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きゅうくらりん その後
神様はなぜ僕らを見捨てるのだろうか。
目の前には冷たくなった恋人がいた。
僕のせいだ
僕があの日、彼女の家に行ったから。
僕が殺した
僕が自分の気持ちを言ったから。
僕が彼女を消した。
葬式で骨になった彼女を見たとき、涙が溢れた。彼女の家族も泣いていた。
ああ、愛されていたんだなぁ。自分はまったく愛されずに生きてきたから、少し羨ましい。
僕は泣きながら骨を集めた。
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葬式が終わったあと、家に帰る前に店に寄って、ロープを買った。
恋人を失った僕に残るものは、何もない。
家族は僕を必要としてないし、最愛の人も失った。
生きる理由も失った。
「・・・」
ロープをそっと首に掛ける。
そして、僕は思い切り自分の乗っている椅子を蹴った。
きゅくらりん終わりと言いながら、また考えてしまった、その後。
この話は本当にほぼ自分用です。ご了承ください~