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合奏で心が折れました!
今回は、結構、つまんないです。でも!最後に!めっちゃ可愛いシーンを!用意しておいたので!ぜひ最後まで読んでください!
顧問「それでは、今日は、合奏をやります。」
顧問「その前に、チューニング、してきたかな?」
りうら「チューニングってなんですか?」
顧問「あ、教えられなかった?」
りうら「はい。」
顧問「ないこ君?」
ないこ「はい。」
顧問「先輩たちに伝えなかったの?チューニング教えておいてって。」
ないこ「はい。先生からは音域のことしか言われてなかったので。」
顧問「あら、そうなの?ごめんなさいね。」
顧問「それじゃあ、新入部員の人に説明するね。」
顧問「チューニングというのは、音の高さを揃えるためにすることです。吹奏楽では、シ♭が基準になっているので、シ♭の高さを合わせます。新入部員の人たちにはチューナーという機械を渡してありますね。出して下さい。チューナーの左上に表示されている数字がありますね。これを、442にあわせて下さい。そして、シ♭を出してみて下さい。」
シ♭〜♪
顧問「すると、上の方にB♭と表示れ、緑か赤、あるいは両方が光ったと思います。緑の場合、音が合っていて、左の赤が光った場合は低く、右の赤が光った場合は高いということになります。」
(わかりにくくてごめんなさい!写真とか検索してみるとわかってもらえると思いますby Cl.lover)
顧問「それでは、シ♭ロングトーン」
顧問「1、2、3、4」
シ♭〜
顧問「パートごとにみていきます。」
顧問「フルート」
シ♭〜
顧問「○○さん、高いから、少し抜いて」
シ♭〜
顧問「次、オーボエ」
シ♭〜
顧問「りうら君、低いかな。少し詰めて」
シ♭〜
顧問「OK」
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顧問「次、ホルン」
シ♭〜
顧問「おーけー、よ。」
初兎「先生、音程間違ってましたか?」
顧問「え、なんで?」
初兎「いや、反応が他の人と違ったので」
顧問「いえ、何もないわ。」
初兎「そうですか。」
顧問「次、トロンボーン」
シ♭〜
顧問「OK」
顧問「次、ユーフォ」
シ♭〜
顧問「ほとけ君、ちょっと高いね。少し抜こうか。」
ほとけ「はい!」
シ♭〜
顧問「OK」
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顧問「それじゃあ、基礎練やっていきます。」
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顧問「皆さん、基礎練、しっかりやっていますか?」
顧問「基礎練習というのは、演奏技術の基盤を作り上げる大切な練習です。曲をいくら練習しても、基礎練習を怠っていまっては曲を自由に吹くことができません。もしみなさんが基礎練習を適当にやってしまっているのであれば、以降、基礎練習をしっかりやるように。」
部員「はい!」
顧問「それでは、曲の方に入っていきます。」
顧問「新入部員の人たちにも楽譜を渡してあるから、見てください。吹けるようなら吹いても良いのだけれど、無理に吹かなくても、先輩の音を聴いて音を追っていくだけでも大丈夫ですよ。」
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顧問「初兎君、50小節目のリズム、違う。悠祐君、一度1人で吹いてみて」
〜〜♪
顧問「初兎君、真似してみて」
〜〜♪
顧問「OK。」
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顧問「トランペット、106小節目のハイトーン、しっかり当てるように。それから、ユーフォニアムとオーボエは、連符のリズムしっかり合わせて。もう一度」
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顧問「これで今日の練習は終わります。それでは、解散・・・」
顧問「そうだ、みなさんに聞きたいことがあります。」
顧問「コンクールに出るかということです。」
ざわざわ
ないこ「先生、コンクールは流石に無理じゃ、、、」
顧問「練習すればいいのです。厳しいものになりますが。なので、コンクールに出るか出ないかによって練習の程度が変わります。」
顧問「では、全日本吹奏楽コンクールに出たいと思う人、挙手。」
顧問「1、2、3、・・・過半数を超えたので、コンクールには出るという方針で良いですね?それでは、解散」
りうら「コンクールっていきなり全国なの?」
初兎「いや、東京都だと、都大会の予選があって、都大会、次に全国。」
りうら「へぇ〜」
ないこ「あ、君たち、一緒に帰らない?」
子供組「あ、先輩!」
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ほとけ「しょーちゃーん、難しいよぉ〜」
初兎「ほんまやなぁ。俺も注意されてもうたわ。」
りうら「連符とか速すぎてよくわかんない」
ないこ「まだ始めたばっかりじゃん。むしろあれだけ吹けてるのすごいよ」
悠祐「そんなすぐに吹けたら苦労せんやろ。」
いふ「けど、ほとけ、もう高いミ♭まで出るんだから、自慢の後輩だな!」
ほとけ「えっ////」
悠祐「なんや、それを言ったら初兎だって、一発で音の高さピッタリにしてたで」
初兎「ま、まぁ、楽器、ちょっとだけやったことあるし//」
ないこ「いやいや、りうらだって、音が綺麗だよ?」
りうら「えー?そんなことないですよ///」
大人組「それに、可愛いし。」
ほとけ「は、はぁ?!か、可愛くないし//」
初兎「俺も、可愛くはないって///」
りうら「ひ、ひよこの方が可愛いもん!」
ないこ「ほらぁ、照れすぎて意味わかんないこと言ってる。そういうとこが可愛いの!」