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助けて!ハロウィンだというのに土星ちゃんの話が長すぎる!
まあタイトル通りですよ。土星ちゃんがべらべら喋ってるのに衛星たちがツッコミを入れてるだけなので多分つまんないです
登場キャラ
土星ちゃん、ミマス、エンケラドゥス、テティスちゃん、ディオネ、レアちゃん、タイタン、イアペトゥスちゃん、フェーベちゃん
ある日(ハロウィン)のクロノス特区にて…………
土星ちゃん「いやぁみんな会館に集まってくれてありがとう」
エンケラドゥス「あざっす!」
タイタン「これからパーティーなんだって?楽しみだなあ」
レアちゃん「ああ………みんなで色々食べまくるらしいぜ。会館もハロウィン仕様になってる」
レアちゃん(………それに、タイタンと一緒にいられる………)
レアちゃんの胸は、大好きなタイタンと一緒に居られる、という状況にドキドキしていました。
タイタン「どうかした?」
レアちゃん「ああ……いや、楽しみだな」
エンケラドゥス「お菓子何があるかなー」
ディオネ「やっぱりグミとかチョコレートとかせんべいとかそういう王道のやつじゃね?」
テティスちゃん「バナナってお菓子に入るのかな?」
ディオネ「知らん。でも土星さんのことだから多分果物もでてくるんじゃね?」
テティスちゃん「たぁしかぁに、今年は特にみんなで果物育て頑張ったもんね!」
ミマス「いや~わくわくしますよ」
ミマス(テティス氏と一緒に楽しみを分かち合えるなんて……)
ミマスも、テティスちゃんへの恋心に胸を躍らせます。
フェーベちゃん「わたし、たくさんおかわりするの!」
イアペトゥスちゃん「おうよ、毎年恒例の無限おかわり来ちゃラァ!」
フェーベちゃん「しかし本当に食べ物が尽きないよね」
イアペトゥスちゃん「わかるよ……去年なんてふざけて食べ放題のピザ完食して潰そう!って思ったらいくら食べてもでてきて、出過ぎてて怖かった」
フェーベちゃん「イアペちゃん!?怖いよ!?潰すって何!?」
イアペトゥスちゃん「無限ピザの方が怖くね?」
フェーベちゃん「それはそうだけど………」
土星ちゃん「静かに!聞いて!」
会館が静まり帰ります。
ミマス(今年は何が出るのやら……)
エンケラドゥス(また仮装に着替えてコントやんのかな……)
テティスちゃん(楽しみ!)
ディオネ(バナナってお菓子に入るのかな……)
レアちゃん(タイタンと……俺が……)
タイタン(おれが盛り上げちゃる!)
イアペトゥスちゃん(無限ピザ怖い………)
フェーベちゃん(イアペちゃんが道を踏み外しませんように………)
みんなでワクワクしながら土星ちゃんの言葉を待ちます。
土星ちゃん「今日は晴れね。しかし……あんだけ暑かった夏がまるで嘘のよう。最近は夜も寒くなってきて、秋の訪れってものを感じるわね。
秋………というより冬の訪れかな?
農業を務め、太陽系にいろいろな野菜を届けるものとして、季節の訪れを大切にする心は持っておいた方が良いわよね。
心が豊かな方が世界は明るく見えると思う。感性が豊かだとそれだけで人生が豊かになるわ。誰かの喜び、誰かの悲しみ……それらがまるで自分のことのように感じられるような……誰かに手を差し伸べられるような……
そんな人ってどこか憧れるわよね。」
ミマス(は?)
ディオネ(なんか……長くね?)
イアペトゥスちゃん(あれ、去年はもっとわーわーしたトーンだった気がする……)
フェーベちゃん(ハロウィンはあ?)
土星ちゃん「この間、木星くんに会ったの。木星くんのところ……ユピテル特訓に行ったわ。あそこは風が美しいし自然も建物も大きくて、自分のちっぽけさを実感させてくれる。」
タイタン(この後多分ハロウィンの歴史解説されて前置きが長かったわね!やりましょう!ってしてくれる筈だよな………)
レアちゃん(タイタンと俺の時間が………)
土星ちゃん「それはそうと、木星くんのところで天ぷらを食べたの!天ぷら美味しくてびっくりしちゃったの!天ぷら食べた後は苺大福を食べたわ。食べることって幸せなんだなぁ。って実感したわ。食べると言ったらねぇ、」
フェーベちゃん(この後お食事会展開が来るんだきっと!)
土星ちゃん「昔読んだ漫画で、銭湯の女湯のお湯が入るところを全部寒天ゼリーにする内容のやつがあったのよ。いまだに寝る前に思い出して夢の中に出てくることがあって………心当たりがある子は後で教えて欲しいわ………」
ミマス(ちょっと気になる……w)
エンケラドゥス(寒天ゼリー…w)
土星ちゃん「こう見えて私、結構意外と漫画を読むことが多いのよ!最近読んだ漫画で面白かったのは【からあげ掲示板】って漫画の小学校を花で埋め尽くす回かな?発想が素敵すぎて……」
テティスちゃん(漫画の話なんてしてたっけ………)ボソッ
ディオネ(ね。脱線してるよな……)ボソッ
土星ちゃん「あの漫画のなかで、教頭先生がお漏らしするシーンがあって可哀想って思って少し泣いちゃったのよ。そしたらね、励ましてくれた子がいてね。それで人の人のの繋がりって強固なんだなぁって。かけがえのない物なんだなあって………」
フェーベちゃんの顔が引き攣ります。
イアペトゥスちゃん(どしたん?)ボソッ
フェーベちゃん(イアぺちゃん……心配してくれてありがとう……今のお話で出てきた励ましてくれた子って、わたしのことかもしれなくて、)ボソッ
イアペトゥスちゃん(は?どゆこと?)ボソッ
フェーベちゃん(前、土星さんが本を読んでる時、泣いてて、わたし、大丈夫って声をかけたことがあるの。流石にその時土星さんがどんな本を読んでたかとかは覚えてないけど、もしかしたらわたしかもしれなくて、違うかもしれないけど、ごめんね。心配させちゃって。)ボソッ
イアペトゥスちゃん(エグい…w)ボソッ
そんなわけで土星ちゃんのお話が脱線していって…………
早くも一時間が経過し……
ディオネ「ふう………」
ディオネはどこか落ち着きがなくなり下を見ています。
テティスちゃん(どうしたの?ディオネ?)ボソッ
ディオネ(えっと………トイレ行きたい………)ボソッ
テティスちゃん(ほんとう?)ボソッ
ディオネ(うんちょっとマジで溜まってきてるキツいかも)ボソッ
テティスちゃん「土星さーん!ディオネ君がトイレ行きたいそうでーす!」
土星ちゃん「あらあら?お手洗い?良いわよ。」
ディオネ「ありがとうございます!」
…………
ディオネはトイレが終わり、手を洗いながら独り言を呟きました。
ディオネ「はあ………もう誰も話聞いてないっしょ。というか空暗くなってきてね?本当トイレ行きたくなっても仕方ないよあれは………校長先生のスピーチよりも酷い………」
…………
土星ちゃん「それで、サラダが花を咲かせた日、風が強かったから飛んじゃったの!ゴミ箱の方にね。あの時は本当にイライラしたわ。」
タイタン(もうなんの話聞いてるのかおれわからねぇ☆)
土星ちゃん「タイタン!」
タイタンはびっくりして目を合わせられなくなりました。自分が変なこと考えてるのがバレた?と思い………
土星ちゃん「それでね、イライラした時に焼きマシュマロを食べれないのは気持ちの問題なのかどうか考えてたの。前そういう子に出会ってね。でもね、気持ちの問題なら無理して克服するとかえってストレスが溜まりそうな気がするのよ。わかる?」
タイタン「ま、まあ………」
みんな話の意味不明さに困惑し、次は自分の番ではないかと土星ちゃんを恐れました。
二時間経過…………
土星ちゃん「あの時折られてた大黒柱の本数は、今でも忘れてないわ。大黒柱を折られて泣いていたあの子の“大黒柱だって生きているんだ”という決意のこもった顔、あの顔ほど迫力があった顔をいまだに見れてないのよね。」
みんな、もう心の中で話の内容に突っ込む気力すらなく、ただ虚空を見つめて(早くおわんねえかな)(ハロウィンってなんだっけ)と思うだけなのでした…………
空はすっかり暗くなっており、みんな頭を抱えています。
タイタン(お願いだから、終わってくれ………)
フェーベちゃん(お腹すいたよ………)
ハロウィンだというのに長すぎる土星ちゃんの話は続き、衛星たちは心の中で血の涙を流し、夜は老けていきます…………
***`THE END YOU WIN!`***
ここまで読んでくれて有難うございます!オチがないのでご想像にお任せします!つまんなかったら素直につまんないって送ってください!