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第一話 星空の約束
**第一話 星空の約束**
王都郊外。
遺跡から戻った数日後。
《明星の旅路》は久しぶりに休暇を取っていた。
⚔️
「平和だなー!」
🏹
「静かでいいね」
🪓
「ああ」
🪄📚
⚔️
「お前は平常運転だな」
キナコは本を読んでいる。
相変わらずだった。
ただ。
以前と少し違うこともある。
**名前**
🪽
「キナト」
🪄
「?」
🪽
「間違えた」
🪄
「絶対わざと」
⚔️
「おっ」
🏹
「反応した」
🪓
「成長したな」
以前なら首を傾げて終わりだった。
だが今は違う。
キナトという名前に、
どこか懐かしさを感じる。
**依頼**
そこへ。
アルヴがやって来た。
📖
「諸君」
⚔️
「嫌な予感」
📖
「新しい遺跡が見つかった」
⚔️
「やっぱり」
🏹
「絶対言うと思った」
アルヴは地図を広げる。
王都から遠く離れた山岳地帯。
誰も踏み込まない場所だった。
📖
「星導者に関する可能性がある」
沈黙。
🪄
「行く」
即答。
⚔️
「早かったな」
🪽
「昔もそうだった」
🪄
「?」
**夜**
出発前日。
キナコは宿の屋上にいた。
珍しく本は持っていない。
星を見ていた。
すると。
隣に誰かが座る。
ソラだった。
🪽
「珍しいね」
🪄
「そう?」
🪽
「本がない」
🪄
「......確かに」
少しだけ笑う。
**星空**
夜空には無数の星。
静かな時間。
🪄
「ソラ」
🪽
「うん?」
🪄
「僕はどんな人だった?」
ソラは星空を見上げる。
少しだけ考えて。
答えた。
🪽
「優しかったよ」
🪄
「本しか読まないのに」
🪽
「本しか読まないけど」
🪄
「ひどい」
🪽
「本当のことだし」
二人とも少し笑った。
**約束**
しばらくして。
ソラが小さく呟く。
🪽
「今度こそ守れるかな」
🪄
「?」
ソラは首を振った。
🪽
「独り言」
その顔は少しだけ寂しそうだった。
だが。
キナコは気付かなかった。
翌朝。
《明星の旅路》は王都を出発する。
新たな旅。
新たな遺跡。
そして。
まだ知らない過去へ。
⚔️
「出発だー!」
🏹
「待ってよ!」
🪓
「騒がしいな」
🪽
「行こう、キナト」
🪄
「キナコ」
🪽
「ごめん」
🪄
「嘘」
🪽
「え?」
🪄
「別にいい」
その言葉に。
ソラは少しだけ目を見開いた。
そして。
柔らかく笑った。