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君には好きな人がいて 、 俺にも好きな人がいる 。
俺の好きは絶対届かないってわかってる 。
そんな中現れたのは 、
「もう1人」の好きな人でした 。
短いっすね(
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「 あ 、 翔太 早いね 」
翔太「 まぁ俺が呼んだし 」
「 まぁそっか笑 」
「 で 、 用件なに? 」
翔太「 相談なんだけど 」
あぁ 、 恋愛相談なんだろうな 。
翔太「 … 恋愛について 、 なんだけどさ 」
俺は 、 翔太のことが好きだ 。
翔太「 … 」
「 翔太の奢りね 」
翔太「 は!? 笑 」
「 ほら 、 早く行こ 」
店に入るなり 、 ビールを頼む君 。
翔太「 てんちょーさん 、 ビール二つ 」
翔太「 個室使うね 」
翔太「 で 、 早速いい? 」(ゴクッ
綺麗な喉仏を鳴らして 、 ビールを飲み干す君 。
俺だって 好きな人の恋愛相談なんか 素面じゃ聞けなくて 、 ビールをあおった 。
「 なに? 」
翔太「 … 俺の好きな人さ 、 男なんだよね 」
一瞬期待はした 。
翔太「 後輩 … ジュニアの子なんだけど 、 」
「 へぇ 」
翔太「 … 涼太は 、 そーゆーの無理? 」
「 んーん 、 いいんじゃない 」
翔太「 … まぁその子のことなんだけど 」
「 翔太のことだし 、 やればいけるでしょ 」
翔太「 、 なに 、 怒ってんの? 」
「 怒ってない 、 本気でそう思ってるよ 」
翔太「 ふーん 、 そ 」
そう安心したように笑う君 。
翔太「 あ 、 でも俺 料理できねえわ 、 」
「 その子に作って貰えばいいでしょ 」
翔太「 えー 、 できんのかなぁ … 」
絶対叶わないなんてわかってる 。
しばらくしたあと
「 なに 、 また? 」
翔太「 ごめん 」
「 いいよ 、 付き合えたんでしょ? 」
翔太「 本当になんでもわかんだな 、 」
翔太「 うん 、 付き合えた 」
「 ふーん … よかったじゃん 」
翔太「 でさ 、 その子 涼太並みに飯作んのうめえの 」
このタイミングでの涼太呼びに 、 胸が苦しくなる 。
「 へー 、 だいぶだね 」
翔太「 まーでも 涼太の方が上だけどな 」
「 よかったじゃん 」
翔太「 ん 、 笑 」
「 てか ただの惚気? 」
「 じゃあまた翔太の奢りで 、 高いの食べよー 」
翔太「 うわっ 、性格悪りぃ 」
「 それだけのために呼び出された俺の身にもなって 笑 」
だいぶ展開急ですねん