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三つの世界を通じて・・・。第一話
シンジ君が三人に⁉
ー蒸し暑い。じりじりとする感じだ・・・。
サードチルドレン、碇シンジは教室で窓の先の景色を眺めていた。
エアコンはついているはずなのだが、暑さはなかなか緩和されない。
ーああああああああ。あっちぃ・・・。
シンジは暑さと午後の睡魔に耐え切れずそのまま寝てしまった・・・。
・・・・・・・・・・
【どこだここ・・・?】
シンジの目の前には、赤い海に、赤い空。そして半分になっている綾波の顔。
【はぁ!?また違う場所じゃん!?】
こんどは赤い地面に赤い建物だった。
そして誰かがいる…。
【あれは・・・。僕?】
視線の先には紫のプラグスーツを着た僕と思われる人物がいた。
【????????????】
・・・ンジ!・・・シンジ!!
「んあっ!」
シンジは自分の名前を呼ぶ声に気づき飛び起きた。
「バカシンジ!帰るわよ!」
どうやら帰りのホームルームまでぶっ通しで寝てしまったようだ・・・。
「わかったよ・・・。」
二人は淡々と道を歩いていた。
ーーん?なんか音がする。ーー
二人して同時に同じ言葉が頭に浮かんだ。
びゅおおおおおおおおおおおおおおおおおお!
ものすごい勢いで二人の前に何かが落ちてきた!
「「ぎゃああああああああああああああ!!!!」」
それはエントリープラグだった。
「「ええええええ・・・」」
「こっこれ・・・。」
シンジは震えた膝を抑えながらエントリープラグに近づいて行った。
「どけなさい!」
アスカはシンジを後ろに下げて、エントリープラグを開けた。
ガチャッ
プラグの中には・・・
シンジがいた。
「「は⁉」」
そして、それはシンジが夢で見たプラグスーツを着た自分そっくりの少年だった。
「っく・・・っく・・・ぁぁ・・ぅぅぅ。」
「泣いてる・・・?」
シンジそっくり少年は嗚咽しながらずっとずっと泣いていた。
そっくりの少年はアスカの方を見た。
「アスカ!アスカなの⁉なんで眼帯付けてないの⁉治ったの⁉良かった!!よかったよぉ!!ごめんね!僕のせいでごめんね!!」
そっくりの少年はアスカに抱きついて謝罪を唱え続けた。
ーおい。何勝手に抱き着いてんだよ・・・。
シンジは密かに怒りをためていた。
続く★
このシンジ(?)はなんなのか⁉