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君のことが嫌いだよ。 ep.5
時が経つのは早く、初めての期末テストが近づいてきた。
1学期の中間テストはほぼ小学校の勉強の延長みたいな感じだったけど、
期末からは中学校の範囲が出てくるらしい。
しかも、副教科は期末で初めてだ。
「結梨ぃ、たすけてぇ…」
「どうしたの、愛実。もしかして英語分からない?」
「そーなのぉ…何で三人称単数だと“s“とか“es“を最後につけなきゃいけないのー?」
「それは…そういうルールだからじゃない?そういうもんだよ。」
愛実と関わって分かったこと。それは、馬鹿の部類に入る人間だということ。
私は得意ではないけどそれなりに勉強ができる。
…陸上部の人たちとは違って運動はできないけど。
馬鹿すぎる人と関わっていると私まで頭が悪くなりそうだ。
「goはgo”es”…studyはstud“ies“…あーもう、わかんない!」
そう言いながら愛実は私のところを離れて、次は春菜の机の方へ行った。
いつもは春菜と2人で話してるのに勉強のことになったら
なんで急に私を頼るんだろう。
第一印象というものはすぐにはひっくり返らないところがある。
私もまだ愛実のことを少し勘違いしてるのかもしれないけど、
それに気づける?のはずっと先の話なんだろうな。
テスト期間中は部活がないから、毎日3時半には下校できる。
最近は春菜と一緒に帰っている…けど。
なぜか樹もついてくるのだ。
「最近何なの、樹。一緒に帰る人いないぼっちなの?」
「いやいや、僕に友達がいることは結梨知ってるでしょ。
いつも話しかけるタイミング考えてるじゃんか。僕が友達と話してない時。」
「それは、まあ…そうかもね。」
「それと一緒。僕も、結梨と…あ、|上崎《かみざき》と話すのは楽しいだろうなって。」
私のことは結梨なのに春菜のことは苗字(上崎)で呼ぶんだ、変なの。
「え、もしかして私、邪魔になってない?w」
「いやいや、春菜先帰らないでよ。私が春菜と帰りたいんだから。」
「上崎がいたらさらに面白いと思うんだけどな。」
「え、2人って付き合ってたりしないの?」
「「えっ?」」(結梨&樹)
「え、もしかして、違った?」
「まさか、そんなことあるわけない!」
「ただ仲良い友達なんだけど…?」
「異性の友達ってだけでこんなに勘違いされるもんなんだ…」
ちょっとショック。
樹が言ってたように、ただ仲良い友達ってだけで、それ以上になるわけない。
「じゃあさ、尾瀬くんって好きな人いるの?恋愛的な意味で。」
春菜、面白い質問をするなーw
「別に、いなく、は…ない、けども…」
樹がそう言って急に赤くなり出した。特に耳。
なんかこういう表情見ないから新鮮でちょっとかわいい。
「え、誰誰?w」
「それは別の機会じゃダメですかね?w僕今1つ暴露したんだからさ?」
「それは下校中の私たちに勝手についてきて一緒に帰ってる方が悪いよ。」
「まあ…確かにそうかも…でも!この話は終わり!終わりです!」
「えー残念。」
私から会話を見てると、春菜と樹もだいぶ仲がいいように見える。
あれ、私。また会話に入れてないんじゃない?
普通に勉強してたら、期末テストなんてもう終わってしまった。
「疲れたぁ…」
私がそう呟くと、春菜がこう言った。
「私も疲れたー…こういう時は楽しいこと考えよ!
ねえ、今度予定が合えばだけど、2人で遊びに行かない?」
テスト終わったし、行きたい!けど…
「2人で?愛実はいいの?表では仲良い風にした方がいいんじゃない…?」
「いーのいーの!たまには2人でまったり本屋行ったりカラオケ行ったり?
結梨が私と帰りたいみたいに、私が結梨と遊びたいから!」
嬉しいなぁ、たまに急にこういうこと言ってくれる人が私は好き。
「ふふ、じゃあ、どこ行く?」
よかった、私はやっぱり、2人で居れば会話に入れる。
大人数で話すのはやっぱり苦手ってことを再確認させられたな。
話の進みが遅すぎるどうしよう
しかも内容薄いどうしよう