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不眠はご不満
寝れない。
眠りたいのに、眠気はあるのに寝れない。
眠りたいのに、名前をつけれないモヤモヤが頭の中に居座り続けていて。
あの時迷惑..いや、それならあの時の既読無視...
何かを思い出していたはずなのに、何を思い出していたのかを忘れてしまう。残るのは後味の苦いもやもやとした感情だけ。
あぁ、寝たい。
眠たい寝たい、でも寝れない。
睡眠薬は、買えばそれで終わるけれどバレたら色々と面倒くさくなる。
病院にも行けないし、誰かに相談もできない。相談したとてまともな回答なんて返ってこない。
寝れないというよりも、寝るという機能が体に備わっていないようだ。
永眠したらこんな悩まなくても済む、とは考えたがそれをするほどの勇気はない。
いつのまにかキッチンに立って包丁を首に当てて、結局それだけだ。
あぁ、眠たい寝たい。どうしたら寝れるのか。
そんなことを考えている間に、すでにカーテンの隙間から光が漏れ出ていた。