔「誰だ!?」
レ「私はこの館の主・レミリア・スカーレット。要はこの異変の元凶よ。暗くてよくみえないけど、あなたの後ろにも一人いるわね?そいつもまとめてかかってきなさい。」
エ「あいツは・・・!」
魔「(小声で)お前は先に行け、エラー。お前という戦力は隠しておいて損はない。」
エ「分かっタ。」
※あなたは走り出した
レ「あら?逃げたのかしら。1対1であなたが私に叶うのかしら?魔理沙。」
魔「ま、いうなれば霊夢が来るまで時間稼ぎをしたら私の勝ちだ。やらせてもらうぜ。レミリア!」
レ「ふふっ。いい度胸ね。ならお望み通りやらせてもらうわ。」
ーインク【紅魔館???到着】ー
イ「こ・・・ここどこだ?なんか最上階に行ってると思ったらいつの間にか階段下がって行ってるけど・・・」
イ「・・・なんだここ?ここだけ異様な雰囲気が漂ってる。。。よし!行ってみよう!」
※あなたはその扉を|開けてしまった《・・・・・・・》
イ「!?」
※あなたはその異質な気配に違和感を覚えた
?「勝手に人の部屋に入って何するつもり?」
イ「・・・君は?」
フ「私はフラン。レミリアお姉様の妹。」
イ「そう。で?君は今から何をするの?」
フ「私ト一緒ニ遊ボウヨ!」
イ「そうだね・・・何をして遊ぶの?」
フ「イッパイイーーッパイアソビマショ!」
イ「うん・・・分かったヨって危ない!何を言ってるんだ僕は!」
フ「アレ?惜シカッタネ」
イ「とりあえず・・・僕が君を狂気から救ってみせる!」
フ「救ウ・・・?アナタハナニヲイッテイルノ?」
イ「遊んであげるよ・・・君がその狂気から開放されるまでね。」
フ「イイノ!?ヤッター!」
2分後
フ「ねぇねぇお兄ちゃん!今度は何で遊んでくれるの?」
イ「うーんそうだねぇ・・・今度は絵を描いて遊ぼうか!」
フ「やったー!楽しそう!」
イ「ふふっ。良かった。」
イ「(よかった・・・一時はどうなることかと思ったけど・・・これから先フランちゃんは狂気に支配されることはないだろう・・・それよりも・・・上でなにか大きな音が聞こえた・・・行ってみよう!)」
フ「えーもう行っちゃうのお兄ちゃん!」
イ「ごめんね。絶対また来るから!」
フ「えー?じゃあフラン一緒に行く!」
イ「ははっ。分かった!じゃ行こう!」
フ「うん!」
イ「でもちょーっとだけ待っててね!」
フ「はぁ〜い」
※あなたは走り出した
ーその頃一方エラー紅魔館【大図書館】到着ー
エ「ここドコだ?」
?「ここは大図書館。そしてあなたは誰かしら?ゴホッゴホッ。」
エ「誰ダ?」
パ「私はこの大図書館の管理者、パチュリー・ノーレッジよ。」
小「そして私は使い魔の小悪魔です!」
エ「そうカ。じゃあな。【糸符 操糸顕縛】」
パ「【火符 アグニシャイン】」
エ「打ち消された・・・?」
パ「私をあまり舐めないで頂戴。」
エ「そゥみたイだな。」
エ「【線符 瓦解散裂】」
パ「【水符 プリンセスウンディネ】」
エ「【壊符 研鑚蹲蹲】」
パ「チッ。」
エ「なンだ?エネルギー切レか?」
パ「うっさいわね・・・」
1分後
グッ・・・バタッ
エ「ハァ・・・割と時間かかッタな。サテと、そろそろ魔理沙に合流シナきゃナ。」
ーその数十秒後ー
イ「はぁ・・はぁ・・割とこの階段疲れるな・・・」
※ガチャリ
イ「なん・・・だよこれ・・・」
※そこには荒れ果てた図書館と、壁に寄りかかって気絶する主、地に伏した使い魔がいた
イ「大丈夫ですか!?・・・返事がない!大変だ!きっと霊夢はもう上にいるはず!フランを連れて霊夢のところに行かなくちゃ!」
※あなたはその場をあとにして、フランを連れ階段を駆け上がった
ー霊夢vs咲夜ー
霊「幻想郷ではあんたみたいなやつ珍しくないわ。本気でやったときは、|それ《・・》はなんの意味もなくなる。」
--- ブオォン ---
咲「!?」
咲「・・・動けるはずないのに!」
霊「はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」
咲「グッ・・・・・・・・・・!」
霊「やっと終わったわね。インクはちゃんと最上階につけたのかしら?まあ何にせよ行ってみましょうか。」
ー魔理沙vsレミリアー
魔「マスタァァァァァ・・・スパーーーーーーーク!」
レ「【紅符 不夜城レッド】!」
2人「やるな・・・(わね・・・)」
霊・イ・フ・エ「レミリア・スカーレット!」
全員「は?」
霊「魔理沙!!?」
魔「霊夢?」
エ「テメェ!」
イ「お前!」
フ「お姉様?」
全員「・・・(どういう状況?)」
A FEW HOURS LATER
霊・イ「よくわかんないけど、要はそこの二組蹴散らせばいいよね(わね)!」
魔・エ「よくわからねぇが、とりあえず全員倒せばオッケーだな(だぜ!)。」
レミフラ「よくわかんないけど、私達以外を倒せばいいのよね?」
※そうして三つ巴の戦いが始まろうとしていた・・・!
?「そこまで」
全員「!?」
ガキン
その音がしたとき、僕らはすでに動けなかった。いや、|透明な何か《・・・・・》に囲まれていると言ったほうがいいのかもしれない。普段は楽観している僕でも、こいつだけはやばいと一瞬で分かった。それはエラーも、霊夢も魔理沙も姉妹二人も同じのようだった。
霊「桟・・・」
魔「一・・・久々見たと思ったら随分と苛ついてるじゃねぇか。どうしたんだ?」
レ「一・・・」
その他3人「どなた?」
一「そらそうだろ。知らねぇ奴もいるが、急に空が赤くなって来てみりゃ、随分とバチバチしてんじゃねぇか。」
一「ここは俺の名を立てる。全員速やかに手を引け。レミリアもこの赤い霧を止めろ。そこの似たような骨二匹は後でじっくりと話し合え。ひとまずはそれで解決だ。」
レ「でも」
一「い い な ?」
レ「グッ。」
霊「あんた普段はあんなに変なのに、なんでこんな時ばっか覚醒すんのよ・・・」
一「お前もお前だ、霊夢。何変な骨連れて親友と敵対しようとしてんだ。魔理沙もだぞ。そしてお前らは誰だ?俺ですらこの状況を見て理解なんてできなかったぞ。」
魔「それは・・・」
一「とりあえずスカーレット除いた4人は後で神社集合。宴会はその後だ。」
霊「わかったわ。」
一「じゃあな。」
ヒュン
イ・エ「消えた・・・?」
霊「あんたら、その顔からしてお互い因縁の関係の奴を見つけたみたいだけど、あいつだけはやめときなさい。あの化物とは敵対しちゃだめ。まぁ、あんなのでも普段はおちゃらけてて私や魔理沙のところに茶々を入れに来るぐらいなんだけどね。」
2人「あれが・・・?」
霊「(そう・・・あれが幻想郷”現”最強。私達主力陣が彼と戦っても5分と持たなかった化物・・・「|一 桟《にのまええつり》」よ・・・)」
---
第十話「紅霧異変〜完〜」
---
ー全員が神社到着ー
一「で?なんでこんな事になったわけ?霊夢からおもろい奴が来たとは聞いていたが・・・おもろいと迷惑は違うんだぞ?」
イ「あの・・・僕が言うのもなんですが・・・」
一「最初からそんな事言うぐらいなら黙っとれ」
イ「はい・・・(正論・・・)」
霊「とりあえず帰ってくれる?これから私達宴会の準備があるから。」
一「そこの二人に宴会の説明もなしにか?」
霊「うっ・・・」
一「だいたいお前が悪いんだろ?そんな人に帰れ!はないだろ?」
そんなこんなで話は進んで、僕たちの間で条約・・・というものを決めた。それはこんなもの。
--- 1.よほどのことがない限りお互いの間で干渉しあわない ---
--- 2.異変のときは喧嘩しない ---
--- 3.和を以て貴しとなす ---
イ「待って!最後の方変なのあった!」
一「なんのことだwww?」
イ「霊夢の言ってたことがわかった気がする・・・」
一「本人のいない場で悪口を言うとは博麗の巫女も感心しないなぁ?霊夢?」
霊「あんたにだけは言われたくないわ。」
エ「とりアエず色々トヤべー奴なのはワかった」
一「なんで俺勝手に初対面のやつから引かれてんの?」
魔「私の影が時が進むに連れ薄くなっている気がする・・・」
一「しょうがない!無い影は増やせばいい!」
魔「それができたら苦労しねぇんだよ!」
霊「とりあえずは話は終わりでしょ?だったらあんたも宴会の準備手伝いなさいよ桟。」
一「お前らは宴にしか興味がねぇのか。」
霊・魔「そうだけど?」
一「終わりだよ、この世界。」
骨2人「なんか色々とめんどくさい人に関わってしまったかもしれない・・・!」
---
第十一話「宴会」
---
ー宴会準備中ー
一「ヤハリドクショハイイモノダナーココロヲオチツカセテクレル」
エ「お前性格的ニ読書なンてシねぇだロ。さっサと手伝ェ」
霊「桟!あんたも宴会の準備手伝いなさいよ!」
イ「みんなでやってみると色々と楽しいですよ?」
魔「そうだぜ!自分だけ楽しようなんて思うなよ!道連れにしてやる」
一「なんか一人私怨こもってるやついたな?」
魔「おまえ、前私の家から魔導書盗んだことを忘れたとは言わせないぜ?」
一「お前も似たようなことしてんだろ」
霊「いいからさっさと手伝いなさい!」
一「ういうーい」
イ「新手の返事!?」
霊「無視しなさい」
ー準備終了ー
早「・・・で💢」
霊「ハイ」
早「宴会をするとは聞かされていましたし、実際私達も宴会は楽しいと思っているので参加はさせていただくことにしました。」
霊「ソウデスヨネ」
早「それでですが」
霊「ハイ」
早「なぜ私達の神社でやることになってるんですか?」
霊「スミマセン」
早「あーもう!さっきからなんであなたは片言なんですか!」
霊「ダッテオコラレルトオモッタシゴニフェウウエッレウイギエ」
早「はぁ。しょうがないですねぇ。仕方ないので今回だけは|守矢神社《うち》で開催することを認めましょう。」
霊「っし!」
早「 ハ イ ? 」
霊「アリガタクヤラセテイタダキマス早苗様」
早「よろしい」
イ「なんか・・・怖い人だね。」
一「おかしいな・・・普段はあんな怖くないはずなのに」
早「そこで盗み見してたら私の神様から制裁を受けますよ?」
一・イ「やっべバレた!」
一「じゃあな!あいにくと俺は|なんでも《・・・・》できるんだ!」
イ「ちょっとぉーー!」
--- ヒュン ---
イ「消えた!?」
--- ブオン ---
?・?「うちの早苗に危害を加えようとして言うのはお前かね?」
イ「うわぁーーー出たーー!」
?・?「逆だよ!」
イ「ゴファ!」
神「私達は神。お化けとは真逆の存在なんだよ!」
諏「そうだよ!不敬罪で二度と歩けないようにしてやろうか!」
イ「どこいったんだよあのインチキは・・・」
一「そうかそうか。お前はそういう事を言うやつだったんだな。」
イ「一さん!?」
一「そうかそうかそうか。お前そういうやつだったんだな。あー俺傷ついちゃうかもなー」
イ「そんなこと思ってないですって!」
神達「あんたも共犯だね?」
一「戻ってくるんじゃなかった・・・」
イ「なんとかできないですかね?この状況・・・力業とか力業とか力業とか・・・」
一「なんで俺のことを悪く言うやつに力を貸さなきゃいけねぇんだよ」
イ「今度ホットドッグ奢るんで!」
一「よしやろう」
イ「ちょろい」
一「覚悟しろよ。。。俺にはここ一ヶ月の食費の安全がかかってるんだ・・・今の俺は・・・」
--- ちっとばかし強いぞ? ---
神「!?逃げろ諏訪子!」
一「逃さねぇよ」
諏「【開宴 二拝二拍手一拝】!」
一「【契合 ”零”】」
諏「打ち消され・・・!?」
一「遅いな」
神「危ない!【神祭 エクスパンデッド・オンバシラ】」
一「はぁ・・・だからお前らは遅いんだよ。そうやって能力頼りになる。鍛錬をしていない証拠だ。【最封 |宇宙創世記《始まりの爆弾》】」
---------------------------------ゴゴゴゴゴゴッゴゴゴゴゴ--------------------------------------
イ「隕石!?」
一「まあめんどくさいしな。一撃でやったほうが楽だ。」
イ「それ絶対僕も巻き込まれるやつだって!」
一「だって巻き込むつもりでやってるし。」
イ「え!?」
他3人「うわあああああああああああ!」
ーその頃一方霊夢たちではー
霊「はぁ、はぁ、やっと早苗から開放された・・・」
魔「元はと言えばお前が悪いんだろ?」
エ「まア確かニあの緑ノ奴の言ってルコとのホうが正しいㇱな。」
霊「痛いところをつくわね・・・」
早「ま、過ぎたことはいいんですよ。早めに宴会の準備を終わらして楽しみましょう!」
魔「本当に早苗がいい人で助かったぜ・・・」
エ「!?」
魔「どうしたエラ・・・って隕石!?!?」
霊「こんな事ができるのは・・・」
早「やっぱり・・・」
魔「あいつしかいないもんな・・・」
エ「なンとナく分かった気がスる」
霊「止めに行きましょう!」
ー到着ー
一「はぁー終わった終わった。」
イ「あの・・・あんまり気絶してるとこ指でつつかないほうが・・・」
一「馬鹿、起こすためにつついてるんだよ。」
神「ハッ!?」
一「お、先にでっかいのが起きた。」
霊「ちょっと桟!何してんのよ!」
早「神奈子様!?諏訪子様!?」
霊「あんた何したの?」
一「別に。早苗に盗み見がバレてコイツらが襲いかかってきたから返り討ちにしてやった。所詮神もその程度か・・・」
魔「お前は絶対に悪役が似合ってるぜ・・・」
早「まあうちの神様のことですから勝手に勝負を挑んで勝手に負けたんでしょう。そういうのを止めるのがいつもの諏訪子様なのですが・・・相手を見ずに勝負を吹っ掛けるとは・・・」
イ「一さんの名前は幻想郷中に知れ渡っているもんじゃないんですか?」
霊「逆に考えてみなさいよ、こんなバケモンがいるとわかったら村人は安心して生活もできやしない。」
イ「確かに・・・!」
一「サラッと二人から化け物呼ばわりをされてるんだが?」
霊「実際バケモンでしょ。どうやったらフツーの人間が地の神2人を返り討ちにできるっていうのよ。」
一「それはたまたまいい所に拳が入って、たまたまホコリが落ちてたから拾ったらたまたま攻撃を避けてたってだけだ。」
霊「じゃあどうやったらフツーの人間が隕石を降らせるの?」
一「ナンノコトデスカ」
霊「はぁ・・・もういいわ。とりあえず宴会の準備を終わらせましょう。早く酒を飲みたい」
一「博麗の巫女がそんな体たらくでいいのかよ」
霊「あんたに言われる筋合いはないわね」
ー神社集合・準備終了ー
一同「終わったぁ〜〜〜〜〜!」
霊「やっぱ神様の人手力半端ないっすわ!」
魔「おい、口調がおかしくなってきてるZE。」
イ「あーつかれた。もう戻ろう。ナイトメアでもいいからこの際なんでも呼んでAnti-voidに戻ろう。」
エ「俺モ乗セテケヨ。」
一「はいお疲れ〜。解散解散。」
魔「しねぇよ!?」
早「じゃああとは人を集めるだけですね。そこは椛と文屋にでも任せましょう。第一村人が来るまで私達はぐったりしてましょう。」
ー全員到着ー
霊「それでは・・・紅霧異変の解決と新入りの骨+一人の幻想入りを祝して・・・」
--- 「カンパーイ!」 ---
ガヤガヤガヤヤヤヤ
魔「なあ桟、そんな事があってだな・・」
一「はいはい、分かったから・・・・・ッ!!」
--- ヒュン ---
--- ガキィン! ---
※全員が静まり返った
霊「!?」
魔「なんで」
?「お前は・・・!」
一「よぉ、神夜。突然だが今俺達は宴の最中なんだ。水を差すようなことはしないでくれるか。」
イ・エ「神夜!?」
?「日本刀を手で受け止めるとか・・・どういう神経してんだよテメェは・・・!」
一「さぁな。悪いが俺は今少しばかり怒ってるんだよ。大事な宴の時間を奪うとか・・・お前こそどういう神経してんだ?」
?「チッ・・・」
一「はぁ・・・体型はいいんだけどな・・・お前その性格もうちょっと直せなかったか?」
?「無理な相談だな。お前こそいつまで日本刀握ってるつもりだ?痛えんじゃねぇのか?」
一「お生憎様俺は|なんでも《・・・・》できるんだ。だから俺が痛くないって言ったら痛くないんだよ。」
?「ガキかよ。」
早「なんでこうなってるんですか?」
レ「神夜がねぇ・・・」
--- そして、二人の戦いが始まろうとしていた・・・ ---
---
第十二話「覇王の実力と能力の暴走」
---
一「で?幻想入りして間もないお前が、楽しい楽しい宴会中に一体何のようだ?歓迎会のくせして自分が呼ばれてないのになんか苛ついてんのか?」
暁「別に?」
一「そろそろ狩るか・・・♤」
暁「どっかのハンターピエロが言ってそうなセリフだな・・・」
一「さ〜てなんのことでしょうかね〜」
暁「チッ。【壊符 無双ショット】!」
一「霊夢!紫!」
霊「分かってるわよ!【反則結界・散】!」
紫「[結界術:凧]」
一「ありがとさん!それじゃあ神夜・・・」
--- 死んでも、文句言うなよな? ---
暁「ッ!?」
一「【契合 零】」
その瞬間、彼は私の目の前まで来て・・・!
暁「ストーーーーーーーーーーーーーーーーーーップ!」
一「自分から仕掛けといて、待ったとは感心しないな?」
彼の拳は、私の心臓の前1mmで止まっていた。
暁「やっと束縛が解けた・・・!」
一「束縛?」
暁「分からないかもしれないが、聞いてくれ。私には今、能力の暴走という現象が起こっていた。」
一「能力の・・・暴走?冗談なら今ここでやめといたほうがいいぞ。そしたら半殺しで済むかもしれないし。」
暁「冗談だと思うならそれでいい。ただし、|私から《・・・》お前への攻撃の意志は一切なかった。」
・・・・・・・・・スッ
※一は拳をおろした
暁「・・・信じるのか?」
一「お前は利口なやつだしな。紫にすら勝てないのに俺に単騎特攻するわけない。」
暁「お前は本当に嫌味を言うのがうまい輩だな・・・」
一「はて?なんのことだかな?それにしても能力の暴走・・・か。面白そうだな。ちょ」
霊「調査に出たい、なんて言わないでよ?」
一「えーいいじゃないか霊夢。最強の俺が調査に出ると行っているんだぞ?」
霊「逆に考えてみなさいよ。もし神夜のはなしが本当だとして、|最強の《・・・》あんたが行って能力が暴走して、さっきみたいに自我をなくす、なんてことがあってみなさいよ。それこそ本当に幻想郷が滅んでしまうわ。私達もあんたの能力が何なのかはわかんないけど、あんたが理性を保っているからいいものの、|能力《それ》が暴走したら手がつけられなくなってしまう。だからあんたはやめときなさい。」
一「大丈夫だ。俺ならなんとかなる。それに対策ももう練ってある。ほら。」
※一は霊夢に何かを投げた
一「それは俺の力で作った『停止剤』だ。もしものときは俺にそれをぶっ刺せ。そうしたら暴走は収まるだろう。ぶっちゃけ能力が暴走しようがしまいが今の俺の方が数段強い。戦いは理性だ。血迷って敵に単騎特攻するやつが一番最初に倒れる。な、神夜?」
暁「うるせーな」
一「あ、そうだあとお前の日本刀痛かったから後で治癒費出せよ〜」
暁「やっぱ痛いんじゃねぇか!」
一「別に治癒魔法的なこともできるけど、めんどいから医者行くわ。他人の金で行くやきに・・・ゴホンゴホン。病院はいいぞ?」
暁「焼肉って言ってんじゃねぇかぁぁぁぁぁぁぁ!」
一「うわあああああああああああああああああああ」
魔「色々と強いのに抜けてる奴らだな〜」
霊「仕方ない。ま、これはこれで宴会も捗るでしょ。」
※霊夢は立った
魔「どうした霊夢?どっか行くのか?」
霊「いや、これから酒のんでなくしたときが一番困るから、停止剤をババアに預けに行こうと思って」
紫「頼むやつの態度じゃないよねぇ?」
霊「モウシワケアリマセンユカリサマコレヲヒキトッテクレマセンカ」
紫「よろしい。」
オホホホホホホホオ〜〜〜〜と、そんな胡散臭い笑い声が隙間に響き渡るのだった・・・
一「ハァ、ハァ、どうせ、だから、お前も、飲んでけよ、」
暁「そうだな、ちょっと、酒飲んで、すべてをわ、すれるわ。」
一「勇儀〜〜!」
勇「おう、なんだ桟!また腕相撲でもしに来たのか?」
一「いや、今日はこの女と三人で酒を飲みに来た!」
勇「そうか!それはいいな!飲もう!」
暁「ムグッ!?」
勇「ところでこいつはお前のガールフレンドか?」
一「いや、こいつはなんか・・可哀想なやつだ。ガールフレンドじゃねぇよ。だいたい性格が腐っていやがるからな。ガールフレンドにするにはもうちょっとまともなのがいいな。」
暁「そうなのか・・・?グスン私はみんなと一緒にいちゃ駄目なのか?グスン」
一「お前泣き上戸か!?」
勇「ハハハハハハハハハハ!」
魔「賑わってるな〜」
霊「そりゃそうでしょ。一応これでも大異変が解決したのよ?」
魔「ま、そうだな〜」
フ「ねえねえお兄ちゃんお姉様〜〜〜遊んで遊んで〜〜」
レ「・・・フランはいつからあなたにこんなにも懐くようになったの?」
イ「知りませんよ!」
ーエラー場面ー
エ「ナァ。」
魔「ん?どうしたエラー?誰が一番美味そうに酒を飲むか大会に参加したくなったか?」
エ「逆に誰がやッテるんだよソれㇵ・・・」
魔「んーにとりに、勇儀と、、、あとむりやり神夜が入って目回してるわ・・・」
エ「アッ・・・(察)」
魔「・・・そういうことだ。」
一「よー少年!大志、抱いちゃってるかい?」
魔「こりゃお前完全にベロンベロンだな・・・」
一「そういう魔理沙は酔ってないみたいだが?」
魔「私は魔法使いだからな!ある程度酒には強いしそういう魔法もあるんだ!」
一「そ。でももうひとりの魔法使いさんはもうベロンベロンでございますわよ?」
パ「わ〜たしはねぇ〜あ〜の〜PAD長を〜ボッコボコのフルボッコに〜するんだぁ〜〜〜〜!」
文「やったれやったれ!」
咲「ほう?」
パ・文「あ」
咲「そうですね、お二方、わたしと外でOHANASHIしましょうか。」
2人「うぎゃあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあ」
気がついたら咲夜とその他は消えていた。まあ、気にしないでおこう。
ーインクー
イ「(なんか紫パジャマの人と記者さんがこっちに助けの目を向けていた気がしたけど。。。無視無視。)」
霊「あんたはもう飲まないわけ?」
フ「お兄ちゃん飲まないなら私に頂戴!」
霊「・・・その見た目で酒飲んだらやばいことになるわよ?・・・主に法律的に。」
フ「大丈夫!」
イ「大丈夫か・・・?」
※そして夜は更けていった
レ「・・・で!」
咲「まぁ・・しょうがないんじゃないでしょうか?」
レ「なんで私達が片付けることになっているの?」
咲「そうですね・・・首脳陣
霊夢→居眠り
魔理沙→霊夢背負って帰った
フラン→ベロンベロン
早苗→神奈子に捕まった
諏訪子→同じく
インク→フランの介抱中
エラー→色んな人から触られてフリーズ中
一→私が声をかけた瞬間に瞬間移動
・・・etcの有様ですから・・・必然的にこうなるでしょう・・・」
レ「そんなこと聞いてんじゃないわよ!」
咲「これは・・・流石に片付けましょうか・・・」
レ「ったく、しょうがないわねぇ・・・」
A few hours later
レ「終゛わ゛っ゛た゛ー゛」
咲「お疲れ様でした」
一「お、終わった終わったー?」
レ「一!あんたどこ行ってたのよ!」
一「魔理沙の家行って霊夢と3人で2次会してきた」
レ「マジで許さない」
一「勝手にしろ^_^そんじゃな〜」
ヒュン
レ「あああああああああああああああああああまっじっでうっざったい!」
咲「ご愁傷さまです」
レ「あんたまで何同情してんのよ!」
咲「・・・」
レ「・・・うー☆」
うー☆ぅ-✬ぅ-✬ぅ-✬ぅ-✬ぅ-✬ぅ-✬ぅ-✬ぅ-✬・・・・
※その日、吸血鬼がカリスマブレイクしたとかしなかったとか・・・
後日
紫「どうしましょうかね・・・」
藍「・・・あの骨たちのこと・・・ですか。」
紫「ええ。このままでいたら・・・いずれ幻想郷中を巻き込んだ戦争に発展するかもと思ってね・・・」
藍「珍しいですね、紫様がそんな事を言うなんて。」
紫「ま、一旦は経過観察で良さそうよね・・・」
?「☝︎⚐︎⚐︎👎︎ 💣︎⚐︎☼︎☠︎✋︎☠︎☝︎」
紫「誰だ!?」
文字数:22527文字・・・そんな書いてた?
私的にはそんなに書いてなかった気するけど・・・
まあいいか。とりあえず昨日の日記の7:3で7を引きました!ありがとう!
ということでお約束の総集編!
ま、一日で13話が書けるわけないんだよね・・・☆
とりあえず紅霧異変編までの第一部、これで本当に終了〜〜!
番外編はなんか混ぜる気分じゃなかったので、入れません(オイ
次回から第二部、「春先異常」(しゅんせんいじょう)編が始まります!
ま、かと言ってシリーズ変えるとかまではしないけどね。
それは第二「期」で、変えると思う。第一期は第四部まではあるかな。
・・・なんかさ、こんな事言うのもあれだけどさ、オールスターするぞー!とは言ってみたものの、ね?口実がないわけですよ。単純に言えば戦争の理由がね。あーどうしようかな〜。
さてさて~それじゃあバイバイ!
一「おーいちょっと待て」
作「なによもうあんたの気配がしてなるべく早く終わらそと思ったのに!」
一「お前さ、夏休み明けてリア友にこれどう報告する?」
作「は?なんで急に?」
(日記に続く―――☆かは分からん笑
第十四話「やっぱさ、暑いよね?」
私だ!いやーやっぱまたスランプにならない内に書いとこうよねと。
一は、この次から失踪ね。有言不実行No.1!
一「・・・もはや可哀想」
作「やめいそんなこと言うな。」
春先異常の前にちょこっと先の方の匂わせが入ります(笑)
今日は地霊殿に踏み込もう!
第十四話「やっぱさ、暑いよね?」
---
あの後、いろんなサンズたちが来た。それはエラーも同じだったみたいで、魔理沙がゼーゼー言ってた。なんか・・・あっち側キャラ濃いからな。そして次の日・・・一さんが調査に行くという日、僕たちは・・・
霊「・・・」
イ「・・・」
一「・・・」
魔「・・・」
(4人同時に)
一「暑くね?」
イ「暑くないですか?」
霊「流石に・・・」
魔「もう魔法が切れてきたぜ・・・」
そう、暑さに打ちのめされていた。
今僕たちは4人で朝食という名の雑談会をしているのだが、
暑い。暑すぎる。これは流石におかしいと思う。
イ「温度計とか持ってませんか?」
霊「そんな都合のいいこと」
一「なんとびっくりポケットにこんなものが」
魔「温度計じゃねえか」
霊「こうなること予想してた?」
一「流石におかしいと思ってな。用意しておきました〜」
イ「それじゃあ、測りましょうか。」
ピコーン
霊「随分とデジタルね。さーて何度だって・・・」
一「・・・」
イ「ご・・・ごごごごごごごごごごごご50℃!?」
魔「流石に暑すぎだぜ!?」
一「そんなこったろうと思ったよ。」
霊「これは流石に・・・異変の温度ね〜」
一「じゃあ、何となく場所は・・・」
霊「地霊でしょうね。流石に地上にこの現況がいるとしたら被害はこれの2倍じゃすまなかったでしょうしね。」
一「同感だ。」
地霊なんて言う場所があるのか・・・?
イ「あのー。。。」
魔「言ってなかったな。この世界には、天界とこの幻想郷、それと地霊殿という場所がある。天界は・・・うーん天子とか・・・」
一「あと俺と同レベルぐらいのやべーやつが一人いるな。」
一「基本的に俺と同レベルなのは〜その天界にいるやべーやつと・・・あと一人いるんだけどな〜そいつ今どこにいるか分からんし。つ〜かなんならそいつと仲悪いまであるし?」
魔「話がそれてるぞ。で、その地霊殿には『忌み嫌われた一族』ってのがいる。」
イ「ナイトメアが好きそうなタイプ―――☆」
霊「ま、行ってみたほうが早いでしょ。」
イ「ソ、ソウデスネ」
一「んじゃ、行くか!」
--- 少女達移動中 ---
霊「ついt。」
イ「思いっきり主犯のいそうなところじゃないですか」
一「そりゃそうだろ?だってここは旧地獄だし。」
イ「じゃあ新はどんなものなんですか・・・」
魔「んじゃ、行きますか!」
タッタッタッ
一「・・・・?」
霊「どうした?」
一「いや・・・俺の勘的にここが・・・」
魔「と言っても、ここにはなにもないぜ?」
一「いや?」
そう言って一さんが指を指したところには・・・
ものすごい熱気を放っている、胸に赤い目がある黒い翼の女の子がいた・・・
一「おーい、起きてるかー?」
霊「そんなペチペチ叩かなくても・・・」
イ「・・・強烈なデジャヴだな〜」(第十一話参照)
空「うーん・・・」
魔「起きた起きた。」
空「❄︎☟︎✋︎💧︎ ✋︎💧︎ 💣︎✡︎ ☞︎✌︎🕆︎☹︎❄︎」
イ「!?!?!?!!!」
霊「!」
魔「?」
一「・・・フッ」
イ「待って・・・今のは・・・いや・・なんで・・・そんな・・・でもそういう・・・う・・・」
霊「・・・状況が飲み込めないんだけど。」
一「なにかと面倒だな。」
空「・・・あなた達は誰ですか?」
一「気づいたか?お前とんでもないほどの熱気を放出してるぞー。」
霊「これは異変なの?嫌でも本人の意識がなかったし・・・」
空「私の能力は【核融合を操る程度の能力】です。それが・・・思うように能力が使えなくて・・・最終的には暴走し始めて・・・みんなに迷惑がかからないようにここまで・・・」
魔「また暴走?」
一「はい停止剤。ちょうど試験役になってくれて助かったよ♬」
数分後
空「だいぶ落ち着いてきました・・・」
一「良かった。」
霊「一応これで異変は解決・・・ってことでいいのかしら?」
魔「そういうことなんじゃないか?」
イ「じゃあ帰りm」
ドォォォォォォォォォォン
全員「!?」
霊「どうやらまだ解決じゃなさそうね。」
イ「じゃあ行きましょう!」
一・魔「また面倒くさいのが増えた・・・・」
到着
僕たちが目にした光景は・・・
張り巡らされた青と赤の糸。様々なところに飛び散った赤い液体。
それに同じような見た目をした無意識の領域の緑の髪の女の子とギリギリで立っているピンクの女の子。
そしてジェノのような見た目をしたERRORの文字。間違いない。
イ「フェイタル・・・エラー・・・」
そう、数々の世界線を荒らして回った|殺人車《バーサーカー》がそこにはいた。
一「誰だあれ」
霊「なんか昨日来たやつと似てない?」
魔「でもあいつにはエラーと似たような感じが・・・」
イ「そうだよ。あいつはジェノがエラーに侵された世界線のサンズ。」
一「そうか〜」
霊「(夢想転生構える)」
魔「八卦炉」
イ「G、フェル。」
一「【模倣擬 |一《アノマリー》】」
--- 「「「「行く(ぜ/ぞ/わよ)!」」」」 ---
F「!?」
数十秒後
一「ま、こうなるわな。」
霊「全員が一斉に必殺技放ったらね。。。」
魔「やりすぎたんだZE」
イ「ありがとう。」
G「人使い荒い責任者だぜ。」
フェル「全くだ」
イ「しっかし、いくらなんでもこれはやりすぎじゃ・・・?」
そこには、跡形もなく破壊されたフェイタル・・・
まあどうせコードから復活するんだからいいんだけど。
それより今はあそこの・・・
一「大丈夫か?」
?「ええ。大丈夫です。」
一「にしても・・・」
一「随分と荒い歓迎だな?」
そう言った彼の右手は、いつの間にか血を流しながら緑髪の少女のナイフを握っていた。
全員「!?」
そうして全員が臨戦態勢になったとき、彼が手で制した。
一「別にいいよ。そこまで痛くないし。」
一「このお礼はまた今度に、な?」
さ「ええ。今日は本当にごめんなさい。このことはまた詳しくお話に伺います。」
一「それならいいんだよ。」
さ「(彼の目・・・心・・・何も考えていない。本当に痛みもなかったみたい。彼はどこか壊れているわね。)」
一「ほーらなに呆けてるんだ?帰るぞー」
霊「え、ええ・・・」
その様子を影で見ていた者は
?「これは興味深い実験になりそうだね。そうだろう?」
--- 八雲紫くん。 ---
一「じゃ、行ってくるわ〜」
霊「はあ、やっとね。」
イ「無事を祈ります!」
魔「行ってら〜」
一「おう。」
シュン
霊「そういえばさ、あのババア最近見かけないわよね。」
魔「そうだな〜」
イ「夜ごはんできましたよ〜」
魔「おし!食べようぜ!」
---
エ「・・・俺の出番は?」
はい。お疲れ様でした〜
地味に一日2つって今回始めてかも!
次回から本格的に春先異常です。
じゃね〜
第十五話「春先異常:第一面」
8/24:チェック終了!!!!お久しぶり!弁明は後書きにあるからね!
8/17:ついに春先異常編!妖々夢プレイしたことある人は題名でわかるかな?そう、⑨です・・・
春先異常は妖々夢原作重視で行きます!ので、今日は⑨とレティ!氷コンビです・・・☆
それでは、レッツラゴー!
第十五話「春先異常一面ボス:⑨レティ」
---
あの古明地の一件から何ヶ月か経った。
冬になって、僕たちはダラダラ、ダラダラと・・・
相変わらず紫さんと一さんからの連絡はないままだ。
そしてまた何ヶ月か経った。
そう、冬が終わらないのだ。
そうして僕たちは、その異変の調査をして|いた《・・》。
自分でもよく思う。僕はなんでこの異変を調査したんだって。
眼の前がぼやけている。周りは全員倒れていた。
その中で唯一人、|それ《・・》と奴に、立ち向かっている人がいた。
後で知ったことだが、その人の名前は|常闇 暁暗《とこやみ ぎょうあん》と言うらしい。
その人も一さんと同じく、なかなかの化け物なのらしいが、それはまた別の話だろう。
そうして僕たち|5人《・・》は今―――
緊急搬送で、永琳亭にいた。
---
--- 事は遡ること朝に ---
霊「流石に・・・異変と認めざるを得ないかしらね〜」
魔「だーかーらー!私は一ヶ月も前からそう言い続けてきたのに、なんで博麗の巫女のお前が信用しないんだよ!」
イ「ということは・・・また調査ですか?」
スカーレット姉妹の件も、お空さんの一件も、調査することによって・・・まあなんとなく結構被害が出たのだが。正直言って・・・
イ「行きたくないなぁ〜」
霊「別にあんたが体張ってまで行く必要ないのよ。元々は私、博麗の巫女の役割なんだし。」
魔「そうなんだよな〜先代巫女だったら一人で行けたんだろうけどな。」
霊「魔理沙。」
魔「・・・すまん。」
エ「アレ?ドうイう状況ダ?」
イ「エラー!ちょうどいい所に!」
エ「ナンか決まリガあルかラトはいえ、俺に馴レ馴れしくスルな。」
魔「そうだインク。エラーも一緒について来てくれるか?」
霊「なんか最近匂うのよね〜。紫からの連絡もないし。本来なら冬眠をしてるはずなんだけど・・・それでもこんなに着信がないのは初めてよね。」
魔(?)「ま、アイツのことだしどーせケラケラしながらスキマでポテトチップスでも食ってんだろ。」
霊「ポテトチップスって・・・何?それに今あなたから桟の気配がしたんだけど・・・」
エ「ヨ、よーし行コウ!(これ以上やってたら観測者から殴られる気がする)」
--- 少女移動中 ---
霊「なんか冥界っぽいのよね〜」
魔「で、どこにあるんだ?」
霊「そんな目星付いてるわけ無いでしょ。」
イ「・・・あのさ。」
魔「なんだ?」
イ「僕はインクで道を作ってるじゃん?」
魔「ああ。」
イ「霊夢は飛べるし魔理沙さんも箒で飛べてるじゃん?」
魔「そうだな。」
イ「でさ・・・」
霊「何よ?さっさと言いなさい?」
イ「エラー忘れてない?」
霊・魔「あ」
霊「迎えに行きますか。」
イ「そうだね。」
--- 少女移動中 ---
?「ちょーーーーーーっと待ったあ!」
霊「夢想封」
?「待て待て待て待てーーー!せめて出場をさせろー!」
魔「ったく、チルノだろ?」
⑨「な、何故バレたーーー!」
イ「何この子すっごい元気」
⑨「あたいとしょーぶだーー!ここを進みたければあたいを倒してから行けー!」
魔「マスタースパー」
⑨「待て待て待て待てーーー!まだスタートって言ってないでしょーが!」
イ「スタート。【塗符 情b」
⑨「待った待った待ったー!ちょっと何勝手にすたーとしてんのさ!」
霊「なんか・・・可哀想な妖精ね。普段はしつこいけど、こういうときだけなんか・・・可哀想なのよね〜」
⑨「全部聞こえてるぞ霊夢!・・・じゃなくて博麗の巫女!」
魔「ま、そこまで言うなら私が相手になってやるよ。」
⑨「良し!しょーぶだ!」
⑨「【霜符 フロストコラ」
魔「マスタースパーク」
―――ピチューン
霊「なんだったのあれ?」
イ「・・・なんだろ」
魔「・・・とりあえずエラーを迎えに行くか!よーしあいつの顔が楽しみだなー!どうしていいかわかんなくてあたふたと・・・ウフフフ」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
霊「・・・魔理沙・・・骨は拾ってあげるわよ。」
イ「あとはお好きにどうぞ〜」
霊「じゃ、わたしたちは冥界探しに行くから。あなたは・・・頑張って。」
魔「・・・ハハッ。なんで私死ぬ前提なんだ?」
イ「後ろ見てみてください。」
魔「んー?なにがあるt・・・・・」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
エ「ソウカソウカ、オレハソンナ顔ヲシナインダケドナア魔理沙?」
魔「エ・・・エラー・・・バッおい二人共!」
魔「いない!?」
上空浮遊中
霊「インク・・・あんたのポータルに助けられたわ。」
イ「流石にあんなのに巻き込まれたらね・・・」
魔「エラー・・・これにはな、マリアナ海溝よりは浅い理由があってだな・・・」
エ「浅イジャネエカアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!」
その後、どうなったかは・・・想像におまかせします。
その頃一方
霊「さて。魔理沙が離脱したわけだけど、どうする?」
イ・エ「無視」
霊「正っ解っ!!」
魔「正解じゃねえよおおおおおおおおおおおおおあああああああああああ」
霊「突っ込んできて、かわされないとでも思った?魔理沙。」
魔「はぁ・・・親友目の前にして逃げるとか正気かよ霊夢。」
?「漫才をしているところいいかしら?」
イ「誰ですか?」
レティ「私はレティ・ホワイトロック。雪の妖怪。」
魔「雪の妖怪ということは・・・」
魔・霊「雪女!?」
イ・エ「雪女?」
霊「こんな時に桟がいれば文からカメラぶん取って意地でも撮影するでしょうね〜」
レティ「私はね、冬が終わったら必然的に眠りにつかないといけないの。そうしないと春が寒くなっちゃうから。だからね、自由に活動できる冬が終わってほしくないの。だから、冬を止めようとしているあなた達をここで倒す。」
魔「うーんなるほど、だいたい分かった。つまりお前は自分の活動時間外となる春を越させたくない、と、そういうことかね?」
レティ「そうよ。無駄話はここまで。勝負なさい!博麗の巫女」
霊「悪いけど、あんたなんかに遅れを取っているようじゃ、博麗の巫女なんて名乗れないからね。」
--- 全力で、行かせてもらうわよ! ---
レティ「!?【寒符 リンガリングコールド】」
霊「【宝符 陰陽宝玉】」
レティ「なら【冬符 フラワーウィザラウェイ】」
霊「!?」
レティ「私は冬の妖怪でもある。冬が長引いてる今、私の力は増大しているのよ!【白符 アンデュレイションレイ】」
霊「【霊符 夢想封印】!」
―――ピチューン
レティ「負けてしまったわ。流石は博麗の巫女。私を倒したんだから、もうお行きなさい。」
霊「ねぇ。」
レティ「何?」
霊「あなた・・・わざと早めに負けたんじゃないの?」
レティ「・・・」
レティ「そう。博麗の巫女には何もかもお見通しってわけね。まあね。四季の移り変わりは絶対に止めてはならない。それは私達妖怪も分かっているし、妖精が一番分かっているはず。だから、まあ・・・噛ませ犬みたいなものよね!」
そういう彼女の顔は、笑顔であったものの、どこか寂しさを有していた・・・
霊「いきましょう。早くこの異変を解決させるために。」
魔「おう!」
そういった二人の目には、覚悟と、責任がこもっていた。
そうして僕たちは、その場をあとにした―――
レティ「・・・フフッ。期待してるわよ。霊夢ちゃん。」
はい。もうチルノは⑨で行きます(笑)「チ」の枠を渡すには100年早いわぁ!
・・・あ、妖精だから百年生きられるか。そうだなぁ・・・100万年!生きれるよって?うるさい!
原作重視なので、他の二次創作でありがちなチルノレティ仲いいよね、は無しにしました〜え?確かそうだったよね?私が妖々夢プレイしてた時確か「妖精と一緒にすんな」みたいなこと言ってなかったっけ?まあいいや。二次創作だからオッケーだよねって!
うーん次回の更新は・・・どうだろ。能力主義入るし。しょうがないよね。
んじゃね〜
ぴーえす!2023 8 24
うん、なんかね?わかるよ?お前遅えよって言いたいんでしょ?
お前日記で福岡帰ったらすぐインエラ上げるって言ったよなって思うだろ?
でもな、私だって忙しいんだよ。受験生なめんなよ?といっても塾には行ってないがね。
はぁ〜あげようとしたよ?
でも母からね?お前そろそろ勉強したら?って言われて仕方なく断念しました。はい。その時は13時ね?そこまでは良かった。OKそれで?今何時?そう、24時!(笑)
自分徹夜とかしたことないから、そろそろ寝るけど、たぶんミルさんとかは平気で徹夜するんだろうなあ・・・徹夜できる環境が羨ましいまであるよね〜(笑)
ま、いいか。とりま、カバヤは今深夜で施工が鈍ってるので、根〜るます!
第十六話「春先異常:第弐面」
MA☆YO☆HI☆GA!ちぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇん!
やっとだわ(笑)(あれ、何もなかった風のノリ殴
もうほんとになんで最近能主義しかネタが浮かばんのかね〜
ああ後ね、原作重視って言っても霊撃とか森羅結界とか使ったら書くの面倒いので、なしで!
それでは第弐面、
レッツラゴー!
第十六話「春先異常:第弐面」
---
そうして、僕たちはその空を飛び回っていたわけなのだが・・・
咲「あら?皆様、こんなところで何をしていらっしゃいますの?」
霊「咲夜!あんたこそ、ここで何してるのよ!」
咲「紅魔館の燃料が尽きそうだから燃料が尽きる前に異変を終わらせてしまいましょうと思いまして。それに・・・博麗の巫女が動くのが遅すぎたので、(レミリアの声真似で)『もう咲夜が行って解決してきなさい!』と、言われてしまいまして・・・」
霊「悪かったわね。」
魔「プッ・・・プププ・・・」
霊「何がおかしいのよ?」
魔「いやだって・・・レミリアの声真似が・・・完全にいじってるそれとしか・・・・・・って分かった!分かったから無言でナイフと時計構えないでくれ咲夜!うわあああああああああああああああああ」
イ「おかしいな・・・デジャヴってこんなに早く訪れるものだっけ・・・」
霊「・・・・・・行きましょ。」
その後、霊夢は飛んで、咲夜さんは時々時を止めて移動して、僕はいつも通り道を、エラーも道を作っているわけなのだが・・・魔理沙さんがいない。まあ、誰もそのことに関して触れていないから、良しとしよう。試しにエラーに目を向けたが、僕と同じような顔をしていた。まあ、そうだよな。意図してみんな触れていないのだろう。魔理沙さんは可哀想な人だ。
霊「で、移動してきたわけだけど・・・」
イ「ここ、どこですかね・・・」
咲「ここは・・・いわゆるマヨヒガというものではないでしょうか。」
エ「マヨヒガ?」
咲「迷い家、通称マヨヒガ。常に移動している故か、それを見れた者は数少ないらしく、マヨヒガの家財を自分の家に持ち込んだら、幸福が訪れるとか・・・・・・」
霊「ヨシ家財ダケ全部ブンドッテ帰リマショウカ」
エ「なンでカタコトナンだ?」
イ「とりあえず入りましょうか。」
?「じーーーっ・・・・・・・」
霊「(小声で)現実でじーっっていう擬音を声に出す子初めて見た。」
咲「(小声で)そういうことは言わないでおきましょう。可哀想ですので。」
イ「(小声で)咲夜さんナチュラルにディスってません?」
?「全部聞こえてるわあほんだらーーーーーーーーーーー!」
エ「俺関係ナイッテアアアアアアアアアアアアアア」
?「聞いて驚け見て驚け!私は化け猫妖怪、橙である!なので猫耳で全部聞こえているのだ!」
咲・イ・エ「(強烈な⑨臭!)」
霊「いかにもドドン!って効果音が出そうな雰囲気なところ申し訳ないけど、私達急いでるから、早くここから出してくれない?ついでに家財をぜんぶ持ってきて。」
橙「やるかあ!それに、ここから出たければ私を倒していけ!ドロン!」
霊「変化した?」
橙「はーっはっはっはっは!数ある猫の中から私を見つけ出せるかな!?」
霊「ホーレホレマタタビだよ〜」
橙「ニャン!・・・あ」
霊「はい引っかかったー」
橙「これ無しっていうのは・・・?」
霊「そりゃあもちろんできるわよって言うとでも思った?夢想封印!」
橙「ちぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇん」
咲「なんで私はこんな茶番を見せられているのか」
エ「・・・同感ダ」
ヒュゥゥゥゥゥゥゥン
霊「マヨヒガ・・・消えたようね。」
エ「シッかリと家具全部持っテキてるじゃネエカ、にしテモお前は持ッてこなくテよかっタノか?」
咲「・・・私あなたに対して嫌悪感が消えたわけじゃないんですが。」
エ「俺なンかしタカ?」
咲「覚えてないのですか!?あなたにボコボコにされた・・・」
エ「・・・ア!アノ時止め女!」
咲「そんな呼名・・・?」
イ「あれ?二人は知り合いだった?」
2人「まあ・・・・そんな所?」
イ「あの・・・一ついいですか?」
霊「なに?」
イ「なんか・・・魔理沙さんと一さんがいないせいでボケがいなくてツッコミしかいない状況になってるんですけど・・・」
咲「インク様、それは触れてはいけない暗黙の了解です。」
イ「・・・なんかすいません」
魔「お?なんの話ししてるんだ?」
霊「魔理沙!」
--- 少女説明中 ---
魔「なるほどなるほど・・・そのマヨヒガの家具持ってったら幸福になると・・・ふむふむなるほどなるほどな〜〜」
魔「・・・なんで私を呼んでくれなかったんだよおおおおおおおお!」
霊「あんたが来なかったからでしょうがああああああああああああ!」
イ「漫才してるなあ。」
咲「そうですねぇ。」
エ「風物詩だナ。」
霊・魔「あんたらも見てないで手伝えや!」
そうして・・・このあとどうなったかは・・・言わなくてもわかるだろう。
もちろん、と言っていいほど霊夢さんが勝った。
魔理沙さんは・・・なんか目回してる・・・おかしいな・・・神夜とのデジャヴが・・・
一日に二回もデジャヴって来るんだなあ・・・
そう考えながら僕たちはその場をあとにした。
うーんまあ、文字数少ないけどギリ2000字超えてるからオケ!
ちなみにどうでもいい情報ですが、ボケたやつを霊夢が殴り飛ばすとき、霊夢は・・・なんて言ったらいいかね?・・・あのー。あれだ!ブルックにパンツ見せてって言われて「見せるかぁ!」って言ってる時のナミさんの顔に近いです(笑)
原作重視とは言いましたが、一話で察した人もいるかもね〜
最終決戦は、ま〜じで原作と違います笑
彡話はアリス戦!やっとオールスター戦争の口実ができました(笑)
OTANOSHIMINI~
第十七話「春先異常:第彡面」
もう日付覚えてない:アリス回!情懐忌ばかりのネタが決まっていく・・・笑
どうしよー!アリスと魔理沙は・・・うーんこの二次創作では普通かな〜。
アリスの片思いは東方開発記の方で使おうかしらね!
そして書こうと思ったタイミングで風邪をひくカバヤ。も^〜タイミング悪いですわよ!
正直アリス回が一番ネタがなくて迷ってるんですよね〜。なので、今回は2000文字は多分行きません!申し訳ございません〜
P.S.96
ハイハイおはようございます。やっと終わりました。(👺<判断が偉すぎる)
それではこれを「造った」日付を見ましょう。
825。嘘だろこれ。一週間以上空いてるって・・・まあこれでカバヤがどんだけネタ難民だったかがわかるよね。この前書きは「カバヤ、風邪を引くの巻」のちょっと前に書いたと思うな!でももう大丈夫だぜ。次の騒霊はまあいいとしてリリホワがいるなら色々とやりようがある!
それじゃ謎多きアリス回、レッツラゴー!
第十七話「春先異常:第彡面」
---
そうして、僕たちは冥界を探していたわけなのだが・・・
魔「なあ、ちょっとアリスの所寄っていいか?」
霊「一人で行きなさい」
イ「一人で行ってください」
エ「一人デ行け」
咲「行くなら一人です」
魔「なんだよみんな、そんなアリスのこと嫌いか?」
霊「別に?私はともかく、インクは挨拶程度でエラーに関しては会ってもいないでしょ。」
魔「だったら尚更なんで行きたくないんだよ。」
霊「行きたくない」
イ「解決が先です!」
咲「能力を無駄に使いたくないので。」
エ「めンどクサい」
魔「なんでだよおおおおおおおお」
一人で叫んでた魔理沙さんは放っておいて、僕らが進んでいると・・・
?「あら?霊夢じゃない。」
霊「アリス!?」
魔「ああ、ちょうどよかったんだぜアリス!お前にってムグッ!?」
咲夜さんが時を止めて魔理沙さんに口封じ(物理的)したようだ。ナイス!
咲「すみませんが私達は忙しいので。」
ア「そう。悪かったわね。それじゃあ。」
魔「ムグ〜〜〜〜〜!?」
イ「・・・まあ、いいんじゃないですか?霊夢さん。僕たちは元々わざわざ行くのがめんどくさかっただけで、たまたま会っただけなら魔理沙さんと話させても・・・」
霊「・・・はぁ。そうね。いいわよ。ただし手短にね!」
魔「っぷはっ!本当か!?」
ア「そうなの。じゃあ魔理沙、」
魔「ああアリス、」
2人「新しい魔法の実験台になってもらう(わ/ぜ)!」
霊「お前ら話聞いてたかああああああああ!」
魔「それじゃ、」
--- 「弾幕ごっこだ!」 ---
ア「まずは私から!【操符 乙女文楽】」
魔「ちっレーザーかよ!腐っても魔法使いだな!」
ア「腐ってないわよ」
そんな軽口を叩きながら、2人は戦っていた。
いつもいじられているとはいえ、魔理沙さんも昔からいる弾幕ごっこ上級者。
やっぱり弾幕がキレイだ。
・・・それに対抗できているアリスさんも十分すごいんだけど。
イ「・・・霊夢さんとか一さんはこれよりすごいんですか?」
霊「私とあいつを一緒にしないでよ。弾幕ごっこで行くなら私の方が上よ。」
イ「え、じゃあ」
霊「でもそれはあくまで弾幕ごっこの話。殺し合いになったらあいつの方が数倍強いわよ。それに・・・いや。あの子はこころと似てるからねー。まあ、あんまり本人の前で噂話をするのは良くないでしょ。」
イ「ん?どういう」
エ「あ、終ヮっタミたイダな。」
魔「フィ〜終わった終わった。なかなかに強かったぜ、アリス。」
ア「魔理沙もね。」
ア「そうだ。あなた達先を急いでるんだったわよね。だったら早く行きなさい。あ、そうだこれも。」
霊「なによこれ。」
ア「私もわからない。でもなんか春の気配がするから取っておいたの。」
魔「ってこれ春の光じゃないか!」
エ「何だそレ。」
魔「あのな、魔法使いの間では貴重な研究材料として重宝されているんだよ!春の光は春の源!いろんな気候を操る通称神の光とも呼ばれているんだぜ!リリーホワイトしか持ってないって噂だけど・・・アリスはいらないのか?」
ア「まあ私はパチュリーみたいに全属性使いたいってわけじゃないから。私の目標はあくまで完全自立型人形の作成よ。だからこれはあげる。まあ調査の役に立つと嬉しいわ。」
・・・たしかにアリスさんはそういうタイプじゃなさそうだな・・・
パチュリーっていうのは・・・ああ、宴会で咲夜さんにやられたあのパジャマの人か。
霊「さて。行きましょうか!」
イ「待ってください!なんか光が・・・」
魔「うわあ!待て待て!行くなあ!」
エ「ま、アの光ノ先にナんカアると考えルのガ普通だナ。」
霊「追うわよ!ありがとアリス!」
ア「いえいえ〜・・・騒がしい人たちだこと。でもまあそれが原因で好かれてるんでしょうね。」
魔「待て〜!絶対に研究してやる!」
霊「異変解決!」
イ・エ「カオス・・・」
そうして僕たちはアリスさんの家を去った。
1シーンだけアンテのネタを入れました。
オタクなら分かるはずッ!
ちなみにコシヒカリ関連のネタだね。
終わりました。やっとだね。
一「ほんとだよ」
銀「ほんとだな」
影「ほんとです」
ヘーイ、シャーラーップ!
あ、せやせや。垢持ってないリア友にこの場を借りて言いましょう。
あのな、敬語じゃなくてもええんやで・・・?
今ね、ファンレター応援コメント合わせて49?ぐらいだから、50行ったら連絡しまーす
そん時は日記にでも出すわ。
神の光は独自設定です。かと言って特に大事な要素でもないです(笑)
次回は0b100面!これは2進数で4と読むらしい。どんどんとカオスになっていく・・・
それでは、次回もお楽しみに!
そんじゃね〜
第十八話「春先異常:第0b100面」
はいはいはい。
リア友が垢作ってくれたカバヤだよ。
さて、今回はリリホワと騒霊です。
登場人物が多いとネタもできるって話だよね。
それでは、どうぞ〜
第十八話「春先異常:第0b100面」
---
結局、春の光が飛んでいった方向は・・・
霊「なにあれ」
魔「妖精じゃねえか?」
イ「ブルーとか⑨とかちぇんと同じニオイがする・・・」
エ「でモアいつニ近づかナキゃ春ノ光貰えないゾ?」
魔「そこがネックなんだよねあ・・・」
咲「・・・行けばいいんじゃないですか?最悪対抗してきたら撃ち落とせばいいだけですし。」
霊「それもそうね。」
イ「結局その結論に行き着くんですかあなた方は・・・」
僕たちが今なぜこんなに悩んでいるのかというと・・・
そう、あの妖精みたいな子が春の光を持って弾幕をばらまいているのだ。
?「春ですよー」
霊「春ですよってできるなら最初っから直せや!」
?「!」
あ、気づかれた。
あ、撃ち落とされた。
あ、まだ春ですよー言ってる。
あ、そこにさらに魔理沙さんが春の光強奪。
あ、エラーが可哀想な子を見る目してる。
うん?いじめじゃない?
イ「咲夜さん」
咲「・・・」
必死に見て見ぬふりをしている。
あ、魔理沙が妖精さん小突き始めた。
うーんなんでこうなった・・・
魔「よーし終わったぜ!帰ろーぜー」
霊「じゃああんただけで帰ったら?」
魔「そっか・・・そういえばあったな・・・」
イ「何忘れてるんですか」
?「あら?そんなところで何をしてるの?」
霊「・・・誰?」
プリズム「「「私達は騒霊、プリズムリバーだ!」」」
咲「そうですか。では。」
リリカ「待て待て待てーい!無視するな!」
イ「どうして僕たちが出会う子たちは全員⑨なんだ・・・」
ルナサ「まあまあ。待ちなさいあなた達。」
魔「お、こいつはレティみたいな感じが!」
メルラン「勝負よ!」
イ「あー。こっちはチルノさんタイプですねー。」
メルラン「あんたたちなんでいちいち小言が多いのよ!」
ルナサ「あーもうムカつく!勝負だ博麗の巫女!」
霊「おー。そういう感じか。」
魔「ま、いいんじゃないか?手間が省けるだろ。」
エ「同感ダ。案内役決定ダナ。」
咲「さっさと蹴散らしていきましょう?」
イ「そうですね!」
ルナサ「ちょ、ちょっとあなた達・・・まあいいわ。もうどうにでもなってあげる。」
エ「.........................アキラメンナヨ」
霊「なんか言った?」
エ「・・・ハア。いヤ何も。」
霊「じゃあ長女は私が。」
咲「チルノタイプは私がもらいますわ。」
エ「ちっコいノは俺が貰ウ」
イ「お、じゃあ今回は僕たちがお留守番かあ。」
魔「そうだな。」
そう言うと、霊夢さんたちは弾幕ごっこを始めた。
イ「なんか、みんなのこういう真面目な弾幕ごっこを見るのは初めてだなあ。」
魔「たしかにそうだな。紅霧異変の時は一が来て終わっちゃったしな。」
霊「ちょっとあんた達!何駄弁ってんのよ!」
魔「・・・と言いつつ押してるじゃねえかよー!」
エ「【糸符 壊壊燦燦】」
ピチューン
あ、三女撃沈。
咲「【幻符 殺人ドール】」
ピチューン
咲夜さんも強いなー。
霊「夢想封印!」
ピチューン
さすが初代王者。
霊「終わったわよー。」
魔「おう霊夢、お疲れさん。」
イ「・・・全員気絶してますけど、これどうやって案内役に?」
霊「あ。」
咲「そのことは」
エ「考えテなカッた」
イ「えっと・・・確か一さんがやってたみたいに・・・こうだ!」
メルラン「イッタ!」
魔「すげえ起きた!」
メルラン「お姉ちゃーん!」
ルナサ「ん・・・ほらやっぱり。だから博麗に喧嘩売るなって言ったのに。」
霊「じゃ、案内、してくれるわよね?」
うーん何だろう。圧がすごいんだぞ・・・☆
プリズム「はい・・・」
そうして僕たちは冥界への道を辿った・・・
おつかれー。
次回は・・・えっと誰だ?・・・あ、せや妖夢回だ。
うーん・・・www
⑨になるような・・・そうじゃないような・・・
ま、これ今日の深夜には上がってるやろー。
うん。これ書き終わったのがっつり給食前だからね。
P.S.99
・・・ほんとにすいません。
今確認したらマジで明日の0時だった。
ごめんなみぃくん。
そんじゃ。
第十九話「春先異常:第麌面」
毎日投稿パーティー、一日目。
妖夢回。
みょおおおおおおおおおおん・・・はすげえ迷った結果、
ふざけ回のみ、みょんを発動させましょう!
それでは、レッツラゴー!
はい。またまた弁明はあとがきにかくけど嬉しいことがありました!
第十九話「春先異常:第麌面」
---
僕たちは冥界についた。いや、着いてしまったと言ったほうが良いのかもしれない。
そう。僕たちは今永遠亭で治療を受けているのだが・・・・
結論から言うと、冥界の主、幽々子さんによってこの異変は起きていた。
幽々子さんによると、冥界には西行妖という桜があり、それを満開にすると誰かが蘇ることができるのかもしれないと思い春の光を集めて西行妖を満開にしようとしていたらしい。
それを聞いていた時の霊夢さんはとても悲しそうにしていたけど・・・
そう。幽々子さんが起こした異変は解決したのだ。
その時だった・・・「あの人」が来たのは。
霊「急いで桟を呼び戻して!あいつなら殺し合っても生き残れ・・・」
それが霊夢さんが最後に言った言葉。ああ、どうしてこうなったのだろう。
---
--- それはそれは遡ること数時間前 ---
霊「ここが・・・冥界?」
僕たちは春の光が示す所に来ていた。
ここは・・・いかにも死者という感じがする。
っにしても・・・
魔「ああなんかとてもながいながいかいだんだなあ」
魔「箒で飛ぼうか」
咲「私どうしようもないんですけど」
イ「確かに咲夜さん飛べませんでしたね」
咲「はい・・・」
イ「霊夢さn」
霊「乗せないわよ?」
イ「え?」
霊「いや逆になんで乗せると思ったのよ」
エ「こいツソうイえバこういウ奴だったナ」
イ「わ~!この貧乏巫女〜!」
霊「なんですって!?もう一回言ってみなさい!」
イ「だったら咲夜さん乗せてくださいよ〜」
霊「でもめんどくさい」
イ「あ〜。博麗の巫女って言ってもこの程度だったのか〜。」
霊「やってやろうじゃねえかこの野郎!」
エ「慣レてルな。」
イ「そりゃあ結構一緒に暮らしてきたからね。」
咲「あなたみたいな人が敵に回るのが一番怖いですよ。」
エ「人の飼い慣らし方がわかってる奴はな。」
イ「ちょっとなんでエラー口調が真面目になって」
魔「おーい。行くぞー!」
エ「今行ク」
イ「ってちょっとエラー!」
咲「インク様も苦労されるお方なのですね。」
イ「ほんとだよ・・・咲夜さんも行くよ!」
咲「承知いたしました。(この階段を登るの・・・?)」
魔「飛べー!」
a few hours lator
イ「ちょ、待って、魔理沙さん!疲れました・・・」
咲「同じく、疲れました…」
エ「…(とても疲れているご様子)」
霊「私は鍛錬しているから問題ないのだけれど・・・」
魔「なんだよお前ら、その程度か?」
霊・咲・イ・エ「空飛んでるやつが言うな」
魔「な、なんでそんなに私に敵意が向けられてるのぜ?」
霊「夢想封印!」
ドォォォォォォォォォォォォン
イ「スッキリしたね。」
エ「お前もモうツッコミを放棄しダしタナ。」
イ「もうあの人と桟さんだけはツッコミが追いつきません・・・」
咲「そういえばあの人からも連絡がないのでしょう?大丈夫でしょうか?」
霊「大丈夫でしょ。あいつならまず死なないし。」
終わったのだろうか。霊夢さんがスタスタと戻ってくる。
にしても桟さんは大丈夫だとして、紫さんは本当に大丈夫だろうか。
霊夢さん曰く冬眠をする時期があるらしいが、それにしても長すぎないか?
本当だったらもう春真っ只中の時期なのに。
それに彼も・・・エラーによるとクロスの時間軸から存在が消えたらしい。
本当に何もしていないのだろうか。
それに霊夢さんの発言。「本人の前で噂話は良くない。」というアレ。
それに・・・考えれば色々と出てくる。
そんなことを考えていると・・
霊「おーいインク、行くわよ?」
イ「あっはい!すぐ行きます!」
駄目だ。考えるのはあとにしよう。
そうして僕は霊夢さんのあとに着いていき・・・
舗装された道のようなところに到着した。
と同時に、霊夢さんの前には刀が、霊夢さんはお祓い棒で防いでいた。
霊「幻想郷には弾幕ごっこという決闘様式があるはずだけど?」
霊夢さんの声にかなり怒りが含まれている。やばい。ガチギレモードだ。
?「これはすみませんでした。一度博麗の巫女がどの程度なのか調べたかったもので。」
霊「この程度でやられたら博麗の巫女なんてやってられないわよ。」
妖「確かにそうですね。申し訳ありません。」
霊「で?あんた誰よ。」
妖「私の名前は妖夢です、ここ白玉楼の庭師をやっております。」
霊「そう。もう一度聞くけど、あんた弾幕ごっこは分かるのよね?」
妖「はい、分かります。」
霊「それじゃあ、」
妖「勝負!」
ガキィン
始まった。じゃあ僕はこの時間を使って色々と考えることにしよう。
まず考えるべきはあの人の存在。以前にも問題を起こしてタイムラインを崩壊させた。
その時に被害にあったのがPルートの本家。
あの人の命令によってクロス以外のXは総動員される。X全員が出てくるならばエピックでも敵うかどうか怪しい人材だ。
そこで出しておきたいのが|Godverse《神々》の存在なのだが・・・
やっぱりあの人たちがそう易易と協力してくれるわけないしなぁ・・・
それに今連絡が取れていない桟さんだ。能力暴走の調査にここまでの時間がかかることがあるだろうか?だがそれよりも今一番大事なのは紫さんだ。幻想郷の維持に関わる異変なのにもかかわらず全く顔を見せないし、式神の八雲藍さんとも連絡がつかないと言うし・・・霊夢さんは大丈夫だと言っているけれど、僕は何かあったに違いないと思っている。
それと・・・詳しく考える暇がなかった霊夢さんの「本人の前で噂話はしない方がいい」という言葉。どういうことだ?あの場に桟さんと同じく化物がいたのか?そして霊夢さんがその気配に気づいているって・・・ああもう整理がつかない!とりあえず霊夢さんの件は後回しだ。後々霊夢さんに聞けばいい。僕は・・・この異変にもう一つの異常が関わっている気がする。と、そんなことを考えていたらいつの間にか終わったようだ。
霊「終わったわよー。」
妖「負けました・・・」
結果は霊夢さんの圧勝だったらしい。
手加減なしとかこの貧乏巫女怖いですね。
霊「何か言った?」
イ「いいえ何も。」
霊「博麗の巫女の勘で何となくわかるんだけど。」
イ「すごいな博麗の勘。」
と、そんな軽口を交わした瞬間、猛烈な嫌な気配が僕たちを襲った。
霊「・・・来るわね。」
魔「ああ。」
咲「やはりこうなりましたか・・・」
エ「強そウダな。」
イ「あの人が・・・」
霊「元凶よ!」
そうして、突然と戦いが始まった・・・
?「・・・私が出る事態にならなければいいけど。」
あ?遅いだあ?
知らねぇよ。(えっ口悪っ)
影「はいおじいちゃん、最後に小説投稿したのいつだっけ?」
え〜となぁ、9月17日ゲボハァ!
影「何日経っとんのじゃジジイ!」
え〜急にキャラ変。
はいはいはい。遅いよって?
うんまあこれを書いてるのは930なんだけどさ、能主義ネタ難民くんが・・・
でもね、能主義は終わらせたくないんだよね。だってこれはnゲフンゲフン、失礼。
まあこれは終わらせたくないわけよ。
で、具体的な流れはできてるのにちょっとした本文が思いつかない!という現象が起きてまして。
そういうこと。(?)
というか今思ったんだけどさ、インエラでまだまともな戦闘描写ないんだよね。
ん?霊夢vsインク?あんなもん戦闘描写のうちに入らんだろ。
ちなみに理由はインエラがインク視点だからです笑
だからインクが戦った霊夢は一応書いてるし、霊夢視点で戦った咲夜も一応書いてるんだよね。
あ、桟視点の番外編では戦闘もりもりなんだけど。
さて、最後の奴誰やろねー。一応新キャラです。今のところ答えを知ってるのは私とある人だけ・・・
せやせや嬉しいこと。
新規様から応援のコメントが来ました!
いやーもうこんな物なんぼあってもええですからね。
単純に調べても垢出てこんかったんでこの場を借りて。
lost_420さん、応援ありがとうございます!
珍しいね。作者のノリが好きって言ってくれる人。
いやぁまたまた東オタとアンテオタが同時に揃ってる人久々見たね・・・
そしてぜひとも友達にィーーー!༼;´༎ຶ ༎ຶ༽
これからも応援してくれたら嬉しいのじゃ^^
そしてあわよくば感想を((((((((((
まあ私の小説のポリシーが「一人でも多くのヲタクに届け!」だからね。
こういう人がいてくれるって嬉しいよね。
えー次回は?あ、幽々子かぁー。ちなみに題名にも伏線・・・というかメッセージが込められてるよ。考察班よろしくぅ!今回も一部分だけその題名のメッセージに関する伏線が出たかな。
春先異常、クライマックス突入!
次回もお楽しみに!
第二十話「春先異常:第蜈ュ面」
幽々子回・・・といっても、ゆゆはほとんど出番ないです笑
出番があるのは彼と音信不通の彼女、それに前話の最後に出たあの人です笑
今回はインクの戦闘描写も・・・ある・・・いや、無いかも。
と、ということでどうぞ〜(汗)
第二十話「春先異常:第蜈ュ面」
---
エ「あレが元凶?」
霊「そう、名前は聞いたことあるわ。冥界の主、西行寺幽々子。」
幽「あら、人のいない所で噂話とは良くないわね。」
霊「本人のいる所での噂話のほうが良くないでしょ。」
幽「そういうものなのかしら?」
霊「まあいいわ。この春が来ない異変の元凶はあんた?」
幽「そうみたいね。」
霊「何よその曖昧な答えは。」
幽「いいえ、ただ私は妖夢に任せていたもの。状況を把握していないだけよ。」
霊「まあいいわ。あんたが元凶なのね?じゃあ退治するまでよ!」
幽「来なさい、博麗の巫女。力の差を教えてあげる。」
霊「それはこっちのセリフ、よ!」
結界が展開された。始まったようだ。ちなみに僕は端っこの方で呆然としている。まあ先程の戦いで考え尽くしたというのもあるが、二人の出す弾幕が美しいのだ。流石初代弾幕ごっこ王者と紫さんの知り合い。やっぱり僕じゃ叶わない。だから僕はこの戦いに参戦しないことにしたのだが…
魔「行ってくるぜ!マスター・・・・・・・・スパァァァァァァァァク!」
イ「行ってらっしゃいです〜」
エ「卑怯ダナ」
咲「これ私がついてきた意味ありましたか・・?」
イ「あったと思いますよ?」
咲「でも今のところ私階段上って足痛めたくらいしかやってないんですが…」
イ「確かに。」
エ「帰るカ。」
イ「そうだね。」
咲「あとは解決組いれば解決しそうですしね。」
イ「帰りましょうか。」
魔「ちょっ、おい!」
霊「ちょっ、あんたら何帰ろうとしてんのよ!」
幽「あらあら、戦闘中によそ見はだめよ?博麗さん。」
霊「うっさいわぁ!黙っとれ!夢想封印!」
幽「や〜ら〜れ〜た〜」
霊「しっかしあんた、よくこんな異変実現できたわね。」
幽「妖夢のおかげよ。彼女がいなかったら異変を起こそうとすることすら難しかったわ。」
霊「さて、そろそろ帰るわよ。早くお茶が飲みたい…」
魔「ババアかよ」
霊「あん?」
魔「よし帰ってお茶飲もうぜ」
…うん。終わったみたい。この異変はやっぱり面白半分ってことかな?攻撃に明確な殺意がなかった。・・・終わらない気がする。なにか、嫌な予感がした。そして数秒後には…
霊「っ!?」
魔「何だよ、お前…!」
--- 魔「こんなとこにいたのかよ!」 ---
物陰から…
?「はぁ・・・やっぱり私が出るのか…」
うん遅い。まじ遅い。こればっかりは土下座します。
すみませんでした。
スランプで戦闘シーンをどうやって書こうと思いはや数ヶ月。
結局戦闘シーンがなく…と、それはそれとして20話ですね!(急すぎる話題転換、俺でなきゃ見逃しちゃうね)
今回からちょっとペース上がります。特にミルさんとみぃ、必見ですね。
ではでは~
第二十一話「春先異常:第2375”%$48&8765&'()&&0)')%&(%&&’」
よう、久しぶり!
呪術廻戦、お前ら三周してこい。良いぞ?良いぞ?
読んでこいよ、ハマるぞ?
ミルさん、あをたあの最後の人が誰かすごく気になってるみたいだけど…君が一番良く知ってるよ?誰か、ね。
じゃ、どうぞ〜。
第二十一話「春先異常:第2375”%$48&8765&'()&&0)')%&(%&&’」
---
魔「こんな所にいたのかよ‥!」
--- 魔「紫!!!!」 ---
■「あら、そんなに驚くことかしら?」
魔「驚くことって、お前!何ヶ月も音信不通だったんだぞ!?」
■「そうかしら?」
魔「そうかしらって‥とにかく、帰るぞ。」
霊「帰ったら断食10日の刑」
■「ちょっとぉ〜!?」
イ「…とにかく、無事解決したことですし帰りますか。」
エ「ツカレタナー」
咲「アシガイタイナー」
■「なーんて、ね♥」
その瞬間、魔理沙さんに槍が放たれた。ザシュッと聞きたくもない音がすれば、発する言葉もないまま倒れてしまった。‥腹部から血を流しながら。
霊「…は?」
イ「!?」
霊「なんで・・・魔理沙・・・」
咲「時符【パーフェクトスクウェア】」
※時間が止まる。その中でメイドは一人考える…
咲「(どういうこと…?紫様は音信不通じゃなかったの?いきなり現れて仲間に攻撃…しかも、弾幕ではない。本当に「人を殺す」攻撃だった。今までのあの人とはまた違った不気味さがある…今考えられる可能性としては1.誰かに操られている。2.単純に何かあっておかしくなった3.乗っ取られている。ですね。1と3の違いはというと、1はまだ抗える可能性があります。紫様本人の意志が残っていますし、魔力の出力も本人が制御してくれるはずでしょう。ただ・・・乗っ取られたとなると話は変わってきます。もう紫様本人の意識はなく、完全に紫様の能力をフルに使える敵、ということになってしまいます。正直1が一番楽なのですが…)ッ!!」
※そして時は動き出す
■「へぇ…一人だけ対応できてるのがいるじゃないの。レミリアスカーレットは優秀なメイドを持ったわね。」
咲「…えぇ、まあ。」
そう言いつつも咲夜さんは一人だけナイフを飛ばし続けている。やばい、僕も加勢しないと・・・と、そう思った瞬間、とんでもない速度で霊夢さんが飛んでいった。勿論やられたわけではない、むしろその逆である。
霊「どうして?どうして?何で魔理沙を刺したの?それも・・弾幕じゃなかったじゃない!!」
やっぱり弾幕ルールの生みの親だけあって相当怒ってらっしゃるな…いや、親友を刺されたんだ。怒らないほうがおかしいか・・・そして霊夢さんは隅に結界を張り、「何かあったら誰かをこの結界内に入れて。守れるわ」と言い離れていった。
■「どうして・・・って?計画に邪魔だったから、じゃ駄目かしら?」
霊「ッ!…駄目にッ…決まってるじゃない!!」
■「計画を遂行するためならどんな犠牲も厭わない・・・ってね。」
霊「何よ・・・桟の真似事して楽しいわけ?」
■「別に?私は彼と思考が同じなだけよ。」
霊「嘘ね…あいつとあんたは違う。」
■「あら、そうかしら?」
・・・入る隙がない。それは当然というべきか必然というべきか、やはり弾幕ごっこ最強のふたりの弾幕・・・いや、戦闘に入る隙があるはずもなく、僕はただその場で呆然としてその状況を見ているだけだった。特に考えていたことはなにもない。いや、考えることができなかったという方が正常だろう。これもまた当然で、僕には元々感情が正常に備わっていない。それに加えて予想外の事態が目の前で何回も起こっているのだ。冷静に状況を判断できる方がすごいと言えるだろう。そんな事を考えていると…
咲「ウッ!?」
ナイフが飛ぶ、赤が見える。その一瞬で、咲夜さんから聞こえる音はピタリとなくなった。
■「あらあら、私にばかり集中しているとお仲間がどんどん死んでいくわよ?」
霊「・・・ッ!お前!!」
■「珍しいじゃない。貴女がここまで声を張り上げるなんて。」
霊「当然でしょ・・・仲間を殺されて!!」
咲「勝手に…殺さないでくだ…さい」
霊「生きてたのね!」
…まあ生きてはいたが、おそらく重症。動くことはできない。そう察した僕は・・・
イ「エラー!手伝って!」
エ「仕方無えナ…」
咲「ちょっ!?」
担いで霊夢さんが貼った結界内に入れた。すると…
霊「危ない!」
エ「!!」
バシュッ、と音がする。なにか黒い物体がエラーの腹に突き刺さる。僕の目の前でエラーが倒れる。どんどん仲間がやられていく。しかも一人は僕のせいで…
霊「あんた・・・そんなにゲスだったっけ?」
■「何?まだ気づいてないの?私は紫じゃないわよ?」
霊「!?」
■「ったく、博麗の巫女は他者に関心がないから鈍感だとは言われていたけど・・・本当だったみたいね。」
霊「じゃあ…あんたは誰よ!!」
■「✋︎ ✌︎💣︎ ✠︎ ☝︎✌︎💧︎❄︎☜︎☼︎📬︎」
イ「…」
エ「ヤ…ッパ……リな。」
霊「もう・・・何回か聞いたことあるけど何なのこの声!?」
エ「薄々…感づイてハイた…そう…」
イ「X Gaster。」
■「✡︎⚐︎😐︎🕆︎🕈︎✌︎😐︎✌︎❄︎❄︎✌︎☠︎☜︎」
イ「よく分かったなも何も…その計画の狡猾性まで全部同じだからね。」
霊「一人だけ状況について行けてないけど…とりあえずこいつを倒せばいいわけね!?」
イ「そういうこと。」
霊「じゃあ・・・」
--- 霊「ここからは弾幕勝負じゃない‥本物の戦闘よ!」 ---
?「・・・お取り込み中みたいだけどちょっといい?」
僕の目の前には・・・見たことある人がいて。僕はその光景を見て驚愕していた―――
「これからはまあ投稿スピード上がると思います〜」
ピッ
影「…この発言についてどう思いますか?」
主「いだい、いだいからぐびじめないで・・・いだい」
影「締められる主が悪いんですけど」
主「わがっだ・・・ばなずがらばやぐぞのでをばなじで…」
影「はい、言い訳をどうぞ。」
主「グエッヘ!ゲッホゲホ・・・ねぇ、もうちょっと穏便なやり方出来なかっt」
影「無理」
主「即答」
影「お前のせい」
主「やり過ぎ」
影「はぁ・・・とにかく何で遅れたんですか?」
主「WA☆SU☆RE☆TE☆Tグギギギギギギギ」
影「学習してます?あなた」
主「ちゃんと学校には行ってるさ」
影「そういう問題じゃないんだよ」
・・・何か言い争ってますけど‥とりあえず作者です。はい。ん?主と作者って違うのーって?ま、同じなんだよね・・・☆
(殴)
はい。えー遅れましたけども。どうでしたでしょうか。久々に※の出番があってよかったね
※「忘れてないよね?」
ぶっちゃけ忘れてた
※「おいおm」
はい、とりあえずあの最後の人ね。「・・・いや誰だよ」ってなったでしょうけどあれは結構初期の段階から温めてた構想ですね。何せあの子の設定が思ったより早く出来上がってたからね・・・(お前作ってないだろ定期)
次回、暁暗vs紫もどき!デュエルスタンバイ!
次回もお楽しみに〜
追記12/10
はい。お騒がせしております。
影「してません」
うるせえよ
はい。まあみぃから説明があった通り学校で色々あって活動休止中です。
ん?なんでお前ここにいるって?
まあ(学校に)バレなきゃ犯罪じゃねーんだよね。
そういうことだ。
影「どういうことだ」
まあそういうことで、
影「あ、話逸らした」
突っ込むな鬱陶しい()
・・・まあそういうことで、しばらくは来れぬ。けど多分来月には帰ってくるんじゃないかなーと思いたい…思わせてくれ…
あといる時間が少ないから学活もその他作品も見れていない…!やべぇ溜まってしまう・・・!
そ、それじゃねね〜
影「逃げるな卑怯者!!逃げるなぁぁぁぁぁ!」
俺は小説から逃げているんじゃない!!学校から逃げてるんだ!!!
じゃね〜
第二十二話「春先異常:終幕①」
完全気分で書くわ
インクvs残虐な方のコシヒカリ
暁暗vs西行寺家桜
はい。西行寺家桜誰だよって?見てれば分かるよ^^
あーそうだ。あとね。誰かが死ぬよ?この異変。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・それではどうぞ〜
第二十二話「春先異常:終幕①」
---
時は遡りとある日の一幕
桟「戦闘訓練だぁ?」
イ「は、はい…駄目ですかね」
今僕等は、とてつもない形相をしている桟さんの前で正座させられていた。ここは桟さんの屋敷だそうなのだが、今僕等は庭にいる。しかし庭が石を敷き詰めてあるタイプから正座って超痛い……‥!
桟「・・・なんで俺がそんなことしなくちゃいけないんだよ」
イ「えっと・・・なんと・・・・なく?」
桟「何で疑問形なんだよそしてなんとなくで俺の稽古を受けに来るなよ」
イ「いや…霊夢さんに聞いてみたら桟のとこ行ってくれば?いい感じにしてくれるよって聞いたもので」
桟「美容師か俺は」
イ「ビヨ・・・・・・ウシ?新種の牛ですか?」
桟「うん、気にしないでいいからな」
イ「そうですか…」
エ「デ?結局訓練ハ受けれルのカ?」
桟「さぁねぇ。少なくともお前みたいに頼み方が下手っぴな奴には教えるこた無えけどな」
エ「チッ」
桟「…まあ真面目な話をすると種目にもよるな」
エ「しゅ」
イ「種目ですか?」
エ「割って入るな」
桟「そ。例えば弾幕ごっこに関しては俺より霊夢のほうが手っ取り早い。何せ開発者だからな。他にも他種族の訓練だったら紅魔館に行ったり。あそこは変なのがうじゃうじゃいるからな。人には得手不得手がある。その人に合った訓練をするのも幹部の仕事さ」
イ「幹部?」
桟「あーうん。馬鹿でも分かるように説明するとな、幻想郷にはランク制度があるんだよ。つーか立場的なものだな。主に【コモン】【主従】【重複】【幹部】に分けられる。その【幹部】級の奴らで数ヶ月に一度集まって会議を行うんだ。前回の会議は30日前。つまりある程度紅霧異変の収集が付き始めた所での報告だな。例えば紫は議長。まあこれも特別な役職だがみんなをまとめる立場だ。霊夢も幹部級。博麗の巫女として結構な発言権と決定権を握っている。あー俺は【特例】だ。会議にも堂々と漫画読みながら参加してるぞ」
エ「ソレでいいノか最強‥」
桟「話を戻すぞ、その幹部級‥まあ行って10人程度だろ。得意不得意を分割して道場的な感じで弟子を雇ってるんだ。あ、霊夢はやってない。そういうの苦手なタイプだしな。魔理沙は単純な瞬発火力担当、レミリアは特殊種族経験担当、とかな。で?結局お前らがやりたいのは?」
イ・エ「実戦」
桟「なんでピンポイントで俺の担当を突いてくるんだよふざけんな」
イ「ということでお願いします!!」
エ「オネガイシマスーー」
桟「…はぁったく、しょーがねえな。じゃあ…訓練をつけてやる」
イ「やった!よろしくおねがいしま……」
ゴンッ
桟「戦闘では常に気を抜くな、その一瞬で命はむしり取られるぞ」
その言葉を最後に、僕の意識は闇へと落ちて行った。
最後まで考えていたことは…「こんなのが一週間も続くのか…」だった。
---
イ「……ん?」
桟「起きるのが遅い、何分経ったと思ってるんださっさと起きろ」
イ「ちなみに何分…?」
桟「5分だ」
イ「そ、そのくらい‥」
桟「俺が相手だったら10秒も隙を見せたら死ぬぞ?あっちの黒いのは多少戦闘慣れしているようだったな、今は俺の分身と戦ってるぞ。ほら、お前も平和ボケしてないでさっさと外でろ」
イ「ちょ、待ってください、引き摺らないでってアァーーーーー」
ドサッ
エ「フン、遅かっt」ドゴォ
桟「戦闘中のよそ見は減点だな。まずはお前らのその仲の悪さをどうにかしないといけない」
イ「こ、こればっかりは無理ですよ。昔から僕とエラーは仲が」
桟「どうしてだ?」
イ「それは…‥」
桟「人に堂々と言えない時点でアウト!それに今そこまで仲が悪くない様子を見るに今この状況じゃその原因となる何かが双方行えない状況にあるんだろ?だったら良いじゃねえかそれで」
イ「まあそれは…」
桟「はい!これ以上話してても時間の無駄だよー?じゃあまず小手調べに俺と組手してみろ」
イ・エ「はぁ!?」
桟「何だ、そんなに驚くことか?稽古をつけてほしいって言ったのはお前らだろ」
イ「それはそうなんですけど…勝てる気しないし」
桟「なんで最初っから勝つ気でいるんだよ馬鹿か。小手調べって言ってるだろ?軽くお前らの実力を見るんだよ。」
エ「それ二俺等はあマり接近戦ガ得意じゃナイ」
桟「じゃあ尚更強化すべきだ。できないことからいつまでも目を背けて逃げ続けているだけじゃ意味なんてないぞ?その時点で俺に懐に潜り込まれたら終わりですと言ってるようなもんじゃないか。言葉は慎重に選べ」
イ「でも」
桟「でもじゃない。そうやってゴネてるだけじゃいつまで経っても強くならないぞ。良いのか?
イ・エ「…‥良くない!」
桟「分かったらさっさと位置につけ。いつでも掛かってきて良いぞ」
パコン
一風変わった指パッチンの音が鳴れば、世界はいつの間にか月のような所になっていた。
桟「ああ、大丈夫だぞ。見た目は月だがしっかり重力はある。流石に引力とかいう狡い真似はしないからな」
イ「そのくらい、分かってます、よ!!」
懐に入り込む。そのまま飛びかかって上からの筆攻撃。僕の筆による攻撃が入る。・・・・・・・・・・・と思っていた。
桟「細い、甘い。その攻撃手段をなくしたらどうするつもりだ?」
パキ
そんなか細い音が聞こえれば、僕の筆は真っ二つに割れていた。
ピン
瞬きの間に糸が張られる。大丈夫だ、エラーの糸は魔法でさえも壊せない…
イ「え?」
桟「そういうフラグを立てるからこうなるんだよ」
瞬間、ピンと張られていたはずの糸はゆるゆるになっており、とても人を拘束できる状態ではなかった。
桟「あと、戦闘中の3秒以上の滞空は危険だ。俺に筆を折られた時点で何故引かなかった?」
イ「えっ」
ドゴッ、という鈍い音が響き渡ると同時に僕の中で何かが折れた音がした。そのまま僕は吹っ飛ばされ…轟音を響かせながら壁と思わしき場所に着弾する。
桟「まずお前ら骨って時点でなぁ…耐久がなぁ‥…分かるか?所謂初期ステータスが違いすぎるんだ。鉄骨兵とお前ら、基礎防御力だと間違いなく鉄骨兵に軍配が上がる。まず装備をどうにかしないとなぁ…いや、無理か。じゃあ…お前らに今足りていないものは何かわかるか?」
イ「…?」
桟「必殺技だ」
エ「…スペルカード、ジャナイノカ?」
桟「あー語弊があったな、正確には【切り札】がないんだ。霊夢の無想転生、魔理沙のマスパ、レミリアの不夜城レッドとかあの槍とか。最後の奥の手ーーーみたいなのがないんだよお前らには」
イ「言われてみれば確かに…」
桟「だからお前らに一週間で体得してもらうものは……」
--- 必殺技だっ!!! ---
イ「…と言っても、僕達考えることなんてないんですが」
桟「大丈夫大丈夫、俺が考えておくから、適当にいじって使ってよ。自己流とかオリジナルとかはその後ね」
---
探せ、特訓の成果を、導け、自分だけの必殺技を―――!
闇「…お取り込み中みたいだけどちょっと良い?」
イ「ぎょっ…」
霊・イ・エ「暁暗!?」
霊・イ・エ「え、何で(あんた/霊夢さん/お前)が暁暗のこと知ってる(のよ/んですか/んだよ)」
闇「アハハ…」
言葉の表面上では笑っているものの顔や声色は全く笑っていない、いや無表情の暁暗は語る。この人は常闇 暁暗。僕が知っている中でも相当の実力の持ち主。周りには無数の能面が漂っており、腰には刀が携えられている。その刀が…
黒「久しぶりやなぁ、創造主はん」
喋るのである。最初の方はどんなに驚愕したことか。
こいつも表面上ではこうだが、内心結構仲が悪かったりする。
闇「…まあいいよ。下がってて、インク。ここからは私がやる」
イ「それってどういう」
闇「見えてない?あの桜、とてつもない妖気を発してるよ」
言われてようやくわかった。少し前に軽く幽々子さんが言っていた桜。あれは妖怪だったのか!
闇「…とも言ってられなさそうだけどね」
霊「くっ!はっ!」
霊夢さんも苦戦している。先程まで私達と喋りながら戦っていたのだ。もう余裕がないのだろう。口数も減ってきている。
霊「無想転生!!!」
闇「霊夢の最終奥義だ。少しは時間が稼げるね」
霊夢さんの周囲の空気が浮き、霊夢さん自体もこの世から「浮いている」気がした。その奥義を発動している間に言った言葉が、霊夢さんの最後の言葉になった。
霊「急いで桟を呼び戻して!あいつならきっと勝て―――」
グシャッ
紫「戦闘中に余所見なんて、感心しないわね」
霊「何で触れられるの‥?それに‥その体を、その声を!使うな……よ・・・・・・・・・・・」
ドォン!!
奴の蹴りが彼女の腹に命中。霊夢さんはものすごいスピードで吹っ飛ばされ、壁に叩きつけられた。
イ「霊夢さん!」
闇「あれは大丈夫、気絶だよ。それよりも…状況がまずいことになってきた」
桜「グォォォォオ!!!」
紫≠X「フフフ・・・」
X「これで2対2になりましたね?」
イ「駄目だ、エラーはもう戦えない。本当に2対2になっちゃった…」
闇「…」
イ「どうしよう…誰か、応援を呼ばないと」
僕が駆けだそうとしたその瞬間、結界のようなものが貼られた音がした。
X「逃がすとでも?」
闇「どうやら…本格的に戦わないといけないらしいね」
あ、ランク制度とか幹部とか会議とかは完全にオリジナルっす。
ん?〆はって?
〆方が思いつかなかった。それだけである
まあ久しぶりにしては腕が落ちたかなー。4000文字行ってるから辛うじて公開を許可したんだけどさ。
本来だったら没で小説ごと消えてたんだよネ。
お?ボツ作見るか?第二十二話「救世主」あるけど見るか?見ない?そっか()
結構長い時間かかったねぇ。ん?遅いって?
うっさいですねぇ。こちとら受験一週間前にこの量書いてるんだよ?
影「知るか」
‥まあなるべくこれからも善処しますよ^^
次回、アレ、登場。
デュエルスタンバイ!!!!!!!!!!!!!
第二十三話「春先異常:終幕ー弐ー」
うーい。
えー。春先異常、終わります。
次回、宴会…どころじゃないからね。
宴会は友夢編の前座として出そうかなぁって。
二十四話は会議します。
うん、今回でアレが出るので。じゃ、どうぞ〜
第二十三話「春先異常:終幕ー弐ー」
---
状況を整理しよう。
前方にはキラキラと輝く桜。それもとんでもない妖気を発している桜だ。あれと戦うには少なくとも僕程度じゃ無理だ。
次にあの男。アレも結構な厄介者であり、僕とエラーでやっと倒せるかもしれないレベルだ。
対してこちらは二人。いや喋る刀も含めれば実質3人なわけだが。
桜は暁暗に任せるとして…どうしたものか、あの男をどう追払えばいいのかわからない。
器が違うとはいえ相手は相当の……ん?”器が違う”?
だとしたら…
イ「暁暗、ちょっと考えたことがあるんだけど…」
手短に作戦を告げる。彼女もそれには納得してくれたようで、
闇「なるほど、これで一応耐えしのげるのか…」
イ「どう?できそう?」
闇「私は大丈夫だけど。インクは出来る?」
イ「これでも創造主の端くれだからね‥出来ないことはないと思う。」
闇「それじゃ決まり。その作戦で決定ね」
…前に、桟さんから聞いたことがあった。
この幻想郷を造った創造者の一人。
紫さんと同じく、この幻想郷を飛び回れる存在を―――
X「フム、作戦会議は終わりましたか?」
イ「うるさいな…他所の世界にまで口出ししないでよ」
・・・僕の役割はあくまで時間稼ぎ。
あの人が来るまでの・・・
---
何時間、経っただろうか。
何回、筆と骨を振るっただろうか。
あと何時間、これを続ければいいのだろうか。
僕の体は、疲弊という言葉なんかでは表せないほど疲れ切っていた。
闇「ハァ、ハァ…」
暁暗もだいぶ疲れている。一応優勢なようだが、時間による疲労が溜まってきているようだ。
いつになったら到着するのだろう。
いや、そもそもとして到着するのか?
そんなことを思いながら、一回、また一回と筆を振る。
ただし疲れ切った僕の攻撃は、まだ少しの疲弊しか溜まっていない相手には簡単にいなされてしまい…
イ「グハッ」
鈍い音が鳴ったかと思えば、腹部に強烈な蹴りが入っていた。
『やっぱ防御力だな。紙装甲すぎるだろお前ら』
頭の中で桟さんの言葉が反響する。やっぱり的確な所をついてくる。
―――もう、諦めるのか?―――
頭の中で自問する。それに答えるものなどいないというのに。
―――生きる意味って、何?―――
答えが出るはずのない質問を、自分に振りかける。
―――このまま、救いを待つだけなのか―――
蹴りを受けながらそう思った瞬間に、自分の中の[ナニカ]がぷつりと音を立てて切れた。
イ「…違うだろ」
蹴りにふっとばされたが、ゆらゆらと立ち上がる。
イ「救いを待つんじゃない。生きる意味なんて考えちゃいない。でも、それでも…」
イ「自分の周りの人くらい、自分で救いたい」
『あなたの体にもいずれ能力が発言するわ。それまではその生まれ持った能力で戦うことになるでしょうけど。』
博麗霊夢の言葉が脳内で流れる。
目。しっかりと生気を保ち、投資を宿した彼の目が、煌びやかに光る。
感情の入った赤色の瓶を、「パリン」と割る。
そして発動する。自ずと使い方を理解した「能力」を。
イ「|浄化《スペルバブル》」
あたり一体が光源に包まれる。
誰もが目を瞑り、その光を受ける。
目が光に慣れ、よく見え始めた頃には―――
X gasterの気配は消え、気絶した紫が横たわっていた。
それと同時に、パリンとガラスが割れるような音がした。結界が解けたようだ。
そして―――
闇「木には炎を。鬼符『火遁・青火烈火』」
燃え盛る桜を見て安心した。
暁暗の方も終わったようだ。作戦通りには行かなかったけど―――
イ「作戦以上の結果にはなりましたね」
そう呟き、僕の意識は切れた。
うん。満足😀
何も言うな皆の衆。
更新遅くなってすんませんでした🙇♀
次回、第一期終了。
デュエルスタンバイー
第二十四話(第1期最終話)「終幕ー幹部会議ー」
一期最終話。
幹部会議です。死亡者が明かされます。
レッツラゴー!!
第二十四話(第1期最終話)「終幕ー幹部会議ー」
---
目を開けると、知らない天井。
イ「…あれ?」
?「あ、起きた起きた。」
イ「‥あの・・・?」
?「ああ、ちょっと待っててくれ、今主治医呼んでくるから。」
そう言うと、もんぺを着た少女はどこかへ走り去っていった。
ふと隣を見ると、傷ついたエラーがベッドに横たわっていた。
そのまた隣を見れば、霊夢や魔理沙、妖夢の姿もある。
?「入るわよ?」
イ「あ、はーい」
?「永琳、そんな気が知れた友達みたいな感じで言わなくても…」
?「逆にどうやって言えばいいっていうのよ」
ガラガラと戸を開け入ってきたのは、永琳と呼ばれる女性。と、さっきのもんぺ少女だ。
?「フム、状態は快方に向かっているわね。この調子だともうすぐ全員目覚めるでしょう。妹紅、食事の準備をお願い。」
?「何で私が…てゐじゃ駄目なのか?」
?「あの子だと料理に何入れるかわかったもんじゃないでしょ…あんたもたまには働きなさい」
?「ちぇっ、分かったよ‥あ、そこの骨君。私は妹紅。藤原妹紅だ。よろしくな!」
イ「よ、よろしくお願いします‥」
?「私は八意永琳。よろしくね」
イ「よろしくお願いします!」
永「ほら、分かったらさっさと準備して頂戴!」
妹「分かった分かった、そう急かすなよ…」
妹紅さんは頭を掻きながら扉を出ていった。食事の準備をしてくれるそうだ。
すると、続々とみんなが起き始めた。
エ「…終ヷっタノか?」
霊「あれ‥生きてる」
魔「そんな縁起でもないこと…」
あれ、そういえば…
イ「永琳さん、暁暗がどこにいるか分かりますか?」
永「ああ、あの子なら一番に起きて何処かへ行ってしまったわよ。怪我も完治していたし、素直に返したけど。」
イ「そうですか‥」
霊「ま、とりあえず今は全員生きて帰れたことを喜びましょうよ!」
魔「そうだな!」
永「全員生きて帰れた‥ねぇ。悪いけど、一名生きて帰れてないわ。」
霊「え?」
魔「霊夢と、私と、インクとエラーと…」
イ「…あれ?咲夜さんは?」
---
その頃一方、スキマにて。
紫「これより、幻想郷特別緊急会議を始めます。議題は皆様もよくご存知の【春先異常】です」
神「それで?単刀直入に聞くが、霊夢に魔理沙という主要幹部の欠席と、尚且つアンタの失態、それに特幹の不在の中でどうやって会議をするってんだい?」
紫「取り敢えず今回は状況確認。貴女の言う通り霊夢もいないし、特別幹部の桟も不在だと話にならないから。それに…」
紫の視線が紅魔館当主・レミリアスカーレットへと向く。
彼女が言わんとすることは、彼女が言葉を発するまでもなくその場の全員が理解していた。
紫「彼女にもこんな状況だというのに来てもらっているし、情報の共有と確認をしなきゃならないと思ってね。」
紅魔館当主は何も話さない。話す気力すらもない。
それはそうだ。なぜなら―――
--- 十六夜の月明かりが輝くことは、もうないのだから。 ---
はい。第1期終了です。
最後結構ダークな終わり方になってしまいましたが、謎な終わり方をして第二期突入です。第二期一部が終わったら次友夢編でぜーんぶ回収するんで。ここ2〜3話で建てたフラグ。
桟はこのことについてもしっかりと考えてるんでね。
思ったより暗い空気にはなりません。
ただしあいつがやる行為は何よりも残酷なものなんだけどね^^
まあいいや。
ここまで読んでくださった方、ありがとうございましたー!
これがあと三倍あると思うと、「終わったなこれ」ってなる日も多々あります(?)
でもまあこれからも頑張っていくんで、ぜひとも読んでくれればなーと思います!
ではでは!!
少女と骨の幻想戦争イッキ見【13〜24話総集編】
総集編!
最後にはおなじみのちょっと先出しがあるのでぜひ見てね。
ではどうぞ〜
総集編
第十三話「マジでお前ら何しに来た?」
---
パーブパブパブロ、パーブパブパブロ
霊「今年も秋のパブロゼミがなく季節になったわね〜」
イ「・・・某インクゲームのフデ種ね。」
ピーカピカピカチュウ、ピーカピカピカチュウ
霊「それに滅多に鳴かないデンキネズミゼミも。」
イ「・・・消されるよ?」
マーリマリマリサ、マーリマリマリサ
霊「それにうるさいマリサゼミも。」
イ「もう知人にまで影響が・・・」
ミーンミンミンミンミーンミンミンミン・・・
僕たちがこうなっているのには理由がある。
そう、この異常なまでの暑さである。
一「・・・お前ら何やってんの?」
霊「あ、桟。ちょうどいい所に。み〜ず〜を〜取ってきて〜頂戴〜」
一「最強をパシリに使うなよ貧乏巫女。」
シュン
霊「瞬間移動って便利よね〜」
イ「空飛べる人が言わないでくださいよ〜」
2人「・・・」
グデ〜〜〜〜〜〜
一「ホレ。」
イ「痛っ。」
水投げられた。
霊「イテッ」
霊「ったく、何すんのよ。」
一「お前らがそこでぐーたらぐーたらしてるからだろ?そんなの見たらなんか投げちまいたくなるのが人の性ってもんだ。」
霊「どんな性よ」
一「にしても、暑いな〜もう秋だってのに。」
イ「幻想郷ではこれが普通なんですか?」
一「まあ、何十年かに一回だな〜こんなのは。」
霊「あんたは平気なの?」
一「能力で紫外線太陽光バリア貼ってるから問題無し。」
霊「そのバリア、夢想天生で無理やり剥ぎ取ってやる」
イ「奇遇ですね。僕もボコボコにしてやろうと思ってたところですよ。」
一「お、やるか?」
?「うわあああああああああああああああああああああああああああああああ」
一「あ?」
?「たああすけてええええええええ」
イ「親方、空からホモ・サピエンスが!」
霊「どんな状況よ!」
一「こういう時は・・・」
3人「無視に限る(な/わね/ね)」
?「ちょっとおおおおおおおおおお」
イ「って、なんかこの声聞き覚えない?」
霊「私はないわ。」
一「俺もないな〜」
イ「じ・・・じゃあ・・・」
ス「ちょっとインク!俺様を無視なんて酷いぞ!」
一「何だこいつものすごい純粋な予感が!」
霊「奇遇ね。私も同じことを思っていたわ。」
イ「ブ・・・ブルー・・・」
・・・やべぇ。すげぇ気まずい。
おっと失礼。キャラが崩れました。
僕はこれ・・・どうしたらいいんだ?
ス「ん?ニンゲン!?もしかしてニンゲンなのか!?」
イ「そ・・・そういうことになるね。」
一「ん?なんでこいつこんなに驚いてるんだ?」
イ「ちょーっと色々とあって人間が物珍しいんだよね・・・」
一「お前は平気なのか?」
イ「まあ僕は【|無限数時間軸創作迄ビ鑑賞責任管理者《インフィニティタイムトラベラー》】って役職があるから、その関係で時間軸の創設者と・・・」
一「あーもう分かった分かった面倒くさい!」
霊「そんな面倒くさそうな役職があるなんて・・・」
ス「無限・・・じかんじ・・・もういいや!それより!ここはどこなのだインク!」
イ「えっとね・・・・なんというか・・・」
--- 少女説明中 ---
ス「へぇ〜そんな世界があったんだな!」
?・?・?「おっす〜」
霊「誰よ・・・って一人は見覚えある。」
G「よっ。」
SC「やあ。」
USP「おう。」
イ「対ニンゲン三銃士を連れてきたよ。」
霊「対ニンゲン三銃士!?」
一「・・・(←なぜか元ネタを知っている人)」
イ「圧倒的原作本家。元祖にして最強と名高いUndertale Gルートサンズ。」
G「オイラがみんなの元ネタだぜ。」
イ「そこのスワップサンズの兄。全員の中身が入れ替わった君の名は。状態の世界線から来たちょっと大人なUnderswap パピルス。」
USP「そこの可愛いの保護者です」
イ「そして、唯一のまとも枠!クソガキの情報量はNo.1!全員の性格が入れ替わったカオス状態の世界線から来た何故かニンゲン!のStoryshift キャラ。」
SC「よろしく。」
霊「クソガキ!?」
イ「三人合わせて、Bad time trio!」
G「・・・それお前さんが言うことじゃないんじゃ?」
イ「・・・そうね。」
霊「で?なんであんたたちはここにいるの?」
G「なんかドリーム経由でお前さんが大変なことになってるって聞いてな。」
イ「じゃあドリームはどこからよ!?」
ド「ナイトメア〜」
イ「ドリーム!?」
ド「いやー本家くんとはUNDERVERSEの世界線のあと非常に仲良くなっちゃったんだよね〜」
G「そうだな〜インクくん?ニヤニヤ」
イ「・・・(←こいつ主犯)」
ジ「・・・どうしてこうなってるんだ?」
イ「ジェノまで!あなたセーブ画面から出られないんじゃ!?」
一「ああ、こいつとは昔俺がいた世界線から幻想郷に来るまでにちょっと交流があって、そのよしみで能力を使って一応保護した。」
霊「・・・私の知らないところであんた何やったらそうなるの?」
USP「・・・暑さが吹っ飛んだな。」
ブルー「・・・そうだな兄弟。帰るか?」
SC「いやー・・・どうだろう。置いてけぼり感が強いけど・・・」
3人「はぁ―――――」
一方エラーサイドでは
魔「うあー。エラー水、水持ってきてくれ〜」
エ「無茶言ゥな。俺も水が欲しイ。」
そう、俺は単純に暑い。
のだが・・・
魔理沙、現在二日酔い中である。
魔「なあエラー。たしか私って昨日霊夢背負って神社まで帰ったよな。」
エ「そノハずダが」
魔「・・・なんで私が二日酔いなんだ?」
エ「・・・俺に聞クナよ」
?「・・・エラーと、、、見るからにニンゲンが・・・まさかこれは・・・・・・」
?・?「恋!?」
?「・・・何やってんだお前」
?「腹減った」
エ「待て、情報量が多イ。とりあえず上かラ順に」
エ「マーダーキラークロス、後デ校舎裏来イ。」
エ「ナイトメア、水持ってきテクれ。」
エ「ホラー、腹減ってるナラ帰れ。」
魔「うげっ・・・キモチワル・・・」
ナ「ほら水だ。」
魔「あ・・・ありがとよ・・・って触手!?」
ナ「俺はナイトメア。」
魔「全身が黒い!」
マ「俺はマーダー。」
魔「中二病・・・ってよりなんかに取り憑かれてるって感じか?」
ホ「俺はホラーだ。」
魔「お前頭痛くないのか・・・?」
キ「僕はキラーだよ〜ん」
魔「とりあえずその物騒なものをしまえ。」
ク「ぼ、僕はクロスです!ふつつかものですがこれからよろしくお願いします!」
魔「違うぞクロス、わたしたちは結婚しないからな?」
ク「なんですかそれ?」
魔「ダメだこの子純粋にアホだ!」
エ「・・・という感ジで俺の愉快な仲間達ダ。」
魔「な、なんかみんな物騒だけどエラーの裁縫みたいに得意なことないのか?」
ナ「拷問係」
マ「虐殺係」
ホ「死体消去(物理的に)係」
キ「死体蹴り係」
ク「僕はまだ見習いです!」
エ「そんで俺が参謀役」
魔「俺はとっくに(ツッコむのを)諦めた」
エ「お前エスパーか?」
?「・・・」
魔「また新しいのがいるけど・・・」
リ「リーパー。特に喋ることはない。役職は死神。」
魔「死神・・・」
エ「ま、そウイウコトだ。余リ気にすルナ。」
魔「暑さが吹っ飛んだ・・・」
時間軸は揃って
イ・エ「で!君達(お前ら)何しに来た?」
インク方面
G「お前さんは|幻想郷《ここ》にいるから知らなかったと思うが、最近いろんなAUの俺達がいなくなってるらしいんだ。」
イ「いなくなってる?」
USP「そ。今被害にあってるのが・・・アウターにラストブレス、そして極めつけは・・・」
--- SC「アルファが、いなくなった。」 ---
イ「!?」
なんで・・・アルファは僕とエラーでも敵うかどうか怪しいのに・・・
いなくなった?
イ「そうか・・・そうだね。僕の方でも調査してみる。ここに居てできる範囲だけどね。ありがとう。」
G「お前さんが相当真剣な口調になってるな。やっぱ仕事の影響か?」
イ「いや、それとは別に・・・|彼《・》が関わってる可能性があるからね。」
ド「・・・そうだね!」
イ「こっちで調査してみる。」
一方エラー方面
ナ「それは・・・」
ク「僕から言います。・・・どうも最近・・・|あの人《・・・》が大人しいんです。それで・・・気になって調査してみたら、どうもあの人が時間軸から消えていたみたいで・・・また何かを企んでいるんじゃないかと・・・」
エ「それデ俺のトコろに来タわけカ。」
エ「・・・」
マ「どうした?お前がそこまで考え込むなんて珍しい。」
エ「いや。あいつが関わるとしたら色々と面倒なことになるからな。」
ホ「エラーが・・・いつもの変な口調じゃない・・・」
エ「変なとは何だ変なとは。」
ナ「そうか、ホラーは初めてだったな。エラーはなんか真面目になったらこんなになるんだ。」
エ「わかった。一応こっちで調べてみる。俺はあいつと違って調査できる幅が大きいからな。」
ク「僕も頑張ります!僕の時間軸のことなので!」
エ「わかッタ。じゃア解散だ!」
---
一「んじゃ、俺たちも動き始めるかねー。なーエピック。」
E「・・・そうだけどさ、なんでお前まで?Bruh」
一「仕方ないだろ。お前らの中でエピックが一番俺と仲いいんだから。腐れ縁な。」
E「いやそれもそうだけどな?なんでお前が出てくるんだって言ってるんだ。」
一「俺の勘がこの件は能力暴走にも関わっていると言っている。どうせインクが言ってた彼ってあのおっさんだろ?」
E「heh。じゃあ始めますか。」
--- 2人「調査を。」 ---
---
第十四話「やっぱさ、暑いよね?」
---
あの後、いろんなサンズたちが来た。それはエラーも同じだったみたいで、魔理沙がゼーゼー言ってた。なんか・・・あっち側キャラ濃いからな。そして次の日・・・一さんが調査に行くという日、僕たちは・・・
霊「・・・」
イ「・・・」
一「・・・」
魔「・・・」
(4人同時に)
一「暑くね?」
イ「暑くないですか?」
霊「流石に・・・」
魔「もう魔法が切れてきたぜ・・・」
そう、暑さに打ちのめされていた。
今僕たちは4人で朝食という名の雑談会をしているのだが、
暑い。暑すぎる。これは流石におかしいと思う。
イ「温度計とか持ってませんか?」
霊「そんな都合のいいこと」
一「なんとびっくりポケットにこんなものが」
魔「温度計じゃねえか」
霊「こうなること予想してた?」
一「流石におかしいと思ってな。用意しておきました〜」
イ「それじゃあ、測りましょうか。」
ピコーン
霊「随分とデジタルね。さーて何度だって・・・」
一「・・・」
イ「ご・・・ごごごごごごごごごごごご50℃!?」
魔「流石に暑すぎだぜ!?」
一「そんなこったろうと思ったよ。」
霊「これは流石に・・・異変の温度ね〜」
一「じゃあ、何となく場所は・・・」
霊「地霊でしょうね。流石に地上にこの現況がいるとしたら被害はこれの2倍じゃすまなかったでしょうしね。」
一「同感だ。」
地霊なんて言う場所があるのか・・・?
イ「あのー。。。」
魔「言ってなかったな。この世界には、天界とこの幻想郷、それと地霊殿という場所がある。天界は・・・うーん天子とか・・・」
一「あと俺と同レベルぐらいのやべーやつが一人いるな。」
一「基本的に俺と同レベルなのは〜その天界にいるやべーやつと・・・あと一人いるんだけどな〜そいつ今どこにいるか分からんし。つ〜かなんならそいつと仲悪いまであるし?」
魔「話がそれてるぞ。で、その地霊殿には『忌み嫌われた一族』ってのがいる。」
イ「ナイトメアが好きそうなタイプ―――☆」
霊「ま、行ってみたほうが早いでしょ。」
イ「ソ、ソウデスネ」
一「んじゃ、行くか!」
--- 少女達移動中 ---
霊「ついt。」
イ「思いっきり主犯のいそうなところじゃないですか」
一「そりゃそうだろ?だってここは旧地獄だし。」
イ「じゃあ新はどんなものなんですか・・・」
魔「んじゃ、行きますか!」
タッタッタッ
一「・・・・?」
霊「どうした?」
一「いや・・・俺の勘的にここが・・・」
魔「と言っても、ここにはなにもないぜ?」
一「いや?」
そう言って一さんが指を指したところには・・・
ものすごい熱気を放っている、胸に赤い目がある黒い翼の女の子がいた・・・
一「おーい、起きてるかー?」
霊「そんなペチペチ叩かなくても・・・」
イ「・・・強烈なデジャヴだな〜」(第十一話参照)
空「うーん・・・」
魔「起きた起きた。」
空「❄︎☟︎✋︎💧︎ ✋︎💧︎ 💣︎✡︎ ☞︎✌︎🕆︎☹︎❄︎」
イ「!?!?!?!!!」
霊「!」
魔「?」
一「・・・フッ」
イ「待って・・・今のは・・・いや・・なんで・・・そんな・・・でもそういう・・・う・・・」
霊「・・・状況が飲み込めないんだけど。」
一「なにかと面倒だな。」
空「・・・あなた達は誰ですか?」
一「気づいたか?お前とんでもないほどの熱気を放出してるぞー。」
霊「これは異変なの?嫌でも本人の意識がなかったし・・・」
空「私の能力は【核融合を操る程度の能力】です。それが・・・思うように能力が使えなくて・・・最終的には暴走し始めて・・・みんなに迷惑がかからないようにここまで・・・」
魔「また暴走?」
一「はい停止剤。ちょうど試験役になってくれて助かったよ♬」
数分後
空「だいぶ落ち着いてきました・・・」
一「良かった。」
霊「一応これで異変は解決・・・ってことでいいのかしら?」
魔「そういうことなんじゃないか?」
イ「じゃあ帰りm」
ドォォォォォォォォォォン
全員「!?」
霊「どうやらまだ解決じゃなさそうね。」
イ「じゃあ行きましょう!」
一・魔「また面倒くさいのが増えた・・・・」
到着
僕たちが目にした光景は・・・
張り巡らされた青と赤の糸。様々なところに飛び散った赤い液体。
それに同じような見た目をした無意識の領域の緑の髪の女の子とギリギリで立っているピンクの女の子。
そしてジェノのような見た目をしたERRORの文字。間違いない。
イ「フェイタル・・・エラー・・・」
そう、数々の世界線を荒らして回った|殺人車《バーサーカー》がそこにはいた。
一「誰だあれ」
霊「なんか昨日来たやつと似てない?」
魔「でもあいつにはエラーと似たような感じが・・・」
イ「そうだよ。あいつはジェノがエラーに侵された世界線のサンズ。」
一「そうか〜」
霊「(夢想転生構える)」
魔「八卦炉」
イ「G、フェル。」
一「【模倣擬 |一《アノマリー》】」
--- 「「「「行く(ぜ/ぞ/わよ)!」」」」 ---
F「!?」
数十秒後
一「ま、こうなるわな。」
霊「全員が一斉に必殺技放ったらね。。。」
魔「やりすぎたんだZE」
イ「ありがとう。」
G「人使い荒い責任者だぜ。」
フェル「全くだ」
イ「しっかし、いくらなんでもこれはやりすぎじゃ・・・?」
そこには、跡形もなく破壊されたフェイタル・・・
まあどうせコードから復活するんだからいいんだけど。
それより今はあそこの・・・
一「大丈夫か?」
?「ええ。大丈夫です。」
一「にしても・・・」
一「随分と荒い歓迎だな?」
そう言った彼の右手は、いつの間にか血を流しながら緑髪の少女のナイフを握っていた。
全員「!?」
そうして全員が臨戦態勢になったとき、彼が手で制した。
一「別にいいよ。そこまで痛くないし。」
一「このお礼はまた今度に、な?」
さ「ええ。今日は本当にごめんなさい。このことはまた詳しくお話に伺います。」
一「それならいいんだよ。」
さ「(彼の目・・・心・・・何も考えていない。本当に痛みもなかったみたい。彼はどこか壊れているわね。)」
一「ほーらなに呆けてるんだ?帰るぞー」
霊「え、ええ・・・」
その様子を影で見ていた者は
?「これは興味深い実験になりそうだね。そうだろう?」
--- 八雲紫くん。 ---
一「じゃ、行ってくるわ〜」
霊「はあ、やっとね。」
イ「無事を祈ります!」
魔「行ってら〜」
一「おう。」
シュン
霊「そういえばさ、あのババア最近見かけないわよね。」
魔「そうだな〜」
イ「夜ごはんできましたよ〜」
魔「おし!食べようぜ!」
---
エ「・・・俺の出番は?」
---
第十五話「春先異常一面ボス:⑨レティ」
---
あの古明地の一件から何ヶ月か経った。
冬になって、僕たちはダラダラ、ダラダラと・・・
相変わらず紫さんと一さんからの連絡はないままだ。
そしてまた何ヶ月か経った。
そう、冬が終わらないのだ。
そうして僕たちは、その異変の調査をして|いた《・・》。
自分でもよく思う。僕はなんでこの異変を調査したんだって。
眼の前がぼやけている。周りは全員倒れていた。
その中で唯一人、|それ《・・》と奴に、立ち向かっている人がいた。
後で知ったことだが、その人の名前は|常闇 暁暗《とこやみ ぎょうあん》と言うらしい。
その人も一さんと同じく、なかなかの化け物なのらしいが、それはまた別の話だろう。
そうして僕たち|5人《・・》は今―――
緊急搬送で、永琳亭にいた。
---
--- 事は遡ること朝に ---
霊「流石に・・・異変と認めざるを得ないかしらね〜」
魔「だーかーらー!私は一ヶ月も前からそう言い続けてきたのに、なんで博麗の巫女のお前が信用しないんだよ!」
イ「ということは・・・また調査ですか?」
スカーレット姉妹の件も、お空さんの一件も、調査することによって・・・まあなんとなく結構被害が出たのだが。正直言って・・・
イ「行きたくないなぁ〜」
霊「別にあんたが体張ってまで行く必要ないのよ。元々は私、博麗の巫女の役割なんだし。」
魔「そうなんだよな〜先代巫女だったら一人で行けたんだろうけどな。」
霊「魔理沙。」
魔「・・・すまん。」
エ「アレ?ドうイう状況ダ?」
イ「エラー!ちょうどいい所に!」
エ「ナンか決まリガあルかラトはいえ、俺に馴レ馴れしくスルな。」
魔「そうだインク。エラーも一緒について来てくれるか?」
霊「なんか最近匂うのよね〜。紫からの連絡もないし。本来なら冬眠をしてるはずなんだけど・・・それでもこんなに着信がないのは初めてよね。」
魔(?)「ま、アイツのことだしどーせケラケラしながらスキマでポテトチップスでも食ってんだろ。」
霊「ポテトチップスって・・・何?それに今あなたから桟の気配がしたんだけど・・・」
エ「ヨ、よーし行コウ!(これ以上やってたら観測者から殴られる気がする)」
--- 少女移動中 ---
霊「なんか冥界っぽいのよね〜」
魔「で、どこにあるんだ?」
霊「そんな目星付いてるわけ無いでしょ。」
イ「・・・あのさ。」
魔「なんだ?」
イ「僕はインクで道を作ってるじゃん?」
魔「ああ。」
イ「霊夢は飛べるし魔理沙さんも箒で飛べてるじゃん?」
魔「そうだな。」
イ「でさ・・・」
霊「何よ?さっさと言いなさい?」
イ「エラー忘れてない?」
霊・魔「あ」
霊「迎えに行きますか。」
イ「そうだね。」
--- 少女移動中 ---
?「ちょーーーーーーっと待ったあ!」
霊「夢想封」
?「待て待て待て待てーーー!せめて出場をさせろー!」
魔「ったく、チルノだろ?」
⑨「な、何故バレたーーー!」
イ「何この子すっごい元気」
⑨「あたいとしょーぶだーー!ここを進みたければあたいを倒してから行けー!」
魔「マスタースパー」
⑨「待て待て待て待てーーー!まだスタートって言ってないでしょーが!」
イ「スタート。【塗符 情b」
⑨「待った待った待ったー!ちょっと何勝手にすたーとしてんのさ!」
霊「なんか・・・可哀想な妖精ね。普段はしつこいけど、こういうときだけなんか・・・可哀想なのよね〜」
⑨「全部聞こえてるぞ霊夢!・・・じゃなくて博麗の巫女!」
魔「ま、そこまで言うなら私が相手になってやるよ。」
⑨「良し!しょーぶだ!」
⑨「【霜符 フロストコラ」
魔「マスタースパーク」
―――ピチューン
霊「なんだったのあれ?」
イ「・・・なんだろ」
魔「・・・とりあえずエラーを迎えに行くか!よーしあいつの顔が楽しみだなー!どうしていいかわかんなくてあたふたと・・・ウフフフ」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
霊「・・・魔理沙・・・骨は拾ってあげるわよ。」
イ「あとはお好きにどうぞ〜」
霊「じゃ、わたしたちは冥界探しに行くから。あなたは・・・頑張って。」
魔「・・・ハハッ。なんで私死ぬ前提なんだ?」
イ「後ろ見てみてください。」
魔「んー?なにがあるt・・・・・」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
エ「ソウカソウカ、オレハソンナ顔ヲシナインダケドナア魔理沙?」
魔「エ・・・エラー・・・バッおい二人共!」
魔「いない!?」
上空浮遊中
霊「インク・・・あんたのポータルに助けられたわ。」
イ「流石にあんなのに巻き込まれたらね・・・」
魔「エラー・・・これにはな、マリアナ海溝よりは浅い理由があってだな・・・」
エ「浅イジャネエカアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!」
その後、どうなったかは・・・想像におまかせします。
その頃一方
霊「さて。魔理沙が離脱したわけだけど、どうする?」
イ・エ「無視」
霊「正っ解っ!!」
魔「正解じゃねえよおおおおおおおおおおおおおあああああああああああ」
霊「突っ込んできて、かわされないとでも思った?魔理沙。」
魔「はぁ・・・親友目の前にして逃げるとか正気かよ霊夢。」
?「漫才をしているところいいかしら?」
イ「誰ですか?」
レティ「私はレティ・ホワイトロック。雪の妖怪。」
魔「雪の妖怪ということは・・・」
魔・霊「雪女!?」
イ・エ「雪女?」
霊「こんな時に桟がいれば文からカメラぶん取って意地でも撮影するでしょうね〜」
レティ「私はね、冬が終わったら必然的に眠りにつかないといけないの。そうしないと春が寒くなっちゃうから。だからね、自由に活動できる冬が終わってほしくないの。だから、冬を止めようとしているあなた達をここで倒す。」
魔「うーんなるほど、だいたい分かった。つまりお前は自分の活動時間外となる春を越させたくない、と、そういうことかね?」
レティ「そうよ。無駄話はここまで。勝負なさい!博麗の巫女」
霊「悪いけど、あんたなんかに遅れを取っているようじゃ、博麗の巫女なんて名乗れないからね。」
--- 全力で、行かせてもらうわよ! ---
レティ「!?【寒符 リンガリングコールド】」
霊「【宝符 陰陽宝玉】」
レティ「なら【冬符 フラワーウィザラウェイ】」
霊「!?」
レティ「私は冬の妖怪でもある。冬が長引いてる今、私の力は増大しているのよ!【白符 アンデュレイションレイ】」
霊「【霊符 夢想封印】!」
―――ピチューン
レティ「負けてしまったわ。流石は博麗の巫女。私を倒したんだから、もうお行きなさい。」
霊「ねぇ。」
レティ「何?」
霊「あなた・・・わざと早めに負けたんじゃないの?」
レティ「・・・」
レティ「そう。博麗の巫女には何もかもお見通しってわけね。まあね。四季の移り変わりは絶対に止めてはならない。それは私達妖怪も分かっているし、妖精が一番分かっているはず。だから、まあ・・・噛ませ犬みたいなものよね!」
そういう彼女の顔は、笑顔であったものの、どこか寂しさを有していた・・・
霊「いきましょう。早くこの異変を解決させるために。」
魔「おう!」
そういった二人の目には、覚悟と、責任がこもっていた。
そうして僕たちは、その場をあとにした―――
レティ「・・・フフッ。期待してるわよ。霊夢ちゃん。」
---
第十六話「春先異常:第弐面」
---
そうして、僕たちはその空を飛び回っていたわけなのだが・・・
咲「あら?皆様、こんなところで何をしていらっしゃいますの?」
霊「咲夜!あんたこそ、ここで何してるのよ!」
咲「紅魔館の燃料が尽きそうだから燃料が尽きる前に異変を終わらせてしまいましょうと思いまして。それに・・・博麗の巫女が動くのが遅すぎたので、(レミリアの声真似で)『もう咲夜が行って解決してきなさい!』と、言われてしまいまして・・・」
霊「悪かったわね。」
魔「プッ・・・プププ・・・」
霊「何がおかしいのよ?」
魔「いやだって・・・レミリアの声真似が・・・完全にいじってるそれとしか・・・・・・って分かった!分かったから無言でナイフと時計構えないでくれ咲夜!うわあああああああああああああああああ」
イ「おかしいな・・・デジャヴってこんなに早く訪れるものだっけ・・・」
霊「・・・・・・行きましょ。」
その後、霊夢は飛んで、咲夜さんは時々時を止めて移動して、僕はいつも通り道を、エラーも道を作っているわけなのだが・・・魔理沙さんがいない。まあ、誰もそのことに関して触れていないから、良しとしよう。試しにエラーに目を向けたが、僕と同じような顔をしていた。まあ、そうだよな。意図してみんな触れていないのだろう。魔理沙さんは可哀想な人だ。
霊「で、移動してきたわけだけど・・・」
イ「ここ、どこですかね・・・」
咲「ここは・・・いわゆるマヨヒガというものではないでしょうか。」
エ「マヨヒガ?」
咲「迷い家、通称マヨヒガ。常に移動している故か、それを見れた者は数少ないらしく、マヨヒガの家財を自分の家に持ち込んだら、幸福が訪れるとか・・・・・・」
霊「ヨシ家財ダケ全部ブンドッテ帰リマショウカ」
エ「なンでカタコトナンだ?」
イ「とりあえず入りましょうか。」
?「じーーーっ・・・・・・・」
霊「(小声で)現実でじーっっていう擬音を声に出す子初めて見た。」
咲「(小声で)そういうことは言わないでおきましょう。可哀想ですので。」
イ「(小声で)咲夜さんナチュラルにディスってません?」
?「全部聞こえてるわあほんだらーーーーーーーーーーー!」
エ「俺関係ナイッテアアアアアアアアアアアアアア」
?「聞いて驚け見て驚け!私は化け猫妖怪、橙である!なので猫耳で全部聞こえているのだ!」
咲・イ・エ「(強烈な⑨臭!)」
霊「いかにもドドン!って効果音が出そうな雰囲気なところ申し訳ないけど、私達急いでるから、早くここから出してくれない?ついでに家財をぜんぶ持ってきて。」
橙「やるかあ!それに、ここから出たければ私を倒していけ!ドロン!」
霊「変化した?」
橙「はーっはっはっはっは!数ある猫の中から私を見つけ出せるかな!?」
霊「ホーレホレマタタビだよ〜」
橙「ニャン!・・・あ」
霊「はい引っかかったー」
橙「これ無しっていうのは・・・?」
霊「そりゃあもちろんできるわよって言うとでも思った?夢想封印!」
橙「ちぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇん」
咲「なんで私はこんな茶番を見せられているのか」
エ「・・・同感ダ」
ヒュゥゥゥゥゥゥゥン
霊「マヨヒガ・・・消えたようね。」
エ「シッかリと家具全部持っテキてるじゃネエカ、にしテモお前は持ッてこなくテよかっタノか?」
咲「・・・私あなたに対して嫌悪感が消えたわけじゃないんですが。」
エ「俺なンかしタカ?」
咲「覚えてないのですか!?あなたにボコボコにされた・・・」
エ「・・・ア!アノ時止め女!」
咲「そんな呼名・・・?」
イ「あれ?二人は知り合いだった?」
2人「まあ・・・・そんな所?」
イ「あの・・・一ついいですか?」
霊「なに?」
イ「なんか・・・魔理沙さんと一さんがいないせいでボケがいなくてツッコミしかいない状況になってるんですけど・・・」
咲「インク様、それは触れてはいけない暗黙の了解です。」
イ「・・・なんかすいません」
魔「お?なんの話ししてるんだ?」
霊「魔理沙!」
--- 少女説明中 ---
魔「なるほどなるほど・・・そのマヨヒガの家具持ってったら幸福になると・・・ふむふむなるほどなるほどな〜〜」
魔「・・・なんで私を呼んでくれなかったんだよおおおおおおおお!」
霊「あんたが来なかったからでしょうがああああああああああああ!」
イ「漫才してるなあ。」
咲「そうですねぇ。」
エ「風物詩だナ。」
霊・魔「あんたらも見てないで手伝えや!」
そうして・・・このあとどうなったかは・・・言わなくてもわかるだろう。
もちろん、と言っていいほど霊夢さんが勝った。
魔理沙さんは・・・なんか目回してる・・・おかしいな・・・神夜とのデジャヴが・・・
一日に二回もデジャヴって来るんだなあ・・・
そう考えながら僕たちはその場をあとにした。
---
第十七話「春先異常:第彡面」
---
そうして、僕たちは冥界を探していたわけなのだが・・・
魔「なあ、ちょっとアリスの所寄っていいか?」
霊「一人で行きなさい」
イ「一人で行ってください」
エ「一人デ行け」
咲「行くなら一人です」
魔「なんだよみんな、そんなアリスのこと嫌いか?」
霊「別に?私はともかく、インクは挨拶程度でエラーに関しては会ってもいないでしょ。」
魔「だったら尚更なんで行きたくないんだよ。」
霊「行きたくない」
イ「解決が先です!」
咲「能力を無駄に使いたくないので。」
エ「めンどクサい」
魔「なんでだよおおおおおおおお」
一人で叫んでた魔理沙さんは放っておいて、僕らが進んでいると・・・
?「あら?霊夢じゃない。」
霊「アリス!?」
魔「ああ、ちょうどよかったんだぜアリス!お前にってムグッ!?」
咲夜さんが時を止めて魔理沙さんに口封じ(物理的)したようだ。ナイス!
咲「すみませんが私達は忙しいので。」
ア「そう。悪かったわね。それじゃあ。」
魔「ムグ〜〜〜〜〜!?」
イ「・・・まあ、いいんじゃないですか?霊夢さん。僕たちは元々わざわざ行くのがめんどくさかっただけで、たまたま会っただけなら魔理沙さんと話させても・・・」
霊「・・・はぁ。そうね。いいわよ。ただし手短にね!」
魔「っぷはっ!本当か!?」
ア「そうなの。じゃあ魔理沙、」
魔「ああアリス、」
2人「新しい魔法の実験台になってもらう(わ/ぜ)!」
霊「お前ら話聞いてたかああああああああ!」
魔「それじゃ、」
--- 「弾幕ごっこだ!」 ---
ア「まずは私から!【操符 乙女文楽】」
魔「ちっレーザーかよ!腐っても魔法使いだな!」
ア「腐ってないわよ」
そんな軽口を叩きながら、2人は戦っていた。
いつもいじられているとはいえ、魔理沙さんも昔からいる弾幕ごっこ上級者。
やっぱり弾幕がキレイだ。
・・・それに対抗できているアリスさんも十分すごいんだけど。
イ「・・・霊夢さんとか一さんはこれよりすごいんですか?」
霊「私とあいつを一緒にしないでよ。弾幕ごっこで行くなら私の方が上よ。」
イ「え、じゃあ」
霊「でもそれはあくまで弾幕ごっこの話。殺し合いになったらあいつの方が数倍強いわよ。それに・・・いや。あの子はこころと似てるからねー。まあ、あんまり本人の前で噂話をするのは良くないでしょ。」
イ「ん?どういう」
エ「あ、終ヮっタミたイダな。」
魔「フィ〜終わった終わった。なかなかに強かったぜ、アリス。」
ア「魔理沙もね。」
ア「そうだ。あなた達先を急いでるんだったわよね。だったら早く行きなさい。あ、そうだこれも。」
霊「なによこれ。」
ア「私もわからない。でもなんか春の気配がするから取っておいたの。」
魔「ってこれ春の光じゃないか!」
エ「何だそレ。」
魔「あのな、魔法使いの間では貴重な研究材料として重宝されているんだよ!春の光は春の源!いろんな気候を操る通称神の光とも呼ばれているんだぜ!リリーホワイトしか持ってないって噂だけど・・・アリスはいらないのか?」
ア「まあ私はパチュリーみたいに全属性使いたいってわけじゃないから。私の目標はあくまで完全自立型人形の作成よ。だからこれはあげる。まあ調査の役に立つと嬉しいわ。」
・・・たしかにアリスさんはそういうタイプじゃなさそうだな・・・
パチュリーっていうのは・・・ああ、宴会で咲夜さんにやられたあのパジャマの人か。
霊「さて。行きましょうか!」
イ「待ってください!なんか光が・・・」
魔「うわあ!待て待て!行くなあ!」
エ「ま、アの光ノ先にナんカアると考えルのガ普通だナ。」
霊「追うわよ!ありがとアリス!」
ア「いえいえ〜・・・騒がしい人たちだこと。でもまあそれが原因で好かれてるんでしょうね。」
魔「待て〜!絶対に研究してやる!」
霊「異変解決!」
イ・エ「カオス・・・」
そうして僕たちはアリスさんの家を去った。
---
第十八話「春先異常:第0b100面」
---
結局、春の光が飛んでいった方向は・・・
霊「なにあれ」
魔「妖精じゃねえか?」
イ「ブルーとか⑨とかちぇんと同じニオイがする・・・」
エ「でモアいつニ近づかナキゃ春ノ光貰えないゾ?」
魔「そこがネックなんだよねあ・・・」
咲「・・・行けばいいんじゃないですか?最悪対抗してきたら撃ち落とせばいいだけですし。」
霊「それもそうね。」
イ「結局その結論に行き着くんですかあなた方は・・・」
僕たちが今なぜこんなに悩んでいるのかというと・・・
そう、あの妖精みたいな子が春の光を持って弾幕をばらまいているのだ。
?「春ですよー」
霊「春ですよってできるなら最初っから直せや!」
?「!」
あ、気づかれた。
あ、撃ち落とされた。
あ、まだ春ですよー言ってる。
あ、そこにさらに魔理沙さんが春の光強奪。
あ、エラーが可哀想な子を見る目してる。
うん?いじめじゃない?
イ「咲夜さん」
咲「・・・」
必死に見て見ぬふりをしている。
あ、魔理沙が妖精さん小突き始めた。
うーんなんでこうなった・・・
魔「よーし終わったぜ!帰ろーぜー」
霊「じゃああんただけで帰ったら?」
魔「そっか・・・そういえばあったな・・・」
イ「何忘れてるんですか」
?「あら?そんなところで何をしてるの?」
霊「・・・誰?」
プリズム「「「私達は騒霊、プリズムリバーだ!」」」
咲「そうですか。では。」
リリカ「待て待て待てーい!無視するな!」
イ「どうして僕たちが出会う子たちは全員⑨なんだ・・・」
ルナサ「まあまあ。待ちなさいあなた達。」
魔「お、こいつはレティみたいな感じが!」
メルラン「勝負よ!」
イ「あー。こっちはチルノさんタイプですねー。」
メルラン「あんたたちなんでいちいち小言が多いのよ!」
ルナサ「あーもうムカつく!勝負だ博麗の巫女!」
霊「おー。そういう感じか。」
魔「ま、いいんじゃないか?手間が省けるだろ。」
エ「同感ダ。案内役決定ダナ。」
咲「さっさと蹴散らしていきましょう?」
イ「そうですね!」
ルナサ「ちょ、ちょっとあなた達・・・まあいいわ。もうどうにでもなってあげる。」
エ「.........................アキラメンナヨ」
霊「なんか言った?」
エ「・・・ハア。いヤ何も。」
霊「じゃあ長女は私が。」
咲「チルノタイプは私がもらいますわ。」
エ「ちっコいノは俺が貰ウ」
イ「お、じゃあ今回は僕たちがお留守番かあ。」
魔「そうだな。」
そう言うと、霊夢さんたちは弾幕ごっこを始めた。
イ「なんか、みんなのこういう真面目な弾幕ごっこを見るのは初めてだなあ。」
魔「たしかにそうだな。紅霧異変の時は一が来て終わっちゃったしな。」
霊「ちょっとあんた達!何駄弁ってんのよ!」
魔「・・・と言いつつ押してるじゃねえかよー!」
エ「【糸符 壊壊燦燦】」
ピチューン
あ、三女撃沈。
咲「【幻符 殺人ドール】」
ピチューン
咲夜さんも強いなー。
霊「夢想封印!」
ピチューン
さすが初代王者。
霊「終わったわよー。」
魔「おう霊夢、お疲れさん。」
イ「・・・全員気絶してますけど、これどうやって案内役に?」
霊「あ。」
咲「そのことは」
エ「考えテなカッた」
イ「えっと・・・確か一さんがやってたみたいに・・・こうだ!」
メルラン「イッタ!」
魔「すげえ起きた!」
メルラン「お姉ちゃーん!」
ルナサ「ん・・・ほらやっぱり。だから博麗に喧嘩売るなって言ったのに。」
霊「じゃ、案内、してくれるわよね?」
うーん何だろう。圧がすごいんだぞ・・・☆
プリズム「はい・・・」
そうして僕たちは冥界への道を辿った・・・
---
第十九話「春先異常:第麌面」
---
僕たちは冥界についた。いや、着いてしまったと言ったほうが良いのかもしれない。
そう。僕たちは今永遠亭で治療を受けているのだが・・・・
結論から言うと、冥界の主、幽々子さんによってこの異変は起きていた。
幽々子さんによると、冥界には西行妖という桜があり、それを満開にすると誰かが蘇ることができるのかもしれないと思い春の光を集めて西行妖を満開にしようとしていたらしい。
それを聞いていた時の霊夢さんはとても悲しそうにしていたけど・・・
そう。幽々子さんが起こした異変は解決したのだ。
その時だった・・・「あの人」が来たのは。
霊「急いで桟を呼び戻して!あいつなら殺し合っても生き残れ・・・」
それが霊夢さんが最後に言った言葉。ああ、どうしてこうなったのだろう。
---
--- それはそれは遡ること数時間前 ---
霊「ここが・・・冥界?」
僕たちは春の光が示す所に来ていた。
ここは・・・いかにも死者という感じがする。
っにしても・・・
魔「ああなんかとてもながいながいかいだんだなあ」
魔「箒で飛ぼうか」
咲「私どうしようもないんですけど」
イ「確かに咲夜さん飛べませんでしたね」
咲「はい・・・」
イ「霊夢さn」
霊「乗せないわよ?」
イ「え?」
霊「いや逆になんで乗せると思ったのよ」
エ「こいツソうイえバこういウ奴だったナ」
イ「わ~!この貧乏巫女〜!」
霊「なんですって!?もう一回言ってみなさい!」
イ「だったら咲夜さん乗せてくださいよ〜」
霊「でもめんどくさい」
イ「あ〜。博麗の巫女って言ってもこの程度だったのか〜。」
霊「やってやろうじゃねえかこの野郎!」
エ「慣レてルな。」
イ「そりゃあ結構一緒に暮らしてきたからね。」
咲「あなたみたいな人が敵に回るのが一番怖いですよ。」
エ「人の飼い慣らし方がわかってる奴はな。」
イ「ちょっとなんでエラー口調が真面目になって」
魔「おーい。行くぞー!」
エ「今行ク」
イ「ってちょっとエラー!」
咲「インク様も苦労されるお方なのですね。」
イ「ほんとだよ・・・咲夜さんも行くよ!」
咲「承知いたしました。(この階段を登るの・・・?)」
魔「飛べー!」
a few hours lator
イ「ちょ、待って、魔理沙さん!疲れました・・・」
咲「同じく、疲れました…」
エ「…(とても疲れているご様子)」
霊「私は鍛錬しているから問題ないのだけれど・・・」
魔「なんだよお前ら、その程度か?」
霊・咲・イ・エ「空飛んでるやつが言うな」
魔「な、なんでそんなに私に敵意が向けられてるのぜ?」
霊「夢想封印!」
ドォォォォォォォォォォォォン
イ「スッキリしたね。」
エ「お前もモうツッコミを放棄しダしタナ。」
イ「もうあの人と桟さんだけはツッコミが追いつきません・・・」
咲「そういえばあの人からも連絡がないのでしょう?大丈夫でしょうか?」
霊「大丈夫でしょ。あいつならまず死なないし。」
終わったのだろうか。霊夢さんがスタスタと戻ってくる。
にしても桟さんは大丈夫だとして、紫さんは本当に大丈夫だろうか。
霊夢さん曰く冬眠をする時期があるらしいが、それにしても長すぎないか?
本当だったらもう春真っ只中の時期なのに。
それに彼も・・・エラーによるとクロスの時間軸から存在が消えたらしい。
本当に何もしていないのだろうか。
それに霊夢さんの発言。「本人の前で噂話は良くない。」というアレ。
それに・・・考えれば色々と出てくる。
そんなことを考えていると・・
霊「おーいインク、行くわよ?」
イ「あっはい!すぐ行きます!」
駄目だ。考えるのはあとにしよう。
そうして僕は霊夢さんのあとに着いていき・・・
舗装された道のようなところに到着した。
と同時に、霊夢さんの前には刀が、霊夢さんはお祓い棒で防いでいた。
霊「幻想郷には弾幕ごっこという決闘様式があるはずだけど?」
霊夢さんの声にかなり怒りが含まれている。やばい。ガチギレモードだ。
?「これはすみませんでした。一度博麗の巫女がどの程度なのか調べたかったもので。」
霊「この程度でやられたら博麗の巫女なんてやってられないわよ。」
妖「確かにそうですね。申し訳ありません。」
霊「で?あんた誰よ。」
妖「私の名前は妖夢です、ここ白玉楼の庭師をやっております。」
霊「そう。もう一度聞くけど、あんた弾幕ごっこは分かるのよね?」
妖「はい、分かります。」
霊「それじゃあ、」
妖「勝負!」
ガキィン
始まった。じゃあ僕はこの時間を使って色々と考えることにしよう。
まず考えるべきはあの人の存在。以前にも問題を起こしてタイムラインを崩壊させた。
その時に被害にあったのがPルートの本家。
あの人の命令によってクロス以外のXは総動員される。X全員が出てくるならばエピックでも敵うかどうか怪しい人材だ。
そこで出しておきたいのが|Godverse《神々》の存在なのだが・・・
やっぱりあの人たちがそう易易と協力してくれるわけないしなぁ・・・
それに今連絡が取れていない桟さんだ。能力暴走の調査にここまでの時間がかかることがあるだろうか?だがそれよりも今一番大事なのは紫さんだ。幻想郷の維持に関わる異変なのにもかかわらず全く顔を見せないし、式神の八雲藍さんとも連絡がつかないと言うし・・・霊夢さんは大丈夫だと言っているけれど、僕は何かあったに違いないと思っている。
それと・・・詳しく考える暇がなかった霊夢さんの「本人の前で噂話はしない方がいい」という言葉。どういうことだ?あの場に桟さんと同じく化物がいたのか?そして霊夢さんがその気配に気づいているって・・・ああもう整理がつかない!とりあえず霊夢さんの件は後回しだ。後々霊夢さんに聞けばいい。僕は・・・この異変にもう一つの異常が関わっている気がする。と、そんなことを考えていたらいつの間にか終わったようだ。
霊「終わったわよー。」
妖「負けました・・・」
結果は霊夢さんの圧勝だったらしい。
手加減なしとかこの貧乏巫女怖いですね。
霊「何か言った?」
イ「いいえ何も。」
霊「博麗の巫女の勘で何となくわかるんだけど。」
イ「すごいな博麗の勘。」
と、そんな軽口を交わした瞬間、猛烈な嫌な気配が僕たちを襲った。
霊「・・・来るわね。」
魔「ああ。」
咲「やはりこうなりましたか・・・」
エ「強そウダな。」
イ「あの人が・・・」
霊「元凶よ!」
そうして、突然と戦いが始まった・・・
?「・・・私が出る事態にならなければいいけど。」
---
第二十話「春先異常:第蜈ュ面」
---
エ「あレが元凶?」
霊「そう、名前は聞いたことあるわ。冥界の主、西行寺幽々子。」
幽「あら、人のいない所で噂話とは良くないわね。」
霊「本人のいる所での噂話のほうが良くないでしょ。」
幽「そういうものなのかしら?」
霊「まあいいわ。この春が来ない異変の元凶はあんた?」
幽「そうみたいね。」
霊「何よその曖昧な答えは。」
幽「いいえ、ただ私は妖夢に任せていたもの。状況を把握していないだけよ。」
霊「まあいいわ。あんたが元凶なのね?じゃあ退治するまでよ!」
幽「来なさい、博麗の巫女。力の差を教えてあげる。」
霊「それはこっちのセリフ、よ!」
結界が展開された。始まったようだ。ちなみに僕は端っこの方で呆然としている。まあ先程の戦いで考え尽くしたというのもあるが、二人の出す弾幕が美しいのだ。流石初代弾幕ごっこ王者と紫さんの知り合い。やっぱり僕じゃ叶わない。だから僕はこの戦いに参戦しないことにしたのだが…
魔「行ってくるぜ!マスター・・・・・・・・スパァァァァァァァァク!」
イ「行ってらっしゃいです〜」
エ「卑怯ダナ」
咲「これ私がついてきた意味ありましたか・・?」
イ「あったと思いますよ?」
咲「でも今のところ私階段上って足痛めたくらいしかやってないんですが…」
イ「確かに。」
エ「帰るカ。」
イ「そうだね。」
咲「あとは解決組いれば解決しそうですしね。」
イ「帰りましょうか。」
魔「ちょっ、おい!」
霊「ちょっ、あんたら何帰ろうとしてんのよ!」
幽「あらあら、戦闘中によそ見はだめよ?博麗さん。」
霊「うっさいわぁ!黙っとれ!夢想封印!」
幽「や〜ら〜れ〜た〜」
霊「しっかしあんた、よくこんな異変実現できたわね。」
幽「妖夢のおかげよ。彼女がいなかったら異変を起こそうとすることすら難しかったわ。」
霊「さて、そろそろ帰るわよ。早くお茶が飲みたい…」
魔「ババアかよ」
霊「あん?」
魔「よし帰ってお茶飲もうぜ」
…うん。終わったみたい。この異変はやっぱり面白半分ってことかな?攻撃に明確な殺意がなかった。・・・終わらない気がする。なにか、嫌な予感がした。そして数秒後には…
霊「っ!?」
魔「何だよ、お前…!」
--- 魔「こんなとこにいたのかよ!」 ---
物陰から…
?「はぁ・・・やっぱり私が出るのか…」
---
第二十一話「春先異常:第2375”%$48&8765&'()&&0)')%&(%&&’」
---
魔「こんな所にいたのかよ‥!」
--- 魔「紫!!!!」 ---
■「あら、そんなに驚くことかしら?」
魔「驚くことって、お前!何ヶ月も音信不通だったんだぞ!?」
■「そうかしら?」
魔「そうかしらって‥とにかく、帰るぞ。」
霊「帰ったら断食10日の刑」
■「ちょっとぉ〜!?」
イ「…とにかく、無事解決したことですし帰りますか。」
エ「ツカレタナー」
咲「アシガイタイナー」
■「なーんて、ね♥」
その瞬間、魔理沙さんに槍が放たれた。ザシュッと聞きたくもない音がすれば、発する言葉もないまま倒れてしまった。‥腹部から血を流しながら。
霊「…は?」
イ「!?」
霊「なんで・・・魔理沙・・・」
咲「時符【パーフェクトスクウェア】」
※時間が止まる。その中でメイドは一人考える…
咲「(どういうこと…?紫様は音信不通じゃなかったの?いきなり現れて仲間に攻撃…しかも、弾幕ではない。本当に「人を殺す」攻撃だった。今までのあの人とはまた違った不気味さがある…今考えられる可能性としては1.誰かに操られている。2.単純に何かあっておかしくなった3.乗っ取られている。ですね。1と3の違いはというと、1はまだ抗える可能性があります。紫様本人の意志が残っていますし、魔力の出力も本人が制御してくれるはずでしょう。ただ・・・乗っ取られたとなると話は変わってきます。もう紫様本人の意識はなく、完全に紫様の能力をフルに使える敵、ということになってしまいます。正直1が一番楽なのですが…)ッ!!」
※そして時は動き出す
■「へぇ…一人だけ対応できてるのがいるじゃないの。レミリアスカーレットは優秀なメイドを持ったわね。」
咲「…えぇ、まあ。」
そう言いつつも咲夜さんは一人だけナイフを飛ばし続けている。やばい、僕も加勢しないと・・・と、そう思った瞬間、とんでもない速度で霊夢さんが飛んでいった。勿論やられたわけではない、むしろその逆である。
霊「どうして?どうして?何で魔理沙を刺したの?それも・・弾幕じゃなかったじゃない!!」
やっぱり弾幕ルールの生みの親だけあって相当怒ってらっしゃるな…いや、親友を刺されたんだ。怒らないほうがおかしいか・・・そして霊夢さんは隅に結界を張り、「何かあったら誰かをこの結界内に入れて。守れるわ」と言い離れていった。
■「どうして・・・って?計画に邪魔だったから、じゃ駄目かしら?」
霊「ッ!…駄目にッ…決まってるじゃない!!」
■「計画を遂行するためならどんな犠牲も厭わない・・・ってね。」
霊「何よ・・・桟の真似事して楽しいわけ?」
■「別に?私は彼と思考が同じなだけよ。」
霊「嘘ね…あいつとあんたは違う。」
■「あら、そうかしら?」
・・・入る隙がない。それは当然というべきか必然というべきか、やはり弾幕ごっこ最強のふたりの弾幕・・・いや、戦闘に入る隙があるはずもなく、僕はただその場で呆然としてその状況を見ているだけだった。特に考えていたことはなにもない。いや、考えることができなかったという方が正常だろう。これもまた当然で、僕には元々感情が正常に備わっていない。それに加えて予想外の事態が目の前で何回も起こっているのだ。冷静に状況を判断できる方がすごいと言えるだろう。そんな事を考えていると…
咲「ウッ!?」
ナイフが飛ぶ、赤が見える。その一瞬で、咲夜さんから聞こえる音はピタリとなくなった。
■「あらあら、私にばかり集中しているとお仲間がどんどん死んでいくわよ?」
霊「・・・ッ!お前!!」
■「珍しいじゃない。貴女がここまで声を張り上げるなんて。」
霊「当然でしょ・・・仲間を殺されて!!」
咲「勝手に…殺さないでくだ…さい」
霊「生きてたのね!」
…まあ生きてはいたが、おそらく重症。動くことはできない。そう察した僕は・・・
イ「エラー!手伝って!」
エ「仕方無えナ…」
咲「ちょっ!?」
担いで霊夢さんが貼った結界内に入れた。すると…
霊「危ない!」
エ「!!」
バシュッ、と音がする。なにか黒い物体がエラーの腹に突き刺さる。僕の目の前でエラーが倒れる。どんどん仲間がやられていく。しかも一人は僕のせいで…
霊「あんた・・・そんなにゲスだったっけ?」
■「何?まだ気づいてないの?私は紫じゃないわよ?」
霊「!?」
■「ったく、博麗の巫女は他者に関心がないから鈍感だとは言われていたけど・・・本当だったみたいね。」
霊「じゃあ…あんたは誰よ!!」
■「✋︎ ✌︎💣︎ ✠︎ ☝︎✌︎💧︎❄︎☜︎☼︎📬︎」
イ「…」
エ「ヤ…ッパ……リな。」
霊「もう・・・何回か聞いたことあるけど何なのこの声!?」
エ「薄々…感づイてハイた…そう…」
イ「X Gaster。」
■「✡︎⚐︎😐︎🕆︎🕈︎✌︎😐︎✌︎❄︎❄︎✌︎☠︎☜︎」
イ「よく分かったなも何も…その計画の狡猾性まで全部同じだからね。」
霊「一人だけ状況について行けてないけど…とりあえずこいつを倒せばいいわけね!?」
イ「そういうこと。」
霊「じゃあ・・・」
--- 霊「ここからは弾幕勝負じゃない‥本物の戦闘よ!」 ---
?「・・・お取り込み中みたいだけどちょっといい?」
僕の目の前には・・・見たことある人がいて。僕はその光景を見て驚愕していた―――
---
第二十二話「春先異常:終幕①」
---
時は遡りとある日の一幕
桟「戦闘訓練だぁ?」
イ「は、はい…駄目ですかね」
今僕等は、とてつもない形相をしている桟さんの前で正座させられていた。ここは桟さんの屋敷だそうなのだが、今僕等は庭にいる。しかし庭が石を敷き詰めてあるタイプから正座って超痛い……‥!
桟「・・・なんで俺がそんなことしなくちゃいけないんだよ」
イ「えっと・・・なんと・・・・なく?」
桟「何で疑問形なんだよそしてなんとなくで俺の稽古を受けに来るなよ」
イ「いや…霊夢さんに聞いてみたら桟のとこ行ってくれば?いい感じにしてくれるよって聞いたもので」
桟「美容師か俺は」
イ「ビヨ・・・・・・ウシ?新種の牛ですか?」
桟「うん、気にしないでいいからな」
イ「そうですか…」
エ「デ?結局訓練ハ受けれルのカ?」
桟「さぁねぇ。少なくともお前みたいに頼み方が下手っぴな奴には教えるこた無えけどな」
エ「チッ」
桟「…まあ真面目な話をすると種目にもよるな」
エ「しゅ」
イ「種目ですか?」
エ「割って入るな」
桟「そ。例えば弾幕ごっこに関しては俺より霊夢のほうが手っ取り早い。何せ開発者だからな。他にも他種族の訓練だったら紅魔館に行ったり。あそこは変なのがうじゃうじゃいるからな。人には得手不得手がある。その人に合った訓練をするのも幹部の仕事さ」
イ「幹部?」
桟「あーうん。馬鹿でも分かるように説明するとな、幻想郷にはランク制度があるんだよ。つーか立場的なものだな。主に【コモン】【主従】【重複】【幹部】に分けられる。その【幹部】級の奴らで数ヶ月に一度集まって会議を行うんだ。前回の会議は30日前。つまりある程度紅霧異変の収集が付き始めた所での報告だな。例えば紫は議長。まあこれも特別な役職だがみんなをまとめる立場だ。霊夢も幹部級。博麗の巫女として結構な発言権と決定権を握っている。あー俺は【特例】だ。会議にも堂々と漫画読みながら参加してるぞ」
エ「ソレでいいノか最強‥」
桟「話を戻すぞ、その幹部級‥まあ行って10人程度だろ。得意不得意を分割して道場的な感じで弟子を雇ってるんだ。あ、霊夢はやってない。そういうの苦手なタイプだしな。魔理沙は単純な瞬発火力担当、レミリアは特殊種族経験担当、とかな。で?結局お前らがやりたいのは?」
イ・エ「実戦」
桟「なんでピンポイントで俺の担当を突いてくるんだよふざけんな」
イ「ということでお願いします!!」
エ「オネガイシマスーー」
桟「…はぁったく、しょーがねえな。じゃあ…訓練をつけてやる」
イ「やった!よろしくおねがいしま……」
ゴンッ
桟「戦闘では常に気を抜くな、その一瞬で命はむしり取られるぞ」
その言葉を最後に、僕の意識は闇へと落ちて行った。
最後まで考えていたことは…「こんなのが一週間も続くのか…」だった。
---
イ「……ん?」
桟「起きるのが遅い、何分経ったと思ってるんださっさと起きろ」
イ「ちなみに何分…?」
桟「5分だ」
イ「そ、そのくらい‥」
桟「俺が相手だったら10秒も隙を見せたら死ぬぞ?あっちの黒いのは多少戦闘慣れしているようだったな、今は俺の分身と戦ってるぞ。ほら、お前も平和ボケしてないでさっさと外でろ」
イ「ちょ、待ってください、引き摺らないでってアァーーーーー」
ドサッ
エ「フン、遅かっt」ドゴォ
桟「戦闘中のよそ見は減点だな。まずはお前らのその仲の悪さをどうにかしないといけない」
イ「こ、こればっかりは無理ですよ。昔から僕とエラーは仲が」
桟「どうしてだ?」
イ「それは…‥」
桟「人に堂々と言えない時点でアウト!それに今そこまで仲が悪くない様子を見るに今この状況じゃその原因となる何かが双方行えない状況にあるんだろ?だったら良いじゃねえかそれで」
イ「まあそれは…」
桟「はい!これ以上話してても時間の無駄だよー?じゃあまず小手調べに俺と組手してみろ」
イ・エ「はぁ!?」
桟「何だ、そんなに驚くことか?稽古をつけてほしいって言ったのはお前らだろ」
イ「それはそうなんですけど…勝てる気しないし」
桟「なんで最初っから勝つ気でいるんだよ馬鹿か。小手調べって言ってるだろ?軽くお前らの実力を見るんだよ。」
エ「それ二俺等はあマり接近戦ガ得意じゃナイ」
桟「じゃあ尚更強化すべきだ。できないことからいつまでも目を背けて逃げ続けているだけじゃ意味なんてないぞ?その時点で俺に懐に潜り込まれたら終わりですと言ってるようなもんじゃないか。言葉は慎重に選べ」
イ「でも」
桟「でもじゃない。そうやってゴネてるだけじゃいつまで経っても強くならないぞ。良いのか?
イ・エ「…‥良くない!」
桟「分かったらさっさと位置につけ。いつでも掛かってきて良いぞ」
パコン
一風変わった指パッチンの音が鳴れば、世界はいつの間にか月のような所になっていた。
桟「ああ、大丈夫だぞ。見た目は月だがしっかり重力はある。流石に引力とかいう狡い真似はしないからな」
イ「そのくらい、分かってます、よ!!」
懐に入り込む。そのまま飛びかかって上からの筆攻撃。僕の筆による攻撃が入る。・・・・・・・・・・・と思っていた。
桟「細い、甘い。その攻撃手段をなくしたらどうするつもりだ?」
パキ
そんなか細い音が聞こえれば、僕の筆は真っ二つに割れていた。
ピン
瞬きの間に糸が張られる。大丈夫だ、エラーの糸は魔法でさえも壊せない…
イ「え?」
桟「そういうフラグを立てるからこうなるんだよ」
瞬間、ピンと張られていたはずの糸はゆるゆるになっており、とても人を拘束できる状態ではなかった。
桟「あと、戦闘中の3秒以上の滞空は危険だ。俺に筆を折られた時点で何故引かなかった?」
イ「えっ」
ドゴッ、という鈍い音が響き渡ると同時に僕の中で何かが折れた音がした。そのまま僕は吹っ飛ばされ…轟音を響かせながら壁と思わしき場所に着弾する。
桟「まずお前ら骨って時点でなぁ…耐久がなぁ‥…分かるか?所謂初期ステータスが違いすぎるんだ。鉄骨兵とお前ら、基礎防御力だと間違いなく鉄骨兵に軍配が上がる。まず装備をどうにかしないとなぁ…いや、無理か。じゃあ…お前らに今足りていないものは何かわかるか?」
イ「…?」
桟「必殺技だ」
エ「…スペルカード、ジャナイノカ?」
桟「あー語弊があったな、正確には【切り札】がないんだ。霊夢の無想転生、魔理沙のマスパ、レミリアの不夜城レッドとかあの槍とか。最後の奥の手ーーーみたいなのがないんだよお前らには」
イ「言われてみれば確かに…」
桟「だからお前らに一週間で体得してもらうものは……」
--- 必殺技だっ!!! ---
イ「…と言っても、僕達考えることなんてないんですが」
桟「大丈夫大丈夫、俺が考えておくから、適当にいじって使ってよ。自己流とかオリジナルとかはその後ね」
---
探せ、特訓の成果を、導け、自分だけの必殺技を―――!
闇「…お取り込み中みたいだけどちょっと良い?」
イ「ぎょっ…」
霊・イ・エ「暁暗!?」
霊・イ・エ「え、何で(あんた/霊夢さん/お前)が暁暗のこと知ってる(のよ/んですか/んだよ)」
闇「アハハ…」
言葉の表面上では笑っているものの顔や声色は全く笑っていない、いや無表情の暁暗は語る。この人は常闇 暁暗。僕が知っている中でも相当の実力の持ち主。周りには無数の能面が漂っており、腰には刀が携えられている。その刀が…
黒「久しぶりやなぁ、創造主はん」
喋るのである。最初の方はどんなに驚愕したことか。
こいつも表面上ではこうだが、内心結構仲が悪かったりする。
闇「…まあいいよ。下がってて、インク。ここからは私がやる」
イ「それってどういう」
闇「見えてない?あの桜、とてつもない妖気を発してるよ」
言われてようやくわかった。少し前に軽く幽々子さんが言っていた桜。あれは妖怪だったのか!
闇「…とも言ってられなさそうだけどね」
霊「くっ!はっ!」
霊夢さんも苦戦している。先程まで私達と喋りながら戦っていたのだ。もう余裕がないのだろう。口数も減ってきている。
霊「無想転生!!!」
闇「霊夢の最終奥義だ。少しは時間が稼げるね」
霊夢さんの周囲の空気が浮き、霊夢さん自体もこの世から「浮いている」気がした。その奥義を発動している間に言った言葉が、霊夢さんの最後の言葉になった。
霊「急いで桟を呼び戻して!あいつならきっと勝て―――」
グシャッ
紫「戦闘中に余所見なんて、感心しないわね」
霊「何で触れられるの‥?それに‥その体を、その声を!使うな……よ・・・・・・・・・・・」
ドォン!!
奴の蹴りが彼女の腹に命中。霊夢さんはものすごいスピードで吹っ飛ばされ、壁に叩きつけられた。
イ「霊夢さん!」
闇「あれは大丈夫、気絶だよ。それよりも…状況がまずいことになってきた」
桜「グォォォォオ!!!」
紫≠X「フフフ・・・」
X「これで2対2になりましたね?」
イ「駄目だ、エラーはもう戦えない。本当に2対2になっちゃった…」
闇「…」
イ「どうしよう…誰か、応援を呼ばないと」
僕が駆けだそうとしたその瞬間、結界のようなものが貼られた音がした。
X「逃がすとでも?」
闇「どうやら…本格的に戦わないといけないらしいね」
---
第二十三話「春先異常:終幕ー弐ー」
---
状況を整理しよう。
前方にはキラキラと輝く桜。それもとんでもない妖気を発している桜だ。あれと戦うには少なくとも僕程度じゃ無理だ。
次にあの男。アレも結構な厄介者であり、僕とエラーでやっと倒せるかもしれないレベルだ。
対してこちらは二人。いや喋る刀も含めれば実質3人なわけだが。
桜は暁暗に任せるとして…どうしたものか、あの男をどう追払えばいいのかわからない。
器が違うとはいえ相手は相当の……ん?”器が違う”?
だとしたら…
イ「暁暗、ちょっと考えたことがあるんだけど…」
手短に作戦を告げる。彼女もそれには納得してくれたようで、
闇「なるほど、これで一応耐えしのげるのか…」
イ「どう?できそう?」
闇「私は大丈夫だけど。インクは出来る?」
イ「これでも創造主の端くれだからね‥出来ないことはないと思う。」
闇「それじゃ決まり。その作戦で決定ね」
…前に、桟さんから聞いたことがあった。
この幻想郷を造った創造者の一人。
紫さんと同じく、この幻想郷を飛び回れる存在を―――
X「フム、作戦会議は終わりましたか?」
イ「うるさいな…他所の世界にまで口出ししないでよ」
・・・僕の役割はあくまで時間稼ぎ。
あの人が来るまでの・・・
---
何時間、経っただろうか。
何回、筆と骨を振るっただろうか。
あと何時間、これを続ければいいのだろうか。
僕の体は、疲弊という言葉なんかでは表せないほど疲れ切っていた。
闇「ハァ、ハァ…」
暁暗もだいぶ疲れている。一応優勢なようだが、時間による疲労が溜まってきているようだ。
いつになったら到着するのだろう。
いや、そもそもとして到着するのか?
そんなことを思いながら、一回、また一回と筆を振る。
ただし疲れ切った僕の攻撃は、まだ少しの疲弊しか溜まっていない相手には簡単にいなされてしまい…
イ「グハッ」
鈍い音が鳴ったかと思えば、腹部に強烈な蹴りが入っていた。
『やっぱ防御力だな。紙装甲すぎるだろお前ら』
頭の中で桟さんの言葉が反響する。やっぱり的確な所をついてくる。
―――もう、諦めるのか?―――
頭の中で自問する。それに答えるものなどいないというのに。
―――生きる意味って、何?―――
答えが出るはずのない質問を、自分に振りかける。
―――このまま、救いを待つだけなのか―――
蹴りを受けながらそう思った瞬間に、自分の中の[ナニカ]がぷつりと音を立てて切れた。
イ「…違うだろ」
蹴りにふっとばされたが、ゆらゆらと立ち上がる。
イ「救いを待つんじゃない。生きる意味なんて考えちゃいない。でも、それでも…」
イ「自分の周りの人くらい、自分で救いたい」
『あなたの体にもいずれ能力が発言するわ。それまではその生まれ持った能力で戦うことになるでしょうけど。』
博麗霊夢の言葉が脳内で流れる。
目。しっかりと生気を保ち、投資を宿した彼の目が、煌びやかに光る。
感情の入った赤色の瓶を、「パリン」と割る。
そして発動する。自ずと使い方を理解した「能力」を。
イ「|浄化《スペルバブル》」
あたり一体が光源に包まれる。
誰もが目を瞑り、その光を受ける。
目が光に慣れ、よく見え始めた頃には―――
X gasterの気配は消え、気絶した紫が横たわっていた。
それと同時に、パリンとガラスが割れるような音がした。結界が解けたようだ。
そして―――
闇「木には炎を。鬼符『火遁・青火烈火』」
燃え盛る桜を見て安心した。
暁暗の方も終わったようだ。作戦通りには行かなかったけど―――
イ「作戦以上の結果にはなりましたね」
そう呟き、僕の意識は切れた。
---
第二十四話(第1期最終話)「終幕ー幹部会議ー」
---
目を開けると、知らない天井。
イ「…あれ?」
?「あ、起きた起きた。」
イ「‥あの・・・?」
?「ああ、ちょっと待っててくれ、今主治医呼んでくるから。」
そう言うと、もんぺを着た少女はどこかへ走り去っていった。
ふと隣を見ると、傷ついたエラーがベッドに横たわっていた。
そのまた隣を見れば、霊夢や魔理沙、妖夢の姿もある。
?「入るわよ?」
イ「あ、はーい」
?「永琳、そんな気が知れた友達みたいな感じで言わなくても…」
?「逆にどうやって言えばいいっていうのよ」
ガラガラと戸を開け入ってきたのは、永琳と呼ばれる女性。と、さっきのもんぺ少女だ。
?「フム、状態は快方に向かっているわね。この調子だともうすぐ全員目覚めるでしょう。妹紅、食事の準備をお願い。」
?「何で私が…てゐじゃ駄目なのか?」
?「あの子だと料理に何入れるかわかったもんじゃないでしょ…あんたもたまには働きなさい」
?「ちぇっ、分かったよ‥あ、そこの骨君。私は妹紅。藤原妹紅だ。よろしくな!」
イ「よ、よろしくお願いします‥」
?「私は八意永琳。よろしくね」
イ「よろしくお願いします!」
永「ほら、分かったらさっさと準備して頂戴!」
妹「分かった分かった、そう急かすなよ…」
妹紅さんは頭を掻きながら扉を出ていった。食事の準備をしてくれるそうだ。
すると、続々とみんなが起き始めた。
エ「…終ヷっタノか?」
霊「あれ‥生きてる」
魔「そんな縁起でもないこと…」
あれ、そういえば…
イ「永琳さん、暁暗がどこにいるか分かりますか?」
永「ああ、あの子なら一番に起きて何処かへ行ってしまったわよ。怪我も完治していたし、素直に返したけど。」
イ「そうですか‥」
霊「ま、とりあえず今は全員生きて帰れたことを喜びましょうよ!」
魔「そうだな!」
永「全員生きて帰れた‥ねぇ。悪いけど、一名生きて帰れてないわ。」
霊「え?」
魔「霊夢と、私と、インクとエラーと…」
イ「…あれ?咲夜さんは?」
---
その頃一方、スキマにて。
紫「これより、幻想郷特別緊急会議を始めます。議題は皆様もよくご存知の【春先異常】です」
神「それで?単刀直入に聞くが、霊夢に魔理沙という主要幹部の欠席と、尚且つアンタの失態、それに特幹の不在の中でどうやって会議をするってんだい?」
紫「取り敢えず今回は状況確認。貴女の言う通り霊夢もいないし、特別幹部の桟も不在だと話にならないから。それに…」
紫の視線が紅魔館当主・レミリアスカーレットへと向く。
彼女が言わんとすることは、彼女が言葉を発するまでもなくその場の全員が理解していた。
紫「彼女にもこんな状況だというのに来てもらっているし、情報の共有と確認をしなきゃならないと思ってね。」
紅魔館当主は何も話さない。話す気力すらもない。
それはそうだ。なぜなら―――
--- 十六夜の月明かりが輝くことは、もうないのだから。 ---
---
暗い、暗い、水の中にいるような感触だった。
その中で必死にもがき続けて、一つの光を見つけた。
その光を手に取った。するとそこは、
慣れ親しんだ風景だった。
はい。最後の人誰でしょねー。
字数は27794文字!圧巻べーですね。
じゃあ次は第二期へレッツラゴー!
少女と骨の幻想戦争 番外編【タイムログ:一 桟】
桟の無双パートの始まりです。強さの一面が見れるかもね。
ぶっちゃけ今回は「はぁ?」ってなると思う。
完全に桟の伏線回だから。
伏線回だからアレ無しだぜ。私が言うときの「アレ」はまあアレしかないでしょ。
前回は「サイドストーリー」。
今回は「タイムログ」。
前は霊夢の視点で「もう一つの物語」を展開していったけど、今回は桟の物語を第三者視点で「遡っていく」からタイムログなんだよね。
まあ要らん知識を押し付けた所で…レッツラゴー!
少女と骨の幻想戦争 番外編【タイムログ:一 桟】
---
「うっえー。気色悪。こんな光景見たくないんですけど。」
『それを鎮火するのがお前の役目だ。我儘言うなよ』
「いや‥だって調査しようと地上に戻ってきてすぐこんなの見せられてもさぁ…」
男は一人で話していた。
今の地上はまさに「地獄」と呼ぶに差し支えないものだった。
そこかしこに「異常気象」が発生しているのだ。
右を見れば炎が燃え盛り、その300m左を見ると極寒の地が広がっている。
視点を斜め前にすれば土地は砂に埋れ、そのまた左を向けば暴風が荒れ狂っている。
幻想郷の外の世界、その地獄を見て一言…
「さて、始めよう………………」
あるものは咽び泣き、あるものは逃げ惑い、あるものは冷静に状況を分析しようとする。
そんな地獄の中、男は一人…いや、一人のような二人で嗤う。
--- 「『蹂躙を』」 ---
そこから先の展開は予想できるようなものではなかった。
男が手を横に凪ぐ。すると荒れ狂っていたはずの暴風は止まり、同時に人々も動きを止めた。
まるで時が止まったかのように。
いや、これは…本当に時が止まっているのか?
それは誰にもわからない。誰にも認識できやしない。証明なんてもっての外だ。
誰にも制御できない本物の「暴風」は、動きを止めた周囲の中を優雅に歩く。
男が立ち止まり、もう一度縦に手を凪ぐと、人々も動き始めた。
男は炎の前に立ちふさがり、逃げ惑う人々を視界の端に捉えると呪文を放つ。
「リジェネクト」
するとどうだろう。突如として男の右目が眩い光を帯び、一瞬視界が見えなくなるほどの閃光がほとばしったかと思うと――――
目を開ければ、周りを覆っていた地獄のような炎は跡形もなく消え去っていた。
誰もが、一瞬状況の理解を諦める。
そして僅かな間が空いた後、男に覆いかぶさったのは賞賛の声。
上から目線の言葉もあれば、男を神として崇めるような仕草、中には畏怖の目や声も混じっている。
そういった言葉に頭を悩ませながら、災害の対処を次々と行っていく。
どうやら災害が起こっていたのはこの範囲のみだったらしく、男はそれが自分を足止めさせるための罠だと気付く。
男は焦った。もしかしたら幻想郷でなにかが起こっているのではあるまいかと。
急ごうとする男を塞ぐがごとく、災害を引き起こしていた原因であろう四種類の龍が出現する。
嗚呼、面倒くさい…
男の機嫌を損ねた龍の結末は…語るまでもないだろう。
「穿て 断花」
ジャキンなどという漫画であるような気持ちの良い音ではなかった。
ザクッ、ザクッ、ザグッ。
ビスケットを噛むような音を立てて、鱗ごと日本刀が龍の首を穿つ。
ゴトンという音と共に落ちた首は、音からもその首の重さと硬さが予想できるだろう。
刀を鞘に納めると、男は帰ろうとしていた。
胸騒ぎがする、と男は柄にもなく焦っていた。
|幻想郷《向こう》でなにが起こっているのか、確かめるため。
|外の世界《こっち》で何が起こっていたのか、伝えるため。
ゲートを開きさっさと帰ろうとしていた所に、一つの声が掛けられる。
「よう坊主…久しぶりだな?」
聞くはずのないと思っていたその声。
もう聞くこともないと、記憶から消そうとしていたその声。
皆から慕われ、どこまでも|他人《ヒト》想いだったその声が。
今、自分の後ろで確かにしたのだ。
男は目を見開き、後ろを振り返り、言葉を放つ。
「何故貴方が…※※※※※※んですか?」
---
男は憤っていた。
自分を弄んだその元凶に。
男は自分を足止めさせられるほどのものは用意できない、とそう踏んでいた。
たとえ用意できたとしても、精々5分で片がつくだろう、と。
違った。
早1時間も足止めさせられた。
「ここまでするか…|黒幕《科学者》!!!!!!」
黒幕についてはある程度分かっていた。
だからこそ、降り注ぐ雨の中でその名を叫ぶ。
自身の足元に倒れる声の人物に向かって。
「待ってろよ…俺をここまで怒らせたことを後悔させてやる。」
--- 「|科学者《ガスター》!!!」 ---
男は叫ぶと足早にゲートを開き、幻想郷へと帰還する。
そこに広がっていたのは―――
--- 動乱と殺し合いに塗れる、かつてとは程遠い幻想郷。 ---
男は歯ぎしりをし、刀を抜く。
「手遅れか‥」
分かりながら、彼は権能を発動する。
「断花 零式… |時祇《トキガミ》」
荒れ狂っていた幻想郷は、一瞬にして元通りになる。
「何が違ったのか、俺の目の届かないところで何が起こっていたのか。観察しようじゃないか…」
--- 「ココに降る、天災を。」 ---
如何でしたでしょうか。
これも自分では書いてて「やっぱ分かりずれぇなあ」と思っております。
しょうがないね。だってこれ情壊記の一幕だから…うん()
それをかみしても分かりづれえよ。
…けども、まあ桟の過去編が上がってると思うんで。
桟が大きく動揺した謎の声、その正体は誰なのか。
結論を知るにはまだ早いのじゃ〜
ではではっ!