リレー開始者:ゆり
#臆病 #恋愛 #幼なじみ
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話数 5 / 20
この小説は臆病な女の子の恋の物語です。
よろしくお願いします!
合言葉
臆病な私
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1
好きなように書いてください!
陽菜「はぁ…」
放課後の教室。
私は1人、ため息をついた。
それは、私の''好きな人''のせいと言ってもいいだろう。
私の好きな人は幼なじみの日向。
幼い頃からずっと一緒でいつのまにか好きになっていた。
幼なじみ、まぁ、友達。
鈴「もぅ、陽菜ったらまたため息ついて…やっぱり栗原くんのこと?」
隣から呆れたように話しかけてくる。
この子は鈴。私の親友。
鈴はいつもこうやってサポートをしてくれる。
陽菜「そうに決まってるよ…やっぱり今日も中園さんがマウントをとってきたし…」
はぁともう一度ため息をつく。
中園さんとはクラスメイト。
まぁ、お嬢様的存在。
中園さんは日向のことが好きらしい。
いわゆるライバル。
でも、中園さんはいつもマウントをとってくる。
自分は私より日向に好かれてるって。
まぁ、実際そうだ。
私なんてただの臆病者。
今までの関係が崩れてしまいそうだからと告白できてない。
でも、マウントを取られるのはイラつく。
今日もマウントを取られてこと状態だ。
鈴「もう…陽菜は…」
今度は鈴がため息をついた。
ごめんね。私が臆病で。
いつか、告白するって決めたのにな…
??「ん?陽菜じゃん!何やってんの?」
突然飛んできた声に私の心臓が跳ねた。
続きをよろしくお願いします。
2
None
急に呼びかけられて、ビクッとする。振り向くと日向は人好きのする笑顔でこちらを見ていた。
陽菜「ひっ日向!や、別に何もないけど、日向こそ、どうしたの?」
日向「古文の教科書忘れちゃった。」
言いながら自分の机に向かった。ごそごそと中をまさぐっていたかと思うとあった、と立ち上がった。その後ろ姿を見て、やっぱり好きだなと思う。日向はカバンに教科書を詰めるとこっちを向いた。
日向「俺は帰るけど、日向はまだ帰らないの?」
陽菜「あ、えっと、もう帰るつもり!」
鈴「へぇ……あ、ヤバ!私はそろそろ部活あるからじゃあね!」
大会前だから、と言って鈴は部活へ向かった。急に静まり返った教室。私は正直緊張で声も出せなかった。日向は暫く黙っていたが不意に私の方を見た。
日向「陽菜、用事無いなら一緒に帰る?」
陽菜「え、うん!」
---
日向と歩いて校門を出る。二人で並んで帰るなんて、いつぶりだろう。私の心臓がうるさい。今私の隣には友達であり幼馴染であり、好きな人がいる。ちらりと日向の顔を覗くと穏やかな顔で前を向いていた。
陽菜「(ヤバい恥ずかしくて全然話せない…)」
日向「あのさ」
陽菜「何っっっっ⁉」
いきなり声をかけられたことにより私の脳内は爆発した。驚きすぎて声が裏返る。そんな私を見て日向は苦笑した。
日向「そんなにびっくりする?」
陽菜「いやだって、急だったから。」
日向「陽菜変わんないな~、昔もびっくりすると声が裏返ってたんだよね。」
陽菜「今はそこまでじゃないよ。」
日向「そう?俺は変わってないと思うけどな~」
二人で笑いあう。今の会話で大分緊張が解けて話しやすくなった。そういえば、と日向の顔を見る。
陽菜「さっき、なんか言いかけてなかった?」
日向「あ、そうそう。」
中園「わぁ、栗原くんと仲秋さん。偶然だね。」
3
中園「わぁ、栗原くんと仲秋さん。偶然だね。」
そこにはもう帰ったはずの中園さんが居た。彼女は愛想がよさそうな笑顔を日向に向ける。
陽菜「な、なんで中園さんが…?」
中園「教室に忘れもとしたの。で、なんで2人が?」
日向「陽菜が残ってたから一緒に帰ろうかなーって」
中園「じゃあさ、私と帰らない?」
日向「!?」
中園さんの言葉にはっとなる。
多分、こんな変な幼なじみよりお嬢様を選ぶと思う。
せっかく久しぶりに日向と帰れるのに…
しばらくすると日向は言う。
日向「俺は今日、久しぶりに陽菜と帰ってるから無理!ごめんね!」
中園「…は?」
予想外の言葉に私は驚く。
と同時に胸がきゅんとなった。
中園「…わかったわ。また今度一緒に帰りましょうね」
中園さんはしぶしぶ言うと先を走っていった。
その状況にあっけらかんとしている私。
何を話せばいいのだろう…
それより先に口から出た言葉は
陽菜「…なんで日向は中園さんと一緒に帰らないの?」
日向「え?」
突然こぼれた言葉に日向は首を傾げる。
陽菜「だって、絶対中園さんと帰ったほうがいいんじゃない?私…緊張して話せないし…」
日向「別に俺はただ久々に陽菜と帰りたかったから、だけど?」
日向が言った言葉に私の胸がちょっと痛い。
私を選んでくれたのは嬉しい、けど。
私は…友達としてじゃなくて
恋愛として好きなのに
ごめんなさい、書きにくいところで切ってしまいましたね…💦
次回よろしくお願いします!
4
None
よろしくお願いします。
恋愛として好きなのに。
そう思っても、口に出せるわけない。
日向は口を閉じてしまい、私も気まずさから何もいえない。
変な空気のまま、私の家に着いてしまった。
「はああ〜〜…。」
ため息をつきながらベッドに寝転がる。
家に帰るなり、私は自室に篭った。
「明日、日向とうまく話せるかなぁ。」
案外、今日のことなんて気にしてないのかもしれない。
それはそれで、私のことなんてどうでも良いんだ、って思っちゃうかもしれないけど。
でも、気まずくて話せないよりはマシだろう。
自分を納得させようとした時、スマートフォンが鳴った。
画面には『柊木鈴』、鈴からの電話だ。
「もしもし?」
『どうだった?栗原くんと上手く話せた?』
期待が込められた口調に、私は曖昧に頷く。
胸が高鳴ったのは事実だけど、結局気まずい空気のまま家に帰って来ちゃったし…。
鈴に包み隠さず話す。
『えー、良いじゃん!栗原くんが陽菜を選んでくれたんだし。』
「そ、そうかな。」
少し照れてしまった。
鈴は『いいよ!』と太鼓判を押すように言ってくれる。
「でも、明日ちゃんと話せるかな…。」
思い切って不安を吐き出すと、鈴は以外にもあっさりとこう言う。
『そんなの、どうにでもなるって。2人は幼馴染なんだし。』
鈴の言葉に、私は少し勇気を貰った。
下手だが許せ。
すみません、許してください。
5
恋愛は苦手だけど頑張って繋げます!
「はぁ〜…」
なぜため息をついているかって?
日向と上手く話せるか少しだけ不安な心が私に残っているからだ
まぁ、鈴の言葉で勇気貰えたし頑張ろうかな…?
---
日向「おはよっ、陽菜!」
陽菜「ふぇっ!?、あ、おはよ〜」
また、急に話しかけられたからびっくりしてしまった
日向「やっぱり昔と変わらないな〜」
陽菜「そ、そんな事ないよ…」
日向「変わってるって!」
陽菜「え〜…?」
そんな感じで会話が終わり、私が席についた時に鈴に声をかけられた
鈴「進展あった感じ?」
鈴が日向の方を見て言う
陽菜「いや…、日向に話しかけられただけだし…」
鈴「それだけでも充分進展してるよ!」
鈴「それに、昨日も一緒に帰ったんでしょ?」
陽菜「うん…」
鈴「なら、あとは陽菜次第かな?」
陽菜「えっ?」
鈴「髪型を変えたりとかさ?」
陽菜「あぁ…そうゆうこと?」
鈴「いつか告白できたらっていうのもあるけどねっ」
陽菜「あはは…」
鈴の言葉に思わず苦笑いしてしまった
だって普通に話すのさえも、ドキドキしちゃうのに…
告白なんて、もっと無理だよ…
先生「ほら、お前ら席につけ〜、朝のホームルーム始めるぞ〜」
---
先生「今日は数学のテストを返す、列に並んで受け取れー」
そういえば、今日は珍しくまだマウントを取られていない
もしかしたら今日はマウントを取られないで帰れ…?
中園「仲秋さん、テストの点数何点だったの?」
陽菜「えっと…」
中園「今回のテストは簡単だったから、勿論点数は高い方だよね?」
私はテストの点数に目を向ける
陽菜「は、87点だったよ…」
中園「あら?そうなの?、私は満点だったんだけどなぁ」
鈴「でも、陽菜は平均点よりも上の方でしょ?、それにテストの点数なんて関係なくない?」
中園「それもそうだね…」
中園さんは、やや不機嫌そうに席の方に戻って行った
やっぱりマウント取られるよね…
今日も鈴に助けられてしまった…、今度お礼を言わないとな…
---
日向「ごめん、陽菜!ちょっと今度の休みに遊ぶ予定だった女子が3人来れなくなったから来てくれないか?、頼む!」
陽菜「えっ…?」
突然な事で私は驚いて固まってしまった
日向「嫌なら良いんだけどさ…」
鈴の方に助けを求めるかのように見たら、「折角のチャンスだよ行こう!」って感じでウインクされてしまった
陽菜「ぜ、全然良いよ」
--- 「それ、私も行っていいかな?」 ---
突然聞こえてきた可愛らしい声、それは聞き覚えがあった…。
日向「え?中園さんも来てくれるの?ありがとう!」
そう、クラスのお嬢様的存在の中園さんだ
中園「仲秋さんも良いよね?」
陽菜「はっ、はい!」
日向「待ち合わせ場所は、俺の近所にある○○公園で、遊ぶ場所は遊園地だけど大丈夫?」
中園「全然大丈夫だよ〜」
陽菜「あの、鈴も誘っても良い?」
日向「良いよ〜」
私が日向と遊ぶの、なんだか久しぶりかも…?
でも、中園さんが居るのかぁ…
おしゃれをして来る中園さんが目に浮かぶ…
でも、鈴も居るし、大丈夫だよね…?
次の人、良い感じに繋げてください…
ネタは僕作ったので…
お願いします…