リレー開始者:いお @iosan_0308
#転生 #悪役令嬢
最低100文字/最大3000文字
話数 1 / 6
「物」でも「動物」でも「人」でも「オリキャラ」でも。
とにかく悪役令嬢に転生する話。
続きを読む
読み方
1話ずつ表示します。ページを開くたびにこの表示から始まります。
閲覧設定
名前変換設定
この小説には名前変換が設定されています。以下の単語を変換することができます。空白の場合は変換されません。入力した単語はブラウザに保存され次回から選択できるようになります
1 /
リレー参加者
1
リレー小説初めてですが、よろしくお願いします!
**金持ちの猫、悪役令嬢に転生する!**
|私《わたくし》の名は、メロ。
お金持ちに飼われている猫でございます。
|私《わたくし》の飼い主は、俗にいう「お嬢様」でございまして。
「あら、紅茶が冷めてしまったわ。新しいのをくださる?」
典型的なお嬢様であり、自慢の飼い主でございます。
そんな飼い主にとてもとても可愛がられているのが、そう!
この|私《わたくし》でございます!!
この、美しい毛並み…!
ふわふわと、真っ白な体…!
そして、美しくも愛らしい…!
この、アクアマリンの瞳…!!
|私《わたくし》の飼い主は、とても|私《わたくし》を大切にしてくださっているのよ。
いいでしょう?
羨ましいでしょう?
そうでしょう、そうでしょう。
そんな、たいへん裕福な|私《わたくし》も、やはり死ぬときは死ぬんですわ。
そうなのですわ、|私《わたくし》は寿命を迎えましたの。
やはり、この|私《わたくし》でも自然の摂理には抗えませんでしたの。
この|私《わたくし》でさえ。
でも、さすが|私《わたくし》ですわ。
なんてったって、|私《わたくし》、金持ちの猫メロは。
人間に、転生したんですもの。
---
「にゃ、あ、あ、あら?」
|私《わたくし》は淡い光に包まれ、死を覚悟し、気づいたら見知らぬ場所におりました。
「|私《わたくし》寿命を迎えたのではなかったかしら…?」
|私《わたくし》は、そっと自分の手を見ました。そしたら、まあ、大変!
人間の手になっていましたの。
「まあ、もしかして|私《わたくし》人間になってしまいましたの??」
|私《わたくし》は、部屋を見渡して、鏡を見つけました。
その姿には、見覚えがありましたの。
そう、|私《わたくし》の飼い主が愛読していた小説の登場人物、でございました。
しかも、それに出てくる悪役令嬢。
あら、まあ大変。
|私《わたくし》メロは、
悪役令嬢メロナーデ・アデルに転生してしまったのですわ。
---
「メロナーデ様、お支度はできましたでしょうか?」
メイドが言った。
「………ええ、できましたわ」
「…かしこまりました。では、参りましょう」
「…えっと、どちらへ…?」
「…何をとぼけていらっしゃるんですか?舞踏会へ、に決まっているでしょう」
「………あ、ああ、そうだったわね」
そうして、|私《わたくし》は今、舞踏会にいる、のですが…
「メロナーデ・アデル!お前との婚約を破棄する!!」
これは、一体どういう状況でしょうか…?
「とぼけるつもりか!!お前が、こちらのルゼリア・リィラン男爵令嬢をいじめていた証拠はそろっているんだ!!!」
……………………ハッ。
まさか、これが!
これが!
|私《わたくし》の飼い主が言っていた、
**婚約破棄イベント**というやつですか…?!
|私《わたくし》、いつも飼い主が声に出して読んでいる言葉しか聞いたことがありませんでしたから、初めてですの!!
こんな、リアルな婚約破棄イベントは!!!
「聞いているのか!」
「…もちろん、聞いておりますが…??」
「…な、な…お、お前!こ、婚約破棄…!!」
「あ、全然、いいですわよ??」
「…はっ??」
「もちろん、ですわ」
|私《わたくし》…いえ、メロナーデの記憶にはルゼリア嬢をいじめたなどというものはありませんでしたので。
婚約者であるメロナーデではなく、ルゼリア嬢の言葉を信じるような輩、こっちから願い下げですわ。
「…では、|私《わたくし》の元婚約者様」
ふん、せいせいするわ。
---
|私《わたくし》、人間に転生したからには!絶対にやりたいことがありましたの!!
|私《わたくし》、小説を読みまくりますわ〜!!!!
** 寿命を迎えた元金持ちの猫は、悪役令嬢に転生して小説を読みまくる。**
終わり
次の人は何を悪役令嬢に転生させるんだろ〜??楽しみです!