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君が最初の恋 第一章:春の出会い
桜の花びらが舞い散る四月の朝、高校一年生の流奈は緊張しながら新しい教室の扉を開けた。
制服のスカートの裾を整え、ちらりと教室内を見渡すと、窓際の席で一人の少年が教科書を読んでいた。
柔らかな春の光が彼の横顔を優しく照らし、細く長い睫毛が微かに震えている。
その瞬間、流奈の心臓が不思議な高鳴りを始めた。
「あの…すみません、この席空いてますか?」
流奈が声をかけると、少年はゆっくりと顔を上げた。
透き通るような茶色の瞳が流奈を捉え、そしてほんの少しだけ微笑んだ。
「どうぞ。僕は春翔です」
その声は春風のように柔らかく、流奈の頬が知らず知らずのうちにほんのり赤らんだ。
「私…流奈です。よろしくお願いします」
次回二章
いいところで終わってごめんね。(いつもだけど...)