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運搬
「…あっ…血、、、。」
よく見ると長髪の人から血が流れ出ていた。
でもよく見るあの赤くてどろどろの血じゃない。
黄色い血。
舐めてみるとチーズのような味がした。
つまり。
【チーズケーキ】ってことだ。
最高。最高。最高。
これ以上に美味しいものはしばらく摂取できないだろう。
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俺はその人に質問をする。
「名前。俺はゆう。」
とりあえず、中性的な名前を名乗っておく。
|本名《ルカ》を名乗るのは危ないだろうから。
「…俺は、メテヲ…。」
メテヲ。メテヲ。ふうん。いい名前。
余計俺だけのものにしたい。
「そっか。そっか。」
メテヲさんの両腕をしばって運んでいく。
メテヲさんは何かを察した顔をする。
もう逃げられないからね。
無事に俺だけのものにすることは可能だったようだ。
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家の近くまで運んでいくと、メテヲさんは声を出した。
「…人外の力を集結…人外の力を集結…」
何かぼそぼそと呟いている。
きっと俺には関係ないだろう。
「…人外の力を集結できたなら…良かったんだけど…」
いつまで話しているんだろう。
声が好きだから別に構わないんだけど…。
ケーキを運搬していることがバレたら結構危うくなると思うし。
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家に到着した。
よし、これでメテヲさんは俺のものになった。