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高校生と歪んだ愛
放課後、ヤナギはアカリに縋り付いていた。
「お願い~~~~~~!!!!」
「やだ~~~~!!!」
アカリはヤナギを引きずる。
「木陰!木陰で見てるだけでいいの~~!!!!」
「何で~~~~~」
「僕が殺されないように!!!!!」
ヤナギは自分の身に危険を感じていた。
「あぁもう、セーラー服伸びる~~!!!!」
ヤナギは必死だった。
「あぁもう、分かったよ!行くから!」
「やったぁ~~!!!!」
アカリは大きなため息をついた。
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中庭に着くと、そこには小柄な少女がいた。アカリは少し遠くから見ていた。
少女はこちらに気づくと駆け寄ってきた。
「ヤナギ先輩!来てくれたんですね!」
「あぁ・・・うん・・・あの、用件は・・・」
ヤナギは珍しくしどろもどろになる。
「あ、そうですね、あの・・・えっと・・・」
少女、サザンカは頬を赤らめた。
「私・・・ヤナギ先輩が・・・」
「好きなんです!!」
例の言葉を言い放った。
「おぉう・・・」
サザンカはそわそわしながら返事を待っている。
「その・・・付き合ってくれますか?」
アカリは木陰から、「何を見せられてるんだ」と呟いた。
「その・・・」
ヤナギが口を開いた。
「ごめんね」
「え・・・」
ヤナギは、告白を断った。
「何で・・・?」
サザンカはポカン、としていた。
「だって、まだお互い知らないことだらけでしょ?付き合うのは早いかなって・・・」
ヤナギは申し訳なさそうに話した。しかしサザンカの反応は予想外のものだった。
「なぁんだ、私の見た目とかじゃないんだね」
「ん?」
「じゃぁ・・・」
サザンカはグッと体を寄せてヤナギの顔を下から覗き込んだ。
「お友達、から始めて、お互いの事を知ればいいんじゃん!」
「え」
(wwwwwwww)
アカリは笑いをこらえた。ヤナギの顔がおかしかった事、そして、サザンカがあまり悪い奴ではなさそうに見えたからだ。
「それならいいでしょ?先輩♡」
「えええええええええええええええええええ!!!!!????????」
そうして、アカリだけでなく、ヤナギも付きまとわれる、を体験することとなった。
皆さんこんにちはーー!!
今回は書いてて楽しかったです!
ノンストップで30分位で書き終えました!
これは早いほうです。
いつもは休み休みで書くので書き始めから2日経つこともしばしばですから・・・
こないだキャラの外見紹介したのに、また新キャラが・・・
どうしようかな・・・まぁまたちょいちょい増えてきたら書くかな?
どうしても今すぐ知りたい!って人がいたらすぐ書くので、教えてください。
それでは!またにぇ~byby