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#1 始まり(前編)
サクロ
宵崎奏__side__
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『【警告】部屋に移動して下さい』
「な、何よ…」
「とりあえず言う事に従おう」
「はいはい」
「けど部屋って言ったって……そんなの何処にも無いじゃない」
「確かに。おーい、部屋って何処にー……」
瑞稀の言う通り部屋なんて見当たらない。
この人は、何をしたいのかな
「……!皆さん見てください。ここに抜けられそうな場所があります」
「あっ!本当だ!はるかちゃんさすがですっ!!」
「皆さんここから移動しましょう」
「はいっ!此処は俺!天馬司が先頭へ行くとしよう!!」
「あっ!司君ずるーい!!あたしもあたしもー!!」
「ぬぁぁー!!飛び込んで来るのはやめろー!!」
「うるさっ__ボソッ__」
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結局、神代さんが先頭へ行く事になったらしい。
「皆さん、後ろからついてきて下さい」
………。うっ、結構狭い……。
「えっ、わ!」
「大丈夫?奏」
「う、うん」
「宵崎さん。無理しないでくださいね」
「あ、ありがとうございます」
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「んあー…!結構疲れちゃったなー」
「確かにそうだよね……。私も大変だったー……!」
「さすがの杏でもそうかぁー」
『改めまして、今から人狼ゲームを始めます』
「わー!なになになにー!?」
「ちょ、ちょっと絵名……」
「……。あ、あの少しだけ、ほんの少しだけで良いので休憩させて貰えませんか……?」
『了解しました。1時間の休憩を与えます。」
「えっ!1時間も貰えるの!?」
「やっ たぁー!!」
みんなとても疲れて居たこともあり、絶賛の声が上がった