澪(私は冴えない女子高生。でも、学校生活での唯一の楽しみは…) mob1「キャーッ！太陽様よ〜！」 太陽「…ニコッ」 mob2「キャアアア！太陽様が笑ったわっ！？」 澪(そう、私の幼馴染の太陽がキャーキャー言われているのを見ていることだ。) 澪(あのめんどくさそうに会釈する太陽が面白い。) 莉亜「澪？また太陽軍団見てんの？そんな面白い？」 澪「面白いよっ！あの無愛想だった太陽がだよ？成長したよね…」 莉亜「何目線だよ？」 澪「幼馴染目線です！」 太陽「ああ〜めんどかった…」 澪「わざわざこっちのクラスくんのなんなの？」 莉亜(太陽が澪が好きだからに決まってんじゃん！？気づいてないんか…こいつ) 太陽「いっいや？特に何もっ」 澪「え〜気になるじゃん」 太陽「何にもないって！」 澪「え〜教え」 キーンコーンカーンコーン 太陽「やべっもう時間だ」 太陽「じゃっまたなっ」 澪「あっうん！また」 〜昼休み〜 太陽「お昼食べ行こーぜ」 澪「ん！行こ行こ」 莉亜「あーごめんっ今日違う友達に誘われてて」 澪「そっか…」 太陽「じゃあ行こうぜ、澪」 澪「うん！」 〜屋上〜 太陽「ﾓｸﾞﾓｸﾞ」 澪「ﾓｸﾞﾓｸﾞ」 太陽「今日の放課後ちょっと1人でクラス残ってくれるか？」 澪「え？いいけど…」 太陽「ありがとな」 ニコッ 澪(こう見ると太陽のファンが多いのも分かるなぁ) 〜飛んで放課後〜 太陽「ちゃんと待っててくれたのか」 澪「あたりまえでしょ！私のことなんだと思ってるの？」 太陽「昔遅刻とかしてたけどな」 澪「それとこれとは関係ないでしょっ」 澪「それにもう遅刻とかしないし！」 太陽「そうかよ」 澪「…で？なんで私にここに残れって言ったの？」 太陽「…！えっと…な」 澪「何よ〜らしくない」 太陽「俺は澪のことが好き…だ」 太陽「付き合って欲しい」 澪「…え？」 澪「正直私は、まだ太陽のことを幼馴染みとしか見れてない」 太陽「…？」 澪「わかんない？」 太陽「…？ああ」 澪「いいよ」 澪「付き合お」 太陽「ほんとか？」 澪「こういう時に嘘はつかないよ」 澪「でも、さっき言った通り私はまだ幼馴染みだと思ってる」 澪「だから、太陽のこと好きになれるように頑張ってね」 太陽「ああ！もちろんだ」 莉亜(ふぅ2人は付き合っちゃったか…) 莉亜(失恋…しちゃったなぁ)

ー莉亜「失恋…しちゃったな…」ー 莉亜「ｯ…！」 ダッ(莉亜が逃げ出す) くガッシャン 太陽＆澪「ん？」 澪「ねぇ太陽。なんか音したよね、？」 太陽「あぁ。何かにぶつかるような…」 澪「ね、ねぇ。太陽。」 太陽「ん？」 澪「もしかして、太陽のファン(mob)が聞いたんじゃない！？」 太陽「！」 太陽「そうだとしたらマズイな…よし、今日は一旦解散しよう。いつでも連絡が取れるようにLIME繋げとこうぜ。」 澪「う、うん！」 澪(や、やった！あ，ダメよ澪！今は一大事なんだから、！) 澪(一大事…か) 澪(私は昔、虐めにうけてたことがある。そういえば。。その時に助けてくれたのも太陽だったっけなぁ……) ｰｰｰｰ！ｰｰ！澪ｰ 太陽「澪！」 澪「あ、ごめん。考えごとしてた。」 太陽「とりあえず今日は解散な！また明日な！」 澪「あ、う、うん。」 ー明日ー ガシャ(教室の扉を開ける) 澪「みんなおは、、、」 澪(何かが違う。この空気感………) ﾄｺﾄｺ (椅子に座る) 澪「え、、、何これ、？」 私の机には「キモい」「ぶす」「あほ」「学校くるな」「消えろ」 澪「………は？」 ？？？「ｸｽｸｽｯ」 澪「！？」 笑いの方を見てみると。。なんとそれは莉亜だった、、、、、、、 「悲しみ」や「怒り」の感情より、「殴ってやりたい」の気持ちが強かった。 ｶﾀ…(椅子から立つ) ﾄｺﾄｺﾄｺﾄｺ(莉亜の方へ向かう) ガン！！(思いっきり殴る) その瞬間、クラス全体が静かになった。 莉亜「ゴホッゴホッ……」 澪「莉亜。そういえばアンタ。昔もいじめてたわよねぇ？」 莉亜「んなわけ…！l 澪「うるさい！お前なんかっ、！！」 最後の一発の言葉を喰らわせようとした途端だ。 バタ(倒れる) 澪(なんだこれ……目の前が真っ暗だ) 今はただただ。この暗闇に包まれていたいと思った。 あぁ、今莉亜はどんな気持ちなんだろうか、 最愛の親友を二度もいじめて。それおきに殴られ。 急に、体が浮いた気がする。 なぜか自分は(あ、もうダメなんだな、)とわかった。

澪「莉亜。そういえばアンタ。昔もいじめてたわよねぇ？」 莉亜「んなわけ…！l 澪「うるさい！お前なんかっ、！！」 バタ(倒れる) 太陽「海都、今隣のクラスから人が倒れた音がしなかったか？」 海都「のぞいてみるか？」 太陽「あぁ」 ﾄｺﾄｺ×2 太陽の目には床に倒れた澪と床に座り込んでいる莉亜が見えた 太陽「澪？！」 海都「太陽、お前は｜その子《澪》を保健室に連れてけ」 太陽「おけ！　澪ー、保健室行くぞ〜」 　　「よいしょっ」(お姫様抱っこ) 海都「俺は先生を呼んでくる」 　　「おい、凪！　こい！」 凪「なんだよ　海都」 クラスメイト(なんで隣のクラスはイケメンばかりなの？) 海都「俺は先生呼んでくるから、この女たちが動かないように見張っとけ」 凪「りょーかーい(*´∀`)♪」 --- 保健室 ｶﾞﾗｶﾞﾗ 太陽「ﾁｯ なんでこういう大事な時に先生いねえんだよ」 　　「とりまベッドに置くか」 ﾎﾟｽｯ(澪をベッドに置く) 数分後、、。 澪「うぅ、、」←音わかんね 太陽「あ！澪！」 澪「太陽？」

澪「あれ？　ここは、、」 太陽「保健室だ、お前教室で倒れてたんだぞ!」 澪「ご、ごめん、莉亜のこと許せなくって、」 太陽「まぁ無事でよかったよ。」 バタバタバタバタ 太陽「なんか騒がしいな、」 バーン!（ドアが開く音） 澪「うわぁ～!」 太陽「なんだ!」 モブ「澪ちゃん大丈夫？」 澪「あ、大丈夫です。」 モブ「でも心配だからいい人連れてきたよ!　じゃあね!」 太陽「あっちょっと!!」 ？？？「失礼しま～す」 澪、太陽「え」 鈴乃「教室で倒れた澪ってやつはここにいんのか?」 澪「澪は私ですけど、、、」 鈴乃「おっそうか、俺は、鈴木鈴乃だ。」 太陽「え　えぇ～!あ、あの鈴木兄弟の兄!?」 澪「弟くんは?」 鈴乃「奈央か?　あいつなら澪が倒れた教室にいると思うぜ。」 澪、太陽「へぇ～　、、ん？」 鈴乃「早速治療を始める（？）」 澪、太陽「あっはい」 鈴乃が手袋を履く 鈴乃「早速だが、額を触るぞ」 澪「はい、」 鈴乃の手から光が溢れて、手が、黒くなる 、、、、、 鈴乃「、、、」 太陽「おい鈴木、手が、」 鈴乃「ん？あぁ～これか、問題ない、」 10分後 鈴乃「終わらねぇ〜」 バタンッ 澪、太陽「大丈夫!?」 鈴乃「あぁ～強いな～ていうか澪二回いじめられてるだろ、、、」 澪「っ　な、なんで知ってるの？」 鈴乃「あっ、、、今日はここまでだ、また明日来てくれこの保健室でな!」 澪「うん、、、」