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目次
神々の試作品
ぐだぐだなのはごめんなさい
ピピピ、ピピピ
リズミカルに音を刻む目覚まし時計。
うるさい。とにかくうるさいのだ。
「あ“ー…ねむ」
モゾモゾしながらゆっくりと起きる。
突然だが、
私は我ながら顔はいい方だと思う。
別に、自慢がしたいわけでもない。
世の中、大体顔なのだ。
さて、
顔を洗い終わり、朝ごはんを作りに行こうとキッチンに行こうとしていた時だ。
作る、と言ってもレンチンだが。
『電話、電話だヨ。電話、電話だy』
最悪だ…
「…もしもし」
上司「あー、繋がった?朝から悪いんだけどさー。うちの会社人手余りすぎてさ、どんどんサヨナラしちゃってるんだよね」
は??
いや、説明不足すぎない?
「…はぁ。要するになんでしょうか」
上司「これだから最近の若者ってもんは…要するにさー、
君、クビね?」
「は?」
やばい、衝撃すぎて素が出た。
「いや、なんでも急すぎませんか?もっとこう、ちゃんとした理由がないと…」
上司「いやいや、もう決定事項だしサ」
上司「じゃあねー、“神崎 藍“ さん」
プー、プー、プー、
「は????」
「はあああああああ!?」
ぐっだぐだ!!
神々の試作品
「はぁぁぁぁぁぁ…」
私、神崎 藍。
人生最大のため息を吐いたと思う。
何故かって?
それはね…。
無職になったからだ。
世の中、うまくいかないもんだな。
その時、ぐぅぅぅ〜 と私のお腹が鳴る。
朝ごはんを作ろうとしたが、冷蔵庫は空っぽだ。
「買いに行くか〜、」
〜♩
店員「いらっしゃいませー」
正直 マッ○ とかでいいかなとか思ったけど…めんどくさいので辞めといた。
おにぎり…パスタ だけでいいかな
「すいません、これください」
「…いない」
生憎、店員が不在のようだ。
セルフレジもない。
他のレジがないかと見渡したが…。
客でいっぱいだ。
「はぁ、、」
仕方ない。お昼ご飯まで我慢するか。
〜♩
店を出た後、突然謎の光に包まれた。
寿命か…?いや、でもバリバリに20代だし。
?「お、召喚成功じゃ」
は?召喚?
いや、何処ぞの転生漫画じゃないんだし。
うん、これは夢だ。
夢、夢。
?「あら、夢じゃないわよぉ?」
は、誰
?「んもぅ…誰だなんて酷いわ!」
?「…周りを見渡してください。」
周り?
くるっと周りを見ていると、如何にも神秘っぽいオーラを出してる人…?達が 私を囲んでいる。
ざっと7人くらい。
?「そらそうじゃ。ワシらは神だからな。」
?「妾の神秘的オーラは隠せぬまい!!」
?「神はいつでも神秘的ですよ。」
神。
なるほど、だから心が読めるんだ
?「如何にも。」
?「ふむ、冷静な女だな!私と決闘してみろ!!」
?「やめてください、ヴィーナス」
ヴィーナスと言われた女神は
肩を落として
そうか… と呟いていた。
ヴィーナス、ねぇ。
「じゃあ他の神様達の名前は??」
ゼウス「ワシはゼウス。全知全能の神じゃ!!」
召喚したのは多分この神様。
ナトリー「私はナトリーよぉ!癒しと愛の神よ〜 ナトリーちゃん、って呼んでねぇ〜」
本当に神なのか疑うくらい ゆったり…?している。
ヴィーナス「私はヴィーナス!!戦闘の神だ!!」
熱意が…
セトリ「ヴィーナス、落ち着いてください…嗚呼、私は大地の神、セトリです。」
大人な感じ。
でも実年齢って800歳は超えてんのかな
ピート「妾はそんな老けてないがな!!まぁ、戦闘の女神…ヴィーナスなら老けるだろうが!!」
ヴィーナス「なんだとぉ?!私はそんなに老けていない!!今すぐこの 鎌 でお前の足切ってやろうか!!」
セトリ「落ち着いいてください…ほら、自己紹介」
ピート「む、妾は真実の女神、ピートだ!!妾はまさに 美 の塊なのだ!神秘的で美しく〜gdgd」
え、何この人ナルシストじゃん。
?「あぁ…また始まった」
「いや、誰ですか。てか止めてくださいよ。」
エレイス「僕はエレイス…影の神だ」
影の神…陽の神とかもいるのかな
エレトス「まさにその通り!!俺はエレトス!!陽の神だ!!」
「双子みたいですねぇ。」
「…。」
ワイワイガヤガヤ
「うるっせぇぇぇ!!!」
神様達は ゼウス様 意外私が考えました
苦手だ、って方はごめんなさい
神々の試作品
マジで久しぶりすぎて書き方とか変わってるかもしれません
それはごめんなさい
「うるっっっっっっっっせぇぇ!!!!!!!!」
ゼウス「いや、お主の方がうるさいぞ。」
神に正論言われたんだけど。まぁそりゃ全知全能の神だから、っていうのもあるかもしれない。
ゼウス「(ドヤさ 」
「…」
ナタリー「そういえばお名前を聞いてなかったわねぇ〜」
「確かに、」
「私は神崎藍です、なんとでも呼んでください」
ナタリー「私は藍ちゃんと呼ぶわねぇ〜!!とっても可愛い名前ね〜」
ピトー「!!ナタリー!!それは妾のことであろう!?」
「…え?」
いや耳ついてないのかよ、
ナタリー「あらもぅ…ピトーちゃんったら!そんなに興奮しないのぉ〜」
ナタリーさんはそのあと めっ、よ といかにもあのピンク色ウサギを思い浮かばさせるような言葉を付け足していた。
うん。
・
・
・
「で、結局。」
ゼウスさんは変わらず お主。
ナタリーさんは 藍ちゃん。
ピトーさんは 小童。
ヴィーナスさんは 神崎。
セトリさんは 藍さん。
エレイス君は 藍ちゃん。
エレトスさんは 藍。
…くっそ神って顔面偏差値高くね??
エレイス「藍ちゃんの方が高いよ…僕なんて、、」
エレトス「エレイスのいう通り俺たちより藍の方が可愛いと思うぞ?」
「エレトスさん…色々と突っ込みたいんですが。」
エレトス「?なんだ?」
「えっと、急に女の子に可愛いとか思ってないことは言っちゃダメですよ。あと…ピトーさんがめちゃくちゃ鬼の形相でこっちに向かってきてますが、、」
エレトス「え“っ」
ピトー「エーレートースー…」
女の子に可愛いとか思ってないことも言うから…これは結構ご愁傷様かな。
エレトス「ちょっと待ってくれ!!!!俺は思ったままにしたことを言っただけで…ぎゃあああああああああああああ“!!!!!!」
エレイス「エレトス…」
めっちゃ毛虫を見るような目で見るじゃん、エレイス君。
セトリ「ピトーさんが怒るのは大体日常茶飯ですから…気にしないでください…」
セトリさん…苦労人なんだな。
あとでなんか持ってってあげよ。
・
・
・
ゼウス「こほん!」
ゼウス「なんで我ら神がお主を召喚したのかまだ言ってなかったな。」
「確かに、結局なんなんですか?」
ゼウス「それはのぅ…」
セトリ「我々神らの試作品になってもらうからですよ」
ゼウス「な!セトリ!いいとこ取りをしたな?!」
セトリ「…ゼウスさんが話すと長くなるんですもん。」
ゼウス「…それはすまぬ」
ちゃんと謝れるんだこの神。
「で、神の試作品ってどう言うことですかー。」
ナタリー「これは私が説明するわねぇ〜!」
ナタリー「私たち神はしぇあはうす、的なものをやろうとしたんだけど〜…」
そう言いながらナタリーさんはゼウスさんやピトーさん、ヴィーナスさんを見る。
ナタリー「ちょっと自分のことができないような人達がいてね、困ってるのよぉ〜、」
絶対あの3人じゃん。
「要するに、召使になって欲しいと?」
ナタリー「そう言うことよぉ〜!話が早くて助かるわぁ〜」
「まぁ…いいですよ、」
会社クビになったしバリバリまだ20代だから力も残ってる。
「これからよろしくお願いします。」
こんなのでよかったのだろうか。