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第七話 学園七不思議
**第七話 学園七不思議**
昼休み。
国立忍術学園三年A組。
⚡「……」
🟣「どうした」
⚡「平和だな」
🟣「そうだな」
⚡「眠い」
🟣「いつもだな」
そんな他愛のない会話をしていた時だった。
バンッ!
👑「大変ですわー!!」
⚡「うるさ」
🟣「何かあったのか?」
西園寺ルナが勢いよく教室へ飛び込んできた。
👑「学園七不思議ですわ!!」
⚡「帰る」
🟣「まだ何も聞いてないぞ」
👑「聞いてくださいまし!」
ルナは机に一枚の紙を叩きつけた。
そこには大きく、
学園七不思議
と書かれていた。
🟣「また誰かが作った噂だろ」
👑「違いますわ!」
⚡「そうなのか」
👑「本当にあるんですの!」
🟣「例えば?」
👑「夜中に動く人体模型!」
⚡「へぇ」
👑「誰もいない音楽室のピアノ!」
⚡「へぇ」
👑「旧校舎の幽霊!」
⚡「……」
🟣「反応したな」
⚡「帰る」
👑「なぜですの!?」
🟣「ホラー苦手だからな」
👑「あっ」
その時。
🟡「本当ですよ!」
後ろから声がした。
一年生の後輩だった。
🟡「私、見ました!」
⚡「何を」
🟡「旧校舎の窓!」
⚡「……」
🟡「夜中に人影が!」
⚡「……」
👑「顔色悪くなってますわ!」
数十分後。
⚡「なんでいるんだ」
🟣「お前が来たから」
👑「神代さんが来たからですわ!」
🟡「先輩が来るなら私も!」
⚡「帰りたい」
結局。
放課後。
四人は旧校舎へ来ていた。
ギィ……
古い扉が不気味な音を立てる。
⚡「うっ」
🟣「今ので?」
⚡「今のは怖い」
👑「まだ入口ですわよ」
中は薄暗かった。
窓から差し込む夕日だけが廊下を照らしている。
🟡「わぁ……」
👑「雰囲気ありますわね」
⚡「帰ろう」
🟣「却下」
すると。
カタン。
👑「!」
🟡「きゃっ!?」
⚡「うおっ!?」
奥の教室から音がした。
🟣「行ってみるか」
⚡「行かない」
🟣「行くぞ」
⚡「なんで」
🟣「来たから」
⚡「正論やめろ」
慎重に教室へ近づく。
トキが扉を開く。
ガラッ。
中には。
猫がいた。
🐱「にゃあ」
静寂。
⚡「猫だ」
👑「猫ですわね」
🟣「猫だな」
🟡「猫でした!」
⚡「帰ろう」
🟣「まだ何も解決してない」
その時。
二階から。
ドタドタドタドタッ!!
⚡「!?」
👑「!?」
🟡「!?」
三人が固まる。
⚡「今の聞いた?」
👑「聞きましたわ」
🟡「聞きました!」
🟣「聞いた」
⚡「猫じゃない」
🟣「猫じゃないな」
再び。
ドタドタドタッ!!
誰かが走っている音。
⚡「トキ」
🟣「ん?」
⚡「先行ってくれ」
🟣「嫌だ」
⚡「なんで」
🟣「面白いから」
⚡「最低だ」
四人で二階へ向かう。
音のした教室。
扉を開く。
そこには。
⛈️「ん?」
神代レイがいた。
静寂。
⚡「姉ちゃん?」
⛈️「ヒカル?」
👑「先生!?」
🟡「何してるんですか!?」
⛈️「忘れ物を取りに来た」
🟣「走る必要ありました?」
⛈️「階段で転びそうになった」
⚡「なんだそれ」
数秒後。
全員大笑いしていた。
👑「結局七不思議じゃありませんでしたわね」
🟣「そうだな」
🟡「残念です」
⚡「良かった」
👑「本音が出ましたわ!」
こうして。
学園七不思議の調査は終了した。
結局。
幽霊は見つからなかった。
帰り道。
👑「次は本当にありそうな場所を探しますわ!」
⚡「行かない」
🟣「行くな」
🟡「行きましょう!」
⚡「やだ」
🟣「決定だな」
⚡「なんでだよ」
今日もまた、賑やかな放課後だった。