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好きです。ずっと君だけが。
全校集会は好きだ。
なぜなら貴方を眺めていられるから。
「今回の集会の反省をーーー会長」
「はい。今回の会はみなさん真剣にメモをとりながら話をーーーーー」
みんなの視線の先、体育館のステージ上に堂々と立ちハキハキと話す貴方。
私の大好きな人。
生徒会長である貴方に一方的に一目惚れした私の恋は、きっと叶わないだろうけど。
それでもいいと思えるぐらいの影響力のある気持ちで私は貴方に恋をしている。
三年一組|高崎陽翔《たかさきひなと》さん。
貴方は私の顔すら知らないかもだけど、
信じられないかもだけど、
私は貴方が大好きだ。
昼休み、思わぬ出来事があった。
生徒会の友達に「ごめん、このプリント会長に届けてきて」と頼まれたんだ。
それを聞いた私は「え!?いいの!?」とすぐに了承し、生徒会室に向かった。
今は生徒会室の扉の前でイメージトレーニングをしている。
めったにない絡みなんだ。貴方を間近で見られるチャンスなんだ。
ちょっと計算するぐらい許してほしい。
よし、いこう。と思って扉を三回ノックした。
すると、すぐにこちらに向かってくるような足音がして扉が開く。
……っ!会長さんだ!!
かっっこいいなぁぁ……
思わず見惚れてしまい、あわてて我に返る。
「二年四組の|宮下歌穂《みやしたかほ》です。えっと……金本さんに頼まれてプリントを届けに来ました。」
ところどころたどたどしいけど、なんと言いきることができた。
好きで好きでたまらない人を前にしているんだ、十分上出来だろう。
はい、とプリントを差し出して貴方の方にめを向けると貴方はにこっと微笑んで、
「ありがとう。助かるよ。」
そう言って受け取りまたね、と扉を閉めた。
……っ……
私はその場にしゃがみこむ。
……かっこよすぎるよ……会長さん……
恋は盲目と言う言葉にすごく共感した。
うちの生徒会長は別にかっこよくないって友達が言ってたのにな……
せっかくたくさん考えた計算が会長さんのかっこよさで全部砕け散ってしまった。
はぁ……また会えるかな?
また会いたいなぁ……
そんな思いを胸に私は教室へと戻った。
「かほちゃん、どうしたの~?そんな可愛い顔して~」
あからさまににやけている私の顔をつんつんとつつく|金本ひなた《かなもとひなた》。
生徒会の会計でさっきプリントを頼んでくれた友達。
優しくてフレンドリーな自慢の親友。
「えーっとね……会長さんにあえたんだ!」
ひなたがプリント頼んでくれたお陰だよとつけたすとひなたは少し複雑そうな顔で、
「そうだったんだ、よかったね。」
そう言った。
「歌穂は可愛いから絶対叶うよ!応援してるからね!」
そう言ってにこっと効果音がつくような微笑みを浮かべてくれるひなた。
本当に優しいな……大好きだ……
ひなたは私と会長さんのことをずっと応援し続けてくれている。
「ありがとう、私頑張るよ!」
「うん。歌穂は可愛いんだから自信持ちなよ!」
そう微笑むひなたの瞳が曇っていたことをこのときの私は知らなかった。
はーい、またまたなに書いてるのかわからん小説でございます。
歌穂ちゃんかわいいですね。
これは4話完結のミニシリーズにしたいと思っています。
感想お待ちしています!