リレー開始者:ABC探偵
#小説 #冒頭と結末 #一次創作 #リレー小説 #フリージャンル
最低100文字/最大3000文字
話数 7 / 15
小説の冒頭(始まり・プロローグ)と結末(終わり・エピローグ)の文章を書いていくだけのリレー小説です(中間の文章はご自由にどうぞ)
前後の繋がりはなく、自由に書いて下さると幸いです。
尚、一次創作限定とします。
合言葉は「紡ぎ手のリレー」(「」無し)です。
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リレー参加者
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暇だったのでリレー小説を作成しました…というと、聞こえが良いですが、実際は文章の供養です。
本リレー小説のタイトルは「往復書簡の連鎖」などとカッコつけていますが、小説の冒頭(始まり・プロローグ)と結末(終わり・エピローグ)の文章を書いていくだけのリレー小説です。
前後の繋がりはなく、一次創作限定となっております。
▶題名
天花ノ命
▶冒頭
冬の寒さが肌を這い、吐く息さえも白く染めた。
「……そろそろ、か」
薄く白煙が発つ口元の背中には曇り空が広がり、月夜は顔を出していない。
冬衣の軍衣に身を包み、腰に挿した刀が鞘とぶつかり、微かな音を立てた。
更に片手で腰に吊られた銃器を確認し、存在を見る。
そのまま、足元に広がる銀世界に足を降ろした。
▶結尾
霧氷が大樹にしがみつき、儚くも悦に浸る。
その無情なまでの美しさが己が達成したことを祝福するようだった。
身体に付着する斑雪は己を着飾り、熱く流れていく鮮血すらも誤魔化していく。
私は成し遂げたのだ。私は、成し遂げたのだ。
合言葉は「紡ぎ手のリレー」(「」無し)となります。
テーマ、中間の文章の有無、題名に関しては各々、お任せします。
お好きなように自己の世界観を書いていただいてかまいません。
2
参加失礼します。
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・冒頭
瞼を開ける。知らない天井。香る花。繋がれた管。
・結尾
花が開く。蕾が開く。そうして咲く。
---
病院で誰かが再会するようなハッピー系です。
ABC探偵さんのは自然に感情が描写されていて語彙力がないですが、すごく好きです。
これからも応援しています。
合言葉は紡ぎ手のリレーです。
3
〈タイトル〉
新訳白雪姫
〈書き出し〉
「……子供が欲しい」
ほとんど無意識の内にこぼれた言葉に、私はハッと身を固くする。
刺繍をする手から針が滑り落ち、軽い音を立てた。
〈結び〉
(寂しい)
その言葉は空気となって、溶けて消えた。
震える白い霧が独り漂う。
その霧に続くものはもう、その唇からは吐かれなかった。
ただの白雪姫の話です。
と言っても白雪姫あんま出てこないけど。
よくあるパロディオマージュリスペクトです。
なんでもない話だけど、新訳白雪姫ってタイプすると、新薬白雪姫って出てくる。
白雪姫って薬あったら怖いんだが。
某白い医者兼殺し屋が使ってそうな安楽死のお薬みたい。
ABC探偵さまの文体が好きです。
なんとなくリレー小説に参加してみました。拙い文ですが。
ありがとうございました。
4
書けなくてボツにした小説の供養、失礼します。
【タイトル】
愛、すなわち死。
【書き出し】
ざざ、と波が寄せては引く。漆黒の世界に向けて、小舟を漕ぎ出づ。
月明かりに照らされて、光っては消える。
目を閉じて、かの人を思い浮かべる。
今頃何をしているのだろう。きっと血相を変えて、自分を探しているんだろうな。
———こんなときにまで、思い出してしまう自分に嫌気がさす。
【中間】
嫉妬。 ———違う。
独占欲。———違う。
所有欲。———違う。
執着。 ———違う。
そんなのもとうに、消えてしまった。
趣味。愛好。興味。嗜好。どれを選んでも、想い描くのは かの人の顔。
全ての喜怒哀楽を、かの人は乗っ取ってしまった。
【締め】
今から飛び込むのか、と思った。
底は見えず、巨大な墨汁のよう。
———ああ、でも。
もうとっくに、自我は消えている。かの人に呑み込まれて、溶け込んで。
だから。変わらないだろう、今更。
もうとっくに、『自分』はいないのだから。
音もなく影が波に消える。
波に揺られている小舟だけが、夜の月明かりの下でそこに在った。
書き出しと中間と締めをうまく接続できなくてボツにしました。
このように奉納できる場があることに感謝いたします。ありがとうございました。
5
奏者ボカロファン
没になった物語の種を植えてあげようかと···
冒頭
「先生。」
懐かしい声がした。
振り向くとそこには、もういないはずの"彼女"が微笑みながら立っていた。
世界が終焉を迎える中、私と"彼女"は研究所で、確かに再会の喜びを分かち合った―。
結末
もう、誰にも知られる事の無い、不思議で神秘の物語。
それは静かに風に乗り、何時かは儚く消えていく。
やっと、成仏出来た。
6
いつかちゃんと作品にするかもしれません。
第:あめあめふるなふるな
始:朝、窓の向こうからは、日差しと雨音が同時に入ってきた。
「天気雨か。」
独り言と共に新聞を開くと、そこには彼女の顔と名前が大々的に載っていた。
とある宇宙研究所の職員で、会えるのは数カ月に一度。
欠伸混じりにフラフラと、彼女は階段を下りてきた。
崩れた髪と寝巻きにそのことを伝えても、その顔はあまり気にしてない様子。
きっと疲れが溜まっているのだろう。それに、昔からそういう奴だった。
幼い頃から彼女は宇宙の話をよくした。
でもそれは、宇宙ゴミやら国家資産やら、現実的で冷たいものだった。
「宇宙は危険。」それが口癖だった。
でも、そんな彼女が好きだった。
終:「昼間なのに流れ星が見えるなんて、初めてだ。…いや、鉄屑どもか。」
既に大半の地面は焼け野原だった。
追い込まれるように、ビルの上まで逃げてきた。
ここまで来ても、悲鳴と破滅が耳に刺さってくる。
逸らすようにまた空と、その向こうを見た。
冷たい彼女を抱えて呟いた。
「雨よ、降るな。」
大粒の雨と大量の宇宙船が額と地上に降り注いだ。
合言葉は、「紡ぎ手のリレー」です。
7
冒頭
あれは、そう。暑い夏の日だった。蝉がやたらと鳴いていてうるさかった。今年の夏もあっという間に過ぎてしまうんだと思っていた。でも、それは違った。早く終われと願う夏が来るなんて、生まれてこの方、思いもしなかった。
結末
夏は終わる。もうすぐ終わる。嬉しかった。彼らは死ぬ。もうすぐ死ぬ。僕と一緒に死ぬ。アイスがぽたりと垂れ、池へ落ちた。僕と彼は天国へいけるかな?望みのない問い。今更天国なんていけない。僕は彼と罪を犯した。けして許されない罪を。蝉が鳴くのをやめた。夏が終わる。地獄は、この夏以上に暑いのだろうか?僕はそう思いながら、目を閉じた。夏の最後の余韻を噛み締めながら。
中間ないと意味の分からない文章………。
合言葉は「紡ぎ手のリレー」です