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新居はどこがいい?
開戦のゴングが、部屋のどこかで鳴った。鳴らしたのはメロルドだった。愉快でたまらないという表情をしている。
先陣を切った者は、ミュンナの保護者代表、シエロモート。
「二人とも、青の大陸になかよく住めばいいよ」
この言葉に対抗した者は、バドバルマの保護者代表、ハンギョン。
「いやいや〜。黒の大陸に住みましょうよ〜」
間に入った者は、どう考えても巻き込まれただけの被害者代表、ハルリット。
「い、いっそ間を取って、赤の大陸に住んだらどうだ?」
そして大声をあげた者は、当事者であるバドバルマ。
「俺らがどっちの大陸に住むかは、俺らが決めることだろーが!!」
バドバルマの横にいるミュンナは、ただ顔を赤くするばかり。
心配半分、野次馬半分で見ていたチャコがぽつりとこぼす。
「二人がどこに住むか迷ってること、みんなに言っちゃったのが間違いだったね」
ゲートで大陸間を移動できるのだから、どの大陸に住んでもいいという結論を出したばかりに起きてしまった悲劇である。
めでたく同棲が決まったバドバルマとミュンナの新居をどこに構えるか、という議題は、まだ続くのであった。