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5月2日、一個目の小説‼
ニニ「はい、テスト!」
…たった、一枚の紙に、こんなに絶望を感じたことは初めてだ…。
宇恵「…先生。私はシャープペンシルがないので、買いに…」
よし、これで…
ニニ「シャープペンシル…?宇恵ちゃんったら、いつの間にテスト勉強してたの!?ほら、そのテストには、◯◯年まで使われていた文房具の名前は?って書いてるんだ!」
宇恵「…__は?__」
…え、は?なに?やっぱり未来?え?…え?しかも20年ぐらい前じゃん。は?
ニニ「やったねー!これで5点は獲得だよ〜!」
5点か〜微妙…。( ゚д゚)ハッ!じゃない!
宇恵「…あの…。」
ニニ「あー、ごめんごめん、ほい!」
宇恵「…え、これって…」
絶句した。だってこれって…
ニニ「?あ、もう表示されてる?」
宇恵「だって、これ、あのキーボード…。」
ニニ「うん!一応、宇恵ちゃんにしか見えない設定にしてるからねー。これもカンニング防止のためだよ!」
だって、これ…。
あの、名前を入力してね☆
っていう文字とともに、出てきたキーボード…。
あれ、でもまあ、前出てきたんだから。いま出てくるのも普通か…。
…仕方ない、こうなったら私の能力、解禁‼
必殺!ボケーっとしながらもカンニングしたか疑われないし目立たないけど怒られるような点数じゃなく平均点よりちょっと上を目指す回答に自動的になるハンド始動!(長い)
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ニニ「まる、まる、まr…あー、ここ地味に違う!ここは普通にミス…。」
宇恵ちゃん…87点、か。いい点数とるじゃない!」
リッカ「ニニ、帰ってたの。」
あ、リッカが二階から降りてきた。リッカは集中すると結構周りの音聞こえなくなるから、私が返ってきたことも知らなかったんだろうな~。
ニニ「うん!みてみてー‼宇恵ちゃんが87点取ってたの!しかも惜しいミスが結構あって…‼」
リッカ「よくあるわよ、惜しいミスなんて。」
ニニ「採点してる側も悔しくなるんだね~。あ、そうだ。お茶飲も。リッカも飲む?」
リッカ「私も飲むわ。ありがとう。」
ニニ「ほい、温かい緑茶!」
宇恵「喉乾いた…。」
あ、宇恵ちゃんも降りてきた。
ニニ「やっほー宇恵ちゃん!お茶飲む?」
宇恵「え、それは…?」
なんか宇恵ちゃん、異様にこの世界のものに驚くよね。
ニニ「これはだいぶ前から変わらないんだよね~。ポット‼」
宇恵「…そうじゃなくて、このコップ…。」
ニニ「?このコップ?」
宇恵「…コップに茶こしが…?」
ニニ「うん。コップに茶葉とお湯をそそいで、茶こしをあげてとる。洗い物が減って楽なんだよね~。」
宇恵「コップサイズの茶こし…?」
ニニ「うん。洗い物もコップだけでいいしね。ポットはお湯沸かしてるだけだから水でさーって洗うだけでいいし」
本当これ考えた人天才だよ~。」
ニニ「あ、そうだ。宇恵ちゃん、今日はあれがあるんじゃない?」
宇恵「あれって…。」
ニニ「バイトだよ、バ・イ・ト‼」
宇恵「…あっ!」
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カフェにて…。
宇恵「あ、このカフェバイト募集してるんですね。」
ニニ「うん、そうだよ!宇恵ちゃん、やってみたら?それなら、勉強とかも少し甘めに見てあげるよ!」
宇恵「ほへ~…。まあ、応募してみようかな…。」
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そういえば今日バイトの日だった…さっき部屋にいてバイトの準備がてらお茶のもうと思ってたのに、コップのインパクトで…‼
ニニ「持ち物は特にいらなくて、服装も今のままでいいと思うよ!」
宇恵「は、はい‼行ってきます‼」
ニニ「遅刻しないだけでも点数は上がるからね~‼」
宇恵「えーっと…こっちか?いや、こっちだな。迷子になりやすいからちょっと早めに家出てよかった…。」
そして、バイトの面接が始まる…‼