公開中
からぴち🌈🍑のマネージャーになっちゃった?!
「ちょっとみんな! 明日の動画撮影のスケジュール、まだ確認してない人がいるんだけど!」
オフィスに私の声が響く。
カラフルピーチ、通称『からぴち』の専属マネージャーになって数か月。私の毎日は、個性豊かすぎる11人のメンバーを追いかけることで大忙しだった。
「ごめーん、#名前#ちゃん! このゲームのステージクリアしたら絶対見るから!」
じゃぱぱさんがコントローラーを握りしめたまま、無邪気に笑う。
「だーめです! じゃぱぱさん、リーダーなんだから最初に確認してください。ほら、たっつんさんも画面から目を離して!」
「え〜? 俺は今、次の企画の構成考えてんねんで? #名前#、そんな怒らんといてや」
たっつんさんがニヤニヤしながら顔を近づけてくる。距離が近くて、思わず心臓が跳ねた。
「も、もう! からかわないでください!」
赤くなる顔を隠すように資料で顔を覆うと、横からすっと手が出てきて、私の頭をぽんぽんと叩いた。
「#名前#、いつもありがとな。こいつらがうるさくて迷惑かけてごめん」
そう言って優しく微笑むのは、しっかり者のゆあんくん。その爽やかな笑顔に、オフィスにいた他のメンバーから一斉にブーイングが飛ぶ。
「あ! ゆあん、また#名前#ちゃんにカッコつけてる!」
「ずるい! 俺だって#名前#ちゃんにいつも感謝してるもん!」
なおきりさんとヒロくんが、わちゃわちゃと私の周りに集まってくる。
「みんな、#名前#が困ってるぞ。ほら、書類なら俺が代わりにチェックするから、こっちこいよ。」
救世主のように現れたシヴァさんが、私から資料を受け取ってくれる。そのスマートな優しさに、いつも本当に救われている。
「ふふ、#名前#、今日も大人気だね」
「本当。みんな#名前#のこと大好きだからねー」
のあさんとえとさんが、お茶を飲みながら楽しそうにこっちを見ていた。さらにその奥では、るなちゃんが「#名前#ちゃん、がんばれー!」と小さく手を振ってくれている。
「みんな、本当に仲が良いんだから……」
呆れつつも、愛おしさが込み上げてくる。
その時、ずっとパソコンに向かって黙々と作業をしていた、なお兄とうりさんが同時に立ち上がった。
「#名前#、今日の編集終わった。……頑張ったから、ご褒美に今度ふたりで飯行かね?」
うりさんが、少し照れくさそうに視線をそらしながら誘ってくる。
「あ、ずるいぞうり! #名前#、俺も行く。なんなら今日、この後みんなで美味いもん食いに行こう。#名前#のおごりで……じゃなくて、俺たちのおごりで!」
なお兄が満面の笑みで提案すると、メンバー全員の目が輝いた。
「行く行く! #名前#ちゃんも絶対強制参加ね!」
じゃぱぱさんが私の腕を引っ張る。
「美味しいお店、僕が予約するね」と、どぬくさんもいつの間にかスマホを取り出していた。
「もう……。皆さん、仕事が早く終わったらですからね!」
私がそう言うと、オフィスは「よっしゃー!」という大歓声に包まれた。
忙しくて、賑やかで、ちょっぴり胸がキュンとする毎日。からぴちのマネージャーになれて、私は世界一幸せ者かもしれない。