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君のことが嫌いだよ。 ep.4
なんかリアルすぎる(?)話を書くのも難しいよね
考えすぎもあるけれど少し沈んだ頭のまま、家に帰ってきた。
「…ただいまー。」
一番に聞こえてくるのは妹と母さんが喧嘩する声だ。
小4の妹はピアノを習っていて、レッスン以外の日は母さんが練習を見ている。
母さんも小学生の頃はピアノを習っていたらしく、知識はある。
練習を適当にしようとする妹を母さんが捕まえ、練習させる…みたいな
やってて楽しくないだろう音楽を何年も続ける2人を見ているとこう思う。
2人とも音楽になんて触れなければいいのに、と。
喧嘩でうるさいリビングには入らずに、自分の部屋に直行した。
荷物を置いて、スマホとイヤホンを手に取る。
自分の好きな曲をひたすら聴いて、本を読んだり絵を描いたり…
やりたくないけど、ちょっとは塾の宿題なんかもやったりする。
最近は吹奏楽部に入ったこともあって、吹奏楽曲を聴くことが多い。
有名なポップスも吹奏楽のバージョンになるとイメージが変わったりして面白い。
私が音楽に浸っていると、急に爆音で通知音が鳴った。
「うわっびっくりした…」
メッセージアプリの『|LIFE《ライフ》』からだった。
私の耳を壊そうとしたのは誰だろう…
確認してみると、それは意外な人物からだった。
樹『よろしく!』
「…え?」
何で私の連絡先バレてるの?
次の日、私は学校に着くなりすぐに樹の机に行った。
幸い、樹の周りにいる男子たちはまだ学校には来ていないみたい。
「結梨、おはよう。」
樹の方から先に声をかけてきた。何でそんなに爽やかなスマイルなの!?
「おはよう…って、そんなことより、何で昨日急に『LIFE』繋いだの。」
「そんなに怒る?」
「怒ってないけど…急に来たらびっくりする…じゃん?」
「まあ…そうかもね?よく分からないけど。」
「誰から私の連絡先入手したの…?」
「誰って…吹奏楽部のグループチャットからアカウント見つけてきたけど。」
あ、そういうことだったんだ…
「僕と『LIFE』繋ぐの嫌だった?」
「いや、そういうわけじゃないけど…まあ、いいや。何でもない。」
考えたら、これから樹と『LIFE』を繋ぐタイミングがあったかもしれないし、
驚く必要はなかったのかもしれないな、と思ったのだ。
「なんか、ごめんって。」
「何でもないからいいよ。…あ、男子たち、来た。じゃあ。」
「うん。じゃあな。」
私は急いで樹の席から離れて、自分の席に座ってうつ伏せた。
私は何をそんなに驚いていたんだ…?
ああ、あの爆音の通知音か…って、自分でツッコミを入れるのもつまらないな。
最近、休み時間は3人で居るけど春菜と愛実の2人が中心になって喋っている。
やっぱり部活という存在は大きいし、それが2人の共通の話題だから…
話を聞くのが嫌いなわけじゃないけど、知らない話題で盛り上がられるとな…
私は時々相槌を打ったり、笑ってみたりする。
私がふと教室のドアの方を見てみると、やよいがいて、ちょうど目が合った。
「で、先輩が凍らせたスポドリを開けると、コーラみたいに吹き出したの!」
「そんなことあるんだ!」
…2人は話してるし、私がいなくてもいいよね?
「あの、部活の友達来てるから、行ってくる。」
「OK、行ってらっしゃい。」
「ごめんやよい、いたの気づかなかった。」
「全然、私も気づいてくれるかなー?くらいの気持ちで見に来ただけだから。
さっきまで結梨が一緒にいた愛実とは友達?」
何でやよいが愛実のこと知ってるんだろう?
「うん、中学校入ってから友達になった。」
「そうだったんだ!私、愛実と小学校同じだったから友達なんだよね。」
そういうことか。
愛実とやよいはちゃんと友達だけど、私は愛実が内心苦手だから友達もどき。
あんまり愛実が出てくる会話はしない方がいいな、ボロが出そう。
「授業嫌だなぁ…」
私は無理やり話題を変えた。
「ね!早く部活の時間にならないかなー?なんなら、部活だけでいいのに。」
「確かに。部活だけ学校来たい。」
「もうすぐチャイム鳴りそうかも、また後で!」
「うん。来てくれてありがとう、またね!」
やよいと話せたおかげで、耳に声が流れてくるだけの休み時間から逃れられた。
「ふふっ…」
安心で誰もいないのに笑ってしまう。これじゃ、ただの変な奴みたい。
チャイムが鳴って、理科の授業が始まった。
めっちゃ関係ない話
最近、同じ部活に推しが誕生しましたw
なんか、可愛いし急にかっこよくなるし、意味わからんw