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2.世界一最悪な出会い
現在、5時59分55秒。超ギリギリだが、残りの4秒の間に校門を通らないと終わるぅううう!!!
私の通っている学院――|晴ヶ丘学院《はるがおかがくいん》は門限を守らないと厳し~い罰が待っているのだ。
校門の残り少しの隙間をシュンッと通り抜ける。
時刻は5時59分59.8秒。……あっぶねぇえええええ……!!
超超超ギリギリだった。間に合ってなかったら……ひぇええ。
厳しい罰を思い浮かべ、思わず身を縮ませた。
「おいっ! お前、準備生徒だろう! 門限は6時だぞ、さっさと歩け!」
「ふぇぁ!? で、でも私、ちゃんと5時59分59.8秒に校門を通りました」
「今回の準備生徒から変わったんだぞ。6時までに教室に荷物を起き、そのまま待機までして、罰は無しになる」
「はぁっ!?」
聞いてない。いや、話してたのだろうけど、どーせ今回も私じゃないだろーと聞き流していたのだ。
「待て」
突然聞こえた、澄んでいる綺麗な声。
後ろを振り向くと、なんとも素敵なイケメンさんがいるじゃないですかー(棒読み)。
「こいつにもうできる罰なんてないだろ。ほぼほぼやりつくしただろう?」
……**ハァ!?**
なに!? 馬鹿にしてるんですか馬鹿にしてますよねぇっ!?
こいつ、よくいる『顔はいいくせに中身が最悪なタイプ』だ。
「う、うーむ……確かにもう与える罰の種類がないしな……」
ねぇ先生馬鹿にしてるの!? 怒りますよぉッッ!?
先生が「よし、あとでやるべきことをメールで送るから、とりあえず教室に行け」と私に向かって言った。
……あー、助かった、ありがとう、と言うべきか。マジなに言ってんの馬鹿にしてる? と言うべきか。
悩んでいると、彼はすでに私の近くにはいなかった。
「にっ、逃げたぁ!? 中身、ほんとに最悪じゃん!」
信じらんない。
次にあったらボッコボコのフルボッコにしてやるっ!
そう私は決意(?)し、教室へと走った。
頑張って続き書くよん