リレー開始者:@ 苺 瀬 り あ 🧸 💭
#ホラー #精神崩壊 #白い世界
最低100文字/最大3000文字
話数 8 / 30
色も人も音も何もない世界
色すらない。ただ真っ白な世界で、
人気(ひとけ)は一切ない。ひとりぼっち。
音すらない。何もない世界。静かで、怖い
精神が崩壊しそうな。自分が崩壊しそうな。世界が崩壊しそうな。
そんな感じをテーマにした小説です。
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リレー参加者
1
※1番最初で前の人が居ないため、あらすじのようなものを書きます。
何もない世界。気がつくと知らない場所に居た。
世界が…真っ白。誰もいない音もしない。ただ風や自分の足音しか聞こえない。
怖い。でも、とても静かだ。いつも、いつも怒られてて少し耳障りだった。でも
人が居ないなら、自由に過ごせるってこと?ラッキー
でも、1時間、1日…1ヶ月…1年…と、年月が流れる度に、精神がおかしくなってきたり、
恐怖を感じてきた…。静か過ぎて…せめて、誰か1人でも…。色も、ただ白い。
謎の異空間に居るみたい…。音すら聞こえない…。
自分が崩壊してしまいそう……。ここってなんなの?
自分ってなんなの?世界ってなんなの?音ってなんなの?
色ってなんなの?人ってなんなの?怖いってなんなの?
1人ってなんなの?地球ってなんなの?
生きるってなんなの?死ぬってなんなの?
生きる意味ってなんなの?死ぬ意味ってなんなの?
精神ってなんなの?自分すら分からなくなってきた。
それすら…。怖い
怖い…?
怖いって、なんなの?
もう、寂しい。ずっと、家族と過ごしていたかった。
家族との思い出
笑顔、…
家族に怒られたこと
家族と悲しんだこと
家族と過ごしたこと
家族とあそんだこと
家族と料理したこと
家族と旅行したこと
家族と楽しんだこと
家族と約束したこと
家族とわらったこと
色々な全ての思い出が蘇る。
絶望に落ちたとき
病んだ時
辛いとき
死のうとしたとき
嫌な思い出も…
勝手に思い浮かぶ。
死のうとしたとき
喧嘩したとき
いじめられたとき
病んだとき
殴られたとき
絶望に落ちたとき
頭がフラッシュバックする。
怖い
今、それが同時に起こったみたい。怖い
この感情をどう表現すれば良いのか分からない。
怖い…崩壊…寂しい…なんだろう。
家族は?
みんなは?
親友は?
どこにいるの…ねぇ、
ねえ
みんな、助けて
おしえて
ぼくってなに?
いきるってなに?
ここってなに?
せかいってなに?
ちきゅうってなに?
いきるいみってなに?
しぬってなに?
おとってなに?
いろってなに?
ひつようなものなの?
…
はあ
もう、頭がおかしくなる。
きがつくと全て忘れてしまいそう
家族の存在、自分の存在、親友の存在、世界の存在
全てを忘れてしまいそう。
本当にここってなんなの?
ねえ…助けて、誰か。
怖いよ、怖いよ…寂しいよ…泣
みんな、どこにいるの?
僕を待ってくれてるの?
ねぇ
ねぇ
ねぇ
ねぇ
ねぇ
ねぇ
ねぇ
ねぇ…
ねぇ……
ねぇ………
ねぇ…………
ねぇ……………
ねぇ………………
不快でしたらすみませんが、ご自由に書いてください。
新しい登場人物などご自由に。
犯人や原因などもご自由に
しかし、もう元の世界に戻ると第二話だと早いと思うので
まだにしておいてください
すみません
2
書かせていただきます!
一体、ここに来てからどれくらいの時間が経ったのだろう。
なにしろ、ここは本当に何もない。
時間感覚はとっくのとうになかった。
いつになったら、もとに戻れる?
いつになったら、色も、人も、音も、戻ってくる?
いつ終わるか、これから何が起こるのかすらもわからない。
この白い無機質な箱から、出られる日は来るのだろうか?
私は、膝を抱えてうずくまる。
ふと、端っこを見ると、何かが落ちていた。
「……っ、」
しばらく声も出さずにいたせいで、声がなかなか出なかった。
ようやく出せるようになると、改めてその紙を見つめた。
「…あん、ごう…?」
『簡単な暗号だよ、解読してみてね……ヒントは簡単すぎるとつまらない…ヒントは、国語の基本だ!』という文字の下に、『7の2、2の2゛、1の3、1の4、5の5、4の2、1の2、3の1、1の2、1の1、5の1』と数字の羅列。
私は、それを見つめてしばらく考えた。
「……国語の、基本…」
基本は、土台になるものだから、必要不可欠なものだ。
つまり、国語に必要なものということだ。
「…筆者の心情、?」
心情…。
つまり、これを書いた人の心情を読み取るということ?
流石にそれはないと思う。
心情を読み取るようなものではないと思いながら、一応じっくり読んでみる。
「…楽しんでる、この人」
それくらいしかわからないので、次を考えた。
国語に必要なもの。
漢字?文章力?応用?
縦読みをしてみたりもしたが、訳の分からないものになったので却下。
しばらく考えていると、一つの結論に辿り着く。
「………日本語、かも」
日本語は、国語以前に生きる上で必要なので、スケールが大きすぎると思ったが、もうそれしかない。
「…日本語を、どうすればいいんだろ」
日本語、と言われてもその幅は広すぎる。
にほんご、ニホンゴ、日本語、nihongo…
「……うーん、…」
考えは行き詰まった。
「日本語っていうのが違うのかなぁ、」
でも、漢字は数字のところで使われていないし、文章力と言われても、って感じだ。
こんな短い文章で応用もくそもあったもんじゃないし、感情なんて楽しそうくらいしかない。
楽しそうが暗号解読のカギになるなら、今頃とっくに暗号は解けているはずだ。
日本語は、やっぱり違うのだろうか。
日本語は、普段、いや今も、何気なく何も考えずに使っている。
日本語は生きていく上で必要不可欠だ。
日本語といえば、ひらがなや、おそらくカタカナを使うのは日本人しかいないらしい。
「……それだ、!」
私の中には、あるひとつの考えが浮かんでいた。
紙の横にあったえんぴつを手に取り、私は暗号解読に取り掛かった。
続き書く人は、この暗号解いてみてください。
答えを知りたい人は宵里まで。
短いかもですね、すみません…
3
ハイ…えっと、暗号が分らんし、なんかバグってこのページしか開けなくなったんで
書きます。すいません宵里サン…次の人解いてくれっ!今回は暗号には触れないっ!
暗号解読に取りくみ始めた時…
シュンッ
何か変な音が遠くでしたと思った。だけど、実際はとてもとても近かった。
長い間音を聞いてなかったから。音が聞こえにくくなっていたんだと思う。
????「…こんにちは。」
????「こんにちはっ!」
ぼく「こ、こんにちは?君達は…」
突然目の前に現れた、小学生ぐらいの見た目の女の子二人。
????「…|紫音 藍影《しおん あお》。です…」
????「|紫音 陽彩《しおん ひいろ》だよっ!」
2人「双子だよっ!/双子です…」
ぼく「…」
陽彩「えっ、どしたの⁉」
ぼく「…え…?あれ…な、なんで…?」
気づくと、僕は泣いていた。大粒の涙が頬を伝っていく。
突如、「嬉しい」という感情に気づいた。今まで感じなかった感情。
「嬉しい」って、こんな気持ちなんだ…
ぼく「嬉しい、んだと思います…」
藍影「…ねぇ。君の名前は?見たところ同年代だと思うけど…」
ぼく「…あれ、なんだっけ、僕の名前…年齢は…13だっけ…?」
陽彩「あっ、そうだ!僕らでキミの名前を付けたげる!」
藍影「(-_-;)」
陽彩「…よし、決めたっ!|白夜《びゃくや》!君の名前は、今日から白夜だよ!」
白夜「あ、ありがとう…?」
藍影「ちなみに、私は頭が良い、陽彩は動物なみの運動神経の持ち主だよ。」
陽彩「ちょっと!「動物なみ」は要らないでしょ⁉」
藍影「じゃ、試しに…陽彩。この場所、一周してきて。」
陽彩「無視したな…へ~い、いくよ。よーい…ドンっ!」
ヒュンッ
白夜「は、早っ…⁉」
藍影「陽彩のタイムは100m6秒。かかった時間で、この場所の広さが分かる。」
陽彩「ただいまっ!」
藍影「えっと…60秒。じゃぁ、1,000メートルだね。」
陽彩「そういえば、上になんかついてるあれ…なんだろ。取ってくる?」
藍影「そうだね。取ってきて。」
白夜「ちょっ…⁉この壁、なんもないツルツルの壁だよ⁉」
藍影「大丈夫。陽彩の運動神経は、伊達じゃない。」
陽彩「よっと…」
ダダッ・・(壁に向かって走る。)
ダンッ!(ジャンプ。)
白夜「たかっ⁉」
クルッ(壁の方向く。)
ダンッ!(壁をける。)
陽彩「よっ…」
白夜「三角跳び⁉」
陽彩「と!」
ガシッ!(つかむ)
ヒュルルルルル…(落ちる)
ダン!(着地)
陽彩「取れた!」
藍影「ナイスゥ!」
白夜「…ポカーン」
次の人~( `・∀・´)ノヨロシク
4
はづら
はじめまして、続き書かせていただきます!
ところでめめさん!あなた暗号解けてませんか……?
|陽彩《ひいろ》が|掴《つか》んでいたのは、カプセルの《《ような》》物だった。白く丸い|球体《きゅうたい》に、|黒光《くろびか》りした|棘《とげ》が|異様《いよう》に浮いている。
「ねえ、それなに?」
聞いても答えが返ってこない。|恐《おそ》る恐る|陽彩《ひいろ》の視線を|探《さぐ》ると、それは自分の手元に向かっていた。|緋色《ひいろ》の|瞳《ひとみ》が、|握《にぎ》りしめていたせいで|歪《ゆが》んだ、白い紙を|映《うつ》している。
「ねえ、それなに?」
|陽彩《ひいろ》の見事なオウム返しに、|若干《じゃっかん》の|不快感《ふかいかん》を覚えた。その感情も久しぶりに出会うものだと気づいて、|憤《いきどお》りも|薄《うす》れていく。|黙《だま》って紙を|渡《わた》すと、|陽彩《ひいろ》は首を|傾《かし》げた。|藍影《あお》も|訝《いぶか》しげな顔をして|隣《となり》に立ち、紙を見つめる。
「「7の2、2の2゛、1の3、1の4、5の5、4の2、1の2、3の1、1の2、1の1、5の1」」
|陽彩《ひいろ》と|藍影《あお》が読み上げた暗号は、|相変《あいか》わらず意味が分らない。「2の2゛」という文字を見て、|迷《まよ》わず「|2《に》の|2《に》の|濁点《だくてん》」と同じように読めるのはきっと|双子《ふたご》だからこそだ。
「なにこれ、意味わかんないや。どこでひろったの|白夜《びゃくや》」
「|端《はし》っこ」
|陽彩《ひいろ》の|問《と》いに事実だけを返す。
「はしっこぉ?ここの?なんで?」
「知らないよ、|僕《ぼく》は」
そういえばこの少女達は、どこからここに入ってきたんだろう。この気持ち悪いほど|滑《なめ》らかな|床《ゆか》や|壁《かべ》、|天井《てんじょう》に|隙間《すきま》は見当たらないし、あったとしても人が通れる大きさはないはずだ。
聞いてみようと思った|矢先《やさき》に、|藍影《あお》が口を開いた。
「『みぎうえのちいさいあな』ですか」
「どうしたの|藍影《あお》っ、頭打った?」
|間髪《かんはつ》入れずに|反応《はんのう》してきた|陽彩《ひいろ》を|咎《とが》めるように顔をしかめながら、|藍影《あお》が|再度《さいど》口を開いた。
「違う、これを解いただけ」
「ええっ!?ホント?」
白黒の世界に|響《ひび》いたその声が、自分のものとは|到底《とうてい》思えなくて、|陽彩《ひいろ》と|藍影《あお》を|交互《こうご》に見る。10|往復《おうふく》ほどしてやっと|現状《げんじょう》に気|付《づ》いた|僕《ぼく》を|置《お》き|去《ざ》りにして、|藍影《あお》はまた話し始めた。
「この暗号《《もどき》》は、カプセルの|位置《いち》を伝える|為《ため》のものなんでしょうね。でも、これは問題の|制作者《せいさくしゃ》が悪いです。|第一《だいいち》、どこから見た時の『みぎうえ』なのかを|指定《してい》していない。それに『あな』|自体《じたい》は先ほどまで|棘《とげ》によって|塞《ふさ》がれていた。『みぎうえのちいさいあな』を|発見《はっけん》することは、この暗号《《もどき》》だけでは|難《むずか》しい。|機能《きのう》していないんですよ暗号がっ!」
|一息《ひといき》に言ったものだから、|肩《かた》が大きく|揺《ゆ》れている。|陽彩《ひいろ》が目を大きく見開いて、|慌《あわ》てたように|藍影《あお》に声をかける。
「|藍影《あお》っ!?」
|陽彩《ひいろ》の声が|届《とど》いてすぐ、|彼女《かのじょ》は|動揺《どうよう》したような|素《そ》|振《ぶ》りを見せた。心なしか、|鮮《あざ》やかな|青藍《せいらん》の|瞳《ひとみ》が|揺《ゆ》れていた。
加減が分らなくって、結構ふりがないれちゃいました。
とりあえず、次の方に託した!
5
続き書かせてもらいます、ことまるです!
「…今、私なんて言った?」
「え?藍影、ほんとに頭打った?」
「打ってはないと思うけど、陽彩が掴んでるそれ…それを見てから、なぜか別の世界に飛ばされてたみたいな…まっくろけなせかいのなかにただひとつぽつんとうかんでいるなにがふろーでぃあ」
「ちょっちょっちょストップ。ストップ!!!」
「それがまずいんじゃない?そのカプセルみたいなやつ。」
僕は陽彩に声を掛ける。藍影は未だ意味わかるようなわからないような日本語を発し続けている。
「まずいもなにも、隠しようがないし…」
それはまさしくそうだ。
「一旦それを離れたとこに置いといて、状況を整理しようよ。」
「よくそんな冷静でいられるよね。」
こころなしか、このピンチになってようやく現世にいた感覚を思い出しつつあった。
久しぶりの感覚に、俄然饒舌になる。
「まず、君…君たちはどこから来た?」
不服そうな顔をしていた陽彩だったが、その質問をした途端、顔が更に曇る。
「それが…よくわかんない。私も藍影も、普通にショッピングモールで過ごしていただけなの。そしたらなにか怒号が聞こえて、そのあと視界が真っ白になって。次に目が覚めたらここにいた。
白夜こそ、どこから来たの?」
「僕は…」
僕は、どうやって来たのだろう。白夜。この世界での名。そう呼ばれるたびに、取り戻してきた感覚が徐々に失われていくような気さえした。
「僕は、前の世界は覚えてない。いつ来たかもわからない。多分、もう何年も前なんだろうけど、時間感覚ももうない。不思議とお腹はへらないよ。」
「そっか…」
陽彩はその美しい緋色の目に一層影を落とし、うつむく。
「ところで、藍影が言ってることはなんなんだろう。」
無理やり明るい表情を作っていることは手に取るようにわかる。こんな顔をさせてしまって申し訳ない。
「なんだろう…「まっくろけなせかい」ってこの世界と反対だよね。」
そこまで言ってから気づく。陽彩も同じことに気がついたみたいだ。
「もしかして…」
「おそらく、ここと似たような世界があって、そこに意識が飛ばされてるんじゃないか?」
「そう考えると、この世界もそんな感じなのかな。元の世界では永遠に意味不明なことつぶやいてたりして。」
ククク、と小さな声で笑う。もうもはや、笑うしかない、この世界で。
終わり方がわからなくてごめんなさい!
次の人ガンバッテネ(●´Д`+゜+*
6
もう笑うしかなかった――――その紙が落ちてくるまでは。
白夜「えっ?」
藍影「なんですか、それ……」
僕はその紙を拾い上げ、少し見つめてみる。
それは一枚の写真だった。その画像の中には――――藍影と陽彩が映っていた。
写真の背景は……なんだ、これ。
陽彩「……私達?」
藍影「だけど、この場所はなんです?」
その背景は――――こことは正反対の、黒色の空間だった。
藍影「これ、陽彩が言ってた『まっくろけなせかい』じゃないんですか?」
陽彩「あの……結局何なの?その『まっくろけなせかい』って言うのは」
まっくろけなせかい。それがキーワードになることは、誰でも気づけるだろう。
ただ、問題はもう一つある。
白夜「だけどこれを送ってきた人……誰なんでしょう」
陽彩「そりゃ犯人じゃないの?私達をこの世界に送り込んだ」
そりゃそうだ。と僕は自分を納得させることにした。
本心を言うと……この写真を送ってきた者と、この世界に僕達を送り込んだ人間は違う気もする。
その理由は自分でもわからない。直感――――それ以上の説明はできなかった。
7
二回目参加失礼します…
このサイトで陽彩の言ってる意味が分かります!↓
https://www.mcrypt.click/ja#tool
…その時だった。陽彩に異変が起き始めたのは。
陽彩「え、ここどこ…っ?」
白夜「…は、?」
藍影「陽彩…?」
陽彩「うっわ、まっくろけだ…でも、赤…ぃ…」
フラッ…
白夜「ぅわっ!?」
間一髪。地面に激突する前にキャッチした。
けど。
陽彩「07GO07GT07G/07K907Gh07Ga07Gr07G707G007Cw07Gj07K/07G007
Cw07Gj07K/07G007K4PTrTsa/TsanTsaHTsZbTsLDTsbLTsbrTsLDTsYPTsrPTsb/T
srQ9Oj0607Gf07Kj07Gb07Kj07G807K/07G707GT07Gv」
何故か陽彩はずっとこういっている。
何かを伝えようとしているのだろうか。
陽彩は、顔の下にある写真を向いて、必死に何かを喋っている。
陽彩「07G/07K907Gb07Gp07GJ07GW07G807Gy07K7」
陽彩「07GD07Kz07G/07K007G907GP07Ge07GL07Kj07GY07G207Ge07Ga
07GO07G407Gf34yP34yP」
何を伝えたいのだろうか。その時、気づいた。写真に隠されたヒントに。
白夜「ねぇ、藍影。もしかして___。」
ピ―――、ガガッ…
突然、ノイズ音が聞こえた。それから、声。
『あ”~もしもし、聞こえるかな?《《諸君》》。』
チャラそうな、僕らのことを苦しめて楽しんでいるような、そんな声だった。
『紅の子、あの子は、ルール違反をした。だから、落とした。残念だよ。』
は、?こいつ、命を何とも思っていない。そもそも、命という単語すら、
コイツの前ではただの単語だ。
『今からあるゲームをしよう。それにクリアしたら、紅の子を戻してあげる。
ただ、記憶は抜いておくよ。でも、負けたら…紅の子の命は、ないからね。』
白夜「…やってやる。」
藍影「えぇ、やりましょう。」
白夜「(そういえば、さっき言いかけた話だけど。(ボソッ」
藍影「(写真の、濡れると現れる、文字。ですよね(ボソッ」
白夜「(気づいてたか。それで、文字、読めた?(ボソッ」
藍影「(いえ。なんて書いてましたか?(ボソッ」
白夜「(…『黒の世界には、全てがある。黒の世界に行くには___。』(ボソッ」
『あ、僕は、「マジシャン」。じゃぁ、ゲームを始めようか!』
白夜「(『「マジシャン」を倒すべし。』(ボソッ」
藍影「…っ!?…それで、何のゲームをするんですか?」
『そうだねぇ…じゃぁ、』
--- 『間違えたら即|アウト《死ぬ》の、クイズにしよーか!』 ---
『第一問、この文章を日本語に翻訳しなさい。
In a world that is pitch-black,Everything in the world is here.』
白夜「うぇっ、流石にわからない…藍影にも流石に…」
藍影「『真っ黒な世界、世界のすべてがここにある。』ですね。」
『正解。』
白夜「えっ!?すご…」
『次!For example.The Ordinary World, The White World, The Black Worldwas born.』
藍影「『例えば、普通の世界、白い世界、黒い世界が何故生まれたか。』」
『正解だよ!凄いねー、キミ!
You need that key to get in.The thorn in the capsule.
When you touch it, only your consciousness is sent there.』
藍影「『入るには鍵が必要 カプセルのとげ。触れると、自分の意識だけがそこに送られる』」
『正解。簡単すぎてつまんないや。そのうち紅の子は目覚めるよ。…それと。
Finally, I didn't create this world.
I was trapped long ago.They'll kill me if I disobey.
His name was God.
Good luck with your escape, and I wish you the best of luck.
The only way out is to turn the world black.バイバイ。』
ブツッ
白夜「…藍影。最後のヤツはなんて…?」
藍影「…最後に、私がこの世界を創ったのではない。
私はずっと前に閉じ込められていた。
逆らえば殺される。彼の名は「ゴッド」。幸運を祈る。
唯一の出口は、世界を黒く染めること。…と。」
白夜「…思い返してみたら、クイズの答えがそのままヒントになってた、?」
藍影「謎が多いですね。」
陽彩「う、」
藍影「!陽彩っ!」
急展開…!
8
「あ、あれ……?」
陽彩が目を覚ました。
「陽彩……良かった」
「大丈夫?」
藍影と白夜が心配そうに陽彩の顔をのぞき込む。
「藍影……と、誰?」
陽彩は、白夜のことを覚えていないようだった。
「そっか、『記憶は抜いておく』って」
藍影も気づいたのか、
「陽彩が気を失っていたときのことを共有します」
藍影の口から簡単に陽彩が気を失っていたときのことが語られた。
何かに気づいたのか、陽彩がぽつぽつと言葉を呟く。
「紅の子……世界を黒く染める……そうだ――」
そこで藍影も何かに気づいたようで、
「「三原色」」
二人は同時に言った。
「三、原色?」
唯一白夜だけがわかっていない様子。
「色の三原色」
頭を使っているのか、単語だけしか言わない藍影の言葉を補足するように、陽彩が言う。
「ほら、色の三原色。赤、青、黄色のやつ」
「あー、でも、それに何の関係が?」
ようやく白夜も納得したようだが、関連性がいまいち掴めていない。
「私たち。私が青で、陽彩が赤です」
思考の世界からこっちへ帰ってきた藍影が説明を始める。
「なら、僕が――」
「そう、白夜、あなたが黄色です」
「黄色、黄色、黄色かあ……僕にはそんな要素はないし、あるとしたら名前……? そうだ、陽彩、僕らに何か伝えようとしてたよね」
ダメで元々。
ダメ元で陽彩に聞いてみたが、
「うーん、ごめんね、記憶がないや」
「だよなあ」
白夜がため息をつく。
「手詰まりか……」
そんな白夜に、
「いや、まだ手はあります」
藍影が告げた。
「えっ、何⁉」
陽彩が言った。
セリフを奪われた白夜は口を開いたまま一瞬止まっていたが、すぐに動きを再開する。
「それで、どんな方法?」
「カプセルの棘。触れると、自分の意識《《だけ》》がそこに送られるそうです」
「うわあ……なんかあの時の私や藍影みたいに、体は変なことをずっと呟いていそうね」
と、陽彩。
確かに、その可能性は十分ありえる。
だが、それでも。
「やろう」
白夜の覚悟の籠もった声。
「やるしかないよね!」
元気いっぱいの陽彩。
「仕方ないですね。私がついていかないと不安ですし」
やれやれといった様子の藍影。
「ちょっと藍影! それどういう意味⁉」
「どういう意味も何も、そのままの意味ですが」
突如勃発する姉妹喧嘩。
「いくよ」
白夜のその声を合図に、白夜、陽彩、藍影は同時にその棘に触れた――
前話を読んだ時から、ずっと色の三原色に関連させて書こうと思っていました。
なかなか繋げるのが難しいところだと思いますが、次の方よろしくお願いします。