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02:紫電が居なくなった日。
星拾いの崖…
モンドで屈指の絶景スポットとして有名だ。
…だが、星拾いの崖にいつものような穏やかな風はなく、
突風が吹き荒れていた。
中心に、水色の大きな龍と、緑の吟遊詩人が1人。
「…風が強いわね。」
「何しに来たの?騎士団のおねぇさん!」
緑の吟遊詩人が無邪気に聞く
「…わかっているでしょう。、行くわよっ!」
リサは、魔導書を開き紫電を放った。
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静寂が、星拾いの崖を包みこんでいた。
吹き荒れていた突風は嘘のようにやみ、崖の端には、
ただ冷たくなった紫色の帽子だけが残されている。
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かたん、かたん。時計の針が響く音だけが静かな団長室に響く。
焦ったジンを優しくたしなめるリサはもう居ない。
ばん!勢いよくドアが開く
「ジン団長!リサさんが…死亡状態で、見つかったそうですっ!」
だん!騎士団の部下が止めに入るのも聞かず、ジンは走り出していた。
星拾いの崖にたどり着いたときには、リサはもう息を引き取っていた。
激戦の跡はなく、ただおだやかな顔でリサは眠っていた。
まるで、一撃で終わったかのように。
ジンは手を固く握りしめた。