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暗闇の中、光を見つける。
夜恋「選ばれた…?」
意味がわからない。他の三人は知らないけど才能のない私が?
翠華「そう、選ばれた…じゃないとここには来れないから…でしょ、零…」
綾乃「零…?」
零「そーだよ。ここは選ばれた人しか入れない空間。どこでもない場所」
朱莉「どこでもない場所…」
零「翠華がこんな喋るの久々だし」
綾乃「ねえ。あなたたちは誰なのよ?」
零「俺?俺は零。ここの管理人だ」
そう、問題なのはこの二人ではない。どうして私たちが選ばれたのか。
翠華「……歌ってよ。ここに集められたんだから」
零「いるもんは全部出せるぞ」
朱莉「歌う?」
菜乃花「私はみなさんがいいのなら…」
綾乃「私も」
夜恋「わ、たしは…」
みんな「……?」
夜恋「歌えないの。私は…歌うことができないっ…」
翠華「……え」
零「歌えない…?」
朱莉「もしかして消えた伝説の歌姫"yoru"って…」
綾乃「あなたなの…?」
菜乃花「歌えなくなって。幻滅されて消えた。歌姫…」
夜恋「そうだよ!もう、歌えないの」
そう言い残して、私はその場所から立ち去ってしまった。
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あの日以来、あの歌が頭から離れない。
どうも気持ちが悪いので今日、また音楽室に行ってみることにした。
入れるか正直わかんなかったけど、やらないよりはマシだと思ったから。
翠華「……待ってた。絶対、きてくれると思ってたから」
零「昨日ぶりだな、夜恋」
綾乃「翠はずっと不安がってたじゃない」
菜乃花「綾乃さんもですよね」
朱莉「夜恋ちゃん、あなたはどうしたい?」
夜恋「私…?」
夜恋「わたし、は…」
ずっと歌いたかった。でも歌えなかった。だから、私は…
夜恋「歌いたい…みんなと一緒に…」
翠華「じゃあ…歌おう…」
朱莉「ベースとかは?どうするの」
零「お前ら楽器弾けるか?」
綾乃「一応ギターなら」
菜乃花「ベースだったらできます…」
朱莉「私ドラムできるよ」
零「じゃあお前らそれな。俺はキーボードできるから」
翠華「私と夜恋は歌おう…」