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絵心の話(前編)       シリーズ14

小学校からの帰り道。 帰っても暇だから、遠回りをしようと思って、本来まっすぐの道を曲がった。 曲がった時、人が3人見えた。 1人は顔も知らない、クラスメイトかもわからなかった。 1人は大人で、顔も知らない子を車に乗せようとしていた。 その向こうに見えたのは、赤い髪の子。 千切君だった。 千切君は小学校の方へ走っていった。 とてもはやい、と思った。 それと同時に、間に合わないとも思った。