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6-4(c)「答えははじめから決まっている」
ルイスside
乱歩の云っていることは、理解できた。
でも、心のどこかで別の道を探す。
ワンダーランドに連れ込むということは、縛られている人たちを諦めるということ。
ロリーナを、助けられない。
ユイハ『馬鹿野郎!』
目の前にある刃。
ユイハの声がなければ良けれなかった。
ルイス「……ごめん、僕には無理だ」
乱歩『ユイハによればアリスはもう動けない。君が一人で決める必要はないけど、覚悟は決めたほうがいいよ』
ルイス「覚悟、ね」
なら、と剣を持ち直して踏み込む。
殺す覚悟はできている。
ルイス「レイラの異能を消しに行こう」
レイラ「私の異能を消す? 急に何を言ってるのかしら」
ルイス「ユイハ!」
ユイハ「人使い荒いなぁ!」
レイラが顔を上げると、ユイハが落ちてきている。
纏うは、雷。
シヴァが残した《《異能を分離させる方法》》。
それはきっと、異能を消すのにも通用する。
ユイハ「巻き込まれんなよ!」
ルイス「云われなくても!」
レイラ「っ、志賀直哉……!」
ユイハ「もう居ねぇよ。アリスが|殺した《救った》からな」
レイラ「それなら──、!」
気がつくと、目の前にユイハがいた。
ユイハ「ルイス!」
レイラに向けられていた筈の雷撃。
離れていたはずなのに、何でユイハが目の前にいる。
いや、考えている暇はない。
どうにかして避けないと、この作戦は──。
──僕にも有効だ。