公開中
File2-5 夜の宴は終わらない
☁️「あ…っ、ぁ…ぁああぁ…」
歪んだ顔をして膝から崩れ落ちる有栖
言葉を失った
目の前に広がる最悪の光景
血を流して倒れる仲間達
🎸「嘘…だろ、」
☔「こんな…こんなのって…っ」
あいつらは3人で挑んでやられた
これじゃあ人数不足だ
死ぬ
☁️「…沙鬼は…どうして僕らを襲うの…?」
沙鬼「え?それはねー♪」
沙鬼「皆んなとお友達になりたいからなんだー♪」
友達?
友達になるために俺らを殺すのかよ
🎸「…殺して友達になるとか、」
🎸「そんなの友達って言えるわけねえだろ」
沙鬼「…ふーん、そっか」
沙鬼「やっぱりあなた達も友達にならないんだね」
沙鬼「分かった」
一瞬で間合いを詰めてきた
殺意をビリビリと感じる
☔「うり様っ!!!!」
妖乃は俺を突き飛ばしてきた
ドカアアアアアアン
轟音が草原に響き渡る
🎸「妖乃…っ!!大丈夫か!!」
☔「…っ、これぐらい…なんともありません…っ」
そう言う彼女の腰は血で染まっていた
☁️「はぁ…はぁ…っ」
🎸「…っ!!お前ら一旦逃げるぞ!!!」
☔「はい…っ、!」
俺達は立ち上がって逃げようとした
だが、有栖はその場から動こうとしなかった
🎸「…行くぞ有栖っ!!」
俺は無理やり手を引っ張り走り出した
☁️「るな…っ、るなさん…グスッ」
☁️「いやああ…っ!!るなさんっ!!るなさあああんっ!!ポロッ」
泣き叫ぶ声に俺の涙腺が緩む
のあさん、ヒビキさん、ソラさん、るな
絶対に仇はとるから
だから…見ていてくれよな…っ
---
🦖「…死んだ、ってこと、?」
突然目の前に現れたプログラムに立ち尽くす
🫘「…んな訳、ないやろ」
🫘「本当に死ぬ訳あるか!!ないよなぁ!?」
🍫「一応…前までは死ななかったけど」
分からない
分からないんだ
本当に死なないか
🎐「…ただのゲームだよ」
🎐「どうせ、ただの…」
拳を強く握りしめて莉音が俯く
🦖「…早く行こう、誰かいるかもしれない」
🦖「倒さないと…これ以上被害を増やさないために」
---
沙鬼「お友達…なんでできないのかなぁ」
ただ友達が作りたいだけ
でも、なんで?
友達を作りたい理由…
なんで?なんで私は…
⚡「見つけたで…っ、沙鬼っ!!」
振り返ると4人いた
4人とも友達なってくれるかな?
沙鬼「わぁ…!たつくんにゆあくん、めとちにくらくんじゃーん!」
🪼「…お前が、皆んなを」
…あーこのトーン駄目そうだなぁ
💡「…っくっそ、」
沙鬼「…ねえねえ、お友達なろうよ!」
沙鬼「お願いっ!」
ダメ元でお願いしてみようかなぁ
どうせ皆んな死ぬけどね
🍗「…ふざけてんのか」
🪼「友達…って、鬼と人間が仲良くなれるわけないだろ?」
沙鬼「…そっか、誰もお友達になってくれないんだ」
『お前やばっー!w』
『友達とか馬鹿じゃないの?w』
沙鬼「…っ!?」
なにこれ、
頭の中でフラッシュバックする記憶にない光景
いや、違う
これは、私がかつて言われた…
『ねえおかしいよ君』
『消えろよ』
『消えちまえ』
…うるさい、
そうだ、そう言われて…私は、
『なぁ?おぬし、わしの所に来ないか?』
『…大丈夫じゃ、おぬしの醜い記憶は全て消してあげるからのう』
『共に来い。ここから逃げて、憎い奴らを殺そうじゃないか』
沙鬼「…」
🍗「…動かなくなったな、」
⚡「…隙ありっ!!!」
うるさい、
うるさいうるさいうるさい…っ!!!
沙鬼「`っあああああああああああぁぁぁぁ!!!!!`」
🪼「なんだこれっ!?」
💡「は!?おいたつやっ!!!逃げろっ!!!」
私は狙いを定めた
沙鬼「`友達にならないなら消えちゃえ…`」
沙鬼「`みんなみんな消えてよっ!!!!`」
沙鬼「`**幻桜連鎖**`!!!!」
桜の花びらが夜の世界に舞い上がる
やがて花びらは光り輝き何も見えなくなった
🪼「やばいやばい!!!お前ら大丈夫か!?」
沙鬼「油断したら駄目だよ」
🪼「な…っ!?」
ザシュッグサッ
🪼「がは…、ッ」
🍗「おい、なんだこれ…っ!?」
⚡「おれは…どこで…なにを…」
💡「さっきまで、なんでおこってたんだ…、?」
この技は皆んなを分断させて記憶を曖昧にすることができる
だから今のうちに皆んな…
ザシュッ
沙鬼「痛っ!?」
🎮「っはぁ…はぁ…っ、お前の好きには…っ、させないっ!!」
掻い潜ってきた…?
この技を掻い潜るなんて…
…気配が集まってきた
全員がこちらに向かっている
沙鬼「…きゃはっ、w」
沙鬼「`きゃはははははっwきゃはははは!w`」
🎮「な、なに…笑って、」
沙鬼「`そろそろ本気出しちゃおっかなー?`」
私は最後の構えをした
🎮「何する気だ…っ!?」
沙鬼「`お友達にならないならみーんな殺してあげる…っ!!`」
沙鬼「`**夜ノ花宴**`!!!」
🍗「新しい技…っ!?」
👓「皆んな油断するな!!!」
全員の視線が私に突き刺さり、
私は笑った
沙鬼「`咲いて散りゆく〜夜の花〜♪`」
🍫「何これ…花…?」
🎈「何これ何これ意味分かんないっ!!」
🐉「皆さん気をつけて!この花びら…感覚を鈍らせてきます…!」
沙鬼「`誰ぞを誘う〜月の影〜♪`」
ザシュッ
⚔️「ごふ…ッ、なん、ぇ…血…っ!?」
沙鬼「`1ひら舞えば〜夢のなか〜♪`」
ザシュッ
🌷「ゔ…ッ、!?がは…っ、ごほ…ッ」
🌱「なお兄…ぇ、、なお、…え、?」
沙鬼「`二ひら舞えば〜声もなく〜♪`」
カシュッ
🌸「痛い…っ、いや…っ、、やだぁ…っ、ポロッ」
🐸「心寧…?おいっ、心寧大丈夫かっ!!」
沙鬼「`三ひら四ひら〜まどろみに〜♪`」
ザシュッザシュッ
カエデ「…っ、ごほ…ッ」
🫘「嘘…やろ…ッ、がは…ッ」
誰から殺そうかな?
…あの子にしよっと
沙鬼「`五ひら六ひら〜♪`」
ザシュッ
☔「かは…ッ、っく…鬼め…っ!」
立ち向かう程の気力はあるんだ
残念だなぁ
沙鬼「`鬼の宴♪`」
ばいばい
グサッッ
☔「…ッ!?ごふ…ッ、」
私はあやちの胸に斧を突き刺した
やがて花びらは消え、皆んなの姿が露わになった
---
どうなってる…どうなってんだ
花びらが消えると、
傷を負っている者が何人もいた
中には重症で立てない者も
そんな中鬼は、
沙鬼は、
妖乃の胸に斧を突き刺していた
🍗「は…、?」
🎸「妖乃ーっ!!!!」
🎸「…っやめろおおおおおお!!!!!」
うりは剣を片手に鬼に向かって突っ込んだ
沙鬼「…うるさいよ?うりくん黙って」
ズシャッザシュッ
☔「ぅ…ッ、バタッ」
🎸「がはッ!?…っく、ッ」
沙鬼は妖乃に突き刺した斧を抜いてうりを斬った
妖乃は血まみれになりながら倒れた
朔夜「お、おい妖乃!大丈夫か!!」
☔「……さく、や……様」
☔「うり…様を……、どうか…おた、…す……け…、だ…さぃ…っ、」
妖乃は朔夜の手を握ったが、
ゆっくりと地面に垂れていった
`*雨憂妖乃はゲームから脱落した*`
朔夜「……そん、な…っ」
👓「…っ!!皆んな逃げろーっ!!!!」
もふくんの叫び声で俺は我に返った
🍗「逃げなきゃ…っ、このままじゃ皆んな…っ!!」
沙鬼「`いかせない`」
ザシュッ
🌱「がは…ッ、!?」
🌷「…、!なみさん…っ!!」
抵抗しながらも残酷に斬られていく仲間達
その傷が積み重なって
もう俺達はまともに動けなくなっていた
沙鬼「…私はさ?皆んなとお友達になりたいだけなんだよ?」
沙鬼「なのに、皆んながなってくれないから…っ!!」
🎈「ふーッ…ふーッ…ゴホッ」
息をする度、動く度に血が零れ落ちる
⚔️「血…っ、血が…血がぁあ…っ!!」
👓「誠さん落ち着いてっ!!大丈夫…っ、前を見て…っ!!」
沙鬼「あーあ、苦しそう…!!」
沙鬼「私が今すぐ助けてあげるからね!」
彼女の言う助けるという言葉、
それはきっと、、
…そういうことだろう
🦖「あず…っ、大丈夫っ!?」
🫘「…っまあ、なんとかだい…っ、ゴホッ」
亜樹沙はドロっとした血を吐き出して蹲った
もう動けない
🐑「……璃玖、動ける?」
🎮「大丈夫」
その時、2人が立ち上がった
⚡「んぁ…ヒロくん…、?」
💡「なんや…これ、いつの間に…っ!?」
沙鬼「あー、能力の効果もう解けちゃったかー」
能力の効果…?
さっきの能力と関係あるのか?
🐑「いくよ!!」
🎮「おう!!!」
ヒロくんと璃玖は思いっきり地面を蹴って沙鬼の間合いに入った
沙鬼「早っ…!?」
ザシュッザシュッ
沙鬼「っぐ…ッ、」
🎮「いける…!いけるよ!」
🐑「OK、行くぞ!」
**“相棒!!!”**
2人は剣を片手に走り出した
沙鬼も苦しそうな顔をしている
🎸「…殺してやる」
🎸「お前だけは…っ、許さねえ…っ!!!」
🎐「えと、無理しないで」
🎐「…ここは私が行く」
🌷「…なみさん任せてください」
🌷「僕が倒しますから」
🍫&🌱「う、うん…」(ドッキ-ン♡
2人の猛攻に俺らも立ち上がる
🦖「行くぞ皆んな!!!」
『おおおー!!!!』
沙鬼「…皆んなお友達なんだ、」
沙鬼「私だけ…私だけそうやって…っ」
『消えろよ』
『消えろ』
『居なくなれ』
『○○なんていらない』
**`『消えろ!!!!』`**
沙鬼「…もう、分かったよ」
沙鬼「あなた達と友達になんてならない」
沙鬼「`みーんな殺してあげる`」
おつなこ!!!