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公開中

乖離

宗
男の両の手が胎の奥底へとっぷりと、まるで水面に指をつからせるようにして波紋をつくって漂い、臓器をその人差し指で内混ぜにされているような感覚に陥った。 ああ、心がざわつく。不安で怖くて、冷や汗がたらりと首の表面を撫でるように落ちた。 怖くて震える。なのに、漏れでる浅い呼吸音と弾み続けるこの心臓が叫んでいる。 抱かれたい____と 「っ___ああ!」 抑えられない、もうこのままその大きな手のひらで身体の奥の奥まで掻き乱して、壊してほしい。 「っどうか、っっぅぁ」 どうか殺して、この一握りで潰れてしまいそうな|柔《やわ》く小さな心臓をその手で____ なんて、言えるわけがない。 わかっているこれは夢だ。こんなにも感触が生々しい夢に縋ってしまう。ひどい夢だ。 もがき苦しんで、泣き疲れたら気づけば朝になっていた。 「わたしって……」 ああ、私は好きなんだ。男に命を危ぶまれるのが…… 「ドM?」 ………………… |高松 秋《たかまつ あき》 性別:女性 年齢:23歳 職業:起業家、投資家 備考:パトロンが数人いる。いずれも有名企業関係者、政財界、芸能界に属する者たち。(哉倮組、参謀との接点の可能性大) ➡︎繋がりの発端は恐らく、高松が大学時代に働いていた会員制の高級ガールズバーの可能性が高い。 以降、経歴や家族の詳細に関しては別紙にて
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