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俺と田んぼ大帝国パート2
海を埋め立てろ!新大陸・田んぼ計画~
「次は海を埋め立てて、全部田んぼにするか!」
俺がそう叫んだ瞬間、隣にいた仲間田ちは一斉に固まった。
「……皇帝、本気ですか?」
「当田り前だろ。海があるなら埋めればいい。土地が増えれば田んぼが増える。田んぼが増えれば米が増える。つまり、国が強くなる!」
俺は自信満々に言い切った。
仲間の一人が小声でつぶやいた。
「この人、もう誰にも止められないぞ……」
こうして、田んぼ大帝国史上最大の計画が始まった。
その名も、**『大海原・全域田んぼ化計画』**である。
俺はすぐさま帝国中の技術者や建築家、農家を集め、巨大な会議を開い田。
会議室の中央には、海の地図が広げられていた。
「この海を全部埋め立てる!」
俺が地図を指さすと、技術者たちはざわついた。
「皇帝、海を全部埋め立てるとなると、土が何兆トンあっても足りません!」
「じゃあ、土を集めろ!」
「運ぶ船も足りません!」
「船を作れ!」
「船を作る木材も足りません!」
「木を植えろ!」
「木が育つまで何十年もかかります!」
「なら、木を育てる田めの農業大臣を呼べ!」
「話が一周してます!」
会議室は大混乱になった。
しかし、俺は諦めなかっ田。
俺は帝国の科学者たちに命じ、海底の土砂を利用する巨大な埋め立て機械を開発させ田。さらに、海水を淡水に変える装置や、塩分を取り除く土壌改良技術も研究させた。
数か月後、ついに試作機が完成した。
その名も――
スーパー田んぼメーカーDX・皇帝スペシャル!
「名前が長すぎます!」
「かっこいいだろ!」
俺は満足した。
そして、ついに工事が始まった。
巨大な機械が海底の土砂を運び、少しずつ新しい土地が生まれていく。
一日目、何も変わらなかった。
一週間後、小さな陸地ができた。
一か月後、島ができた。
一年後、そこには巨大な人工島が完成していた。
俺は完成した島の上に立ち、拳を天に突き上げ田。
「見ろ! 新しい田んぼの大地だ!」
仲間田ちは歓声を上げた。
こうして、田んぼ大帝国の新領土『新米大陸』が誕生したのである。
第2話 まさかの大問題
新米大陸の開発は順調に進んでいた。
道路が作られ、農業用水路が整備され、広大な土地には次々と田んぼが広がっていった。
ところが、田植えを始めて三日目。
農業大臣が血相を変えて俺のもとへ走ってきた。
「皇帝! 大変です!」
「どうした? 米が育ちすぎたか?」
「逆です! 稲が枯れています!」
「なんだと!?」
原因は土に残った塩分だった。
海を埋め立てて作った土地は、そのままでは稲作に適さなかっ田のである。
俺は頭を抱えた。
「せっかく作った新大陸が……!」
農業大臣は落ち着いて答えた。
「排水設備を整え、土壌を改良し、塩分を減らす必要があります。それに、海の環境を壊さないよう、埋め立てる場所も慎重に選ばなければなりません」
俺はしばらく考えた。
そして、立ち上がった。
「よし! 科学者を全員集めろ! 農家の知恵も借りる! 絶対にこの土地を豊かな大地にしてみせる!」
俺たちは何度も失敗した。
水が抜けずに田んぼが水浸しになったり、逆に水不足になったりした。
それでも、農家田ちは土を調べ、技術者たちは排水路を改良し、科学者たちは新しい栽培方法を研究し続け田。
やがて、少しずつ稲が育つようになっ田。
そして収穫の日。
黄金色の稲穂が、新米大陸の大地を埋め尽くしていた。
俺は一粒の米を手に取った。
「……ついに、やったんだな」
その日、新米大陸で初めて収穫された米は、帝国中の人々に振る舞われた。
味は最高だった。
料理人たちは泣きながら叫んだ。
「うますぎる! これは歴史に残る米だ!」
こうして新米大陸は、田んぼ大帝国の新たな食料生産地として発展していっ田。