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第2話 名前の花言葉
家に帰った私は、早速花言葉を調べてみることにした。
「瑠璃」の花言葉は… へぇ、「永遠の愛」「誠実」「貴方を信じている」
っていうロマンチックな意味なんだ…
「藍」の花言葉は… 「美しく装う」「あなた次第」
まあたしかに藍色って綺麗だもんね〜
「杉」の花言葉は… 「雄大」「堅固」「堅実」「あなたのために生きる」
「あなたのために生きる」ってなんかメンヘラチックだなぁ
「梯梧」の花言葉は… 「生命力」「活力」「愛」「夢」「和」
あんなやつに夢も和も無い気がするけど…
梯梧「今なんか言った?」
「ぎくっ、兄貴…な、なーんにも言ってないよ!」
梯梧「あ、俺の花言葉調べてるんだ。俺の花言葉めっちゃ良くない?」
「まーねー…母さんと父さんがこういう願いを込めたっていうのが伝わるね」
梯梧「だな、でも、俺の名前の漢字読める人あんまいないんだよなー泣」
「でいごでしょ?まあたしかに梯が読みづらいかも」
梯梧「だろー?あ、風呂入ってくるわ」
「はーい」
あ、せっかく彼らの花言葉調べたんだから、そのこと教えてあげよーっと。
“ぴこん”
あれ、一瞬で返事来た!
釘田
『まじか おもろ』
杉
『へーそうなんだ』
2人ともなんか返事が適当な気が…まーいーや
私は椅子に座りながら、窓の外の景色をぼんやりと見つめる。
もうすぐ太陽が地平線へと沈むようだ。
その代わり月が地平線から顔を出す。
太陽と月…
明るくてお調子者の釘田と、静かで大人しい杉の姿が重なる。
杉は、釘田によって輝いている。
2人は、2人がいないと成り立たない存在_______?
…なんか変なこと想像しちゃった。
まあたしかに、あの2人は仲が良い。
それで、私が仮にどっちかと付き合い、どっちかを振るとすると、
あの2人はどうなってしまうんだろう。
でも、2人はそれを覚悟で告白したはず…。
梯梧「流理花、次風呂入ってー」
流理花「あ、はーい」
湯船に入りながらふと考える。
私にどっちかを選ぶなんて、現時点では無理かもしれない。
だから、私が選べる方法を考えよう。
あ、じゃあ、一週間ずつ「仮」で付き合って、それで良かった方を選ぶ…とか?
これなら、きっと私はどっちか決められるだろう。
ということで、これを実践しよう!
お風呂から上がり、私はすぐスマホを開いた。
『告白の返事のことなんだけど、釘田と杉と一週間ずつ仮で付き合って、それで私がよかった方を選ぶ、っていうことにしていいかな?』
と、2人に送った。
今度は数分経った後に、
釘田
『オッケー』
杉
『わかった!』
と来た。
やっぱ、メッセージの返信でも性格出るよなぁ…