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今までのCulture消すよ〜プロローグ〜
おもち
--- プロローグ ---
この町では、4月11日は**子沢山の日**と呼ばれている
昔、この町で急激に子供の数が少なくなり、町長が4月11日に空に最も近い丘で
『どうか子供を恵んでください』
と願ったところ、次の日から子供がどんどん生まれてきたという
そして、この町で4月11日のもう1つの呼び名が**悪神の日**だ
町長が願った日の夜に、**子供が1人、消えた**のだ
だが、その事実について、その日、町にいたものは誰も気づかない
気づいたのは、その日、その時間帯に町にいなかった、その子供の兄だったのだ
その兄がどれだけ言っても町のみんなは、誰も知らない
記憶を消されているのだから
その兄は、その日のことを日記に綴っていた
**『俺の弟が消えた。俺が出かける4時間前、20時には元気に家にいて、庭で遊び、『早く寝なさい』と怒られていたのに。そして、誰も弟が消えたことを知らない。弟のことすら忘れてしまっている。たった16の弟だ。これからというのに。』**
そこから1年、2年と過ぎたが、誰もいなくなることはなかった
そして100年が経った4月11日
また、**子供が1人消えたのだ**
気づいた人の日記を見ると、どれも、**16〜19の子供、20時から24時の時間帯**に
**500年に1度女子**が。**それ以外の年は男子**が消えていることが多い
そして、**100年が経った日に100年前と変わらない姿でふっと戻ってくるのだ**
なにがあったかはなにも覚えていない
そして、子供が1人消えていくのは、子沢山にさせるための人質なんだとか
100年も経っているから、誰もその子供のことは知らない
ただ、捜索届を100年間出し続ける家もあり、その家の子供は引き取られる
見つかったのは、10000年の間で100人いなくなり、出し続けた家庭10家庭中1人しかいないのだけれど
連れて行かれないようにする方法は、ただ1つ
**『20時から24時の時間帯に絶対に声を出さない』**
そして今日は悪神の日、4月11日当日だ
今夜は誰が消えるのか
<それは、あなたかもしれない>