リレー開始者:帰り道
最低100文字/最大3000文字
話数 20 / 20
「1番最後の文章を書き出しにして続けていく」形式のリレー小説です。
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1
帰り道
試しで書いたものです。
表皮にまで、どろどろとした何かが噴き出していく。
ときめきだとか、きらめきだとか、綺麗な言葉では切り取れないもの。わたしの持つ恋という感情は、幽霊みたいにすり抜ける癖に、汚らしい色とにおいをしているような気がする。そうだとしても、愛というのは地球を救いえるくらいに綺麗なはずだから、あなたに向けているものも、きっと綺麗であるはずだ。
今日も待っていたあなたを、抱きしめる。今日も泣いているあなたを、聖母のふりをして撫でていく。その髪の硬さを、私は確かに覚えている。
あなたの目が潤んでいるのだろう、嗚咽が今日もこぼれていた。肩口が濡れる。その涙をどうにかとっておきたいのに、離れるのはまだ寂しい。
ずっと、一緒に居ようね。
約束したはずなのに、あなたは私の傍から、いつもいつもすり抜けようとして、いつしかそんなところにまで逃げていた。わたしと居れば、悪いことでも起きているみたいに。
だから、そんなことなんてないよと、あなたをここに繋ぎとめている。ベッドの上にいないと寒いみたいで、恐ろしい影に怯えるみたいに、震えているあなたを。毛布ごと、抱卵で温める。
「大好きだよ」
あなたがもし、枯れたとしても。このまま死んでしまったとしても。
ずっと、ずっと。
次は「ずっと、ずっと。」から書き始めてください。
2
ずっと、ずっと。
一緒にいるって言ってたのに。
約束したのに。
去っていく背中、焦って転ぶ、あなたに手を伸ばすー
「行かないで!」
ハッハッ。
私は荒い息を繰り返す。
嫌な夢を見た。背中に掻いた汗が気持ち悪い。
こんな気持ちで目覚めたくなかった、と思う。
私には親がいない。
捨てられた、というべきか…。
物心ついたその時から、私は孤児院に住んでいた。
一度も家庭というものを味わったことがない。孤児院は学校みたいなものだから、家とは呼べない。
職員のことを親と認められない。
でも、友達はできた。
その子は優しくて、私のことを認めてくれた、唯一の人だった。
でも今はもういない。
孤児院というのはあくまでも永住する場所ではなく、引き取り手がいればどんどん巣立っていく。
私の友達もまた、引き取られていったのだ。
一緒にいるって約束したのに…。
寂しさはいつしか恨みへとすり替わり、引き取られた先で幸せに暮らしているであろう彼女を羨んだ。
「行かないで!」
「行かないで!」
「行かないで!待ってよぉ…。」
繰り返し、繰り返し。
「行かないで!」
「行かないで…」
「行かない…で…。」
恨みは恐怖へとかわり、私の心を蝕んでいく。
「サヨナラ。」なんて、
「言わないで!!」
「言わないで!!」
からスタートですかね…?
3
「言わないで!!」
もうそれ以上|私《・》を知りたくなかった。
『あいつキモい』『ぼっち乙ww』『男たらし』『死んじゃえばいいのに』
毎日、毎日聞かされ続けた。分かってるよ!
私が不完全だってことも!知能が足りてないってことも!私が一番しってるってば!
それでも、頭の中では理想の私でいたかった。
勉強もできる、運動も余裕、みんなから好かれていて誰も持ってない才能が私にはある。
現実はそうじゃなかった。勉強も、運動も出来ないしみんなから好かれているはずがない。
私は普通のいじめられっ子だった。…みんな死んじまえ。みんな死んで、私の心を殺した報復を味わえ
すると、どこからともなく
「いいよ。殺したげる。」
と声が聞こえた。
「は…?」
「だからそのまんまだよ。大嫌いな人をこの紙に書いて、渡して。
明日頃には君の思い通りの世界だ。最高の世界だろう?さぁ、早く書くんだ。」
「ほ、本当に!?」
「私が嘘をつく訳がなかろう。ほら早くしないと私が消えてしまうぞ。」
急かされたので私はとりあえず下の名前だけ書くことにした。
「…描けたけど。」
「おや、本当にいいのかい?もう一度確認とk…」「いらない!必要ない!」
「…そうか。じゃあ明日を楽しみに。」
どうせ殺しなんて無理だ。私はクラスの人間全員の名前を書いたのだから。
私は久しぶりに明日登校するのが楽しみだった。
---
え、?
教室に入って一番に目に入ったのが誰もいない薄暗いクラスだった。
先生はきっと今日も遅れてくる。昨日会った人が本当にやったのか…?
いやいやそんな事無い。こんなこと人にできるはず無い…!
「あなたは…生きていたのですか…!?」
「え…?」
「ニュースを…見ていないのですか…?〇〇中生徒が行方不明だと…」
「はぁ!?」
「とにかく…あなただけは無事で良かった…」
本当にやったんだ…あの人が…もうみんなは帰ってくることはないんだ…
ああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!
どうやってももう戻ってこないんだ…!私が名前を書いたばっかりに…!!
私はすぐさま学校を飛び出して全力で家に帰った。
「ねぇ!お姉ちゃんを見なかった!?」
「お姉ちゃん…なんて、見て…ないけど…」
「お姉ちゃんが…買い物に出たっきり帰ってこないのよ…!」
まさか…まさか…あいつの仕業なのか…!?
そうか…姉とあの子の名前は一緒だ…私が名字も書かなかったから…!!
うわあああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!
途端に罪の意識に苛まれた。あの子達だけじゃない。私の大切なお姉ちゃんだって戻ってこないんだ…!
「だから言っただろう。もう一度確認しなくていいのかって。
…まぁw君の望んだことだから仕方のないことだけどね…。任務完了ってことで。」
笑っている。私を嘲笑っている。そんな声が聞こえた。
声が…聞こえた。
次は「声が…聞こえた。」です。
よろしくお願いします。
4
None
「なんで…っ。どうして。どうして、どうして‼」
私は叫んだ。すると、彼が言った。
「どうしてって、あなたがあの紙に書いたんでしょう?クラス全員の名前を」
…。
「ねぇ、元に戻せないの⁉」
私は涙声で言うと―
「え?無理ですよ。殺したんだから。というか、あなたは『みんな死んじまえ』と思っていたんですよね?」
う…っ。
「でも、お姉ちゃんだって、消えちゃった。お姉ちゃんは私にとって特別な存在なの!」
「…それは、お姉さんだけなのですか?クラスの子達は?」
「何億年っていう宇宙の中で、同じ時代に生まれて、出会って。…それってすごくすごいことだと今思ったの。だから、いじめられてもいい。だから全員この世に戻して‼」
「…」
彼は数秒間黙っていた。
すると、ゆっくりと口を開け、こう言った。
「いいですよ、戻してあげても。でも、条件がありますよ」
え…?
次は「条件がありますよ」からです。よろしくお願いします!
5
雛鶴ゆきねです!
ここで一次創作初めて書くかも、、、笑
「条件がありますよ」からスタートです!
全く違う話になりますがすいません汗
「条件がありますよ」
「え、、、?」
私は今、学校一の秀才と言われる生徒会長に、告白した。
---
出会いは、図書館。
私は図書委員で、金曜日の放課後は、毎回図書当番をしている。
そんな金曜日の放課後に限って毎回図書館に現れるのが、
「お疲れ様です。」
生徒会長。
いつもカウンターの私に声をかけていき、宇宙?の本を手に取り、静かに読んでいて。読み切れない時は借りて、一週間後に返しにくる。
《本、好きなのかなぁ、、、》
図書当番は暇なので、私はよく、生徒会長を眺めてぼーっとしている。行動パターンも、把握してしまった。
眼鏡をかけてて横顔が綺麗で。物腰も柔らかくて、ついでに背も高い。
そんな生徒会長の『裏』を知ったのは、ある日のこと。
---
ある日、私は保健室へと廊下を歩いていた。
さっきの授業の時間に頭が痛かったので友達に見てもらったら、
『あんた熱あるよ!?保健室行っといで!!』
なんて、言われてしまったから。
授業は始まってるけど、気にせず歩く。
《ん、、、?》
いつのまにか、視界がぐらついて、ぼやけていた。意識が朦朧としていて、自分がどこを歩いているのかさえ分からない。
《、、、あっ、》
どうやら私は階段にいて、足を踏み外したらしい。体が前に傾く。ゆっくりと、視界が倒れていく。
その時。私は誰かにぶつかって、落ちるのを食い止められた。
その人は、
「、、ちっ(舌打ち) ぶつかってくんなよ、」
とぼやく。
体がすくんで、動かない。熱で頭も働かない。どうしよう、
「、、、熱ある、大丈夫?」
さっきとは打って変わって、低めの優しい声が響く。
「、せいと、かい、ちょ?」
「そうだけど。ねぇ君、保健室行くの?」
「はいっ、」
「おっけ。おぶっていくから、乗って。」
生徒会長は、私をおぶると、ゆっくり歩き出した。
「君軽いね、ちゃんと食べてるの?」
「はぃ、それなりに、」
「そっか。」
保健室に着く。生徒会長が、コンコンと扉をノックして、開けてくれた。
「くそ、保健の先生いねぇのかよ。午後出張か、」
「えと、だいじょぶ、です、」
「そんなわけ。ほら、ベッド寝て。」
なかば強制送還のように、ベッドに寝かされる。
「熱測るね、」
体温計を見て、生徒会長が驚きの声をあげた。
「うそ、39度もあるんだけど。一日よく頑張ったね、」
「あ、どう、も、」
「親さんに連絡する?」
「いえ、どうせ仕事、なので」
「そっか、、 冷えピタ貼るね。」
生徒会長の顔が近づいてきて、どきどきする。近くで見ると、やっぱり美形だよなぁ、、、
「生徒会長。」
めっちゃくちゃ気になったことを聞いてみる。
「生徒会長って、ヤンキーなんですか?」
「え」
「だって、ぶつかったとき怖かったですもん」
「あぁ、、、それは、」
生徒会長は説明してくれる。
「俺、裏が黒いの。」
「じ、自白、、、」
「ごめんごめん。でも本当そうなんだ。まぁ、バレないように頑張ってたんだけど笑」
「へぇ、」
「だから、このこと黙ってて。俺らの、秘密。」
「っ、、、はい、」
---
それから、私は生徒会長が好きになった。
保健室の時から距離感が変わることはないけど、二面性を理解しているのはきっと私だけだと思う。
その謎の自信が、余計に「好き」を生んでいた。
だから。
「生徒会長、」
いつものように、静かに本を読んでる生徒会長に、
「好きです。」
こぼしてしまったんだ。本心を。
---
そして、冒頭のセリフに戻る。
「条件」、、、?なんだろ、
「条件はね、」
生徒会長が言う。
「俺の裏を理解してくれてるってこと。つまり、」
「あなただよ。」
、、、え?
「だーかーら、俺もあなたが好きだよってこと!!」
顔を真っ赤にして、生徒会長が言う。
いやいや、全く話の流れが、、、
「元はといえば、この時間だけ図書館に来るのもあなたに会うためだし、 ほんっと鈍感。」
「あ、す、すいません、、、、?」
話が飲み込めない、、、
え、っと、つまり、、、生徒会長は私のことが好きってこと??
「えぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!????」
「うるさっ」
「ごめんなさい、」
「ねぇ、あのさ。」
「俺と、付き合って?」
---
あれから3年が経った。
私と生徒会長は、今でも仲の良いカップルだ。
「お疲れ様です。」
あの日と変わらぬ言葉を投げかけてくれる生徒会長が、私は今でも大好き。
でもね、
「ねぇねぇ。」
生徒会長の方が、どうやら私のことが大好きみたいです。
「大好き。」
よく分かんない終わり方をしてしまった、、、
やっぱ純愛系はスランプだから上手く書けない泣
ちなみに、生徒会長のモデルとなった人(二次創作ではないです。そのまま名前等使ったわけでは無いですから。はい。)は、Snow Manの阿部亮平くんです笑笑
次の方、(むずいかもですが)「大好き。」からスタートでお願いします!
6
どうも、桜木幻夢です。
前回の最後が「大好き」なので、そこからスタートですね。
って、ミリタリー(軍事)系書く僕に「大好き」って言葉から書き始められるのかって思ったそこにいるかもしれない人。書ける”かも”しれない。”かも”ね?
「『大好き』お前は、病院送りになる前、最後にそう言った。……家に帰ると、中は強盗が入ったように荒らされていて、リビングに血だらけのお前が倒れてた。病院送りと言っても脳死状態、殺されたも同然だ。頭に銃弾を撃ち込まれてな……。お前は小さい頃から不幸体質だった。スーパーに買い物に出かけると、銃を持った男に人質にされた。それで、俺が代わった。ひったくりにあって、新品のカバンが財布ごと盗まれた時、俺が取り戻した。その不幸体質があるから気を付けろと言ったが、今回もこのざまだ。……だが愛する妹だ。安心しろ、今回もケリを付けてやる」
病院のベットに寝る妹に俺は言った。静かな部屋で、まるで二人きりかのように。だが顔を上げると、
「それが遺言か?まるでこれから敵討ちをするかのような言い方だなデット?」
病室のドアの前を塞ぐ男が、銃を向けながら言った。部屋に4人の銃を持った男がいるのだ。
「ああその通りだ。妹の目の前でまずは一回、お前らを片付ける」
「へぇそうかい。どうやって?」
男は質問した。そりゃあ不思議に思うだろう。一人はデットの真後ろ、距離距離でサブマシンガンを向けていて、もう一人はベットを挟んでドア側から妹に銃を向けている。残る二人はドアの前。
入り口のドアから見てデットは右斜め奥のベットにいる。
聞かれたデットはイスから立って答えた。
「見てりゃ分かる」
直後、後ろの男の顔面にひじを撃ち込み、妹に銃を向ける男の銃を蹴り上げ、座っていたイスを背後にいる男の腹に当てた後、銃を取ろうと上を向く男に投げつけた。
そして、蹴り上げた銃をドアの前にいる男の一人に撃ち込む。
しかし、防弾チョッキのせいで弾は当たっていない。
デットは銃を撃ちながら近づき、怯えてる敵の首筋を銃身で殴り気絶させ、盾にしでもう一人の男銃撃を防ぎ、男が撃ち終わると、盾を横に投げ捨てて男の顔面を殴り、膝蹴りを打ち込む。
そして男が膝蹴りの際に落とした銃を蹴り飛ばした。
「どうだ?ちゃんと見えたかその節穴の目で。いい勉強になっただろう。最後にいいことを教えてやる。俺には勝てない、それだけだ。じゃあな」
額に一発弾丸を撃ち、部屋から出て、廊下を歩きながら電話を掛けた。
「あーすんません。警察ですか?中央都市病院に、武装した男が四人いるらしいんです。……えぇ、よろしく頼んます。それでは」
そのまま歩いてエレベータに乗り、中で銃を撃たれて死んでしまった男の手に警察へ電話した携帯を渡した。
「冥土の土産だ。お手柄さん」
そういっているうちにエレベータが一階に着いた。するとエレベータから一歩前に武装した男が二人いた。デットは左にいた男の肩に腕を乗せて、
「よう。あんたらのお仲間さん、上で倒れてるぞ?助けに行かないのか?」
と言い、助けに行ったらどうだ?と促した。
「何階だ?」
「4階さ。でも行く必要はねぇよ」
「何?」
「お前らも寝かせてやろう」
そういって男の銃を掴み、もう一人の男を撃ち殺して、銃を持った男を蹴りながら銃を奪い取って、持ち手で顔面を殴打し気絶させた。
「昼寝の時間さ。目が覚めたら刑務所だから楽しみにしておけクソ野郎」
そのままロビーを通り過ぎ、入り口から出ようとすると、ちょうどパトカーが現れた。
「動くな!両手を上げろ!」
「勘違いすんな。俺は被害者だ。今解放された。あいつら立てこもってる」
「そうか。ならこっちにこい。君を保護する」
「ありがたい」
そう言ってデットは警官隊に近づき、
「そうだ。パトカー貸してくれ?」
「え?君、ちょっと!」
警官が止めるまでもなくパトカーに乗り込み発進して行き、運転をしながらデットはサングラスを掛けた。
「さて、次の仕事に取り掛からないとな」
デットはサイレンをならし、一般車から道を譲ってもらいながら、悠々と走った。
携帯電話を取り出し、電話を掛ける。
「場所は?」
はい。最後のセリフが「場所は?」なのでそこからですね。楽しみにしてます。頑張ってください。
7
(追加)企画やってます。人手不足どころじゃないです。参加して一緒に楽しくなりませんか。ここに集まった方にピッタリの企画です。以上です。
「場所は?」
「ここ。」
僕は目を見開いた。
「,,,本気なのか?」
「うん。だって何でもしてくれるんでしょ?」
「,,,,。」
あぁ確かに言ったよ。
幼馴染の天然でバカのお前が、久しぶりに俺ん家に来て、後余命が5年も無いって泣きながらすがりつくから、俺はとっさに後5年、飛び切り楽しくなるように、俺が何でもしてやるって言ったんだよ。
そしたらお前はなんて言ったと思う?
後5年、俺と行きたいところをキスして回るって言ったんだぜ?
そんでもって、今何処にいると思う?
山だぜ?山の中腹の謎の駐車場だぜ?
「馬鹿げてるよ,,,。」
俺もバカだな。あの時、いつも通り、飯奢って帰らせれば済んだものを。
「誰が馬鹿だ。」
若干頬を膨らまし、お前は俺の頬を「このっ」と叩く。
俺はそれをギリギリで避け、その勢いのままお前の右頬にキスをする。
お前の顔が一瞬で赤く染まる。
いつものパターンだ。俺は爆笑。お前は涙目。
目的のキスはお前からだと決まっている。
いつも一方的でつまらないので、たまに俺がからかって、怯んだり、攻撃してくるところを狙ってキスをこっちもお見舞してやる。
「と,,とにかく、さっさとやるよっ!」
キスはさっさとやるものでも、できるものでもないが、場所が場所なので、人がいない間に終わらせてしまおう。
景色がバックになるようお互い立ち、俺が唇を用意する。
そこにお前が勢いよく飛び込む。
何度やっても慣れない。緊張して手が震える。
ちらっと周りを見ると、中年外国人夫婦が、高そうなカメラを構え、「Wow,,,」などとこぼし、景色をバックに俺たちを撮っていた。カシャカシャカシャカシャという連写音に耐えれなくなり、俺はお前を口から離す。
チュッというリアルな音と共に口と口が裂け、夫婦から拍手が起こる。
卒倒寸前の俺とやっと気づきそれ以上になってそうなお前のところに夫婦が来て、10枚ほどの写真と興奮気味な言葉をくれ、
「You guys can be a good couple!」と最後に言い残し、車で山道を登って行った。
「,,,,,。」
「,,,,,。」
しばらく俺たちは口を動かせなかった。
辛うじて俺が、
「5枚5枚で分けよっか。」と数分かけて言ったので、お前も意識を取り戻した。
その後しばらく俺たちは、景色を前に、キスの余韻に浸っていた。なんだか今日はいつも以上に味わってしまった。
数十分経って、顔色が戻ってきたお前が口を開く。
「ねぇ。夕ご飯の前にさ、一回ハグしてかない?」
馬鹿かこいつ。
「,,場所は。」
「ここ。」
もっと続きますが、満足なのでここまでにします。最後の俺君の反応はご想像通りです。
ってかこのカップルオモロ。シリーズ化して密着しようかな。
ってかこの企画オモロ。また今度もう一回何か書こかな。
あっ最後は ここ。 です。
「ここ。」って初っ端から始めてくれると嬉しいです。
8
「ここ。」
「…」
「ここに、来い。」
「…たい、」
「あ?」
「絶対嫌!正気なの⁉からかうはの辞めてってば!」
こんにちは、私は 朧雲 奏 (しののめ かなで)です。
生徒会長をやっています。そして、私の隣の|こいつ《梓兎羽 奏》は、私の恋人…です。
なんでこの人と付き合うことになってしまったのか…少し、語らせてください。
---
ある日、私は体調が悪かったんです。ずっとフラフラしてて。
そうしたら、生徒会室に資料を運んでほしいと言われて、屋上にある生徒会室に行ったんです。それで、屋上のフェンスに寄りかかって一休みしていたら…
ガシャン!
と音がして屋上のフェンスが外れたんです。私も一緒に落ちて、《死ぬ…》って思った時に、まさかですよ。自分の教室の窓から腕を伸ばして、私をキャッチした男の子がいたんです。その男の子が、 梓兎羽 奏 (しうば そう)。私の…恋人です。その、奏は…美男子で、モテるんですけど…ちょっと乱暴なところがありまして、そこがムカつくんですよね。私を想ってくれるのは良いんですが…それ以来。何かと私をハグしたり膝にのせたりと、そばにいさせようとするんですよね。《《みんなの見ている前で。》》それがホント、恥ずかしげもなくやるの!…まぁ、そこもカワイイと思っちゃう私も、悪いんだけどね。嗚呼、奏は、
ソウside
あぁ、奏は可愛いな。二人とも名前の漢字が一緒って、ホント運命みたいだよな。奏は美人だから、俺ら男子では、「マドンナ」って呼ばれてる。本人は自覚無いんだが。とにかく、奏が変な奴に狙われないように、ずっと俺がそばにいてやるからな。一目ぼれだったんだ。たった一目、それだけで好きになった。俺も、単純だよな。奏が落ちてきたとき、天使が降ってきたのかと思った。あぁ…奏は、本当にズルい。奏の可愛い所が|嫌いだ。《好きだ。》奏の賢い所が|嫌いだ。《好きだ。》奏のズルい所が|嫌いだ。《好きだ。》奏の、ツンデレなところが、|嫌いだ。《好きだ。》でも、奏の全部が好きだ。嗚呼、神様。奏は、俺を殺すために遣わされた天使ですか?嗚呼、奏は、
--- 「「可愛い。」」 ---
帰り道―
かなで「ねぇ、奏。」
そう 「何。」
かなで「フフッ♪ずっと、一緒にいようね。」
そう 「…うん。」
次は「…うん。」からだよ!
9
また参加しちゃった。
ちょっとちゃんとホラーです。
「,,,うん。」
「ありがとう。」
彼女が答えてくれた。すごく嬉しくて、心も待たずに、口が動いていた。
僕は何を言ったんだっけ。
彼女が悲しそうな、でも嬉しそうな瞳で僕を見る。
あまりの哀しさに、僕は彼女を抱きしめる。
「ごめんね。大好き。」だって。僕は被害者だったのかな。
それからというもの、彼女との時間が減った。彼女は朝には消え、夜に帰って来るようになった。
だから、僕も今まで以上に彼女を大切にした。大切さが身にしみて分かった。
それから何年も経った、
ある日、僕は彼女と旅行に行った。
海が綺麗なところだった。
そこで、僕は彼女についに、最高のプレゼントを渡した。
ただのプレゼントじゃなかったのに、彼女は断った。
「ごめんね。,,,大好き。」
あのことを思い出した。
「何で?,,,」
「もう、ここにはいられない。」
彼女の体が透け始める。
何年も愛続けた、彼女の体が。
「こんな私を、今まで愛してくれて、ありがとう。」
彼女は悲しそうな、でも嬉しそうな瞳で僕、というより、この世界を見る。
あまりの悲しさに、僕は彼女を抱きしめる。
しかし、僕の腕は彼女の体を通り抜ける。
「死んでも僕を愛してくれる?」
「,,,うん。」
彼女は答えてくれた。もう死んでいい。
すごく憂わしくて、心も待たずに口が動いた。
彼女が涙を流して消えていく。
僕も涙を流す。もう死んでいい。
思い出したのだ。僕は何を言ったのか。
「どうして⁉結婚するって言ったじゃん!!」
「ごめん,,,僕は君を愛せない。」
「どうすれば、私を愛してくれるの⁉」
「,,,,,,,。」
「分かった。死ねばいいのね。,,,私がいなくなったら私を愛してくれるでしょ?」
「,,,,,死んで、から,,,,初めて,,,,,君、を,,,,,,,愛すよ。」
「,,,うん。」
最後は,,,うん。と言いたいところですが、「愛すよ。」にしましょうか。
ちなみに、“哀しい”は”悲しい“の他に、“可愛い”、“貧しい“という意味もあるらしいです。
10
2回目ごめんなさい。
「愛すよ。」からですね。
「愛すよ。」
「どこまでも、いつまでも。」
あーあ、くだんないな。
聞き飽きた|台詞《せりふ》。
間延びした言葉。
興味ない。
どうでもいい。
「ありがと。」
「、、よろしくお願いします。」
言い続けて一体、何年なんだろ。
何年?何十年?何百年?
それとも、、、何千年?
千年続く恋に落ちて、
運命は巡りめぐり。
向こうは私を好きかもしれないよ?
永遠に。
赤い糸をいじましく、
何度も手繰り寄せてるかもしれない。
でも、そんなのどうでもいい。
私は、私の人生を生きていきたいのに。
自由になりたいのに。
こんなのなんて、、、
『全部全部、無くなっちゃえばいいのに。』
ちょっと不思議なお話。
次は、
『全部全部、無くなっちゃえばいいのに。』
ですね。
長いですけど、ふぁいとです。
11
None
「全部全部、無くなっちゃえばいいのに」
ふとそう思った。こんなの、ただの戯れ言だったのに。
その言葉通りに、世界は壊れてしまった。
私のせいだ。私がやったんだ。私が…。責任を負う毎日。けれど、私を責めるものは誰一人いない。
それは。
『私以外みんななくなってしまったから』
じゃあなんで私は生きているのかって?ふふ、どうしてだろ?私が聞きたいよ。
ひとりぼっち、取り残されてもうすぐ1億年目。
はぁ。暇だなぁ。
思い出すと、私は世界が壊れる前、中学生だった。
ごくふつうの中学生。毎日制服を着て、学校に行く。ああ、そうだ。私、演劇部に入っていたな。
演劇部では、文化祭で主役を演じたことがあった。後輩や、先輩たちと仲良くやったっけ。
どうして、誰もいなくなっちゃったんだろう。
「カットー!」
「今日の演技もすごい良かったですよー!さすが天才女優!」
「ありがとうございます」
「なんといってもあなたは、芸名A、謎の天才女優!中学の頃から演劇を?そこら辺は実話なんですよね」
「ええ。あの日々は、とても楽しかったですね」
「ほぉ!ぜひ、こんど聞かせて欲しいです!」
これは、ある天才女優が演じた映画のプロローグ。のちにこの映画は、大きな賞を取り、私は収録終わりにインタビューを受けていた。
こんな私の、ただの日常。
リレー小説は初参加でした!ありがとうございました!
次の方は…「こんな私の、ただの日常」からですね!
12
彗月(はづき) この物語の主人公。美弥と親友。
美弥(みや) 彗月の親友ポジ。明るく、関西出身のためたまに関西弁がでる。
こんな私の、ただの日常。
毎日毎日、起きて、寝て、食べて、学校行って、寝て、起きて。
そんな日が、変わらず過ぎ去っていくものだと思ってた。
──でも、そんな日常は突然と終わった。
隕石が地球に向かって近くまで来てるんだって。
地球が破滅の危機に陥っている。
そのことを知った私は、
もううんざりしていた《《ただの日常》》が、
とても大切なものだということがわかったんだ。
私の大切な親友の、美弥。
元気かな?大丈夫かな?──
───みんな、死んじゃうのかな?
そう思うと、涙が溢れてくる。
お母さんも、いなくなっちゃうよね…?
お父さんだって、おばあちゃんだって。
みんな、いなくなっちゃうのかな…?
そう思うとあまりに悲しくて、美弥に会いたくなった。
「今までありがとう」そして、「さようなら」
そう思ってるうちに、美弥の家に着いたみたい。
チャイムを押すと、美弥が出てきた。
「仲良くしてくれて、ありがとう、美弥。」
「いや、こちらこそ!ありがとうな。」
美弥は、たまに関西弁が出ちゃうんだ。
あ、エセ関西弁じゃないよ?
「…笑 美弥、関西弁出てる、笑」
「え、ほんまか?ごめん」
「またまた笑」
「えー!?もう喋らんとこ」
「おーい笑」
やっぱり、美弥と親友でいられてよかった。
「美弥、!今までありがとう!!」
「こちらこそ!」
隕石は、もう目で見えるくらい近づいてきている。
その姿は、恐ろしくて、怖かったけど。
なぜか、全然大丈夫だったんだ。
「今までありがとう!!」
次は、「今までありがとう!!」です!
13
ちょっと自分でも意味わからないです。
最後の台詞までスクロールして見てください。
「今までありがとう!!」
そう言って目の前の彼は屋上から飛び降りた。
僕は落ちていく手を掴むような事をしなかった。
掴んでしまえば、彼のずっとずっと、苦しみながら悩んで決めた「自殺」という選択を否定するような気がしたから。
「‥僕は、それでいいと思ったけどね。」
大人から見れば彼は可哀想な子供。
そんな彼を可哀想にしたのは、大人達なのに。
風が強いこの日、今日が彼の命日だ。
もう二度と会えない彼の、大事な日だ。
彼の選択を否定したいわけじゃない。
素敵な選択だと思っているのに、どうして、この目から出る水は止まってくれないんだろう。
---
「大人なんか、いなければよかったのにね。」
そう、私の目の前で彼は言った。
寂しそうな顔をして、遠くを見つめながら。
「でも、大人がいなければ成長できないよ。」
「だったら産まれてこなければよかった。」
彼は最近、この調子。
今私達がいるのはとあるビルの屋上。
彼がここで遊びたいと言うから仕方なく来た。
「全てが終わっちゃえばいいのにな。」
「‥全て?」
「彼を苦しめた全部、消えちゃえばいいのに。」
そんな願い、叶えちゃいけない。
その彼を苦しめていたのが大人やこの世界なら、私達が生きていけなくなってしまう。
なのに少しだけ、「叶えばいいのに」と思ってしまった。
だって、目の前の彼が、微笑んだから。
‥これだから私は彼が嫌い。
いつまでも過去を引きずって、つまらない妄想で時間を潰している彼が、昔から大嫌い。
「大嫌い」と心では言っていても、住んでるところから離れたビルの屋上まで着いてきて、くだらない話に付き合っているのだから‥心のどこか、自分ですら気づかないところでは「好き」だと、そう思っているのかもしれない。
「‥それが、叶ったらあなたはどうしたいの?」
「どうするもなにも、僕も消えるよ。」
「え‥」
「彼を苦しめた一つに、僕が入っているからね。」
微笑みを崩さないまま、そう言い続ける彼が、少し苦しそうに見えた。
私には、彼を救うことなんてできないけど、
「‥じゃあ、それが叶えばいいね。」
少しくらいそう願っても、いいかな。
「‥どうして、そういうこというの?」
「え?」
「君ってば現実味のない願い事が嫌いなのに。」
「まぁ、嫌いだけど‥」
「ならどうして?」
「‥だって、」
「君の笑顔が、見てみたいから!」
「君の笑顔が、見てみたいから!」です。
少し書きずらいかもしれません‥ごめんなさい。
14
「君の笑顔が、見てみたいから!」ですね
頑張ります!!
梅雨(つゆ)「君の笑顔が、見てみたいから!」
梅雨「付き合って!」
奈央(なお)「え?」
僕は顔が熱くなった
今目の前にいるのは憧れの先輩で僕に告白をした
奈央「、、、、」
梅雨「大丈夫?」
奈央「だ、大丈夫です 僕でよければ」
梅雨「いいの? やった~^_^」
梅雨「そしたら一緒に奈央くんの家に行こ〜」
奈央「えぇ~、、」
〜到着〜
梅雨「えぇ!!!??? 家でかアァァ」
奈央「えへへ」
梅雨「家でかいね!!」
使用人「あっ 奈央様! おかえりなさいませ」
奈央「あぁ ただいま戻りました お疲れ様です」
使用人「有難うございます そちらは?」
奈央「僕の、、、」
梅雨「奈央くんの彼女です✨」
使用人「えぇぇ 付き合ってたんですか!?」
奈央「ちょっと、、、」
梅雨「はい!!」
奈央「と、とにかくもう休んでぐださい!」
使用人「は、はい」
梅雨「ここが奈央くんのお部屋なんだ〜」
奈央「はい」
梅雨「寝ていい?」
奈央「それはちょっと、」
梅雨「(-_-)zzz」
奈央「えぇ~寝てる」
その時嫌な予感がした
次は(その時嫌な予感がした)です
()はつけなくてもいいです
15
その時嫌な予感がした
から頑張ります
その時嫌な予感がした
僕は後ろを振り返るとそこには
いじめっ子が立っていた
『バイバイ。』
僕は階段から突き落とされた
僕は意識を失った
病院で目を覚ました
目が覚めた僕に母は
『誰に突き落とされたの』
と聞いてきた
僕は言うのを拒んだ
だっていじめっ子に
『誰にも言うなよ』
と言われているからだ
でも僕は言った
『〇〇くん』
だと
母は驚いていた
〇〇くんの母と僕の母は仲が良いからだ
なので〇〇くんのお母さんに電話をかけ病院で話をした
とても〇〇くんの母は謝っていた
だがしかし〇〇くんは全然謝らなかった
それで怒った〇〇くんの母は思いっ切り〇〇くんの頭を下げさした
すると
『ゴキッッッ』
と凄い音がした
見てみると〇〇くんが倒れていた
〇〇くんの母は泣いていて僕の母はナースコールを鳴らした
そして〇〇くんは亡くなってしまった
僕はとても気分がいい
だっていじめっ子が◯んでくれたから
これでいじめられなくてすむ
『ポタポタ』
あれ何で僕泣いてるの?
『あれ何で僕泣いてるの?』
から次の人お願いします
16
None
初心者、ガンバリマス。
あれなんで僕泣いてるの?
その時僕は思い出した。
◯◯君がいじめっこから僕を助けてくれたことを。
そうなるとなぜ〇〇君はぼくを虐めてたんだ?
翌日、◯◯君の母親が行方不明となった。
僕はそれから数年間の記憶がない。
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初心者ですが頑張ります!
僕はそれから数年間の記憶がない。
ある日、目が覚めたらよくわからない部屋にいて、突然のことに驚いた。
「ここは・・・?」
「!|暁音《あかね》、目が覚めたのか!」
「よかった・・・」
声のした方を見ると、2人の男と女がいた。
2人のことを思い出せない。
「えっと・・・?」
「まさかわからないのか・・・?ってしょうがないか。」
「だって|暁音《あかね》が家に来る日に・・・ね。」
「?」
本当に何があったかますますわからない。
「ねぇ|暁音《あかね》。どこまで覚えてる?」
どうやら僕のここまでの経緯を聞きたいようだ。
「えっと・・・生まれたときにはもう養護施設にいて、5歳で1回出されたけど虐待で戻った。そのあとまた養子縁組が決まった。・・・以上。」
「「ーっ!」」
すると2人が息をのんで、涙を浮かべながら僕に話した。
「私は、あなたの母になる、|姫小路縁子《ひめこうじゆかりこ》です。でこっちが、あなたの父になる夫の|善巳《よしみ》。よろしくね。」
「はい。|暁音《あかね》です。お願いします。」
「それで・・・あのね、本当はあなたを引き取る予定だった日、あなたが乗った車が交通事故に遭ったの・・・それで、あなたは命は助かったけれど・・・ずっと眠ったままだったの。」
「そういうことだったんですね・・・」
やっと事情が飲み込めた。にしてもなんで2人のもとに行く記憶がなくなっているんだろう・・・
「本当に目を覚ましてよかった。なんせ数年間眠ってたからね・・・」
「!?」
どうやら数年もの間、意識を失っていたらしい。
「なんかすみません・・・」
「いいのよ。本当に助かってよかった!」
「これから家族になろうな!」
「はい!」
それから、僕らは家族になった。
書きました!次の方は、“それから、僕らは家族になった。”からでお願いします!
18
参加失礼します!
僕らは、家族になった。
それまでの話を少ししよう。
---
始まりは何年前だったかな……
ただ、その頃からあの人は優しい人だった。
「ここ。」
「え?」
「ここ、好き?」
「はい。大好きですよ」
言葉足らずのあの人が好きだった。
僕の言葉で、にこっとする笑顔が綺麗だった。
そんな日常は、続かなかった。
---
ここというのは神社のことだ。
クラス、家でも孤立した僕が逃げ場にしていた場所だった。
そうしたら綺麗なお姉さんが来て、僕の話し相手になってくれた。
本当に楽しかった。
些細な言動ひとつひとつが綺麗で、儚くて。
まるで妖精みたいな人だった。
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そして、月日が経ったある日。
「ねぇ、ぼく」
「はい、?」
「もう行かなきゃなんだ、私」
「大人になっても、私のことを探してくれる?」
いなくなっていまうというショックがとても大きかった。
でも、
「勿論です、行きますし探します」
僕の言葉に、お姉さんはにっこりと笑って
「ありがとう」
と言ってくれた。
貴方のことが好きです。
次の日には居なくなってしまったけれど。
---
それから数年。
僕らは、家族になった。
この幸せを、守り抜こう。
大切な人と。
最後は
大切な人と
です!
19
None
大切な人と
大切な人と
地球最後の1時間を。
ある日ニュースでこんな報道がされた。
『あと、24時間後に地球に巨大隕石が接近中です。今日が地球最後の日です』
最初はみんな半信半疑だったがニュース報道がされてから
《隕石衝突まであと4時間》上空に巨大隕石が肉眼でも見えた。みな、慌てふためき事故が多発した。そして俺はというとある人の家に行っている。
《隕石衝突まであと1時間》
そして俺はその人の家についた。この人と…いや幼馴染と残り1時間を過ごす。
《隕石衝突まであと10秒》
10秒.俺「最後に言いたいことがある」
5秒.幼馴染「なに?」
1秒俺「今までありがとう」
0.5幼馴染「うん!」
次の人のメッセージは「ありがとう」
20
ありがとう
わたしの味方でいてくれて__。
なんてセリフ、一度くらい吐いてみたかった。
わたしは物語が好きだ。
けれど、時々思ってしまう。
__所詮、フィクションだ。現実はこう上手くはいかない。
絶望にも近いそれを抱えるのが辛くて、いつの間にか「好きだ」が「好きだった」に変わっていた。
好きなものが無くなったわたしは、人の皮を被った人では無い何かなのではないか。
常々そう感じている。
空っぽな私でも、生きる意味はあるのだろうか。
そんなしょうもないことを、ずっと、考えている。
初のリレー小説&アンカーです!
短いけど、結構いい感じに書けた!