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01.廊下の少年
こんちゃー!
続き書きます✍️✨
廊下は長い
でも一本道ではなさそうだ
途中で曲がり道がある
だから俺はそこに向かった
「ばぁっ!!」
突然、頭の悪そうな声とともに少年が飛び出してきた
「びっくりした?」
「……いーや全く、驚いてなんてないね」
「ふーん…つまんないの!」
こんな会話をしている場合じゃない
俺は早くここからでたい
染み付いて消えない大勢の匂い
さっきの部屋から出て少しはマシになったがやっぱり消えない
懐かしいのに気色の悪い匂い
不愉快だ
「君、出口を探しているの?」
「…あぁ」
「無駄だよぉ、君はきっとここを出られない!」
「なんでだ」
「君が選ばれし人材だから」
「どういうことだ…?」
「これ以上言ったら僕が殺されちゃうよ」
「でも僕は君の味方、だから安心して!」
「今はここに道がないから出られないけど、僕が作ってあげる!」
「…なんでそんな事ができるんだ?」
「僕の本体がとっくの昔に死んだからさ、有名でしょ?実験体2355」
「彼は実験の副作用で身体が分身するんだ」
「その分身のうちの一人が僕!」
「君は実験台6…ゴホッ!!!ゲホッ!!」
何かを言いかけた途端に彼は吐血した
「喋り…過ぎたかな…ゲホッ!君は…大丈夫…助かる…」
「別のいろんなところに分身がいる…ゲホッゴホッ!道を教えて…くれる…は…ず………」
廊下に静寂が訪れる
俺は瞬時に理解した
こいつは死んだのだと
実験体…なんだか言われたことがあるような気がする
お父さん…お母さんに…
幼馴染も…たしか…
名前なわけない
じゃあなんだ…?
廊下を進んでいく
さっき曲がってからずっと一本道だ
分身とやらにも会えていないし…
この道であっているのだろうか
すると泣き声のような声が聞こえた
そのまま進むとドアの前で女の子が泣いていた
読んでくれてありがとうございます✨
ではまた!