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大人の第一歩 2
〈注意⚠️(一応!1と一緒です!)〉
・AI使用してます!
・すごいキャラ崩壊してます!
・緑というオリキャラが出てきます!
ごめんなさい!これに気をつけて読んでください!
【コオリ、また進化する】
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和:「コオリくん、髪を染めたらどうだ?」
和子が淡々と言い放った。
コ:「はっ……? 髪を、染める?この前、ピアス開けたばっかで?」
コオリは我が耳を疑った。
身体の一部である髪の色を最近ピアスを開けたばかりなのに(と言っても二ヶ月ぐらい前)また変えろと言うのだ。
ほ:「それがいいんやないんですか?」
不意に、軽やかな京都弁が割り込んできた。
いつの間にか帰ってきていたらしい。
ショートカットの髪を揺らしながら、ほまれがひょっこりと顔を出した。
コ:「ほまれ……」
ほ:「若、和子さんの言う通りやわ。服をあれこれ変えるより、髪色一発変える方が、ガラッと雰囲気変わって『垢抜け』ますよ。ソシャゲで言うたら、今度は限定スキンの実装やね!」
楽しそうに目を輝かせるほまれの後ろから、今度は権之助が、自分の頭を掻きながら入ってきた。
権:「俺だって染めてるよ? 後ここのみんな染めてる(か、あるいは元から派手だ)よ?」
権之助はニカッと笑い、自分の少し色素の薄い、手入れされた髪を指差した。
コ:「そうか?昔と変わらないように見える…」
権:「そうなの?」
コ:「だって和子と礼(和子は紫っぽい?)は黒髪だろ?権之助は茶色でほまれは白じゃなかった?」
礼:「あ〜そうですね。ほとんど変わらないですか。」
コ:「だったら俺はこのままでいいんじゃないか?」
緑「ブリーチするとか、染めたりしたら髪色の発色が明るくはっきりするんだよ。」
その時、ドアが「パタン」と開き、緑が出てきた。
コ:「そうなのか?」
緑:「権之助は頭が鳥頭だから、それをを言いたかったんでしょ?」
権:「そうそれ〜!」
コ:「緑は染めてるのか?」
緑「私はアクセントにインナーカラーを、他のみんなもインナーカラーは染めてると思います」
コ:「そうなのか?」
焦りながら質問するコオリにみんなが答える。
礼:「そうですね〜」
確かに、和子は紫、ほまれは水色、緑はエメラルドグリーン、礼は…緑色、権之助はオレンジ色。にインナーカラーを染めてある
すると、礼がいつの間にか出した、髪を染める染色剤の説明書を見る。
礼:「へぇ、ブリーチなしでも結構綺麗に染まるタイプですね。よし、若のイメチェン大作戦、強制執行といきましょう」
コ:「おい、礼! 俺の意見は無視か!?」
礼が脅すように顔を近づけてくる。
コオリの心臓が、にわかに激しく鼓動を刻み始めた。未知の領域への恐怖と緊張が、コオリの身体を強張らせる。
緑:「和子ちゃんたち、前から(ピアス開けた時から)ワイルドじゃない?セルフで染めてる?普通、美容室とかでちゃんとトリートメントしながら染めるんだけどね…」
緑は呆れた声でクスリと笑い、コオリの肩をぽんぽんと叩いた。
緑:「私はちゃんと美容室行ってるけど。人に任せたらピリピリするから気をつけて。」
コ:「ピリピリするのか!?」
コオリの顔が引きつる。
権:「大丈夫だよ若、死にゃあて。俺が綺麗に塗ってやるから、そこに座れ!」
権之助が部屋の学習椅子を中央にセットし、コオリの肩にゴミ袋で作った特製のケープをバサリとかけた。
こうして、コオリの意に反して、「若・髪染め大作戦」が幕を開けたのだった…と思われたが。
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【第二章:アッシュセピアの洗礼】
コ:「おい、礼……本当に大丈夫なんだろうな?」
椅子に座らされ、身動きが取れなくなったコオリは、鏡越しに群がる仲間たちを見て、戦戦恐恐としていた。
礼:「美容師さんがしてくれるっていうのに何を心配するんですか?」
そう、さっき緑が「流石に初染めで権之助がやってミスったらやばいんで」って美容院を予約してくれたんだよ。
美容師さんが染料が入ったコップをふり、部屋の中に、独特のツンとした化学薬品の臭いが充満し始めた。
コ:「うっ……なんだこの臭いは」
礼:「あー、カラー剤特有のアモニア臭ですね。若、息を止めないでくださいよ? 酸欠で倒れられたら、俺たちが若を介抱しなきゃいけなくなりますから」
礼が窓を開けながら軽口を叩く。
ほ:「これ、地肌につくと結構冷たいし、後から熱くなるんよね。若、痛かったらすぐ言いなや?」
ほまれが心配そうに覗き込んできた。彼女の京都弁のイントネーションが、心なしかコオリの緊張を和らげる……ことはなく、むしろ恐怖を煽った。
美:「よし、塗りますよ〜」
美容師さんの声と共に、髪をすくい上げられた。
次の瞬間、コオリの頭皮に「ひやり」とした冷たい感覚が走った。
コ:「っ……!」
コオリの身体がびくりと跳ねる。
礼:「ほら、言わんこっちゃない。若、背筋が棒みたいになってますよ。リラックス、リラックス」
礼が肩を揉もうとしてくるが、それすらも今のコオリには刺激が強すぎる。
コ:「和子……本当に、これで俺はおしゃれになれるのか?」
コオリは、部屋の隅で腕を組んで戦況を見守っている和子に、救いを求めるような視線を送った。
和子はコオリの情けない顔を見て、ふっと鼻で笑った。
和:「コオリくん、字消士だろ?ピアスも行けたんだ、髪の一色でうろたえるな。仕上がりを楽しみにしていればいい。君は元の素材が悪くないのだから、少しの色気が加われば、見違えるはずだ」
コ:「色気……?」
コオリにとって最も縁遠い言葉だった。
緑:「一応、インナーカラー(カラーは要望の色)とカットとシャンプーで予約してたけどよかったよね?」
そうだったのか?色は聞かれたけど…
コ:「あ、へぃ…」
コオリはされるがままになりながら、頭皮に感じる妙なピリピリ感と戦っていた。
権:「痛いか? 若」
権之助が声をかけ、美容師さんが手を止める。
コ:「い、いや……痛いというより、痒いような、熱いような……不思議な感覚だ」
ほ:「それは薬が髪のメラニン色素を分解して、新しい色を入れてる証拠や。」
ほまれが淡々という。
髪全体に白いクリームが行き渡り、コオリの頭はまるで泡まみれのようになっていた。
権:「よし、終わったみたいだぞ。」
美容師さんが手際よくコオリの頭をラップで包み込む。鏡に映った自分の姿は、お世辞にも格好良いとは言えず、むしろ滑稽だった。
コ:「ふぅ……。二十分、か」
コオリは張り詰めていた糸が切れたように、長いため息をついた。
礼:「若、お疲れ様です。お茶でも飲みますか? それとも、緊張のあまり気絶する準備に入ります?(ピアスの時理論)」
コ:「礼、お前は一言余計だ」
コオリが睨みつけると、礼は肩をすくめて笑った。
放置時間の二十分間、一同はコオリを囲んで、ソシャゲのガチャの話や、次回の演習の予定について雑談を交わした。
コオリは頭の上がじんわりと温かくなっていくのを感じながら、「本当に自分の髪の色が変わるのだろうか」と、期待と不安の入り混じった気持ちで時計の針を見つめていた。
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【第三章:鏡の中の異邦人】
権:「よし、時間が来たな。若、これからは、俺たちはいなくなる。」
コ:「は?」
緑:「これからカットとシャンプー(ドライヤー)もお願いしてるって言ったやろ?その間だけうちらは出掛けてるだけってこと。」
コ「あ〜そういうことなのか?」
という流れになってとりあえず、礼たちとは別れた。
コ:「本当に染まっているのか……?」
入念にシャンプーを二回されて、ヌルヌルとしたトリートメントを髪に馴染ませてから、しっかりと濯がれた。
タオルで濡れた髪を拭きながら、コオリは恐る恐る美容院の鏡を見た。
コ:「……ん?」
濡れているせいか、まだよく分からない。ただ、心なしかいつもより髪が柔らかく、そしてほんのりと、金髪だけではない「何か」のニュアンスを含んでいるように見えた。
部屋に戻ると、メンバー全員が待ち構えていた。
美:「心配ないですよ。髪は乾くと色が明るくなります。」
そういうと、美容師さんがはさみを持って来た
美:「先にカットしますね。」
そう言われると、長年切ってなくて、長くなっていた髪がハラハラと舞い、切られていく。
ついでに、毛量少なくされた。(昔っから多いからな。)
美:「じゃあ乾かしますね」
その過程で、徐々に、しかし確実に、コオリの髪の裏側に「色」が現れ始めた。
それは、真っ黒でもなく、かといってヤンキーのような下品な色でもない。
和子におすすめされたくすんだ赤色「茜色(って言うらしい)」に染まっていた
ドライヤーの音が止まる。
静寂が部屋を支配した。
コ&美「………」
コオリは恐る恐る、どうですか?と店員さんに聞いた。
美:「似合ってますよ。お支払いはされているのでそのまま外に出てもらって大丈夫です。」
そう言われて外に出ると、礼たちが待っていた。
意外にも先に口を開いたのは礼だった
礼:「……ちっ、癪だけど、めちゃくちゃ似合ってますね」
礼は悔しそうに頭を掻いた。
緑:「え、すごい、インナーカラーでもこんな色はっきりつくんだね。」
和:「うん、見違えたな。初期衣装の面影はない(ピアスの時点であまりなかったが)。」
和子も満足そうに頷いている。
礼:「流石に若も自分で似合う色ぐらいは知ってるんですね。」
礼が意外に声を上げる
コ:「失礼だな。元々金髪だったし。」
コオリは自分の髪を少し触った。
そして慌てて、家の鏡の前に駆け寄った。
そこに映っていたのは――。
コ:「これが……俺?」
確かに自分なのだが、雰囲気が全く違っていた。
これまでは、どこか垢抜けていて、それこそ「最強不良」のようだった金髪の自分が、髪色を少し変えただけで、洗練された、どこか都会的になっている
服は相変わらず無地のグレーのパーカーなのに、なぜかそのパーカーすらも「あえて崩して着ているお洒落な私服」に見えてくるから不思議だ。
礼:「どうですか、若。ソシャゲの初期衣装+限定ピアス付きスキン(無料)から、一気に『有料限定スキン』に進化しましたね」
礼がニヤニヤしながら、コオリの肩に腕を回した。
コ:「……お前たちの言う通り、悪くない、な」
コオリは少し照れくさそうに、しかし嬉しそうに、鏡の中の新しい自分を見つめて、小さく微笑んだ。
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【第四章:染めた後の日常】
翌日の月曜日。
コオリの「髪染め」の余波は、彼自身の予想を遥かに超えて、日常に変化をもたらしていた。
和:「おはよう、コオリくん」
高校の廊下で、コオリはいつも通り和子とすれ違った。
コ:「あ、和子。おはよう」
挨拶を返したコオリだったが、和子の視線が自分の頭部に一瞬、長く留まったのを見逃さなかった。
和子はフッと口元を緩め、
和:「やはり、染めて正解だったな。歩いているだけで絵になる」
と言い残して去っていった。
コ:「え、絵になるって……」
コオリは朝から顔が熱くなるのを感じた。
さらに、食堂へ向かうと、そこには既に朝食を食べている礼と緑、そしてほまれがいた。
緑:「あ、若、おはよう。」
緑が驚いた声で挨拶をする。
コオリが近づいていくと、食堂にいた他の班のメンバーたちからも、一斉に視線が集まるのが分かった。
A:「おい、見ろよ……コオリ、髪染めたのか?」
B:「めちゃくちゃ格好良くないか? どこの美容室行ったんだろ」
ヒソヒソと囁かれる声が、ダイレクトにコオリの耳に届く。
礼:「若、おはようございます。どうです? 朝起きて鏡見た時、一瞬『誰だこのイケメン!?』ってなりませんでした?」
礼が意地悪く小突いてくる。
コ:「なるわけないだろう。……ただ、少し、自分の頭の軽さに慣れなくてな」
コオリが頭を触ると、まだ昨日、美容師さんがつけてくれたトリートメントの、良い香りが微かに残っていた。
ほ:「若、今日の服、いつもの白いTシャツやけど、全然昨日までと違って見えるわ!」
ほまれがコオリの服装を指差した。
今日のコオリは、まさに3か月前に礼にいじられた「上が白い半袖(今日は長袖の白ロンTだが)、下がジーパン(+ピアス)」という、あの初期衣装スタイルだった。
しかし、どうだろう。
髪色がインナーカラーの茜色になったことで、その究極にシンプルな「白Tにデニム」という組み合わせが、まるでファッション雑誌のモデルのような「計算されたシンプルコーデ」に見えるのだ。
礼;「本当だ。若、これならもう『課金しろ』なんて言えませんね。(僕の精神だと余裕で言います)むしろ、ベースアバターが優秀すぎて、無課金でもチートキャラに見えますよ」
礼が降伏するように両手を上げた。
コ:「そうか……? なら、良かった」
コオリはホッと胸を撫で下ろし、朝食のトレイを持ってみんなの席に座った。
権:「なになに〜? みんなで若の髪型の話?」
遅れてやってきた権之助が、コオリの頭を後ろからがしがしと手で撫で回した。
コ:「おい、権之助! セットが崩れる!」
権:「あはは! 良いじゃねぇか。俺が染めてやった髪だ、モチが良いように、今度専用のカラーシャンプー買ってきてやるからな。それ使えば、この綺麗な茜色が長持ちするぜ」
コ:「カラーシャンプー……? そんなものまであるのか」
権:「おうよ。お洒落の道は深いんだぜ、若」
権之助が自慢げに鼻を鳴らす。
そう、美容院に行った後に髪を洗ったら色がおちてしまって。
心配ながらも権之助に染めてもらったんだよ。
コオリは苦笑しながらも、自分の髪をもう一度そっと触った。
ほんの少しの、仲間の悪ノリと、思い切り。
それだけで、いつもの退屈だった景色が、少しだけ鮮やかに、新しく塗り替えられたような気がした。
コ:「……まぁ、たまにはこういう『課金』も、悪くないな」
コオリが小さく呟いた言葉を、礼は見逃さなかった。
礼:「あ、若、今自分で課金って言いましたね!? よーし、次はピアスの買い足し&右の穴あけと、それからセレクトショップに服を買いに行きましょう!」
コ:「待て、礼! それはまだ早い! 聞け!」
権:「俺もいく〜!若をトータルコーディネート!」
賑やかな仲間の声に包まれながら、コオリはまた一歩、初期アバターからの脱却(ステップアップ)を進めていくのだった。