新しく入った柱、色柱の里黒 硫支唖(さとぐろ るしあ)はクソほどコミュ障なので話しかけられたくないのに、めちゃくちゃ話しかけられてしまう話です。
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目次
一∣コミュ障の極み
苦手な方はブラウザバック
硫支唖「柱になれたからいいものの、話しかけられたらどうしよう…泣いちゃう自信ある…」
新しく柱になった、硫支唖はコミュ障で人に話しかけられると、固まってしまう。
硫支唖「これからどうしよう…だって、柱って一般隊士とかと鬼を倒しに行くんでしょ?無理無理無理無理!!!」
ドカッ!!!(ぶつかった)
硫支唖「イテッ!!すすすす、すみましぇん!!」
硫支唖(おわったー!!!言葉詰まったし、かんでしまったー!!なんだよ、「すみませぇん」って!!!)
???「あぁ…大丈夫だ。お前こそ怪我はないか?」
硫支唖(ん?この声って、)
硫支唖「もしかして、義勇さん…?」
義勇「お前は…硫支唖じゃないか…」
義勇は硫支唖の命の恩人なのだ。義勇は鬼に襲われかけていた硫支唖を助けたことがある。
硫支唖「お久しぶりです!義勇さん!」
硫支唖は義勇さんにだけは普通に話せる。
義勇「あぁ…久しいな…。お前、柱になったらしいな。」
硫支唖「はいっ!おかげさまで色柱になることができました!」
義勇「柱になったからと言って、気を抜くなよ。柱でも鬼にやられて死ぬやつもいる。」
硫支唖「はいっ!!」
義勇「これから柱合会議がある。遅れないようにしろよ。」
硫支唖「え!?今からですか?!」
義勇「?そうだぞ?教えられてなかったのか?」
硫支唖「そんなこと知りませんでした…」
硫支唖の鎹鴉「硫支唖!硫支唖!この後柱合会議!!」
硫支唖「は…?いま言うな!このクソカラス!!焼いて食うぞ!!」
義勇「クスッ…」
硫支唖(義勇さん…カッコ可愛すぎだろ(泣))
硫支唖(じゃなくて!!!どうしよう!!!柱合会議とかでかんだりしたら、泣いちゃうかもしれない!!!)
義勇(硫支唖は確か、人との会話が苦手だったな…大丈夫だろうか…)
義勇「じゃあ俺は、行く場所があるので失礼する。」
硫支唖「あっ!はいっ!また後で!!」
柱合会議
硫支唖(絶対に発言しない絶対に発言しない絶対に発言しない絶対に発言しない)
ひめじまさん「新しい柱が来たようだな。」
硫支唖「あっ!?ひゃい!(聞き取れないくらいの小声)」
硫支唖(焦ったー!!大声じゃなくてよかったー!!)
しのぶさん「里黒さん、汗が滝のように出てますよ?体調でも悪いのですか?」
硫支唖(胡蝶様ー!!!ありがたいですが、お答えできません!!!!!)
硫支唖「だっ…大丈夫です…」
しのぶさん「そうですか…」
みつりさん「硫支唖ちゃん、大丈夫?最初は緊張するよね!」
硫支唖「…」
硫支唖(言葉でろよ!!!口を閉じるな!せっかく心配してくださっているのに失礼だろうが!!!)
伊黒さん「せっかく甘露寺が心配してくれているのというのに、最近の隊士は…ネチネチ…」
硫支唖(返す言葉もありません!!あっても言えません!!)
硫支唖(誰か気づいてよ!!!)
天元「ハハッ!地味だな〜」
煉獄さん「うむ!もうちょっと声を出そう!!」
硫支唖(グサッ!!!)
硫支唖「うぅ…(半泣き)」
義勇さん「彼女は話すのが苦手らしいから、あまり声をかけないほうが、彼女もやりやすいだろう。」
みつりさん「あらそうだったの?ごめんなさいね…」
硫支唖「いぇ!私も、説明ぜず、失礼でしたよね!申し訳ございません!」
しのぶさん「冨岡さんが後輩を庇った…明日は台風ですかね…?」
義勇さん「別にそのくらいいいだろう…」
柱合会議が終わった
硫支唖「やっと終わった…これからもこれがあるのか…泣きそう…」
読んでくれてありがとうございます
二∣一人で任務に行きたい
柱になってから何日か経ちました。どうも、新人の柱、里黒 硫支唖です。この話はシリーズの説明どうりです。それでは、どうぞ〜
硫支唖「はぁ〜…」
新人の柱、色柱の柱硫支唖は悩んでいた。
硫支唖「今日一般隊士と任務か〜…しかも、3人…喋れなくなりそう…」
一話を見た人ならわかると思うが、硫支唖はコミュ障である。
硫支唖「とりあえずいってみるか〜…」
そう、いま向かっているのは、その隊士達がいる、胡蝶さんの屋敷だ。
硫支唖「あ、あの…こここ、胡蝶さん!!」
胡蝶さん「どうしましたか?里黒さん。」
硫支唖「あの…今日…ににに、任務で…隊士の…竈門?さんたちを…探してて…」
胡蝶さん「あぁー!!竈門くんたちですね!彼らならこっちの部屋にいますよ!」
硫支唖「ありがとうございます!」
胡蝶さん「いえいえ…では、私は行くところがあるので…」
胡蝶さんはそう言って何処かに行った。
硫支唖(この部屋に三人がいるのか…)
ガララっ(ドアを開ける音)
善逸「嫌だー!!!行きたくないー!!!」
硫支唖「!?」
炭治郎「こら善逸!ここは病院だぞ!」
伊之助「ヒァッホーイ!!!」
硫支唖(終わったかもしれない…)
炭治郎「あれ…?もしかして、里黒さんですか?」
硫支唖(ビクッ!!!)
善逸「あれ?なんで喋らないの?この人」
炭治郎「こら善逸!この方は柱だぞ!」
善逸「えぇ!?柱の女の子って皆かわいいの?!」
硫支唖「かわ…?」
硫支唖(どこが可愛いんだこんな絶壁の…)
硫支唖「…任務に…」
炭治郎「はいっ!行きましょう!!」
善逸(なんでこの人、声が震えているのかな?)
任務場所に着いた
硫支唖(移動中も三人ともめっちゃ楽しそうだったー!!!いいな…)
硫支唖「…ハッ!!!」
シュ!!!(硫支唖が素早く移動する音)
シュパッ!!!
鬼「クソッ!!!切られたぁ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙!!!」
硫支唖「遅いんだよのろま…」
しばらくの沈黙…
硫支唖(しまった~!!!クセで、いつも一人で戦うときみたいになっちゃたー!!!)
炭治郎「す…」
硫支唖(…?)
炭治郎「すごいです!里黒さん!!かっこよかったです!!!」
硫支唖「は…?すごい…?かっこいい…?」
善逸「すごい…めっちゃ速い…」
伊之助「すげー…俺でも気づかなかったぜ…」
硫支唖(何この子ら…すごい褒めるじゃん…)
硫支唖「稽古すれば皆このくらいできるよ…」
任務がおわっとき…硫支唖はルンルンで帰った。
硫支唖(いい奴もいるんだな…)
読んでくれてありがとうございます!
3∣好物を知られたくない!!
どうも皆さんこんにちは。新人…と言ってももう一週間は経ちました。里黒 硫支唖です。
コミュ障の色柱です。
(作者の声)「色の呼吸の技名で一生悩んでます。なんかいい案あったら教えてください。」
それではどうぞ〜
柱合会議中
硫支唖「…」
硫支唖(やばいめっちゃお腹すいた!!!!)
硫支唖(今日、柱合会議の連絡またあのクソカラスが遅れて伝えたんだよ!次こそ焼いて食ってやる…)
柱合会議後…
硫支唖「今すぐ何か食わねば死ぬぅ!!!」
胡蝶さん「里黒さん!焼き鳥とか食べます?余ってたんですよ。」
硫支唖「焼き鳥!?✨あっ…」
そう、硫支唖の大好物な焼き鳥、しかし、苦い思い出がある…
硫支唖がまだ子供だった頃…
硫支唖の父「硫支唖!ほら!大好物の焼き鳥だぞ〜!向こうの友達と食べておいで!」
硫支唖「やったー!!」
硫支唖「モグモグ…おいしー!!」
友達1「硫支唖ちゃんほんとに焼き鳥好きだね〜」
友達2「だよね〜」
モブ1「うわっ!アイツ焼き鳥食ってるぜー!」
モブ2「ジジィくせー!!!」
それ以来、焼き鳥を人前で食べるのが怖くなってしまった。
硫支唖(でもやっぱり好きなものは好きなんだよ〜!!!)
胡蝶さん「?里黒さん、どうしました?」
硫支唖「…」
硫支唖(あぁー!!黙っちゃったー!!元がコミュ障だし、そんな過去、誰かに言えるわけない!!好物は知られたくない!!)
胡蝶さん「じゃあここ置いときますね!また今度!」
硫支唖「あっはい…」
硫支唖「…」
硫支唖(胡蝶さん神かよー!!!ありがたやすぎる!!!)
硫支唖「せっかくもらったんだし、誰もいないから食べちゃお!」
義勇さん「硫支唖、ちょっといいか?」
硫支唖(ビクッ!!)
硫支唖「あっはいなんですか?」
義勇さん「胡蝶を見なかったか?」
硫支唖「胡蝶さんなら、先ほどあちらへ行かれましたよ。」
義勇さん「そうか。ありがとう…」
義勇さんは胡蝶さんのところへ行った
硫支唖(あぶねぇー!!!バレるところだったー!!)
硫支唖「まぁ義勇さんも行ったし、食べちゃおー!!」
硫支唖の鎹鴉「硫支唖!硫支唖!任務!!任務!!」
硫支唖「なんでいま…うぅ…(半泣き)」
大泣きしながら任務に行った
結果焼き鳥を食べることはできたが…
硫支唖「冷めてる…」
読んでくれてありがとうございます!最近ファンレターを結構もらっていて、めちゃくちゃ元気出てます!これからも頑張ります!