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幼馴染のツンデレくん ep.5 一目惚れ
小説と全然関係ない雑談
数ヶ月前にディズニー行ったんですよ
その時に出勤するスタッフさんとかエンターテイナーさんを見てしまったんですよ
なんかめっちゃ真顔だったし疲れてそうだった気が…?
ディズニーって…夢の国だったよなぁ…?
(スタッフさんも人間だし…)
くっ…メタいことは言ってはいけないのだ!
テストが終わってから、1学期なんてあっという間だった。
気づけば今日から夏休みスタート。
つまり…夏休み中の課題があるということ!絶望!
美結に思わずメッセージを送信。
【助けて、課題無理】>
<【私も無理!部活と勉強両立とか無理!】
すぐに返信がきた。
よかった、みんなきっとそうだよね。1人を除いて。
「はぁ…なんで大和ってあんなに頭いいんだろう。」
きっと大和は後で残ると面倒だから課題は早く終わらせるタイプ。
勉強教えてもらおうかな…?
でも大和勉強教えるの苦手って前言ってた気がする。
とりあえず…1人で頑張ってみますか…!
「ふぅ…レポート1つ終わったー!」
え、もう5時なんだ、早いなぁ。
夏は日が長いから、まだまだ明るさが残っている。
そういえば今日はまだ外に出てない。
ただでさえ美術部で体を動かさないから、
夏休みは1日に1回は外に出て散歩をするって決めてるんだよね。
家を出て、近くの公園に来た。
「久しぶり、ブランコ。」
ブランコを漕ぐと、風が気持ちいい。でもやっぱり暑い。
私が好きな歌を口ずさんでブランコを漕いでいると、誰かが公園にやってきた。
あれ、桑原くんじゃない?
「桑原くん!」
私が呼びかけると、桑原くんは私に気づいてこっちに来た。
「桂さん!昨日の学校ぶり!w」
「うーん、久しぶりとは全然言えないねーw」
「隣のブランコ、座っていい?」
「うん、いいよ。」
「実は相談があってさ…時間があったら聞いて欲しいんだ。」
「私でよければいいよ!」
桑原くんって一見悩みなんてなさそう(悪い意味ではない)だけど、
何を悩んでいるんだろう?
桑原くんはブランコに座ると、まっすぐ前を見て話し始めた。
「僕、実はさ、美結さん…?って人に一目惚れしたんだ。」
そう言う桑原くんの頬が少し、赤くなっている気がした。
夕暮れのせいかもしれないし、そうじゃないかもしれない。
「美結って、明智美結?私の友達だよね?」
「うん。七夕祭りの時の明智さんが綺麗だなって。」
七夕祭りの時、確か美結はTシャツにジーンズ、ポニーテールっていう
シンプルな格好だったはず。
まあ、スタイルいいからそれも似合うんだけどね。
「美結はね、いい子だよ。運動も勉強もできるし、それを自慢することもない。
本人、別に運動も勉強も好きじゃないみたいだしねw
…私は桑原くんの一目惚れ、応援するよ!」
まっすぐ前を向いていた桑原くんが急に私の顔の方を向いた。
「そっか…ありがとう、頑張るから、静かに応援しといて!」
「うん、頑張れ!」
「あ、そうだ。相談なんだけど、明智さんって趣味とかある?」
「えっと、美結は器用で裁縫が上手だよ。たまに私にぬいぐるみとかくれるよ。」
すごいでしょ、私の自慢の友達。」
「へぇ、すごいや。」
「他は何かありそう?」
「ううん、それだけ。話を聞いてくれてありがとう。
それじゃあ、また2学期に!」
「うん、またね、バイバイ!」
桑原くんはブランコを降りると、少し駆け足で公園を去っていった。
また1人きりの静かな公園に戻った。
桑原くんには言わなかったけれど、美結は実はあんまり恋愛に興味がないみたい。
モテないわけでもなかった美結は、
小学校高学年あたりから男子に告白されることがあった。
でも、美結は一度も付き合ったことがない。
「美結はまだ桑原くんのこと、知らないだろうからなぁ…」
付き合うとなっても、まだまだ先かな。
帰り道。私が掲示板を見てみると、夏祭りの張り紙があった。
この前七夕祭りにも行ったけどお祭りってやっぱり魅力的で、
行きたいなぁ、と思ってしまう。
夏祭りは、七夕祭りと違って花火大会もあるから、花火も見にいきたいな。
大和とか美結、誘ったら一緒に来てくれるかな。
…桑原くんも誘ってみたり…する?
って、いやいや!それじゃあ大和とか美結に変な誤解をさせるだけ!
でも、恋の応援はしたいし…4人で一緒に行ってみちゃう?
ひとまず、大和に相談だ!
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〈Side|大和《やまと》〉
俺が塾の宿題をしていると、窓を叩く音がした。
胡桃だ。何の用だろう…?
窓を開ける。
「どうした、こんな時間に…」
「今日は1つ提案しに。」
「提案?」
「この前、七夕祭りでちょっと会ったじゃん?」
「ああ、あの時はありがとう。本当に助かったな。」
胡桃はこの前の七夕祭りで、
俺から酔っ払った女性たちを引き剥がしに助けに来てくれた。
その時に俺が胡桃のことを“彼女“って言ったのはちょっとやりすぎたな…
「あの時一緒に回れなかったからさ、今度の夏祭り一緒に行かない?」
「一緒に行くのお祭りってこだわるんだなwって…え?2人で?」
2人だったら、ちょっと嬉しかったりもするけど…
「あぁ、ごめん!変な誤解しないで!
美結と桑原くんも一緒だって言ったら…どう?」
「桑原?」
俺は桑原の名前が出てきたことに驚いたし、ちょっとムカついた。
「桑原くんも呼んじゃ…ダメかな?」
「何、胡桃。桑原のこと好きだったりする?」
やっぱり…この前桑原と胡桃が幼馴染のくだりで2人で話してた時に何かあった?
「えっとね、事情があって。」
事情を聞いて、俺は納得した。
「分かった。夏祭りには、4人で行こう。」
「うん!じゃあ、またね。ご飯食べてくる。」
「じゃあな。」
胡桃は窓を開けたまま、部屋を去っていった。
美結に一目惚れした桑原の恋のキューピットになりたい、と胡桃は言っていた。
人の幸せの応援をするって、すごく胡桃らしい。
「俺の恋も、応援してくんないかなぁ…」
夏祭りで、俺と胡桃の関係が進展したらいいのに。
吹出部分はただ新機能を使ってみたかっただけかもしれないw