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冷やし中華中毒者の末路
今年の夏はどうしても冷やし中華が食べたい。
なぜかその想いが私の中にあった⋯。そんな想いが招いた悲劇である。__何が始まるんだ__
それはある晩のこと。母が冷やし中華を買ってきた。
**私はどうしてもそれが食べたかった。**しかし、それはどうやら父のために買ってこられたものだったようで私の想いは虚しく、その冷やし中華は食べられてしまった―――。
**「冷やし中華が食べたかった!」**私は駄々をこねた。__やべーな__
しかし、冷やし中華は帰ってこない。母は困り果てて「明日買ってくる」と約束した。
そうしてとても、そうとても楽しみに待っていた。__こえぇ__
そして母が帰ってきた。
「辛いかもしれない」
その言葉に私の頭の中ははてなマークで埋め尽くされた。
冷やし中華に辛いも何もないじゃないか、と。
私は急いで母の買ってきたものを見た―――
**冷麺だった**
私は別に冷たい麺を食べたいわけじゃない。**冷やし中華が食べたいのだ。**
私は「もう自分で買いに行く」と家を飛び出した。
コンビニに行く途中の覚えている限りの私の発言は以下の通りである。
**「どうして冷やし中華は私の下へ来ないんだ」**
**「私はこんなにも冷やし中華を想っているのに」**__※彼女は気が触れています__
**「冷やし中華は私を愛していないのか?私はこんなにも愛してるのに?」**__※異常者ではないはずです__
**「私は冷麺を食いたいんじゃない。冷やし中華が食いたいんだ。なのに、なぜ⋯?」**
等々。__怖い__
ひたすらこのような内容をブツブツと喋りつつ、コンビニへ向かった。__※ただの冷やし中華中毒者です__
コンビニにたどり着いた私の気持ちは、
**ヒャッハー!冷やし中華はいねぇがぁ!**だ。__※こんな人を外で見ても近づかないようお願いします__
しかし、少しばかり涼しくなりすぎたのか、そこに冷やし中華の姿はない。
私は「チッ」っと舌打ちをして店内を出た―――。__※禁断症状でイライラしてます__
次の少し遠いコンビニに向かう途中私はずっとピリピリしていた。
目を血走らせ、ガリガリとカバンを引っ掻きつつ、ブツブツと何かを呟きながら歩くJkに人々はどう思っただろうか。__※冷やし中華の禁断症状です。決しておかしい薬の禁断症状ではありません__
コンビニに着くと、私は冷やし中華を探した。―――**あった。**
さっきまでの表情が嘘のように、私の顔は晴れやかなものとなった。
家に帰り、私は冷やし中華を思うがままに頬張った。**うみゃい**