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私たちの日常 職場の朝
ミアレシティのメインストリートに面した、ひときわ大きく輝く建物。
**「ミアレ・ポケモンセンター」**の自動ドアが静かに開くと、朝の冷たい空気が心地よい花の香りに変わりました。
AM 8:00 職場の朝
まだ一般の受付が始まる前の、静かなセンター内。
4人は追いかけっこで少し上がった息を整え、それぞれの持ち場へと向かいます。
「ふぅ……! 1着は私だね! さあ、みんな、開店準備を始めちゃおう!」
つばさは少しだけ乱れた制服を整えると、受付カウンターの裏にあるモニターにスイッチを入れました。画面には、今日の診察予約リストがずらりと並びます。
「つばさ、早いよぉ。次は絶対負けないんだから!」
らこはそう言いながら、バックヤードからポケモンたちのための清潔なタオルを抱えて戻ってきました。
「私は奥のケアルームで、みんなを元気にする準備してくるね!」
裏方で支える「静」の朝
一方、しおんとこのみは、カウンターの奥にある調剤室と診察室へと向かいます。
「……このみ、こっちのシーツ、新しいのに替えておいたよ。掃除、手伝う?」
しおんが棚から薬のボトルを取り出しながら、このみに声をかけます。
「……ありがとう、しおん。私は診察室の機械を拭いておくね。……ほこりがあると、ポケモンたちがくしゃみしちゃうから」
このみは、自分のお気に入りの柔らかい布を手に取り、慣れた手つきでピカピカに磨き始めました。
姉妹の絆とプロの顔
ふと、つばさが妹たちの様子を見守りながら、受付のカウンターを優しく撫でました。
お腹は少し空いているけれど、ここには守るべき命があり、頼りにしてくれる人たちがいます。
「さあ、今日もたくさんのポケモンたちを笑顔にしよう!」
つばさの号令とともに、しおんが薬を整理し、らこがタオルを畳み、このみが床を磨き上げます。
ボロボロの家を出て、魔法の制服を着た4人は、もう誰にも「要らない」なんて言わせない、ミアレシティで一番頼もしいスタッフたちの顔になっていました。
「いらっしゃいませ! ポケモンセンターへようこそ!」
つばさの明るい声がロビーに響き、ミアレの一日が本格的に始まります。