リレー開始者:るるる
#リレー小説
最低150文字/最大3000文字
話数 3 / 30
動物の言葉が分かる主人公。
だけど、周囲の人々、家族でさえも彼に冷たく接して…
---
登場人物、世界観、結末など…
全てが未定のリレー小説です!
紹介文から考え出した話と結末をみんなで作りあげてください!
※最初のリレー小説はもろもろの注意書きとかです
合言葉→せんみみ
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1 /
リレー参加者
1
るるると申します
以下注意とかです
_⚠️注意⚠️_
・必ず全年齢になるようにしてください
・リンクを貼ったり、売名行為やネッ友募集はしないでください
・他の人の悪口を言ったりしないでください
・過去にそういうトラブルがあった人は、参加を控えていただくとありがたいです
---
以上のことが守れる人のみご参加ください
あ、まえがきあとがきは自由です
軽い自己紹介くらいにとどめてくれれば大丈夫です
るるるでした
2
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それは、いつの頃のお話だろうか。
昔々、あるところに、一人の少女がおりました。
その少女はとても|見目麗《みめうるわ》しく、そしてとても賢い子でした。
ですが、誰もそれを愛おしむ者はおりませんでした。
その容姿が、その|聡《さと》さが雲隠れするような秘密が、彼女にはあったからです。
一つ目の秘密は、彼女が|妾《めかけ》の子であるということ。
そして、二つ目の秘密はーーーー
彼女が、動物の言葉を理解することができるということ。
---
「お父様、おはようございます!」
「おお、おはよう」
「今日もお仕事かと思ったら、違ったのですね!」
「ああ、今日は非番だ。」
「|乙姫《おとひめ》、お父様がいらっしゃって嬉しいのは分かるけれど、少し落ち着きなさい」
「はーい・・」
遠くの部屋から、聞こえる声。
どこでもあるような家族の会話。
|朝餉《あさげ》の前の、ささやかな楽しみ。
その中に、私は今日も、入れてもらえないーーー。
「はぁ・・・」
人知れず、ため息を吐いた。
それに応えるように、チュンチュンと、窓の外で鳴き声がする。雀だ。
「ありがとう。あなたは私の、味方でいてくれるのね。」
|格子《こうし》の間を|縫《ぬ》うように入ってきた小さな仲間を、私はそっと指に乗せた。
【次の方へ】
主人公の呼ばれ名は、大姫です。
乙姫は彼女の異母妹の設定で書いています。
世界観は一応、平安時代を想定して書いていますが、変えても多分差し支えないと思います。
3
初っ端から語彙力の塊…!続きを書くことにプレッシャーを感じますがよろしくお願いします!
私の指の背に乗った雀は、小さな鈴のような可愛らしい声でこう言った。
「大姫。今日もあなたは一人なのですか?」
雀は小さな尾をぴょこぴょこと上下させて首を傾げている。
「そうよ。今日も家族は私のことが見えていないかのように普段通りに生活している。まるで私はこの世界にいてはいけない人間みたいね。…でも、もう慣れたわ。」
私はざわつく胸を押さえて心を落ち着かせながら雀に問いかける。
「あなたには…家族がいるの?」
雀はフルフルと首を横に振った。
「…そう。私たち似た者同士みたい。」
すると遠くの部屋からまた声が聞こえてきた。いただきますの挨拶や食器の音が聞こえる。
「私も朝餉にしましょう。」
昨晩炊いておいた粟を器によそって机に乗せる。もちろん雀の分も。
「いただきます。」
いつもの味気ない粟を口に運ぶ。
「一人より二人の方がご飯も美味しいわね。ありがとう。」
雀に感謝して食べるとさらに美味しさが増したように感じた。不思議なこともあるものだ。
「ごちそうさまでした。」
二人は粟を平らげて手を合わせた。
平安時代をイメージして書きましたがもしかしたら実際とは異なっているかもしれません!
そしてただご飯を食べただけになってしまいましたが、次の方よろしくお願いします!